古典確率を考えれば,
P(H1)={おばけが存在する},
P(H2)={おばけは存在しない} としたとき,
P(H1)=P(H2)=1/2 と考えられる.

(1. 存在するかしないかの2通りで1/2)
(2. おばけという事象を客観的に観測され得ない
状況において,それぞれが存在する or 存在しないという
確率が確かめられないため,
"principle of insufficient reason(理由不十分の原則)"から
それぞれの確率は同程度の確からしさであると考える)

しかしながら,主観的には,おばけは存在しないと
推測されるだろうし,実際的に,
「おばけという事象が存在する可能性は低い」と考える
のが妥当だろう.これは,客観的観測に基づくものではなく,
主観的な推測に拠るところが大きい.
したがって,主観的確率から,
P(H2) >>> P(H1)≒0.000… という風に考えられる.