徳山に殺意を持ってる人間は次から次に出てくるが、
疑惑の行動は微笑むとか、殺意をつぶやくとかで止まり
具体的にそれで何をしようとしたのか至らない

次から次に出てくる謎も徳山が悪い人間だということの裏付けばかりで
具体的な殺害方法については結びつかないものだらけ

その中でなぞ解きとして機能していたのは死んだはずの徳山からLINEが入ったこと
それに対する推理は容疑者がその携帯を触っている姿を見たというもの
しかし、それは複数犯であり、なぜその推理に至ったのかというとその複数犯が目配せしているのを見たというのが根拠

最終的に犯人は監視カメラに映ってたという結末
殺意を持ってる人間は次から次に出ていて
誰が犯人であってもいい作りだったため、それはクリア

トリックはポッと出でほぼない
病死は最初から予定されていたにせよ
トリックに対する足場を固めてないからなんのどんでん返し感もない

死体の処理は万能キャラによるキャンプファイヤー投函という
ゾシマ長老も死臭止めなきゃいけないぐらいの無理やりぶり

みずからそのオチをバカにしたことを登場人物にいわせて作り手自身はバカではないアピールで保身
最後は似た個性派俳優引っ張り出してループオチ