あぼーん
穂乃果「うーみーちゃん♪」
海未「ほ、穂乃果！来るなら先に連絡してください…」
穂乃果「えー？そしたら海未ちゃん来るなって言わない？」
海未「だって、穂乃果が来るときは間違いなく“不要不急の外出”じゃないですか」
穂乃果「むーっ。海未ちゃんは私に会うことが不要だっていうの？」
海未「そ、そういう意味ではなく…」
穂乃果「そんなこと言うんだったら、ことりちゃんと二人で遊ぶもんね！」
ことり「お花見に行くんじゃなかったの？穂乃果ちゃん」
海未「ことりも来てたんですか？お花見って…今はどこでも封鎖されて行けませんよ」
穂乃果「隠しても無駄だよ！ここにも桜の木があることは知ってるんだから♪」
ことり「満開じゃないけど、結構きれいに咲いてたよね♪」
海未「うちの庭でお花見するつもりだったんですか？」
穂乃果「っていうかさ、新型コロナで大騒ぎになる前にお花見したよね？」
海未「いつの話です？」
ことり「前ってことは、去年のお花見？」
穂乃果「うーん？…でも、一年前は私たち高校生じゃないよね？」
海未「四月一日ですから、一応高校生じゃないですか？入学式はまだですけど」
ことり「受験が終わって入学は決まってたから、四月一日から高校生だね」
穂乃果「それはそうなんだけど…三月にお花見しなかったっけ？音ノ木坂で」
海未「去年の三月ですか？…音ノ木坂で？」
ことり「誰とお花見したの？」
穂乃果「みんなで！ことりちゃんと海未ちゃんもいたでしょ？」
海未「高校の入学式より前に、ことりと穂乃果とお花見…？」
ことり「確かに一年前なら新型コロナウイルスの話は無かったけど…」
穂乃果「そうだよ！お花見は楽しくて、新型コロナなんて無かったよ。音ノ木坂でみんなとお花見したもん」
ことうみ「…？」 『今すぐ行かなくちゃ！春休みを待ってたら終わっちゃうよ！』
『みんなと過ごした音ノ木坂で、みんなでお花見するんだって言ってたじゃないですか』
『咲いてるような、咲いてないような…』
穂乃果「ね？新型コロナとお花見って結びつかないでしょ？」
ことり「確かにお花見したような気がする…けど」
海未「変ですね…ことりと穂乃果だけじゃなかった気がします」
穂乃果「海未ちゃんもいたよ」
海未「それはそうですけど、そうじゃなくて…」
海未(ことりと穂乃果と私だけ？…穂乃果の言う“みんな”が三人だけという気がしないんですよね。もっと賑やかで楽しかったような…)
ことり「お弁当作ってきたから、とりあえずお花見しよう♪」
穂乃果「うん！お花見お花見♪」
海未(いろいろ制限されて大変ですが…不思議と、今年は楽しくなりそうな。そんな予感がします) 【音ノ木坂グラウンド】
凛「ネット！」
花陽「え？…スマホ？」
凛「じゃなくて、防球ネットだよー」
花陽「あ。…野球の？」
凛「これがあるってことは、野球部もあるのかな！？」
花陽「さ、さあ？」
凛「かよちんも少しは運動したほうがいいよー？」
花陽「凛ちゃん、野球部に入りたいの？」
凛「凛は陸上かサッカーかバスケ部！」
花陽「そっか」
凛「でも160km/hくらいのストレートが投げられたら野球も楽しそうだよねー♪」
花陽「えーと…ロッテ？の佐々木？みたいな」
凛「そうそう。でも昔は日本最速の投手は外国人だったんだよねー」
花陽「そうなの？」
凛「うん。4月2日はマーク・クルーンの誕生日！」
花陽「クルーン…えーと、巨人にいた？」
凛「そうだよ。日本記録更新したときは確かベイスターズだったけどにゃ」
花陽「あれ？ボールが落ちてる…拾い忘れたのかな？」
凛「投げてみてよ。クルーンみたいに♪」
花陽「む、無理だよぉ…」
凛「じゃあ、高橋尚成！」
花陽「高橋…って左ピッチャーだよね？」
凛「そう。一応メジャーにも行った高橋尚成も4月2日生まれなんだよねー」
花陽「でも私、変化球なんて投げられないし…」
凛「ストレートの握りはこうだよ」
花陽「こ、こう…？」
凛「はい、投げてみて！」ﾀﾀｯ 花陽「えいっ！」ﾋﾞｭﾝ
「いたっ＞＜」
りんぱな「えっ」
真姫「ちょっと！どこに投げてるのよ！？」
花陽「ご、ごめんなさい…」
凛「ノーコンだけど球威はあったにゃ」
花陽「左のほうが向いてるのかなぁ？」
真姫「ぶつけたらデッドボールでしょ。まともに投げる練習しなさいよ！」
凛「まあ、野球部に入るわけじゃないけどにゃ」
真姫「だったらむやみにボールを投げないでくれる？まったく…」 花陽「…行っちゃった」
凛「凛たちも帰るにゃー」
花陽「一緒に帰って、友達に噂とかされると、恥ずかしいし…」
凛「えぇ！？一緒に来たんだから一緒に帰ってもいいでしょー？っていうか、凛以外に友達いたの！？」
花陽「あ、アハハ…言ってみただけ」
「藤崎詩織ね」
凛「ふじさき？」
花陽「そ、そうです。4月2日は金月真美さんの誕生日だから」
凛「キンゲツ？」
にこ「なかなかやるわね。そんな古いネタを持ってくるなんて」
凛「誰！？」
にこ「通りすがりのアイドル研究部よ！」
りんぱな「アイドル研究部？」
にこ「いや、それは三人で…はい、やり直し」
にこりんぱな「アイドル研究部ー？」
花陽「…ガリベンガーV？」
にこ「メガネのあんたは心得てるわね。そっち方面には強いの？」
花陽「まあ…それなりに」
にこ「見ない顔だけど…」
凛「凛たちは今月から一年生だよ♪」
にこ「へー。新入生ね」
花陽「あなたも…？」
にこ「私は三年！」
凛「なーんだ。中学三年なら凛たちのひとつ下だにゃ」
にこ「ぬぁんでよ！？高校生よ。音ノ木坂の三年！あんたたちの先輩よ！」
凛「えー？凛よりちっちゃいのに」
花陽「り、凛ちゃん」
にこ「何か言った？」
凛「気のせいにゃ」
花陽(なんだか面白い先輩と知り合いになったよ。どこかで会ったような気もするけど…) 【神田・穂むら】
ｶﾞﾗﾗ
雪穂「いらっしゃいませ」
希「…ん？」
雪穂「はい？」
希「穂むらのお姉さんが若返った！？」
雪穂「いや、娘ですけど…」
希「なるほど」
雪穂(この人、常連さんだよね。いつもおだんごの人)
希「お。おだんごがめっちゃ安くなってる」
雪穂「今だけ56円均一です。さらに12本お買い上げで567円」
希「567…コロナに負けるなとかそういう」
雪穂「そういうやつです」
希「今っていつまで？」
雪穂「さあ…営業できなくなるまで、かな？」
希「えぇ…閉店セールなん？」
雪穂「潰れる前提ってわけじゃないですけど、毎年春は書き入れ時なのに新型コロナの影響でお客さん全然いないから…明日もあるかわからないくらいのお店が結構あるみたいだし」
希「そか…どこも大変やね」
雪穂「まあ、うちは大丈夫ですよ。家族の誰かが新型コロナにでも罹らない限り」
希「怖いこと言わんといて…おだんごくださいな」
雪穂「はい。どれにします？」 希「4月3日は高橋由伸の誕生日やし、24本！」
雪穂「はあ」
希「あれっ、野球とか知らない系？」
雪穂「いや、確か原さんの前に巨人の監督やってた人ですよね？」
希「現役時代を知らない！？」
雪穂「あんまり記憶にないです。小学校の頃は野球とか興味なくて」
希「そっか。若い子は知らんかぁ…」
雪穂「若い子って…お客さんもそんな歳には見えないですけど」
希「こう見えてもウチはキミのお母さんの友達なんよ！」ﾄﾞﾔｧ
雪穂「えぇ！？」
希「まあ世代は全然違うけどね。ウチは現役JKやし」
雪穂「な、なんだ…音ノ木坂の人ですか？」
希「そ。音ノ木坂生徒会の副会長さんや。生徒会長の次に偉いんよ」ﾄﾞﾔｧ
雪穂(面白いお客さんだなぁ…ちょっと変な人だけど) 亜里沙「お菓子じゃないの？」
絵里「あれは餃子よ。пельмениみたいな料理」
亜里沙「ロシア料理のお店？」
絵里「じゃなくて、ここはラーメン屋さんね」
亜里沙「ニッポンのラーメン、ニンニキあります♪」
絵里「にんにく？…いや、人気がある…かしら？」
