頭部に気滞が検出されえた時、その気滞の感覚が変化する点を全身から見つけます。

具体的には頭部に気滞を検出したら頸部の状態と頭皮の状態を診ます。
上記の患者の場合は後頭部の頭皮がブヨブヨして浮腫っぽくなっていることが多いです。

気滞の感覚を保持した状態で原穴を中心に保持している感覚が最も変化す点を見つけ、これが治療点になります。
小腸経、心経、腎経、膀胱経などが多いです。

治療後、頭部の気滞の消失と頭皮の浮腫が改善していれば治療は成功です。

この治療はうつや無気力、ストレス状態の患者にとても有効です。