【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 ★2
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前スレが文字数制限で心が折れたので新しくスレを立ててしまいました
基本的にただただ妄想を書いてくだけなんですが
たまに映画とかからパクったりもします
僕は小心者なので中傷は禁止させてください
優しい言葉で励ましたり褒めてください
よろしくお願いしますm(__)m
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvv:1000:512:----: EXT was configured 「ねぇ、八戒ちゃんが言ってたのと違くない?街の雰囲気」
愛しの理佐ちゃんがホテルの窓からしもじもの者たちを見下ろしながら呟く
例によって街一番の超高級ホテルの最高級スイートに宿泊してる三蔵一行
理佐ちゃんそっくりのお姫様クラリサを救ったことでお礼をたんまりいただいたからには当然だ
「確かにキャバクラがたくさんあるような雰囲気じゃないね」
理佐ちゃんに同意する俺
「そりゃあそうですよ、この街の入口に信仰の街なんて書いてありましたからね、歓楽街とは真逆な街ですよ」
俺と理佐ちゃんの疑問に答えるように話し出す沙悟浄
「宗教が支配する街か、俺には合わないから1泊して次の街を目指すか」って呟く俺に
「恐怖新聞の件は放って置くんですか?」
理佐ちゃんがビビらないように小声で聞いてくる気づかいの沙悟浄
「今悟空が八戒と鬼形礼に紹介された新聞屋に様子見に行ってるからよ、今晩にもケリつけてくるよ」
なんてたかだか悪霊ごとき屁でもない俺 「理佐ちゃん、悟空と八戒が戻るまで外でもぶらぶらする?」
愛しの理佐ちゃんを退屈させないように気を使う俺
「いいね!」
なんて乗ってくる理佐ちゃん
「用心のためにお守りどうぞ」
素早く理佐ちゃんに差し出す沙悟浄
「似合う?」
沙悟浄のお守り首からぶら下げて聞く理佐ちゃん
「寅さんみたいで似合うよ」ってすかさず褒める俺
ホテルのロビーに降りてきた俺と理佐ちゃんと沙悟浄
なにやらフロントが騒がしいので足を止める
「やいやいやい!このホテルに三蔵法師様の偽者が投宿してるだろ!とっとと連れて来やがれ」
めっちゃ柄の悪いオッサンがホテルの支配人を怒鳴っとる
「なんだか変な事になりそうだな」って嫌な予感な俺
「確かに嫌な予感しかしませんね」
答えながら武器の宝杖を取り出す沙悟浄
「支配人頑張ってくれてるけど迷惑かけたら悪いから名乗り出るか」
沙悟浄に目で合図送る俺
ただならぬ気配にも関わらず
「ねぇ、私の偽者が同じホテルに泊まってんの?」
なんて呑気なこと呟いてるたまに天然な理佐ちゃんだから好き 「おい!下郎ども!末法の世を救わんと幾多の苦難を乗り越えて遥か天竺を目指し旅をする聖師玄奘三蔵を偽者呼ばわりとは片腹痛し、ひとり残らず相手してやるから表に出ろい!」
偽者呼ばわりされてんのが自分と気づかない迂闊な理佐ちゃんを背中に庇いつつ大音声でハッタリかます俺
俺の大声にこっち見る柄の悪いオッサンと手下のチンピラたち
ざっと10人か・・・
「てめえ等が三蔵法師様の名前を騙る悪党どもか?いい度胸だ、街の広場で相手してもらおうじゃねえか!」
そう言ってホテルの外に歩き出す柄の悪いオッサンと手下のチンピラたち