亜里沙「Хорошо」
絵里「でもラーメン屋さんってほとんど入ったことがないから…(希に一度だけ連れていかれたけど)」
凛「このお店おいしいですよー♪値段も安いし、おすすめです！」
絵里「そうなの？」
凛「はい♪チャーシューも炒飯も美味しいし、餃子は専門店には負けるけど安いし」
亜里沙「ラーメン、食べたい♪」
絵里「じゃあ、入ってみましょうか…」
ｶﾞﾗﾗ
凛「しょうゆ肉そばカタメンねぎ増し！」
えりあり「！？」
絵里「か、カタメン？」
亜里沙「片側だけ焼くんですか？」
凛「違うよー。麺をアルデンテくらいのかためにゆでてくださいって注文したの」
絵里「アルデンテって…なんだかパスタみたいね」
凛「はい。ここのラーメンはパスタの小麦粉として有名なイタリア産デュラム小麦のセモリナ(粗挽き粉)を50％配合したストレート麺なんです♪だからかためにゆでるとスパゲッティみたいな歯ごたえが楽しめるにゃ」
えりあり「へー」
亜里沙「ネギマシって何ですか？」
絵里「やきとり？」
凛「ねぎを多めにトッピングしてくださいって注文です。ここのお店では京都の九条ねぎを使ってるんですよ♪」
絵里「なんだか、ずいぶんラーメンに詳しいのね…」
凛「凛は常連ですから！でもお姉さんたちも、今日ここに来るなんてかなりのラーメン通でしょ？」
亜里沙「ラーメンツー？」
絵里「そんなことないわよ。このお店には入ったこともなかったし…」 亜里沙「今日って何かあるんですか？割引の日？」
凛「えぇ！？まさか知らないのー？＞＜」
絵里「何も知らないわよ。ラーメン屋さんに来ることも滅多にないくらいだから…」
凛「それで偶然ここに来るなんてビギナーズラック…いや、きっとラーメンの鬼に呼ばれたんだにゃ！」
亜里沙「ラーメンのオニ！？」
絵里「どういうこと？オニって、節分とかの鬼？」
凛「ラーメンの鬼といえば、鵠沼から戸塚へ。名店“支那そばや”の創業者、佐野実先生にゃ！」
亜里沙「サノミノル？」
凛「うん。4月4日は佐野先生の誕生日だから」
絵里「このお店と何か関係あるの？ここは東京だけど…」
凛「ここの店長さんは鵠沼本店時代からの支那そばや常連なんです。名古屋コーチンの鶏ガラに焼きあごダシ、麺はイタリア産デュラム小麦のセモリナと国産小麦のハイブリッド。佐野先生へのリスペクトを詰め込んで、あくまで独学で“寄せた”のがこのお店のラーメンなの！」
亜里沙「ニッポンのラーメンの歴史…奥川が不覚ですね！」
絵里「奥が深いのね」
亜里沙「私たちは何ラーメンにしようかな？」
絵里「じゃあ、炒飯と焼き餃子を」
凛「初めてでいきなりラーメン以外をチョイス！？…お姉さん、やっぱりただ者じゃないにゃ」
絵里「だって、メニューにあるでしょ？」
凛「佐野先生のお店では炒飯や餃子は出さなかったんだって。だからここの炒飯と餃子はまねっこじゃなくて店長オリジナル、本当の意味でこの店の味なの。それを最初から見抜くなんて…」
絵里「いや、知ってたわけじゃないわよ？何度も言うけど私はラーメン屋には」
亜里沙「お姉ちゃん、ラーメン食べないの？」
絵里「亜里沙が好きなラーメンを注文して、三つのメニューをシェアして食べない？」
亜里沙「Хорошо！そうする♪」
凛(その手があったにゃ！凛のラーメン道に手強い宿敵ｰともｰが現れた瞬間…かもしれない？) 【高坂家】
穂乃果「…ね、雪穂はどう思う？」
雪穂「どうって…何が？」
穂乃果「ビアンカとフローラだよ。海未ちゃんったらフローラ派だなんて言うんだもん。幼なじみに対する裏切りだよ！」
雪穂「なんで今その話なの…」
穂乃果「4月5日は鳥山明先生の誕生日！」
雪穂「ドラゴンボールの？」
穂乃果「ドラクエのキャラデザとキービジュアルのイラストとかもそうでしょ」
雪穂「そっか」
亜里沙「スライムかわいいです♪」
穂乃果「そうそう、かわいい…って誰！？この美少女」
亜里沙「ビショビショ？」
雪穂「いや、美少女。可愛い女の子って意味」
亜里沙「お姉さんもカワイイです♪」
穂乃果「あ、ありがと…私、高坂穂乃果。それで雪穂、この子は？」
雪穂「友達。ロシアから来たんだってさ」
亜里沙「絢瀬亜里沙です。ホノカさん？」
穂乃果「アリサちゃんね。よろしく…ってロシア人なの！？」
亜里沙「おばあさまがロシア人です。私は日本人♪」
雪穂「クォーターみたいだね」
穂乃果「えーと…JFKのK？」
雪穂「それは久保田」
穂乃果「日本ハムにいた、身長2メートル右腕。フロリダ州出身でスリークォーターのフォームから最速156km/h」
雪穂「それはクロッタ」
穂乃果「巨人の先発ローテーションから近鉄のリリーフへ。長崎県出身の右投手で現在は阪神の二軍投手コーチ」
雪穂「それは香田」
穂乃果「スリークォーターなの？」
亜里沙「スリー？」
雪穂「じゃなくてクォーターだってば。投球フォームの話じゃないよ」 穂乃果「よくわかんないけど、ロシアから来た日本人なんだね」
亜里沙「Хорошо♪」
穂乃果「は、はらしょう？…ああ、巨人の」
雪穂「野球の話はもういいから」
亜里沙「ビアンカがいいです♪」
穂乃果「だよね！やっぱりビアンカだよね♪」
雪穂「亜里沙はビアンカ派なんだ…」
亜里沙「お姉ちゃんの色♪」
穂乃果「色？」
雪穂「もしかして…金髪だから？」
亜里沙「うん♪」
雪穂(まあ、好きの理由は人それぞれだよね…私は、別にどっちでもいいけど) 穂乃果「まずは主人公の名前だよね」
雪穂「最初からやるんだ…」
穂乃果「だって、ぼうけんのしょ全部消えてたし」
雪穂「ああ、SFCだと大抵そうなるね」
穂乃果「ト、ン、ヌ」
海未「穂乃果！」
穂乃果「わぁ！？う、海未ちゃん…急にどうしたの？」
海未「名前というものを何だと思ってるんですか。まさかパパスが思いつく名前を変えるためだけにトンヌラなどと名付けるつもりじゃないでしょうね？」
穂乃果「そのつもりだったけど…」
海未「論外です！」
ことり「自分の名前じゃダメなの？」
穂乃果「うーん。ドラクエ5の主人公って散々な目に遭うんだよね。だから何となく自分の名前はつけたくないっていうか」
雪穂「まあ、気持ちはわかるけど…」
穂乃果「じゃあ…フ、ミ、コ」
ことり「フミコって、あのフミコちゃん？」
雪穂「お姉ちゃんの友達の？」
穂乃果「そうだよ。この名前にすると…」
パパス「それに 男の子なのに 女の子の名前のようにも きこえるぞ。」
穂乃果「って言われるんだよね」
海未「そういえば私たちの名前では言われませんね…」
ことり「辞書にも載ってる普通名詞と同じだから、人の名前として認識されないのかも…」
雪穂「ことり、うみ、ほのか…なるほど。全部あるね」
穂乃果「フミコだけずるいよね！パパスに特別扱いされて」
海未「勝手に人の名前をつけておいてどんな言い草ですか…」
ことり「ひどい目に遭う主人公だから自分の名前じゃ嫌だって言ってたもんね…」
穂乃果「ま、まあ…とりあえず名前も決まったことだし。冒険に出発だよ！」 雪穂「そういえば4月6日は“城の日”だっけ」
海未「最初にパパスたちがいたのはグランバニア城ですね」
穂乃果「サクサク進めて、今日じゅうにレヌール城まで行っちゃおう！」
ことり「この世界だと天空城を含めてお城は五つ…かな？」
海未「そうですね。二つは当初無人の状態ですけど…」
雪穂「グランバニア、ラインハット、テルパドール、レヌール城？…あれ、でも妖精の城みたいなの無かった？」
穂乃果「あ、そっか。過去へ行ける絵があるところ…じゃあ天空城を含めて六つ？」
海未「六つ…ならドラクエ2と同じくらいでしょうか？」
穂乃果「2はローレシア、サマルトリア、ムーンブルク、ラダトーム、竜王の城、デルコンダル？」
ことり「最後のダンジョンは？」
海未「あれは神殿という設定じゃないですか？…まあ、フィールドアイコンや内部の造りは城と同じですけど」
