お前らヲタがこんな勘違い女子を作り出してしまったんだからな



欅坂46は、シングル『不協和音』と初のアルバム『真っ白なものは汚したくなる』のリリース、初の野外ワンマン公演「欅共和国 2017」、そして初の全国ツアーの開催と、デビュー2年目にして激動の1年を過ごした。

10月30日(木)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』には平手友梨奈が登場。『欅坂46 平手友梨奈 十六歳の「独白」』と題した別冊付録が封入される。
その中で平手は、2017年の出来事をひとつひとつ振り返りながら、パフォーマンスや作品に懸ける思い、そしてメンバーへの思いを明かしている。120分にも及んだこのロングインタビューから発言の一部をお届けする。

インタビュー=小蜻蝠縺@撮影=藤原江理奈


何度か心が折れそうになったこともあるけど、ずっと自分と向き合ってたかもしれないです、この1年は。結局はなんとかなったけど、ずっと追い詰められていて、悩んでたことは多かったかもしれない


できれば振り返りたくないことが多いかな。でも今思えば、きっとそれは大切なことだったし、私のなかでは怒りになって、エネルギーになったので。だからいいアルバムができたんだなとも思います


「自分は一体なんなんだろうな」って思う時もあります。それが勝手に楽曲やストーリーになってきちゃってるので、「これはなんなんだろう」という感じです、ほんとに。
ちょうどそう思っていた時にいただいた曲がまさにそういうことを歌った曲だったり、だからこそ表現しやすかったり。「憑依型」って言われるけど、成りきってるわけじゃなくて楽曲が合ってきちゃってるので、そのままの自分っていう感じでもあります


「これを伝えたいんだ」っていうのはあります。そういうものがないとできないです、逆に。(全国ツアーは)見ている人がただのアイドルを見てるんじゃなくて、「何かを伝えたいんだな」と思えるライブにしたかったんです


初めてメンバーに本音を言いました。「表現ができない」って。「だから助けてほしい」って。すごい勇気がいったけど。そしたらすごいみんなが助けてくれた。初めて本音を言ったツアーでした。
何回かメンバーが楽屋に来て「平手と話したい」って言ってくれて、そこで正直に話したし、「できない」って。みんながほんとに支えてくれたので助かりました、このツアーは

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