航空自衛隊によるイラク復興支援で、
クウェートに派遣しているC130輸送機の運用面で多国籍軍との調整に当たるため、
中東カタールの米軍司令部に派遣されている空自隊員十数人の半数近くが
、同国政府にビザの延長が認められず日本に帰国していたことが2日、分かった。
 政府筋によると、現在、外務省がカタール政府と改めて交渉に当たっている。
週明け以降に新たなビザが発給される可能性もあるが、
米軍筋は「司令部要員の半減は、空自の空輸任務に支障を来す」と強い懸念を示している。
イラク支援が2年目に入り、派遣先の国との友好関係を維持する難しさが浮き彫りになった形だ。 

(時事通信) - 4月2日15時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050402-00000691-jij-soci

※反米思想が更に高まりつつあるイラク周辺国での滞在は難しいと思われ