穂乃果「このスライムって一人で倒せないのかな？」
海未「無理ですね。かりに倒せたとしても得るものは何もありませんし」
ことり「レヌール城まで進めるんじゃなかったの？」
穂乃果「そうだった…変なところで引っかかってないでサクサクいこう」
雪穂(学校が始まらなくてお花見にも行けないから、お姉ちゃんもヒマをもて余してる感じだね。私はかりにも受験生だから勉強もしなきゃいけないけど) 【音ノ木坂・屋上】
穂乃果「わあっ、満開だよ！」
海未「もう四月七日ですからね」
ことり「本来なら学校も始まってるはずだったよね…」
穂乃果「きれいだねー♪」
ことり「そうだね。去年も見たけど…」
海未(…というより、ついこの間来たような…？)
＼ｼｮｫｰﾘﾉｰ♪ﾖﾛｺﾋﾞﾊ／
穂乃果「…ん？」
ことり「どうしたの？穂乃果ちゃん」
穂乃果「何か聴こえない？」
海未「ピアノの音…でしょうか？」
ことり「私たち以外にも来てる人いたんだね」
穂乃果「行ってみよう！」 ﾀﾀｯ
海未「ちょっ…穂乃果！行ってどうするんですか！？」 【音楽室】
真姫「おごーらずー、勝ちすすーむー♪千葉ロッテーマリーンズ♪」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
真姫「ヴェぇ…」
ｶﾞﾗ
穂乃果「ピアノ上手だね！何部？」
真姫「いや、別に部活じゃないし…っていうか今は活動してないでしょ？どの部も」ﾋﾟｼｬ
穂乃果「そっか。…でも、どうしてWe Love Marinesなの？」
真姫「四月七日は小野晋吾の誕生日だからよ。パ・リーグは交流戦以外では投手が打席に立たないし」
穂乃果「そうだね。ロッテだったら角中と福浦とサブローと井口の曲は吹けるよ！」
真姫「角中以外みんな引退してるけど…っていうか、吹ける？」
穂乃果「トランペット！」
真姫「あなた、吹奏楽部なの？」
穂乃果「ううん。そうじゃないけど…私、高坂穂乃果！」
真姫「…西木野真姫」
ｶﾞﾗｯ
海未「穂乃果。邪魔してはいけませんよ」
ことり「あなたがピアノ弾いてたの？」
穂乃果「ことりちゃんと海未ちゃんだよ！」
真姫「はあ」
ことり「南ことりです♪」
海未「そ、園田海未です…」
真姫(誰もいないと思ってピアノ弾きに来たけど、妙なことになったわね…) 【高坂家】
穂乃果「えっ。…ピアノ？」
真姫「そうよ。ピアノが無いと弾けないじゃない」
穂乃果「えーと…キーボード、とか持ってたりしない？」
真姫「しないわね」
雪穂「うちにピアノなんてないよ。お姉ちゃん」
穂乃果「それはわかってるけど…」
真姫(…この子、トランペットが吹けるらしくて「セッションしよう！」とか言って連れて来られたけど)
真姫「私は管楽器なんてできないわよ。リコーダーくらいしか…他に吹けるのはせいぜいハーモニカと鍵盤ハーモニカね」
穂乃果「ケンバンハーモニカって何だっけ？」
雪穂「幼稚園か小学校で使ったあれじゃない？」
穂乃果「あー！小さいキーボードにニョロニョロがついてるやつ？」
真姫(にょろにょろ…)ｸｽ
穂乃果「どこにしまったっけ…ずっと使ってないよね」
雪穂「私も記憶に無いなあ…」
真姫「無理して探さなくていいわよ。ずっと使ってないそれを私に吹かせる気？」
穂乃果「そ、それもそうだね…」
真姫「それよりあなたの家って“穂むら”だったのね」
穂乃果「うん。ピアノは無いけど和菓子ならいっぱいあるよ！」
真姫「言われなくても知ってる」
穂乃果「お店に来たことあったっけ？」
真姫「親がよく買ってくるのよ。ここのお菓子」
穂乃果「そっか。じゃあ西木野さんのお父さんかお母さんには会ってるかもしれないね」
真姫「そうね」
穂乃果「上がって待ってて。お菓子とお茶持ってくから」
真姫「お構いなく」
穂乃果「何か食べたいのある？」
真姫「何でもいいわよ。…みかんが入ってなければ」ﾎﾞｿ
穂乃果「みかん？」
真姫「なんでもない。気にしないで」 真姫「あなたは…この間のノーコン！」
凛「いきなり失礼にゃ」
花陽「あ、アハハ。この間はごめんなさい…ぶつけちゃって」
穂乃果「西木野さんの友達？」
真姫「いや、全然知らないけど」
凛「そういえば今日は4月9日…死球の日にゃ！」
花陽「今日はボール投げる予定はないけど…」
雪穂「お姉ちゃん何やってんの。お客さんでしょ？」
穂乃果「あ、いけない。いらっしゃいませ！」
花陽「えーと、草餅と桜餅と…」
凛「いちご大福♪」
雪穂「ありがとうございました」
穂乃果「全然？」
真姫「グラウンドを歩いてたらボールぶつけられただけだし…」
海未「それは災難でしたね」
ことり「どうしてグラウンドにいたの？」
真姫「ピアノ弾きに行くついでに少し見て回ろうと思っただけ」
穂乃果「雪穂。お茶！」
雪穂「はいはい」
ことり「あの子たち野球部なの？」
真姫「いや、違うって言ってたわよ。メガネの子は初心者みたいだし」
海未「どの部も基本的には活動を停止していますからね…この状況ですし」 雪穂「どうぞ」
真姫「ありがと」
雪穂「はい、お姉ちゃん」
穂乃果「いただきます♪」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がうまいっ！ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
真姫「…？」
海未「どうかしました？」
真姫「…いや、なぜか今のやりとりにすごく見覚えがあるような気がして」
穂乃果「えー？西木野さんがいるときあったっけ？」
ことり「うーん？あるような、ないような…？」
穂乃果「まあいいや。それより何か水に関する記念日なの？」
海未「1890年4月9日に琵琶湖疏水ができたんです」
穂乃果「そすい？」
真姫「琵琶湖の水を京都市へ引くための水路ね」
ことり「関東にいると今ひとつピンとこないけど、近畿地方では重要な水源だもんね」
穂乃果「これ琵琶湖の水なの？」
雪穂「いや、それは秩父の名水」
穂乃果「埼玉じゃん！琵琶湖も京都も関係ないし…」
真姫(変ね。同じやりとりを何度も見た気がするなんて…デジャヴュってやつ？) 穂乃果「そういえば西木野さんはどっちなの？」
真姫「はあ？…何の話？」
穂乃果「ビアンカとフローラ！」
雪穂「お姉ちゃん…いきなりそんな質問しても伝わらないと思うよ。ドラクエ5って結構昔のゲームじゃん」
穂乃果「えー？でもドラクエ知らない人なんているかな？」
真姫「し、知ってるわよ。ドラクエくらい…あれでしょ？未来に起こる災害や事件を予言してたとかいう…」
雪穂「それって…ふっかつのじゅもん？」
穂乃果「え？…どういうこと？」
雪穂「ググればすぐ出てくるよ。…ほら、たとえばこれ」
“からてかい りえみやさこり ようはやみ のかね”
穂乃果「みやさこ…やみのかね？」
真姫「吉本芸人の闇営業問題ね」
穂乃果「えぇ！？でもこれ、ドラクエ1のふっかつのじゅもん…だよね？」
雪穂「そう。仕組みが単純だから解析すればある程度狙った文章を作れるんだって」
真姫「つまり実際は予言してたわけじゃなく、事件があった後で誰かが作ったのよ」
穂乃果「な、なんだ…って、それ一番古いドラクエじゃん。私が聞きたいのはビアンカとフローラだってば！」
真姫「知らないわよ。何それ？」
雪穂「ほら。だから言ったのに」
穂乃果「むーっ。じゃあ今から教えるからどっちか決めて！」
雪穂「そこまでしなくても…」
穂乃果「えーと、まずは洞窟へ行って薬師のおじさんを…」
雪穂「まだそこなの？全然進んでないじゃん」
穂乃果「おおきづちが悪いんだよ。ひのきのぼうじゃ1匹倒すのに2ターンかかって、痛恨の一撃で死ぬんだもん！」
雪穂「だから出ないところでレベル上げてから進めばいいのに」
真姫「それで、フローラ？とかいうのはどこで出てくるの？」
