俺は体温は測ってないな。
自己申告というか37.5度以上なら患者さん来ないでしょ。

そもそもガイドラインに沿った対策って2つか3つあって、一番は何かあった時に「ガイドライン遵守してましたよー」というエクスキューズ。
ホストクラブとかの休業要請とかでも話出てたけど。

2つ目は新型コロナに感染してる可能性のある患者さんのトリアージの問題だけど、
そもそも無症状感染者やら初期症状が普通感冒とほとんど見分け付かないからこれは体温測定に診断的意味がない。
体温と感染力に相関があれば検温の意味はあるけど。

あとは患者さんのバイタル、治療としての検査という意味だが、自覚症状をメインとする東洋医学では体温計での体温にあんまり意味がない。

現実問題として本人気付かずに37.2度くらいで来院しちゃって「今日は熱あるから帰ってね」って言えないでしょ。
女性なんかは高温期にそのくらいの体温になることあんだし。

クリニックとかの病院は1日に何十人も患者さん来るから、怪しければ改めて受診頂く、という意味もあるかもだが
標準予防策的に言えば、発熱なくても新型コロナの感染をしてる前提で対処すべきだし。

あとは「やってる感」かな。
これは現状、治療院経営の観点からアリだと思うけど、ウチはタイミング的にも患者さん的にもあんまり必要性感じないかな。