2017.01.06
第67回NHK紅白歌合戦 (1)
https://plaza.rakuten.co.jp/shinichi0329/diary/201701060000/
…(略)…
今回の「紅白」全体の中でも、私にとって圧倒的に一番印象的だったのは、この「サイマジョ」(=特に拡大版)の歌詞でした。
「前置き」が少し長くなってしまいましたが、本当はこの歌詞こそが、今回の記事の執筆に踏み切った一番のきっかけでもあり、また記事の本題でもあります。
拡大版(フル): https://www.youtube.com/watch?v=6NeIih9sQQ4
…(略)…
・メッセージの内容は宇宙際タイヒミューラー理論の内容・'筋書'に見事に対応している:一般に、個人がどの程度
 「社会の主流=群れ」について行くべき
で、どの程度
      わが道を行くべきか、
つまり、この二種類の方針の「緊張関係」や「最適なバランス」というのはある意味、人類社会の「永遠の課題」とも言えますが、
宇宙際タイヒミューラー理論(=「IUTeich」)の数学的内容の重要な部分に対応しているとも言えます。
「群れについて行く」ことはIUTeichでは、
     「(数論的)正則構造」
と呼ばれるものに対応していて、それぞれが「わが道を行く」という状況はIUTeichでは、
       「単解的構造」
と呼ばれるものに対応しています。歌詞の
 「誰かの後について行けば傷つかない」、
 「その群れが総意だと、ひとまとめにされる」
という部分は、IUTeichの中で(数論的)正則構造が有効な(=「傷つかない」!)部分、つまり、「ホッジ劇場」と呼ばれる構造の内部に対応していて、
この歌詞に合わせた、メンバー全員が腕を回転させる動きは、ホッジ劇場の内部において群(=「群れ」!)が働くことによって成立する対称性に対応していると見ることができます。一方、
 「君は君らしく生きて行く自由があるんだ」、
 「大人たちに支配されるな」
という歌詞は、IUTeichの中で正則構造から決定的に離脱する部分、つまり、「Θリンク」と呼ばれる部分に対応していると見ることができます。
ちょうどこの歌詞のところで、センターの平手友梨奈さんだけが拳を挙げる仕草をするわけですが、その拳を挙げる仕草の形状は(数学用語でいうと)
「デルタ関数」(=一種の「デル杭」!)=「ガウス分布」によく似ていて、「ガウス分布」は正に「Θリンク」そのものといってもよいものです。また、
 「選べることが大事なんだ」、
 「人に任せるな」、
 「行動しなければNoと伝わらない」
という歌詞は、その正則構造から離脱する際、肝心な数学的構造は常識的なスキーム論(='人')任せにするのではなく、遠アーベル幾何やIUTeichで用いられるようなアルゴリズムとして明示的に記述するという'行動'を実行しないと、
その肝心な数学的構造はΘリンクの向こう側には通用しない(='伝わらない')という状況に対応していると見ることができます。
一方、歌詞に登場する「自由」や「夢」はIUTeichの最終的な帰結である不等式(=いわゆるABC予想やシュピロ予想の不等式)に対応していると見ることができますが、それを
 「あきらめてしまったら、
  僕らは何のために生まれたのか」
という歌詞は、IUTeichを勉強する上において肝心なポイントである、
 「何でその'夢の不等式'が従うか分からなくなったときは、そもそも何のためにΘリンクを定義したのか、改めて思い出すべきである」
という状況に見事に対応しているように思います。また
 「列を乱すなとルールを説くけど、その目は死んでいる」
 「夢を見ることは時には孤独にもなるよ」、
 「誰もいない道を進むんだ」、
という歌詞は、
 「'夢の不等式'を導くには正則構造(='列')を('乱して')放棄し、通常のスキーム論的数論幾何の常識(='ルール')が通用しない単解的な道を進むしかない」
というIUTeichの状況に(これまた見事に!)対応していると見ることができます。とにかく、歌詞が細部まで余りにも見事にIUTeichの理論の展開に対応していることに気付いたときは
とても興奮・感動してしまい(かなり「特異性の高い」お正月休みの過ごし方だと思いますが)、その興奮・感動を読者の皆さんと分かち合いたくなりました!


なるほど、わからんwwwwwww