穂乃果「いや、まだ全然…」
雪穂「少なくとも子供時代が終わらないと影も形も無いよね」
穂乃果「こうなったら奥の手だよ！行こ、西木野さん！」
真姫「行くってどこへ…」
穂乃果「音ノ木坂！」 【図書館】
真姫「学校なんかに連れてきてどうするつもり？」
穂乃果「ここ、ドラクエの資料ないかな？」
真姫「あるわけないと思うけど…」
希「キミたち」
ほのまき「えっ」
希「何か探してるん？」
穂乃果「あっ、おだんごの人！」
希「東條希や。キミは確か…」
穂乃果「穂むらの娘です！」
希「あれ？髪長かったっけ？」
穂乃果「ああ、短いのは妹の雪穂ですね。私は姉の穂乃果です！」
希「そか。そっちのキミは友達？」
真姫「いや、別に…」
穂乃果「ひどい！？」
真姫「それよりどうするの？ドラクエの資料なんかここには無いわよ」
希「ドラクエ？」
穂乃果「アハハ。ちょっと事情がありまして…」 【アイドル研究部・部室】
にこ「…何か用？」
希「ここなら図書館に無いマニアックな資料もあるんやないかと思って」
凛「穂むらちゃんもいるにゃ」
花陽「こ、こんにちは…」
穂乃果「あ。この間のお客さん…」
真姫「またあなたたち…何してるの？」
花陽「先輩がいろいろ見せてくれてたんです」
穂乃果「副会長さんが？」
希「いや、ウチはその二人とは面識ないし」
真姫「先輩なんて他にいないでしょ？」
にこ「…ケンカ売ってる？」
希「にこっちはウチの同級生や」
穂乃果「ニコッチ？」
にこ「私よ。矢澤にこ！」
花陽「小泉花陽です」
凛「星空凛！凛たちは一年生だよ♪」
穂乃果「星ドラ？」
凛「ほし“ぞ”ら！＞＜」
希「あ、そうそう。ドラクエ関連の資料を探しに来たんよ」
真姫「そういえば4月11日はすぎやまこういちの誕生日ね」
穂乃果「ドラクエの作曲の人？」
にこ「ドラクエのサントラなんて持ってないわよ」
希「実機は？」
にこ「…あるけど」
ｶﾞﾁｬ
穂乃果「ぼうけんのしょが消えてない！」
凛「中途半端にレベルが高いにゃ」
にこ「中身を見れば理由がわかるわよ」 穂乃果「子供時代でビアンカがいるのにルーラとパルプンテ以外の呪文が揃ってる！？」
希「時間の無駄遣いやんな」
にこ「うっさい。新型コロナのせいでヒマだったのよ」
花陽「アイドルのイベントとか軒並み中止になったし…」
真姫「この金髪？の子がビアンカっていうのね」
穂乃果「そうだけど、このときはまだ子供だから…」
希「もしかして、ビアンカとフローラどっちと結婚するかって話？」
穂乃果「そうです！」
凛「凛はビアンカ♪」
穂乃果「だよね！やっぱりビアンカだよ♪」
にこ「ふーん。私はフローラだけど」
穂乃果「なんで！？」
にこ「ベホイミとイオナズンがあるからね。エスタークのダンジョンくらいまで行くと回復使えるキャラが一人でも多いほうが有利だし」
希「ベホイミでもやまびこのぼうしがあれば倍回復するんだよね。ベホマだとやまびこのぼうしの恩恵は得られない」
にこ「そうそう」
穂乃果「じゃあ副会長さんもフローラなの？」
希「まあ、ウチはそれだけが理由やないけどね」
凛「副会長さん？」
希「東條希や。音ノ木坂生徒会の副会長。生徒会長の次に偉いんよ」ﾄﾞﾔｧ
穂乃果「ヘンリーが言ってるあれだね」
にこ「王様の次に偉いんだぞ！ってやつ？」 穂乃果「私は高坂穂乃果！」
真姫「…西木野真姫」
花陽「あ、あの…穂むらちゃんも一年生？」
穂乃果「いや、私は二年だけど」
凛「先輩なのー！？じゃあニシキノさんも？」
真姫「私は一年よ」
花陽「え！？(…逆だと思ってた)」
穂乃果「ヤザワさんは一年生だよね？」
にこ「ぬぁんでよ！？希と同い年だって言ってんでしょ！三年よ。あんたたちの先輩！」
凛「きっと小学生のときジャミに石化されて最近やっと治ったんだにゃ」
希「なるほどなあ。それで見た目は小さい頃のままってわけやね」
にこ「あんたまで納得してんじゃないわよ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
花陽(もし八年も石化してたら、やっぱり普通に八年経ったのとは見た目が全然違うのかな？でも同い年なのに年上みたいに見える人や、先輩なのに年下に見える人とか…人それぞれだよね) ●2020年池袋部門別ランキング●
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3位 オーデ 英玲奈「毎月11日は“めんの日”だ」
ツバサ「麺？…そば、うどん、ラーメンとか？」
英玲奈「というわけで、今日はラーメンを」
あんじゅ「パスタね」
えれツバ「えっ」
英玲奈「どうしてパスタなんだ」
ツバサ「何か理由があるの？」
あんじゅ「4月11日でしょ。誕生花はマーガレット」
ツバサ「マーガレットって一年中ある花じゃないの？」
英玲奈「誕生花として設定されている日付もバラバラだ。一般的には花が咲いていない9月などもあるようだし」
あんじゅ「そうだけど、マーガレットといえばパスタでしょ？」
英玲奈「マーガレットといえばパスタ…？」 にこ「そう、パスタよ！」
真姫「パスタはいいけど、何の話？」
穂乃果「もしかして…MADLAX？」
凛「えーと…ダーマ周辺やガルナの塔にいる、4匹くらい出てきてギラを連発するヒツジみたいなの」
花陽「それはマッドオックスだね」
希「パスタが好きなマーガレットといえばマーガレット・バートンやんな」
にこ「まあ、あれの主要登場人物はみんなパスタが好きみたいだけど」
希「きっとイタ飯ブームの頃若者だった世代が作ったアニメなんやろな」
穂乃果「イタ飯…って確かドラクエ5が発売した頃のブーム？」
真姫「いつの話をしてるのよ。だいたいイタ飯っていうけどパスタ以外は日常的に食べないでしょ？」
凛「ミラノ風ドリア！」
花陽「それイタリア料理じゃないけど…」
穂乃果「天津飯も中華料理じゃないんだっけ？」
希「日本生まれのナポリタンと一緒やね」
真姫「まあ、ナポリタンは嫌いじゃないけど」
にこ「こんなところに乾麺が！」
花陽「部室で調理できるんですか？」
にこ「いや、できないけど」
凛「調理室を借りるにゃ」
にこ「じゃあ責任は副会長様ってことで」
希「許可が下りるかどうかはわからんよ」
穂乃果「ことりちゃんに頼んだほうがいいかなぁ…」
花陽「ことりちゃん？」
穂乃果「うん。音ノ木坂の王様の次に偉い人♪」 穂乃果「今日もパンがうまいっ♪」ﾊﾟｸ
絵里「それってアップルパイじゃないの？」
穂乃果「似てるけど、これアップルデニッシュなんです。パン屋さんのパン♪」
絵里「そう…」
雪穂「アップルパイのほうが美味しいと思うけど。パンにする必要ある？」
穂乃果「確かにアップルパイも美味しいし好きだけど、デニッシュのほうがボリュームがあるでしょ。一つでお腹いっぱいになるからコスパがいいの」
亜里沙「美味しそうです♪」
穂乃果「美味しいよ。なんといっても4月12日はパンの記念日だし。ところで…」
ゆきありえり「？」
穂乃果「…どちら様です？」
絵里「…私？」
亜里沙「お姉ちゃん♪」
穂乃果「亜里沙ちゃんのお姉さん？」
絵里「ええ。絢瀬絵里です。亜里沙を迎えに来たんだけど…」
穂乃果「高坂穂乃果です。雪穂の姉です！」
絵里「よろしくね。じゃあ帰りましょうか」
穂乃果「ちょっと待って！」
絵里「…なに？」
穂乃果「お姉さんは、どっちですか！？」
絵里「私はアップルパイのほうが好みだけど、デニッシュも好きよ」
穂乃果「いや、その話じゃなくて…」
絵里「？」
亜里沙「ビアンカとフローラ？」
穂乃果「そう！お姉さんはどう思います！？」 絵里「私は両方」
穂乃果「りょ、両方！？」
絵里「そうよ。PS2版は裏技で一つのデータで二人と結婚できるし」
穂乃果「そんなのあり！？」
絵里「まあ、SFC版だったらセーブデータを分けて両方やるけどね。同じデータじゃなく最初からやり直して」