「ねぇ、なんで私が偽者なのよ?」
なんて非常事態にも関わらず疑問を放って置けない理佐ちゃん
「俺にも分からないけど、今は沙悟浄が犠牲になってる間に逃げようよ」
俺と理佐ちゃんの前を歩く沙悟浄に聞こえないように理佐ちゃんにささやく俺
「悟浄ちゃん可哀想じゃない?」って優しさに負けそうな理佐ちゃん
「沙悟浄は妖怪だから大丈夫だよ、逆に理佐ちゃんと俺が居る方が足手まといだよ」
なんて理佐ちゃんの手を取り広場とは逆の路地に消える俺 「お姉さんビールまだ?」
荒くれどもの相手を沙悟浄に任せて理佐ちゃんと逃げ込んだ叙々苑游玄亭
「ねぇ、ビールなんて飲んでる場合なの?」
なんて言いながら手際よくお肉を焼いてくれる愛しの理佐ちゃん
「うーん?何から何まで分からないことだらけでさ、ちょっと考える時間が欲しいんだよね」
ビール飲みながら悩ましい顔する俺
「私が偽者ってことは本物の三蔵法師が居るってことかな?」って呟く理佐ちゃん
「それはないよ、観音菩薩である俺が推挙したの理佐ちゃんだけだからね、この街で三蔵の名前を騙ってる悪党が居るってことだよ」
肉とビールのお陰で冴えてきた俺の頭脳
「それにしても何だって俺たちがあのホテルに宿泊してるの分かったんだろう?」
さらなる疑問を抱く俺
「それは私が八戒ちゃんに言って『三蔵一行宿泊中』って看板出さしといたからだよ」
こともなげに話す理佐ちゃん
「なんで・・・?」って意外過ぎて呆然な俺
「昨日オダナナからLINE来てさ、この街で会うことになったんだ」
なんてしばらくぶりに旧友の織田奈那に会えるんで嬉しそうな理佐ちゃんだから好き 「オダナナが私が泊まってるホテルに会いに来てたらまずいから戻ろうよ」
欅寺で修行してた頃の同期生織田奈那訪問にウキウキが止まらない理佐ちゃん
「友達が会いに来るぐらいでそんなに浮かれんでも」
恐怖新聞の死亡予告や偽三蔵の件も片づいてないってのに浮かれる理佐ちゃんに苦虫を噛み潰した表情になっちゃう俺
理佐ちゃんをこんなにウキウキさせる織田奈那に対するジェラシーが混ざってんのは言うまでもない
「俺君、騒ぎ収まってるよ」
ホテル見えるなり喜ぶ愛しの理佐ちゃん
「沙悟浄が上手くやってくれたみたいだね」
理佐ちゃんとハイタッチする俺
「すいません、私を訪ねてラクダ顔の女の子来ませんでした?」
ホテルのフロントに訊ねる理佐ちゃん
「ラクダ顔の来客はありませんでしたけど栗をくわえた娘さんが訪ねてまいりました」
なんて言いながら栗娘の連絡先を差し出すフロント係
「栗をくわえた娘って・・・妖怪の類いかなんかかな?」って呟く俺に
「たぶん美愉のことだよ」
嬉しそうに呟く理佐ちゃん これまた欅寺の同期生登場に何だか理佐ちゃんを独り占め出来なくなって来そうな予感が切ない俺
理佐ちゃんに促されて最高級スイートに引き揚げる俺
「酷いじゃないですか〜」
俺と理佐ちゃんの顔見るなり文句言う沙悟浄
「わりい、わりい、俺と理佐ちゃんいたらお前の足手まといになりそうだったからさ身をかわしてたんだよ」
笑いながら沙悟浄に謝る俺
「その甲斐あって楽勝だったみたいじゃん」
無傷の沙悟浄見て安心する俺
「楽勝もなにも通りすがりの女の子があのヤカラどもに引き下がるように言ってくれたお陰で事なきを得ましたよ」
なんて苦笑いしながら頭の皿を掻く沙悟浄
「あんなヤカラどもでも女の言うことはきくんだな」って感心する俺
常日頃理佐ちゃんの言いなりの俺には共感出来る話だわ
