BUBKA12月号

まとめ

1秋元康作曲で良い曲は、過去に明確な参照元がある。ない曲は、退屈。全体的に音楽で新しさを追及してる感じはまったくしない。
2最新曲の「風に吹かれても」は秋元康が好きそうな80年代ディスコサウンド
3コンペ制で毎回毎回違う作曲家なので、いくら単発でいい曲があったとしても、それが「線」として繋がっていかない。
 だから「アーティストとしての関心を維持するのは難しい。
4スタッフはそろってるのに、音楽的なコンセプトが一番最後
5「風に吹かれても」の合いの手は合っていない。痛い。合いの手は基本的に縦ノリ・カルチャーのもの。横のグルーヴの曲に無理やり入れるな。
6去年の年末くらいの時期とさほど状況は変わっていない。後退もしてなければ前進もしてない。
7アイドルカルチャーは閉じた文化圏。欅坂46はその閉じた文化圏を広げることはできているけれど、まだそこを突き破ることまではできていない。
8海外ではファッション文化と音楽文化って密接な関係にある。日本はファッションと音楽がすごく乖離しちゃっている。
9音楽やっている女性が日本でもファッションアイコンになるべきなのに、ポテンシャルのある若い女の子をアイドル文化圏が全部吸収してしまっている。
10AKB48の爆発的にヒットによってほかの文化がやせ細ってしまっている。
11女性アイドルは48と46が強すぎて音楽的な進化が止まっちゃってる
12一番新しいことは一番売れている人がやるべき
13女性アイドルはいまだに日本的な作詞&作曲システムの中でやってる。
 欅坂46がもし本当にかっこいいものを作ろうとするならば、海外のチームを引き入れるべき。
14男性アイドルと比べても女性アイドルが音楽的にも遅れている
15ノスタルジックな良さはあっても、それだけでは限界がある。
16「二人セゾン」/秋元康は全盛期80年代の筒美京平とも共作曲をいくつか残しているが、その時代のどんな曲よりも筒美京平っぽい.
 ノスタルジーの世界