穂乃果「めちゃくちゃ時間かかりそう…」
絵里「そうでもないわよ。こういうゲームってセーブデータを残してても長い間やってないと、どこまで進めたデータなのか忘れちゃうじゃない？」
雪穂「確かに…ドラクエ5はアトリエやサガとかと違って進行メモみたいなの無いですもんね」
絵里「だから、またやりたいと思ったとき途中より最初から始めたほうが気持ち的にスッキリするの。それで前のデータがビアンカなら次はフローラ。そうやって長いスパンで半々くらいになるようにプレイするわね」
穂乃果「見かけによらず凄いゲーマーなんですね…」
絵里「…見かけ？」
穂乃果「いや、ドラクエの裏技を知ってる美人さんなんてそうそういないじゃないですか」
絵里「あら、誰のことを言ってるの？」
穂乃果「もちろんお姉さん…エリさんです！」
絵里「お世辞を言っても今日は和菓子を買うつもりはないわよ？」
亜里沙「パンの気分になっちゃったね…」
雪穂「お姉ちゃんのせいだね」
穂乃果「ああっ、しまった！？＞＜」
絵里「ふふふ。お邪魔しました♪」
亜里沙「Пока♪」
雪穂「До встречи」
穂乃果「Приходите！」
絵里「…ロシア語を教えてたの？」
亜里沙「うん。日本のこといろいろ教えてくれるから♪」
絵里(変ね。それだけじゃなく…あの子とは前から一緒にいたような安心感がある。初対面って気がしないわ) 穂乃果「やっと洞窟から出られたよ…」
雪穂「って、まだサンタローズなの？」
海未「お金も貯まってきましたね。とがったホネを買いましょう」
穂乃果「え？…そんなのあったっけ？」
海未「武器屋にあります。今のうちに買っておかないと後で困りますし」
穂乃果「どうのつるぎ買いたいんだけど…」
海未「主人公の武器なら、もう少しお金を貯めてブーメランを買ったほうがいいと思います」
穂乃果「そっか。…でも、とがったホネなんて買ってどうするの？」
にこ「SFC版なら“ひとしこのみ”が使えるでしょ」
穂乃果「ひとしこのみ？」
海未「ひのきのぼう、とがったホネ、しあわせのぼうし、こんぼう、のこぎりがたな、みかわしのふくを主人公に持たせておくと全員必ず会心の一撃が出るんです」
にこ「仲間モンスターも簡単に集まるわよ」
ことり「っていうか、あなたは…？」
穂乃果「矢澤先輩だよ。学校でヒマそうにしてたから連れてきたの」
にこ「大きなお世話よ。それよりお茶くらい出ないの？」
穂乃果「雪穂ー！」
雪穂「はいはい」
海未「次はアルカパですね」
ことり「もふもふ…♪」
にこ「いや、アルパカじゃなくてアルカパ」
穂乃果「ビアンカとレヌール城へ行くんだよね！」
にこ「いきなりレヌール城へ行ったら死ぬわよ。まずは町の周りでザコを相手にレベル上げと資金稼ぎ」
海未「そうですね…最低限、いばらのムチとブーメランは買っておくべきでしょう」
穂乃果「そういえば、ことりちゃんはどっちなの？」
ことり「え？…ムチとブーメラン？」
穂乃果「じゃなくて、ビアンカとフローラ！」
ことり「えーと…どっちでもいいけど。私が結婚するわけじゃないし」
にこ「当たり前よ。…まあ、中にはそれくらい感情移入して選んでるプレイヤーもいるとは思うけど」 雪穂「お茶どうぞ」
にこ「ありがと」
雪穂「はい、お姉ちゃん」
穂乃果「いただきます♪」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がうまいっ！ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
海未「タイなどのアジア諸国では今頃が正月にあたるそうですよ。タイではソンクラーンといって、人々が水をかけ合う奇祭があるんです」
穂乃果「い、今は水かけないでね。冒険の書が消えちゃう…」
にこ「いや、水かけたら冒険の書どころか全部壊れるでしょ」
雪穂「あと4月13日は浄水器の日だね」
海未「結婚といえば、フローラの指輪も“みずのリング”ですし」
穂乃果「フローラじゃなくてビアンカ！」 【真の日本No. 1超高額高待遇神店、爆誕】
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真の日本No. 1人気リフレ店 池袋あられ 穂乃果「そういえば、この家の地下に『ちからのたね』があったよね？」
にこ「あるけど今は取らない」
穂乃果「なんで？」
海未「子供時代は預り所が使えませんからね」
にこ「そ。だから持ち物欄を圧迫する“たいまつ”やゴールドオーブなんかが邪魔になって持てるアイテムの数が少ないでしょ」
ことり「この時代のドラクエには道具袋とか無いんだね」
雪穂「袋があったら預り所いらないし…」
にこ「この地下室やアルカパの宿屋の最上階のタンスは中身を取らなければ大人になってから取れるのよ」
穂乃果「そっか。サンタローズが壊滅しても地下室は残るんだ…」
海未「無駄に荷物を増やしすぎるとベビーパンサーの荷物は全部捨てることになります」
にこ「種なんか拾ってもゲレゲレに持たせてたら何の意味も無いわよ」
穂乃果「な、なるほど…」
雪穂「たいまつ、ゴールドオーブ、ひのきのぼう、とがったホネ。これだけで四つ占めてるもんね」
ことり「ゴールドオーブは壊されちゃうけど、そこにビアンカのリボンが入るんだっけ…」
にこ「私は遺跡でゲマ戦の前に装備品をほぼ全部捨ててるわよ」
穂乃果「そこまで！？」
海未「強制全滅が何度かあって所持金も極端に減らされるので勿体ないですが、仕方ないですね…」
にこ「妖精の国とか二度と行けないダンジョンの宝箱は全部取るしかないからね」 雪穂「そういえば妖精の村にも“いのちのきのみ”が一個あるよね？」
穂乃果「妖精の村に？…そんなのあったっけ？」
海未「村の入口からポワンの宮殿までの間に、依頼を断ると渡れなくなるところがあるじゃないですか」
穂乃果「あー、あったあった！言う通りにしないと帰れないんだよね。怖いなあ…」
にこ「その出たり消えたりする足場を渡ると真ん中に島みたいなのがあるでしょ」
海未「ダンジョン等は無理ですが、妖精の村には大人になってもまた来ますのでそこの“いのちのきのみ”は今は取らないのが正解です」
雪穂「何年も残ってるんだよね…1個だけ」
穂乃果「誰か通ったとき踏まれたりしないのかなぁ…」
ことり「地中に埋まってる…とか？」
にこ「“あなほり”はまだ無いけど“足もとを調べた”が掘ることを含む可能性はあるかもね」
海未「花が咲いているところを掘るんですか？」
穂乃果「見た目は変わってないから、花を根っこごと掘り出して終わったら元に戻すんだよ！」
雪穂「えぇ…誰かに見られたら完全に怪しい人だよね」
にこ(変なところにアイテムを隠さなくていいから、敵ドロップの確率をもっと上げてほしいけど) にこ「しっかりしなさい。部室は目の前よ！」
凛「凛が一番乗りだよ♪」
花陽「み、みんな待って…」ｾﾞｰﾊｰ
穂乃果「っていうか、なんで匍匐前進なの！？」
にこ「怒りの匍匐よ！」
穂乃果「怒りの…？」
にこ「もっと早く出すべきだった緊急事態宣言が今更出たせいで学校が始まらないんだから」
凛「こっそり来てるけどにゃ」
花陽「見つかったら怒られそう…」
穂乃果「匍匐前進って余計目立つような…普通に歩いたほうが良くない？」
にこ「これなら窓の外から私たちの姿が見えないでしょ」
花陽「あ、あのぉ…もしかして“怒りの葡萄”のことなんじゃ？」
穂乃果「ぶどう？」
花陽「1939年4月14日はジョン・スタインベックの小説“怒りの葡萄”が発刊された日なの」
凛「全然知らないはずなのに聞いた覚えがあるにゃ」 穂乃果「疲れたぁ…」
凛「お疲れさま。これ飲んで」
穂乃果「ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水…じゃない！？…これ、アクエリアス？」
