同僚の男性隊員のズボンと下着を無理やり引き下ろしたなどとして、陸上自衛隊別府駐屯地
(大分県別府市)は第41普通科連隊所属の男性1等陸士(20)を暴行の疑いで書類送検し、
31日、停職25日の懲戒処分にした。
1等陸士は容疑を認め、「いたずらのつもりがエスカレートしてしまった」と話したという。

同駐屯地の発表によると、1等陸士は今年4月17日から5月8日の間、官舎で同じ隊の男性隊員の
ズボンと下着を複数回引き下ろしたほか、携帯電話を使って風呂場で裸の写真を撮影したり、
自分のスマートフォンのアダルト動画を無理やり見せたりしたという。

被害者の隊員が休暇中の5月末に家族に相談して発覚した。駐屯地の警務隊が1等陸士を書類送検
したのは6月27日で、大分地検の処分はまだ出ていない。
同駐屯地は「処分の重さなどを検討する手続きのため、発表まで時間がかかった」としている。

http://www.asahi.com/articles/ASGB03T84GB0TPJB003.html