>>447
ω = (z+2i)/(z+1)
zは実数であるから |ω|^2 = (z^2+4)/(z+1)^2
ここで r = z+1 とおくと |ω|^2 = ((r-1)^2+4)/r^2
よって |ω|^2 = 5/r^2 - 2/r + 1 となる
さらに s = 1/r とおくと |ω|^2 = 5s^2 - 2s + 1
|ω|^2 = 5(s-1/5)^2 + 4/5 ≧ 4/5 なので
|ω|^2 は s=1/5 のとき,またその時に限り,最小値 4/5 を取る
つまり |ω| は z=4 のとき, またはその時に限り,最小値を 2/√5 を取る

(2) ω = (z+2i)/(z+1) を同値変形することで
z = (-ω+2i)/(ω+1) が得られる.
|z|=1 より |ω+1| = |ω-2i| となる.
これは複素平面上の2点 -1 と 2i を結ぶ線分の垂直二等分線上にωが存在することを意味する.
よって簡単な計算によりωの実部と虚部はそれぞれ x, x/2+3/4 とわかる(x:実数)
ωの偏角が 3π/4 であることから -x = x/2 + 3/4 だから x = -1/2 となる
よって ωの虚部は 1/2 であり ω = -1/2 + i/2 が得られた.