凛「ポカリだよー♪」
穂乃果「ポカリスエットかぁ」
花陽(私は怒りの葡萄、じゃなくてファンタグレープ♪)ｺﾞｸｺﾞｸ
にこ「4月14日はポカリ事件の日だからね」
穂乃果「ポカリ事件！？…そんなのあったっけ？」
花陽「事件？…私も知らないです」
凛「1949年、日本プロ野球1リーグ制最後の年。巨人の監督だった三原脩が試合中に南海の選手を殴ったんだよねー」
穂乃果「ポカリのペットボトルで殴ったってこと？」
にこ「いや、ポカリスエットの発売は1980年よ。1949年にあるわけないでしょ」
花陽「それに最初のポカリはペットボトルじゃなく缶だったし…」
凛「ポカリと殴ったって意味じゃないかにゃ？」
穂乃果「暴力事件にしてはずいぶん軽いネーミングだなぁ…ポカリ事件…」
にこ「三原は退場、さらに100日の出場停止になったのよね」
花陽「今より厳しいね…相手にケガでもさせたの？」
凛「凛も詳しくは知らないけど、その選手が走塁で危険タックルして審判が守備妨害をとらなかったから三原監督が怒ったんだって」
にこ「昭和の野球にコリジョンルールなんてないからね」
穂乃果「四月中旬から監督が100日もいなくなるなんてチームには大迷惑だね…」
凛「ところが結局その年は巨人が優勝したんだよねー」
穂乃果「監督いらなかった！？」
にこ「いや、七月に復帰してるからそこから巻き返したんじゃない？」
凛「そのオフにパ・リーグができて今に至るにゃ」
穂乃果「リーグが増えるのもすごい革命だけど、開幕が二ヶ月以上延期されるのも大事件だよね…」
にこ「そーね。試合中に殴られても監督がいなくなっても試合ができるだけマシだわ」
凛「今回の延期は100日で済むかどうかわからないもんにゃ」
花陽(スポーツやアイドルのイベント、アミューズメントパーク、それに学校まで…楽しいことが消えた世界なんて嫌だなぁ。ごはんは変わらず美味しいけど) 雪穂「また“きのぼうし”が出たね」
穂乃果「売りに行かなくちゃ…」
絵里「ちょっと待って」
亜里沙「お姉ちゃん？」
絵里「次からダンスニードルは無視しましょう。スライムナイトとアルミラージだけ倒すのよ」
穂乃果「え。無視って、逃げるんですか？」
絵里「そうよ。このまま敵を選ばずに戦っていたら、延々“きのぼうし”ばかり集めることになる」
にこ「なるほど。つまり、いらないアイテムを落とす敵を無視することで確実に“せいどうのよろい”か“けがわのフード”を出すのね」
絵里「その通り♪」
穂乃果「そんなテクニックがあるんだ…知らなかった」
にこ「絢瀬って何気に筋金入りのゲーマーよね」
亜里沙「お姉ちゃんは生徒会長さんです♪」
絵里「生徒会とゲームは関係ないけどね」
穂乃果「生徒会長？」
にこ「音ノ木坂のよ。あんたも同じ学校でしょうが」
『…誰？』
『生徒会長ですよ』
穂乃果「あ、あれ？…そういえば誰かに聞いた覚えがあるような」
雪穂「まさか知らなかったの？私でも知ってるのに」 希「会長といえば、4月15日は1955年にイリノイ州デスプレーンズのマクドナルドがオープンした日やんな」
穂乃果「マクドナルドって、あのマクドナルド？」
絵里「マクドナルドって、もっと昔からあったんじゃないの？」
希「創業者が作った最初のマクドナルドはね。ただ、そのときは今みたいな全国展開やなかったんよ」
にこ「会長っていうのは？」
希「レイモンド・アルバート・クロック。この人が1955年に出店したデスプレーンズ店から、マクドナルドのフランチャイズ展開が始まるん」
ほのゆきありえりにこ「へー」
穂乃果「ああっ！？痛恨の一撃…」
にこ「フミコがやられたわね」
希「スライムナイトは子供時代には強敵やんな」
雪穂「もう鎧はあきらめて先へ進んだほうがいいんじゃ…？」
絵里「それでもいいけど、あまりサクサク進めると行く先々で苦戦するわよ。ただ何となくレベル上げより欲しいアイテムが出るまで粘るとか目標があったほうがやりやすいでしょう？」
穂乃果「…なるほど」 ●2020年池袋部門別ランキング●
3月末部門ランキング
【女の子が働き易い店ランキング】
1位 フェアリーPOP
2位 池袋bigbang
3位 キャンクロ
最下位 パンキッシュ
【女の子が稼げる打率ランキング】
1位 フェアリーPOP
2位 JKMAX
3位 age8
最下位 パンキッシュ
【スタッフが真面目なランキング】
1位 フェアリーPOP
2位 池袋Bigbang
3位 キャンクロ
最下位 パンキッシュ
【パネマジ年齢詐称ペテン師ランキング】
1位 あわれ
2位 パンキッシュ
【自演ランキング】
1位 あわれ
2位 パンキッシュ
3位 オーデ 穂乃果「装備も揃ったし、今度こそレヌール城へ行くよ！」
凛「レベルも上がってすっかり強くなったにゃ」
花陽「さすがにバギクロスまではないけど、バギマがあるね」
真姫「ビアンカのほうは随分呪文が少ないわね」
にこ「ビアンカは子供の頃と大人で別のキャラになってるのよ。ここで幾ら育てても呪文は増えないし、大人になって再会したら能力的には別のデータに入れ換わる」
真姫「なんでそんな回りくどいことを？」
穂乃果「そうなんだよね…ビアンカがいるのはレヌール城攻略までだし、そこまで制限する意味も無さそうだけど」
にこ「まあ、どのみち私はフローラを選ぶから関係ないけど」
穂乃果「あっ、そういえば小泉さんには聞いてなかったよね？」
花陽「はい？」
穂乃果「ビアンカとフローラ。小泉さんならどっち！？」 花陽「私は…どっちもありかなって」
にこ「絢瀬と同じパターン？」
穂乃果「両方ってこと！？」
花陽「裏技とかじゃなくて…こういうゲームはあまりやらないけど、その…ごはん」
穂乃果「ごはん？」
花陽「は、はい。二人とも美味しいごはんを作ってくれそうだなって」
凛「ビアンカは宿屋の娘だし家事は得意そうだよねー♪」
にこ「フローラもひと通りの花嫁修業はできてるわよ」
花陽「きっと二人とも料理は上手で、でもそれぞれの家庭の味があると思うんです」
にこ「フローラん家は金持ちだからいいもの食べてそうね」
穂乃果「ビアンカのは家庭料理のお手本みたいなイメージかなぁ？」
真姫「ふーん…」
凛「お料理かぁ。凛はラーメン以外は自信ないにゃ」
にこ「小泉は嫁に求めるのは高い家事スキルってわけね」
花陽「え、えーと…別に上手じゃなくても、一緒に覚えていけばいいかなって」
穂乃果「なんか素敵だなぁ…私も優しく教えてもらいたいな♪」
にこ「だったらフローラのほうがいいんじゃない？」
凛「ビアンカのほうがビシバシ教えてくれそうだよねー」
真姫「そういうことなら、小泉さんにはビアンカが合ってるんじゃない？」
花陽「そ、そうなのかな？」
雪穂(料理かあ。お姉ちゃんは特別上手ってわけじゃないけど、一緒に覚えるっていうのは…ありかも？) 穂乃果「やっぱりリディアは可愛いなぁ♪」
海未「はあ」
穂乃果「セシルの幼なじみはローザのほうなんだろうけど、プレイヤーにとっては先に一緒に旅して、小っちゃい時と成長した姿が見られるのはリディアだもんね。愛着が違うよ」
海未「って、どうしてファイナルファンタジー4なんですか？」
ことり「ドラクエは飽きちゃったの？」
穂乃果「なんか、4月16日はfoursquareの日なんだって。フォーでスクウェアといえばFF4かなって」
雪穂「foursquareってそんな意味だっけ？」
海未「違うと思いますが…」
穂乃果「でもゴブリン出ないなぁ…もう50回くらい戦ったのに」
ことり「出ないって、それゴブリンじゃないの？」
穂乃果「そうだけど、ゴブリンを倒すと召喚獣のゴブリンが出ることがあるんだよ。使うと召喚魔法にゴブリンが追加されるの」
雪穂「ゴブリンなんて役に立たないでしょ？」
