ニートねる「ばーか」
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平手「なに?」
ニートねる「言葉の暴力してみた」
平手「…」
ニートねる「今なんて思ってる?」
平手「冗談になってないからね?」
ニートねる「怒ってる?」
平手「呆れてる」
ニートねる「私と戦う?」
平手「戦わないよ」
ニートねる「誰かに相談する?」
平手「しないよ」
ニートねる「お金貸して」
平手「貸さない」 ニートねる「うんうん、よしよし」ナデナデ
平手「なに」
ニートねる「ありがとうね」
平手「意味分かんないから」
ニートねる「てちが誰かの味方になって自分の気持ちと考えを伝えてたのが嬉しかった」
平手「…」
ニートねる「私も言葉の暴力はたくさん受けてきたから、他の子も受けてるのたくさん見てきたし、だからありがとうねって」
平手「…」 ニートねる「さっきまで、私一人の言葉で変わるくらい簡単な世界なら誰も涙なんか流してないって思い詰めてたよね?」
平手「…うん…そんな風には思ってたけど……」
ニートねる「ばーか」
平手「そういうことで言ったの?…でも実際そうだよね?分かってくれなんかしないんだよ…」
ニートねる「ばーかばーか」 平手「追い詰められて…追い詰められて…それでも逃げずに戦える人間なんか…本当は一人も居ない…って私自身が良く分かってるんだよ…」
ニートねる「そうだね、私も逃げちゃったし」
平手「逃げたくなかった…1つから逃げたらどんどん…自分の出来るはずのことが自分からどんどん逃げて行って…それでも私は私が私である事だけは失いたくなくて、そのために戦い続けたくて…でも…」
ニートねる「一人で抱え込みすぎてたよね」
平手「ほんっと…今日さぁ?!どの口がさぁ?!言ってたんだろうね?!なんなんだろうね?!!どうしてさぁっ?!…」
ニートねる「うんうん」
平手「うんうんじゃないよ?ねるもだよ?なんで一人で抱え込んじゃったの?私はねるともっと欅で一緒に頑張っていたかったんだよ」
ニートねる「…あはは、、、ね、そうだったね、ごめんね、あはははは、ちょっとティッシュ持ってくるね」 平手「言葉の暴力、怖いよ」
ニートねる「チーッ!!…そうだね…でも今日の言葉が全然意味無かったなんて思ってるんならそれこそ怖いよ、てちもティッシュ使って、顔ひどいから」
平手「ねるのが多分ひどい、車にひかれたたぬきみたいに顔ぐちゃぐちゃだから」
ニートねる「言葉の暴力だよ〜!」
平手「…ねえ、ねる?」
ニートねる「なに?」
平手「私はちゃんとこれからも私で居続けられるのかな?」 ニートねる「どういうこと?」
平手「欅じゃない場所でも逃げない自信なんか全然無いからさ…私の中に居る私を繋ぎ止める自分までいつかはさ?逃げちゃったらさ?」
ニートねる「…」
平手「もうこれ以上自分が分からなくなるなんか嫌だよ…」
ニートねる「私もわからなくなってるよ、逃げるって簡単な事じゃないんだって逃げる前よりすごく感じてる」
平手「二人ともそのうち死んじゃうのかな」 ニートねる「そうなってきたら二人で戦おうよ、ゆるく、ね?」
平手「…」
ニートねる「てち、わたしは、死にたいって、分からないって、逃げたいって、言っても良い相手だからね?」
平手「…」
ニートねる「てちがいっぱいいっぱい思い詰めててもばーかって言ってずっとずっと心のドア叩くから」
平手「…」
平手「ばーかってのはなんか理佐のイメージw」
ニートねる「この前のけやかけ?w」
平手「うんww」
平手「ねえ、ねる」 平手「ありがとう」
ニートねる「ううん、いっぱい話してくれてありがとう、いつもニートの私に付き合ってくれるのもありがとう」
平手「ねるが居てくれて良かった」ボソ
ニートねる「え?なにか言った?」
平手「…疲れたから一緒に寝よ」
ニートねる「うん」
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