「ねぇ、オダナナ来る前に美愉に会って来ていい?」
なんていつの間にかもんちゃんに連絡取ってた理佐ちゃんだから好き 「恐怖新聞の件があるから外出ないで此処で会ったら」
もんちゃんに会いに行きたいと言う理佐ちゃんに冷静沈着に提案する観音菩薩な俺
「え〜っ、せっかくだからお洒落なお店でお茶したいんだけど」
危機感の欠片もない理佐ちゃん
「別にお洒落なお店じゃなくていいでしょ」って連れない返事な俺に
「やっぱりさ、俺君や猿や豚、河童なんて連れて歩いてたらお洒落なお店入れないじゃん」
なんてさりげなく俺まで下等な妖怪どもと同格扱いする理佐ちゃん
観音菩薩のこと何だと思ってんだ、このアマ・・・
「絶対にお洒落なお店行くから」
なんて強情な理佐ちゃん
「お師匠様、我が儘はお慎みください、元はただのJKかもしれませんが今は三蔵法師という公人ではありませんか、自分の職務にたいしていささか責任感が足りないと思います」
なんて畏れ多くも理佐ちゃんに諫言する沙悟浄
「河童がJKとか言ってんじゃねーよ」
なんてドス効かせながら虫メガネで沙悟浄の頭の皿に太陽光線集める理佐ちゃん 「わっ!?何するんですか〜」
悲鳴あげるとともに干からびちゃう沙悟浄
「どんなイリュージョンや!?」
干からびて鰹節みたいになっちゃった沙悟浄に驚く俺
「悟空ちゃんに教わったんだ、悟浄ちゃんの弱点」
なんて鼻高々な理佐ちゃん
悟空の野郎、ろくでもないこと教えやがって・・・
「すいません、子供用プールにお湯を欲しいんですけど」
沙悟浄を元に戻すための用意をフロントに頼む俺
フロントが用意してくれたプールにお湯を張り鰹節と化した沙悟浄を浮かべる俺に
「ねぇ、外は危ないから美愉がここに来るってさ」
なんてつまんなそうに呟く理佐ちゃん
なんのために沙悟浄を鰹節にしちゃったのか・・・
「ねぇ、ちょっと削っちゃおうか?」
なんて沙悟浄の鰹節を削っちゃうイタズラな理佐ちゃんだから好き >>365
保守ありがとうございますm(__)m
次スレはブログへの移植が終わってから立てようかと思っています >>366
1か月ほど前に残りあと300〜400話って言ってましたけど
もう目処が立ちそうなんですか(驚愕 >>367
本日までで796話投稿完了しましてあと200話ちょいだと思うんですよね
投稿してるとついつい読み耽ってしまい余計時間がかかるという体たらくでw 「鰹節ならぬ河童節で取った出汁を使って蕎麦でも振る舞うか」
理佐ちゃんが鰹節みたいにしちゃった沙悟浄で麺つゆ作る俺
「ちょっと、私の友達に変な物食べさせないでよ」
自分で沙悟浄の鰹節を削っちゃったくせに文句言う理佐ちゃん
「でもせっかく削っちゃったからさ、観音菩薩特製河童蕎麦なんてなかなか食べらんないよ」
なんてそば粉を捏ねる俺
「出汁にするなんて勘弁してくださいよ〜」
鰹節みたいなくせに文句言う沙悟浄
「削っちゃった分も一緒にお湯に入れてくれれば大丈夫ですから戻してください」
なんてさすが妖怪な沙悟浄
「仕方ないから鴨でも捕まえてくるわ」
せっかくそば粉捏ねたからお蕎麦食べたい俺
「私も行きたい」
なんて好奇心旺盛な理佐ちゃん
じゃあ一緒に鴨捕まえに行こうかなんて言ってたら来客だ 「わ〜美愉〜しばらくぶりじゃん」
なんて理佐ちゃんに会いにきたすずもんに喜ぶ理佐ちゃん
「しばらくぶりだね」
理佐ちゃんとは対象的にテンション低いすずもん
ふて腐れてんのか?
