三豊市 当初予算案は過去2番目02月26日 07時07分ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190226/8030003152.html
三豊市の新年度の当初予算案は、AI=人工知能の技術を活用した人材育成やスポーツ振興などに重点を置いたこと
から、一般会計の総額が329億円余りと過去2番目の規模となりました。
三豊市の新年度の当初予算案は、一般会計の総額が329億7000万円と今年度の当初予算に比べ21億3000万円、
率にして6.9%増え、過去2番目の規模となっています。
これは山本地区の4つの幼稚園を統合し新たな幼稚園を整備する費用に6億4500万円余りを盛り込んだことなどが
主な要因です。
このほかの歳出ではことし4月に設置されるAI研究の第一人者、東京大学大学院の松尾豊特任准教授の研究室と
連携しAI技術を活用した産業の活性化や人材を育成する事業に1100万円余りを計上しています。
また、高瀬町のサッカー場を整備し、サッカーJ3のカマタマーレ讃岐の練習拠点とするなど、地域スポーツの振興に
2億6000万円余りが盛り込まれています。
歳入では市税が76億8000万円余り、地方交付税が101億円とそれぞれ今年度より2%増えると見込まれています。
また借金にあたる市債は31億円余りで「合併特例債」を活用することから今年度よりおよそ33%増加しています。
三豊市の新年度の当初予算案は、27日から始まる定例市議会で審議されます。