高校生ワイ、探求授業で菌床に大電圧を近づけたった
学校の探求授業で菌学かじってみてるんだが、落雷地点周辺の菌糸が活性化する原理に関する1仮説を聞いて、誘導コイルを借りて実践した その仮説というのは、3万ボルトほどの電圧を持つ大電流の放電を菌糸に近づけると一旦成長が止まってから急激に成長が活性化するというものだ なんの問題も起こらず、ワイは大電圧をかけた菌床を実験室の温度管理装置(気象室)にぶち込んで他の実験に励んだ しばらくするとやけに香ばしい匂いがしてきた
バターが焦げる匂いである
これはなんだろう?ワイは気になった
気象室の方から漂ってくる匂いらしい そして気象室のドアを開けた瞬間、しいたけのバター焼きの匂いがしたのである
ワイの腹は大音響を立てた そしてその直後我に返る
……どこから出た匂いだ?
菌床をどけた瞬間、その匂いは菌床から漂ってくることに気づいた ワイ「ふぇ?」
菌床(しいたけのバター焼きの香り)
ワイ「焦げとらんよな?」
菌床(熱くもない、見た目も異常なし)
ワイ困惑 結局しいたけの菌床がどうなるかによってあの匂いが何だったのかは変わるので今のところ何だったのかはわからん
ただ一つ言えるのはあの匂いで三杯は白飯が食えたであろうということである