「今から俺君とあんたのために鴨捕まえてお蕎麦作ってあげるから待ってなよ」
旧友の気安さからかすずもんをぞんざいに扱う理佐ちゃん
「そんな呑気なこと言ってないで一刻も早くこの街を出で行って欲しいの」
なんて切迫感出してくるすずもん
「ねぇ、どうしたの?」
様子のおかしいすずもんに戸惑う理佐ちゃん
「どうもしてないよ、とにかく理佐はこの街にいちゃいけないの、お願いだから一刻も早く出てってよ」
なんて出ていけ一点ばりのすずもん
「うーん?とりあえず栗あげるから落ち着きな」
どこで手に入れたのか栗をあげる優しい理佐ちゃん ちょうどその時
「あれ?あなたは先ほど私を助けてくれた方ですよね」
なんて復活した沙悟浄
沙悟浄に話しかけられ慌てた様子のすずもん
「とにかく早く出て行ってよ」
理佐ちゃんの差し出す栗をかじりながら部屋を出て行くすずもん
呆気にとられる俺と沙悟浄
「なにあれ?超むかつく」
なんて栗をただ取りされてキレる理佐ちゃんだから好き 「なあ、助けてくれたって言ってたけどさ、もしかしてもんちゃんがあのヤカラどもを引き下がらせたの?」
すずもんの頑なな態度にキレる理佐ちゃんはそっとしておいて鰹節からカッパに復元した沙悟浄に訊ねる俺
「はい、あの娘さんが通りかかってヤカラ達を諭してくれまして」
荒ぶる理佐ちゃんにビビりながらも説明する沙悟浄
「あのヤカラどもがあんな小娘の言うことを素直に聞くってのも不思議な話だな」
沙悟浄の証言に悩ましい俺
「ねぇ、美愉のことなんて放っときなよ」ってふて腐れる理佐ちゃん
「理佐ちゃん、鴨を捕まえに行くから機嫌お直し」
なんてご機嫌斜めな理佐ちゃんを大好きなアウトドアに誘う俺 「俺君そっちに逃げたよ!」
原始的に鴨を追い回す俺と理佐ちゃん
「なかなか捕まえらんないね」
すっかり機嫌も直り楽しそうな理佐ちゃん
「こら〜!よそ者が何をしちょるか!」
なんて鴨狩りを楽しむ俺と理佐ちゃんを怒る川の民ジジイ
「うるせえジジイ!鴨南そば作るんじゃすっこんでろ!」
理佐ちゃんを怒鳴るジジイにキレる俺
「畏れ多くも聖人三蔵法師様が殺生を禁じたこの街で鴨南そばだと〜」
激高するジジイの口から出た三蔵の名前に驚く俺と理佐ちゃん
「三蔵法師・・・?」
なんて自分のこと指差す理佐ちゃん
「理佐ちゃんいつの間にか殺生禁止令なんて出してんだよ〜本当に優しくて天使だな」
愛しの理佐ちゃんの優しさに感動半端ない俺なのに
「私そんな禁止令出してないよ」
なんてあっさり呟く理佐ちゃんだから好き 理佐ちゃん目当てで見たMステ見てあいみょんという人の歌うマリーゴールドという歌に心を奪われてしまった
「ああアイラブユーの言葉じゃ足りないからとキスして」
なんて理佐ちゃんに言われたい丑三つ時だよ 「あぁ・・・鴨南蕎麦食べたかったな」
残念そうに呟く理佐ちゃん
川の民のジジイに邪魔されて鴨を諦めスーパーで鰹節を購入した帰り道
「理佐ちゃん、冷静に聞いて欲しいんだけどさ・・・」
三蔵法師が出したという殺生禁止令から生じた疑惑について理佐ちゃんに話す俺
「ねぇ、どうしたの急に改まって」
なんていつになく真面目な俺に戸惑う理佐ちゃん
「さっきのジジイが言ってたこととホテルに押しかけてきて理佐ちゃんを偽三蔵呼ばわりしたヤカラ達のことを考え合わせるとこの街には三蔵法師を騙る偽者が居るね」