穂乃果「でも取れるなら取っておきたいじゃない？役に立たないっていうけど、魔法なんてどうせ大半は最後まで一度も使わないんだし」
海未「身も蓋もありませんね…」
ことり「ドラクエと違って三系統に分かれてるぶん無駄が多い気がするね」
雪穂「まあ…確かに分けすぎて効率悪かったから6では白とか黒とか無くなったけど」
穂乃果「それでも青魔法と召喚は別だったよ。相変わらず大半は無くてもいいような魔法だし」 海未「スクウェアといえば、無くてもいいような魔法の典型はロマンシングサガじゃないですか？」
雪穂「あー、そういえばロマサガ3は術なんて一つも使わなくていいようにできてるよね」
穂乃果「術を覚えると技力消費を減らせないだけでマイナスなんだよね。魔力が高いキャラは武器使うのに向いてないから不便だし」
海未「前作ロマンシングサガ2で一部の術が強すぎた反動ですかね」
ことり「ゲームバランス調整？」
雪穂「それにしても極端すぎるよ。回復も生命の杖とナイチンゲールがあれば術いらないんだから」
穂乃果「ただでさえ万能薬のおかげで術なくても大丈夫なのに、無限に使える回復武器を追加しちゃったからねえ…」
海未「万能薬はロマンシングサガシリーズ全てに登場しながら全部効果が違うんですよね」
ことり「3はHP回復と状態治療。2のが1のリフレッシュドリンクで、1は…何だっけ？」
穂乃果「使ったことないからわかんないや…1は回復は術と指輪で足りるから“水のもと”だけあればいいよね？」
雪穂「“せきかをとく”があるじゃん」
穂乃果「え？でも石化したらリセットでしょ？」
海未「また身も蓋もない…まあ、どこでもセーブできるロマンシングサガだからそれができてしまうわけですが」
穂乃果「FFは回復のコスパが悪いのにダンジョンでのセーブが面倒だから、ちまちま回復しなきゃならなくて時間かかるんだよね…」
雪穂「滅多に取れないレアアイテムが出たらわざわざ脱出してセーブしたほうがいいくらいかもね」
穂乃果「うーん。やっぱりドラクエにしようかな」
海未「もう飽きたんですか？」
穂乃果「まだフローラが出てくるところまで進めてないし」
雪穂「お姉ちゃんはビアンカ派じゃなかったの？」
穂乃果「西木野さんをビアンカ派にするためには結婚するところまでは進めなきゃいけないでしょ？」
海未「西木野さんならフローラを選ぶと思いますよ」
ことり「お金持ちだから？」
穂乃果「そんなことないよ！人は自分にないものを求めるっていうでしょ！？」
雪穂(あの西木野さんがそこまで昔のRPGとかに興味もつとも思えないけど…) 穂乃果「やっと来たか。この日が…」
にこ「サルーイン？」
穂乃果「じゃなくて、4月17日は恐竜の日！」
絵里「サルーインと恐竜。ってことは…」
【リガウ島・草原】
海未「穂乃果！どこへ行くつもりですか！？」
穂乃果「恐竜のたまごは高く売れるんだって」
ことり「売りたいの？」
穂乃果「売るだけだったら大地の剣でも取りに行くよ。それより恐竜だよ。恐竜！」
真姫「恐竜の卵なんてどうする気？」
穂乃果「もちろん恐竜を孵化させて育てるんだよ♪」
凛「恐竜を育てるんだったら恐竜に任せておけばいいにゃ」
花陽「そ、そうだよ。卵を取りに行くなんて危ないよ…」
穂乃果「大丈夫だよ♪六人もいるんだから、誰か一人でもたどり着けば…」
海未「まあ、恐竜は体が大きすぎて一度に一頭しか遭遇しないので四人いれば一応逃げられますが…」
ことり「四人？」
穂乃果「そうそう。恐竜は多くてもトリプルアタックで1ターンに三回攻撃まで。囲まれなければ、三人やられてる間に一人は逃げられる！」
花陽「やられる前提の数合わせなのぉ！？」
凛「凛は逃げ足には自信があるよ！」
海未「では私と穂乃果、星空さんは前衛で」
穂乃果「えーと…私は逃げ足にはあまり自信がないんだけど」
海未「穂乃果が言い出したのですから穂乃果は最前列です！」
凛「1-2-3のフォーメーションにゃ」
穂乃果「私100％死ぬじゃん！？」
ことり「ロマンシングサガは戦闘中にやられても、勝つか誰かが逃げればHP1で復活するんだね」
真姫「まあ、絶対勝てない敵にはぶつからないように進むしかないわね」
穂乃果「えーと、まずは一番近くの巣穴に…」 花陽「な、なんか犬とか鳥が向かってくるんだけど…」
海未「リガウ島の草原には恐竜以外の敵もたくさんいますからね。大きくて足の遅い恐竜より他のモンスターのほうが先に遭遇するのは当たり前です」
穂乃果「わんわん！」
ことり「えーと、犬みたいなのはカークリノラース」
こころ「ココロムシです」ｺﾛｺﾛ
にこ「なんで私がコボルドなのよ！？」
凛「小さいからにゃ」
花陽「って、穂むらちゃんが敵だったら私たち五人になっちゃうけど…」
希「六人や。ウチも入れて」
真姫「この程度の敵なら六人いれば楽勝ね」
凛「先制攻撃にゃ！」ﾎﾟｺﾝ
にこ「ぐふっ！？」
海未「仕留めます！」ﾋｭﾝ
穂乃果「矢犬！？＞＜」
こころ「さ、さようなら〜」ｺﾛｺﾛ
花陽「逃げちゃった…」
ことり「私たち何もしてないけど…」
希「敵が弱いうちに六人いると、すばやさが高い人はどんどん成長して遅い人はなかなか育たないよね」
海未「攻撃力が高い前衛の敵から優先的に倒していけばダメージを受けずに勝利できます」
真姫「っていうか、言い出しっぺがいないなら恐竜の巣に入る必要ないんじゃない？」
ことり「それもそうだね」
花陽「ってことは…」
凛「帰るにゃー」
穂乃果「ちょっとー！？」 【リガウ島・草原】
穂乃果「今度こそ恐竜の卵を取りに行くよ！」
凛「犬から人間に戻ったにゃ」
真姫「まだ懲りてないの？」
穂乃果「そうだよ。たまごを取りに…とり…あれっ、ことりちゃんは？」
海未「今度は鳥が来ますよ！」
ことり「ちゅんちゅん！」
希「ファルコンやんな」
ことり「ちゅんちゅん(`8´)」ﾂﾝﾂﾝ
穂乃果「いててて＞＜」
海未「ファルコンは後回しです。他に“きょだいがえる”と植物のヒースメンがいますから、花粉で眠らされる前に…」
花陽「は、花だよぉ」
凛「凛の攻撃は後列のヒースメンには届かないよ。カエルさんを狙うにゃ」
英玲奈「また私がカエルなのか…トード(統堂)だけに」
凛「いっくにゃー！」ﾎﾟｺﾝ
英玲奈「くっ。簡単にはやられないぞ」
海未「ヒースメンを仕留めます！」ﾋｭﾝ
花陽「あっ＞＜」ﾊﾞﾌｯ
希「矢が当たって花粉が飛び散る…」
にこ「あんたたち…気をつけなさいよー」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
真姫「何もしないうちに眠らされてるし…」
穂乃果「花粉が出ないように術法でやっつけよう！」
真姫「先に言いなさいよ…」
穂乃果「スターファイア！」
真姫「ヘルファイア！」
ｺﾞｰｯ
花陽「た、タスケテ…」ｶﾞｸｯ 英玲奈(受けてみよ！)ﾋﾞｮｰﾝ
真姫「な、何よこれ！？」ﾍﾞﾀｯ
希「きょだいがえるは長い舌で二列目まで攻撃が届くんよ」
真姫「だから先に言いなさいよ！＞＜」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
希「やっぱり巫女さんには弓矢！というわけでウチも弓で攻撃や」ｸﾞｸﾞｸﾞ
ｽｶｯ
希「…あれ？」
海未「弓は射程が最大で最後尾から全ての敵を攻撃でき、腕力が低くても大ダメージを与える便利な武器です。…が」
凛「弓のレベルや“きようさ”が低いとミスばっかりで当たらないんだよねー」
真姫「いいかげん起きなさい！」ﾁｮｯﾌﾟ
にこ「ぐふっ！？」
穂乃果「ことりちゃんが来るよ！」
ことり「ちゅんちゅん！(`8´)」ﾊﾞｻｻｯ
凛「速さなら負けないよー！」ﾀﾀｯ
ことり「ちゅん！？(＞8＜)」ｹﾞｼｯ
海未「これで終わりですっ！」ﾋｭﾝ
英玲奈「不覚…」ｹﾞｺｹﾞｺ
穂乃果「勝ったよー♪」
