2020年1月17日 / 10:30 / 2日前
アングル:米株、大統領選への不安緩和 民主ウォーレン氏失速で
Reuters Staff
https://jp.reuters.com/article/us-stocks-election-idJPKBN1Z
トレード・アラートのデータによると、ヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンド(XLV.P)の30日のインプライド・
ボラティリティーは15日午前の時点で12.2%と、昨年10月初めの18.9%から低下している。

トールバッケン・キャピタル・アドバイザーズの創設者マイケル・パーブズ氏は「ウォーレン氏の支持率が上昇傾向
にあったころは(党候補者指名レース初戦となる2月3日の)アイオワ州党員集会に対する懸念が高まっていたが、
そうした懸念は後退した」と述べた。

ただ、民主党候補指名争いを巡る不安が完全に払拭されたわけではない。2月下旬に期日を迎えるシカゴ・
オプション取引所(CBOE)ボラティリティー指数(VIX).VIX先物は、ボラティリティーの上昇を示している。先物
は今後1カ月の見通しを反映しており、対象期間にはカリフォルニア州やテキサス州など重要州の予備選が
行われる3月3日のスーパーチュースデーが含まれる。

また、大統領選の投票日である11月3日に近い時期も、インプライド・ボラティリティーが大幅に上昇している。