>>274 補足の補足

要するに、時枝記事の解法というのは
実数Rよりなる、可算無限数列があって、
なにか数学的に妥当な方法で決定された数Dがあって
X0,X1,・・・Xn,・・・XD,XD+1,XD+2,・・・と書けたとして

・{XD+1,XD+2,・・・}の情報を使って
 XDの値が、確率1-ε で決められるという

しかし、ながら、そうなると
現代的な関数概念で
任意の実関数
f:R→R
で、関数値の列
f(x0)=X0,f(x1)=X1,・・・f(xn)=Xn,・・・f(xD)=XD,f(xD+1)=XD+1,f(xD+2)=XD+2,・・・で
(なお、このように定義域に、数列 x0,x1,・・・xn,・・・xD,xD+1,xD+2,・・・ が取れることは自明)

ところが
f(xD)=XD なる関数値XDについては、
{f(xD+1)=XD+1,f(xD+2)=XD+2,・・・}たちとは無関係に取れるので
”{XD+1,XD+2,・・・}の情報を使って
 XDの値が、確率1-ε で決められる”という
時枝記事の解法とは矛盾
矛盾が起き、否定されるべきは、時枝の方
関数値列は、時枝記事の解法の反例となる
QED