観音菩薩ならではの推理の冴えを見せる俺
「私もそんな気がしてたよ」
なんて俺の推理に全乗っかりして得意顔する愛しの理佐ちゃん
「さすが理佐ちゃんだね」
本当は何も考えてない理佐ちゃんなのは分かっているけど機嫌を損ねたくないので全肯定する弱気な俺 「偽者が出るなんて私もいよいよ全国区の人気者なのかな?」
なんて呑気なこと宣う理佐ちゃん
「確かに理佐ちゃんの美しさと可愛さなら地の果てまで噂が轟いてても不思議じゃないよね」
理佐ちゃんの言うことならなんでも肯定する俺に
「照れさせないでよ〜」
なんて拗ねた振りしながらも嬉しそうな理佐ちゃん
「お師匠様〜」
イチャイチャしながらホテルに帰り着いたら俺たちを呼ぶ悟空と八戒
「ちょうど良いとこに帰ってきたよ、今から俺君がお蕎麦作ってくれるから皆で食べよう」
恐怖新聞の情報収集から帰ってきた悟空と八戒を労う優しい理佐ちゃん 「何にも無かったのか?」
そば粉を捏ねながら悟空からの報告に肩透かしを喰らう俺
「はい、八戒が鬼形礼に連れて行かれた新聞屋はただの空き家でした」
そば粉捏ねるのを手伝おうと捏ね棒に伸ばした手を俺に邪険に払われながらも報告を続ける悟空
「妙な話だな・・・」
そば粉を捏ねる手を休めて考え込む俺に
「ねぇ、お腹空いてんだけど」
なんて空腹の前には恐怖新聞どうでもよくなっちゃってる理佐ちゃんだから好き 「美味しい〜!?」
俺の作った蕎麦を食べて驚く三蔵法師な理佐ちゃん
さては俺の作る蕎麦に期待してなかったな・・・
理佐ちゃんの驚き方にショック受けるも喜んでくれた事に満足する俺
「悟空、八戒、沙悟浄、俺は今から大事な儀式のために寝室に籠らねばならない、ついては理佐ちゃんの事を頼む」
俺の蕎麦を夢中で食べてる理佐ちゃんの下僕たちに頭を下げる俺
「俺君・・・まさか一人でなんとかする気ですか?」
いつになく真剣な俺に何かを感じ取る悟空
無言で悟空にうなずく俺
「そういうわけで9時から11時20分まで理佐ちゃん我慢しててくれ」
本当は片時も離れず愛しの理佐ちゃんの傍に居てあげたいけど仕方ないんだ許してくれの思いを込めて理佐ちゃんに頭を下げる俺 「うん、私は平気だけど俺君一人で危なくないの?」
自分こそ恐怖新聞に狙われてるのに俺を心配してくれる理佐ちゃん
「全然平気だから心配しないで、そろそろ時間だ」
なんて時計を見て寝室に消えてく俺
「よし、あんだけ頼んでおけば邪魔されないだろ」
部屋を暗くしてテレビをつける俺
「なんたって今日は浜辺美波ちゃんの映画『君の膵臓をたべたい』やる日だからな」
なんて浜辺美波ちゃんの映画を一人静かに見たかった俺
「やっぱり可愛いな〜」
ストーリーはよくわからないが浜辺美波ちゃんの可愛さを堪能してる俺
そこに突然開くドア 「やっぱり俺君が心配だよ」
ドアが開くと同時に駆け込んでくる理佐ちゃん
「わっ!?びっくりした」
突然乱入してきた理佐ちゃんに驚く俺
「何やってんの・・・」
テレビ画面に写る浜辺美波ちゃんに呆然とする理佐ちゃん
「ああ・・・あれほど我慢してくれと言ったのに」
なんて慌てて儀式していた体で乗り切り図る俺に
