世界銀行は19日、新興・途上国の債務に関する報告書で、2018年の公的部門と民間部門の
債務残高が55兆ドル(約6000兆円)と過去最大を更新したと発表した。
 債務の規模や拡大ペースは「過去50年で最も深刻」と強調。金融危機リスクに警鐘を鳴らした。
債務は国内総生産(GDP)比で見ると、168%に膨張。主に中国などで拡大し、急増が目立ち始めた10年から50ポイント超上昇した