高校の頃、クラスメートと確率の話をしていたら
「コインを投げて表が出たら、次は裏が出やすくなる」
と言われたことを思い出した
俺はその時「お前は確率のことを誤解してる。表が出た後も裏が出る確率は50%だよ。」
と教科書的な説明をしたが「いや自然界ってのは、同じ事象が続けておきにくくなるように、
うまくバランスが取れるように出来てるもんだよ。」
みたいに言われて「はあ?!」となった

しかしよくよく考えてみると、コイツの考えは間違っていると
頭ごなしには言えないような気もしてきた

すなわち、コインを投げて表が出たら、そこに量子論的な効果が働いて
次は裏が出る確率がわずかだけ高くなる、という仮説もあり得るということである

この問題については、たとえば次に裏が出る確率が50.5%くらいに高まる
という仮説であれば、実験によって確かめることも可能かもしれない

しかし、50.0005%くらいに高まる、というような仮説であるとしたら
これは実験によって確かめることは困難といえよう
この数値でも労力を使えば確かめられるかもしれないが
さらに50.000005%の場合はどうか
というように数値をどんどん小さくしていくと
実際上、実験によって確かめることは不可能な領域にまで到達してしまうように思われる

この疑問はどうやって解消したら良いのか
分かる奴がいたら教えてもらいたい