「誤魔化してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「ねぇ、我が家ではこれはれっきとした浮気だから」
なんて俺を睨む理佐ちゃんだから好き 「反省してよね」
俺に文句を言いながらふて寝の理佐ちゃん
愛しの理佐ちゃんを裏切り浜辺美波ちゃんの映画を見ようと画策した俺
しかし、理佐ちゃんに見つかりホテルの部屋に急造された牢屋に閉じ込められる俺
「この程度で浮気なんて言われたら理佐ちゃんと結婚しても窮屈極まりないな・・・」
なんてぼやく囚われな俺
理佐ちゃん護衛隊の妖怪三人衆はふて寝してる理佐ちゃんを守るために廊下で寝ずの番だ
「ちきしょう、手届かないかな」
なんてふて寝してる理佐ちゃんに手を伸ばす俺
文句言いながらも俺の座敷牢の前で寝てる可愛い理佐ちゃん
「ふー!ふー!」
手が届かないので触るのは諦めて寝てる理佐ちゃんの耳元に必死に息を吹きかける俺に
「ちょっかい出してんじゃねーよ」
なんてドス効かす寝たふりしてた理佐ちゃん 「ねぇ、反省してって言ったでしょう〜!」
座敷牢の鉄格子越しに俺を睨む愛しの理佐ちゃん
「だってさ、わざわざ俺の前で寝てんだもん」
なんて本当は俺のそばで寝たいくせに素直じゃない理佐ちゃんに拗ねる俺
「どこで寝たって私の勝手でしょ!」
なんとなく俺に気持ちを見透かされて照れ隠しにむくれる理佐ちゃん
と、その時
ガタガタガタ・・・
音をたてながら突然開く窓
バサバサバサなんて開いた窓から飛び込んでくる恐怖新聞
「やだ〜こわ〜い」
なんて布団の中に隠れる怖がり理佐ちゃん
「理佐ちゃん!布団の中で丸まる前に牢屋の鍵開けてくれ」
理佐ちゃんを守るために牢屋から出たい俺に
「ちょっと!?布団の中に隠れてんだから声かけないでよ」
なんてもらバレだよ理佐ちゃん!?な理佐ちゃんだから好き >>384
>>385
タイトルが219話でしたm(__)m 「お師匠様大丈夫ですか〜」
理佐ちゃんの悲鳴を聞いて慌てて部屋に飛び込んで来た理佐ちゃん護衛隊の3妖怪
「早く追っ払ってよ〜」
布団から恐怖新聞を指差す理佐ちゃん
「大袈裟に騒ぐから幽霊が現れたと思ったら新聞しか来てないじゃないっすか」
ビビる理佐ちゃんをからかいながら恐怖新聞を読む八戒
「笑ってんじゃねーよ」
朝になりちょっと強気に戻りドス効かす余裕が出てきた理佐ちゃん
「そんな縁起悪い新聞どっかに捨ててきてよ」
焼いたパンにバターを塗りながら八戒に頼む理佐ちゃん
「しかし、なんだって恐怖新聞が理佐ちゃんにとり憑いてんだろうな」
理佐ちゃんに渡されたパンをほおばりながら呟く俺 「やっぱりキリスト以来の神様から遣わされた救世主として、天竺にお経を取りに行って世界を至福の千年王国に変えちゃう私を邪魔したい勢力の仕業なのかな」
自分を買い被り過ぎて被害妄想な愛しの理佐ちゃん
「なに言ってんすか、単なるお経の運び屋がキリストクラスな聖人なわけないじゃないっすか」
理佐ちゃんの立場を客観的に語る悟空
「うるさい!」って悟空を睨む理佐ちゃん
「まあまあ朝から怒らないでよ」って理佐ちゃんを宥める俺
「俺君もさ、この旅の責任者なんだから廊下なんかで番してた悟空ちゃん達を怒りなよ」
「ひぃ〜わけわかんね〜」
