>>282
繰り返しになりますが、バイクで転倒って言うのは単純に台所で肩ぶつけたのと違って損傷したのが胸鎖関節なのか第一肋骨なのか、
そこら辺は全く分からないし、いくらベテランの整形外科医でも接骨院や鍼灸師でも分かりません。

車の衝突のスロー動画なんか見るとムチウチって言っても首肩があり得ないほどビヨーンと伸びて前後左右にグイングイン動いてます。

専門的には肋骨と胸骨は肋軟骨 というので繋がっていますし、鎖骨と肋骨の間にも関節があります。
これも靭帯と同じように事故直後に軟骨が部分的に千切れて、可動性が高まった可能性もあります。

時間的に考えて、胸鎖関節と同様、ルーズになったままある意味治癒してる可能性も高いです。
それから胸鎖関節単独でルーズになってるとか第一肋骨単独でルーズになってるとか言うより両方とも程度の違いはあれ損傷を受けてると考えるのが妥当かと。

>売れない整骨院の友達は
売れなくても整骨院のお友達が居るのはいいじゃないですか。
そうやって損得抜きにリアルに触って診て貰えるし、お金を貰って治療する訳じゃないので素直な意見も貰えるし(食事くらいは奢って下さいねw)

自分で押さえて覚えさせるというのは、これは僕も経験ないし何とも言えないですが、肋骨や胸骨鎖骨には前に書いた首からの筋肉(斜角筋など)と肋間筋などの筋肉が付いてます。
肋間筋そのものをトレーニングするというのはあまり無いですが、押さえて痛みの無い状態を繰り返し行う事で
筋肉が正しいポジションにテンションを掛けるとか
痛みの無い状態に押さえて戻す事で痛みの悪循環を断ち切るという意味はあると思います。

手術の出来る整形外科医はある意味手術したくて仕方ないので、それでも半年一年やってて痛みが取れない、悪化するという事であれば、後から手術療法を選択することは難しくないと思います。

まずは今は痛みが治まるのが自分で胸を押さえるという事が分かったので、整形外科を受診してどういう状態なのか把握し
それから今後の治療方針の相談をして今のやり方を続けて身体に侵襲の少ない保存療法からやってみるのが良いか手術をいずれ選択するか相談するのがでしょう。

整骨院ではそこら辺の詳しい状態は診断能力やらCT、MRIがないので分からない事が多いかと。

病名はあくまでも診断書などの文書に書いたりするただの「目印」に過ぎません。
あまり病名に踊らされずに、病名よりも「状態」に目を向けた方がいいです。
病名は「どこそこの何がどうなってる」というのでいくらでも付けようがあるので。

「肋軟骨骨折」とか「肋軟骨損傷」 というのは病名でありますが、スポーツで起きたものか、高齢者の転倒なのか交通事故なのかはたまたカゼの咳で起こったものなのか
その人の受傷機転や程度やら色んな要素で実際にどうなのかは人によりけりです。

んで、治療方法もその人の全身状態や年齢やら手術によるリスクなど全体を診ないと分かりません。

治療方法は、ネットに書かれている以上に色々あります。
ネットだとまともな医療機関や医師ほど、患者さんが間違って情報を捉えないように教科書的な事しか書いてません。

逆に怪しい人ほど「ウチで必ず治る!」って書く傾向が大きいです。
痛みの悪循環を止める意味ではサポーターも無意味ではないと思います。

「胸鎖関節、肋骨の異常→全ての原因」という考えは短絡的過ぎます。
そう思いたくなる気持ちは分かりますが、繰り返しですが、交通外傷はそんなに単純ではありません。

一つの方法でスパッと治るというより、まずは一つずつ手当てをしていきましょう。
痛みが0までいかなくても少なくなった事は大きな前進ですし、僕が治療したとしても良くなっているのならそれは治療の方向として間違っているとは思いません。

逆にあまりにも急いであれこれし過ぎる方がこんがらがって良くないかと。
船頭多くしてなんちゃらで
ドクターショッピングになると何が良くなる要素かどの方法が痛みを軽くするのか分からなくなります。

お大事に。