米岩国基地のF35最新鋭ステルス機、三沢に到着 空自同型と初の共同訓練で
  2018.5.9 12:48

日米共同訓練のため、三沢基地に着陸する米海兵隊のF35B戦闘機=9日午前11時41分、青森県三沢市
https://www.sankei.com/smp/photo/daily/expand/180509/dly1805090011-p1.html

 米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)のF35最新鋭ステルス戦闘機が9日、航空自衛隊の同型機との初の共同訓練のため、青森県三沢市の三沢基地に到着した。訓練は三沢基地を拠点に24日まで行われる。

 米軍再編に伴う訓練移転の一環で、米海兵隊岩国基地のF35B8機と、空自三沢基地へ1月に初配備されたF35A1機が参加。
三沢東方の太平洋上と秋田県西方の日本海上の空域で戦闘訓練を行うほか、青森県の三沢対地射爆撃場で地上を狙った爆撃訓練も実施する。



 防衛省によると、訓練は空自と米軍の相互運用性の向上が目的で、土日や早朝、夜間は行わない。空自から千歳(北海道千歳市)、浜松(浜松市)両基地のF15戦闘機や空中警戒管制機なども加わる。

 F35は空自のA型に対し、海兵隊仕様のB型は艦上での運用を想定し、短距離で離陸し垂直に着陸できる能力を持つ。