自分で廊下の番するように指示したにも関わらず理不尽な理佐ちゃんに頭抱える俺 「俺君あれ食べよう」
俺の手を引っ張りかき氷屋に並ぶ理佐ちゃん
結局不機嫌な理佐ちゃんに負けてお出かけに付き合う俺
「呑気に街ブラしてる場合じゃねえんだけどな・・・」
ニセ三蔵の配下に絡まれないか不安な俺に
「ビビってんじゃねーよ」ってドス効かすくせに
「はい、ア〜ン」
なんてかき氷食べさせてくれる理佐ちゃんだから好き 「あれ〜凄え美人が居るかと思ったらニセ三蔵じゃねえかよ」
俺の悪い予感的中でヤカラ達に絡まれる俺と理佐ちゃん
「こわ〜い」
俺にビビってんじゃねーよなんてドス効かせたくせに俺の背後に隠れる内弁慶な理佐ちゃん・・・可愛い
「かき氷食ってんだ後にしろ」
愛しの理佐ちゃんの手前虚勢張る観音菩薩な俺
「なんだテメエ!世界一の美人連れてるからって粋がってんのかコラ!」
チャカついたチンピラが俺に食ってかかる
こいつら理佐ちゃんの名前を騙る三蔵を信仰してるわりにやたら好戦的だな・・・
しばし考える俺 「ねぇ、どうしたの?」
修羅場に一歩手前にも関わらず考え込む俺に不安そうな理佐ちゃん
「お前らちょっと待ってろ」
臨戦準備のために店の外に出ようとするヤカラ達に声をかける俺
「理佐ちゃん、ハッタリで切り抜けようと思ったけどあいつら好戦的過ぎて無理みたいだから一人で待っててくれ」
理佐ちゃんに言い置いて立ち上がる俺
「相手10人ぐらい居るけど大丈夫?」
不安そうに聞く理佐ちゃん
「心配すんな、理佐ちゃんを人質に差し出して時間稼いで悟空達を連れて戻ってくるよ」
なんて走れメロスになる覚悟な俺に
「私のこと人質にしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
「あんたそれでも男なの!」
なんて俺のほっぺをつねる理佐ちゃん
「いたたたた〜理佐ちゃんほっぺ千切れる」
加減を知らない理佐ちゃんに悲鳴あげる俺 「どうしたらか弱い女の子を人質に差し出そうと思えんのかな!」
赤く腫れ上がった頬っぺたをかき氷で冷やす俺に怒り冷めやらぬ三蔵な理佐ちゃん
「俺君がボコられてる隙に逃げるから私のために闘って」
なんて無慈悲な提案してくる愛しの理佐ちゃん
あんたの方が俺より強いんだから闘えや・・・
なんて心の中で呟く反抗期な俺
「うん?なんか言った!」
腕組んで俺を睨む気の強すぎる理佐ちゃん
慌てて首振る負け犬な俺
そんな俺見て女王様な理佐ちゃんが満足気にうなずいた時
「おい!いつまで待たせんだ早く出てこいや!」
なんてヤカラ達の怒鳴り声
「こわ〜い」
なんて慌てて俺にしがみつく理佐ちゃん
やっぱり内弁慶な理佐ちゃんだから好き >>396
次スレの1に貼るテンプレみたいなのがあれば
代わりに立てられるかもしれませんよ
やってみないとわかりませんが(笑) >>397
ありがたしm(__)m
このスレ>>1の文をそのまま使用していただいて大丈夫です
テンプレがイマイチ分からないのでw >>398
ではちょっとやってみます
また結果ご報告に来ます >>401
完璧過ぎます
ありがたすぎて言葉になりませんm(__)m ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています