>>164の続き)

スケールの大きい、おおらかな歌で、この地位にある人としては、まことに
好ましい詠みぶりである。

この歌に添えられた、長谷川櫂氏の小文は以下の通り。

「はるかな星から届く光を描いて、宇宙的な視野で地球の春の訪れをたたえる。
宇宙の時代に生まれた春の讃歌だろう。『皇后美智子さまの御歌』は最新の歌集
である。歌に添えられた鈴木理策の透明感ある写真も美しい」

(続く)