にこ「私の出番は！？」
希「ウチもいいとこ無しやん？」
真姫「序盤の弱い敵には六人も必要ないんじゃない？」
海未「もう恐竜の巣に入りますよ。次は六人いても勝ち目がない相手です」
穂乃果「恐竜は全部避けて、速やかにたまごをゲットだよ！」
凛「そんなにうまくいけばいいけどにゃ」 穂乃果「馬！」
凛「うま？」
穂乃果「そう、馬だよ。アイシャが乗ってる馬があれば、恐竜の卵を素早く取りに行けるんじゃないかな？」
海未「そういえば4月19日は“乗馬許可の日”ですね」
花陽「“飼育の日”でもあるけど…」
ことり「でも穂乃果ちゃん、乗馬なんてできるの？」
にこ「それにリガウ島は離島だから馬に乗ったままじゃ行けないわよ」
希「馬はメルビルの町に置いていくことになるやろな」
穂乃果「ダメかぁ…馬も船で運べたらいいのに」
真姫「離島にも馬を飼っていればいいんじゃない？」
ことり「でも滅多に来ないし、お世話する人がいないよ」
凛「かよちん！」
花陽「とりあえず作ってみたけど…」
ことほのうみのぞにこまき「えっ」
にこ「なんだ、馬いるじゃない。どうやって連れて来たの？」
海未「いや、ちょっと待ってください。何か変です…」
穂乃果「この馬、全然動かないね。なんか薄くて軽いし」
花陽「う、うん。折り紙だから…」
ことり「え。これ、折り紙！？」
真姫「どういう技術よ。こんな巨大なペーパークラフトなんて…」
希「“とりあえず”で作る物にしてはえらい本格的やんな」
凛「かよちんの折り紙は全米がびっくりするくらい凄いんだよねー♪」
花陽「そ、そんなことないけど…」
穂乃果「これ、使えないかな？」
にこ「折り紙の馬じゃ乗っても動かないわよ」
穂乃果「乗るんじゃなくてさ。折り紙でこれくらい大きな物を作れるんだったら、もし恐竜が興味を示す物ができれば…」
海未「恐竜の気を引いて囮に使える…ということですか？」 【恐竜の巣】
ことり「うわぁ、いっぱいいる…」
にこ「どうやってここに持ち込むのよ？モタモタしてたらすぐ集まってくるわよ」
希「囲まれたら詰みやし、うまく誘導しないと…」
花陽「できました！」
穂乃果「ティラノサウルス！？」
花陽「は、はい。ここにいる恐竜は草食のトリケラトプスばかりなので、大きな肉食恐竜が現れたら反応するんじゃないかと…」
真姫「確かに折り紙にしてはよくできてるけど…」
「遅かったわね！」
ことほのうみのぞにこまきりんぱな「えっ」
絵里「ここにあった恐竜の卵は私が先にいただいたわ！」
穂乃果「生徒会長さん！？」
ことり「いただいた…って」
凛「恐竜の卵を食べちゃったのー？」
花陽「そういえば4月19日は“食育の日”だね」
絵里「いや、食べたんじゃなくて取りに行ったの。ここにはもう用は無いわ」
亜里沙「Пока♪」
ｽﾀｺﾗｻｯｻｰ
穂乃果「ああっ！？逃げた…」
にこ「絢瀬にまんまと出し抜かれて…無駄足だったわね」
海未「私たちも脱出しましょう。これ以上の長居は危険です」 【ジェルトン】
凛「帰ってきちゃったにゃ」
花陽「あ、あの…西木野さん」
真姫「…何？」
花陽「これ、あげる！」
ことり「折り紙のティラノサウルス？」
穂乃果「いいなー！動かないけど本物みたいに大きくて大迫力だよね♪」
にこ「これだけ大きいと紙でもかなりの重さだし、運ぶのも八人がかりでひと苦労よ」
真姫「貰っても使いみちがあるとは思えないけど…どうして私に？」
花陽「西木野さん、今日誕生日だよね？」
海未「そうなんですか？」
真姫「…誰に聞いたの？」
希「生徒会のデータベースや♪」
真姫「職権濫用…」
花陽「ホントは恐竜の卵を手に入れてプレゼントしたかったんだけど…」
穂乃果「何気にすごい野望！？」
真姫「いや、いらないわよ。それこそ貰っても困るし」
花陽「と、とにかく…ハッピーバースデー♪」
穂乃果「そういうことなら、私からもプレゼント！」
真姫「今度は何？」
穂乃果「4月19日は“地図の日”でしょ。これ、恐竜の巣の地図なの♪」
海未「いつの間にそんな物を…」
真姫「いらないわよ。もう卵は生徒会長が持って行ったし、恐竜の巣に入る意味もないでしょ？」
穂乃果「裏面は財宝の穴の地図になってるよ！」
真姫「財宝？」 雪穂「はい、お姉ちゃん」
穂乃果「ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も財宝がうまいっ♪…ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
希「天然アルカリ温泉水“財宝”やんな」
穂乃果「この財宝じゃないよ！リガウ島の草原には本物の財宝が隠された洞窟があるの」
真姫「ふーん…」
絵里「財宝の穴には恐竜がいないし、六人いれば簡単に取りに行けるわね」
にこ「あっ、絢瀬！あんた、また横取りする気！？」
絵里「パーティーは六人まででしょ？あなたたちが行くとしても二人は留守番になる」
亜里沙「私たちと一緒に行きませんか？」
雪穂「パーティーを二つに分けるってこと？」
絵里「そう。二つのチームでどちらが先に財宝を手に入れるか、勝負…というのはどうかしら？」
穂乃果「雪穂と亜里沙ちゃんを含めて11人。五人と六人のチームができるね」
にこ「五人のほうが不利じゃない。どう分けるのよ？」
ほの母「私の出番ね！」
ほのゆき「お母さん！？」 亜里沙「ホネがいっぱいです！」
♪ﾃﾞﾛﾃﾞﾛﾃﾞﾛﾃﾞﾛﾃﾞﾝ↑ﾄﾞﾝ↓
穂乃果「これってビアンカを置いて帰っちゃったらどうなるんだっけ？」
希「いや、出られないんやないかな？」
にこ「たぶん無駄だったと思うわよ」
穂乃果「そっか」
雪穂「でも、あれ見た目はガイコツだけど中身はおばけキャンドルなんだよね」
穂乃果「あー、一階に落とされて戦うのはそうだったね」
絵里「まあ、がいこつへいはここで出すには強すぎるし」
にこ「スカルサーペントがいるじゃない」
希「ボスの前やろ？スカルサーペントだと逆に弱すぎると思うよ」
穂乃果「でも何も装備買わないで来るとスカルサーペントで死ぬよね…」
絵里「そうね。ナイトウイプスと一緒に出たりすると特に厄介だし」
にこ「ただでさえ低い守備力をルカニで下げられたところにスカルサーペントが仲間を呼んで袋叩きだからね」
穂乃果「うまくできてるなぁ」 絵里「このゴーストって珍しく色と名前が合ってるのよね」
亜里沙「色？」
にこ「5だと、おおねずみがやまねずみの色でパペットマンがどろにんぎょうの色だったりするからね」
希「ミニデーモンもベビーサタンの色やんな」
絵里「その点ゴーストはそのままだから、1をやり込んだプレイヤーには懐かしいモンスターね」
にこ「何なら脈絡もなくフィールドにゴーストが出る1より、こっちのほうが的確な使い方でしょ」
『みーたーなあー！』
雪穂「色ってことで言えば、このうごくせきぞうは“いしにんぎょう”だね」
穂乃果「3のうごくせきぞうは大きくて強そうなのに、なんで5のは“いしにんぎょう”になっちゃったんだろ？」
希「やっぱり序盤で使いたかったんやろな。あのうごくせきぞうを弱くして出すのも何か違うって気がするし」
穂乃果「まもりのたね取れたけど…どうしようか？」
絵里「まもりのたねだけは数値が固定だから、すぐ使っちゃってもいいと思うわ。主人公は“みのまもり”が低いし」
穂乃果「じゃあフミコに食べさせよう…」
雪穂「ここのBGMって塔なんかでも使われるけど、レヌール城が一番合ってる気がするね」
穂乃果「わかる！こう、何か死者の無念っていうか怨念を感じさせる曲だよね！？」
にこ「でも城だからこそって気がしない？同じホラーでも3の幽霊船みたいなボロいのとは合わないわよ」
希「荘厳な雰囲気＋そこはかとないホラー感。確かにレヌール城にぴったりやんな」
穂乃果「これはトランペットで吹いても雰囲気出ないかなぁ…」
絵里「トランペットを吹くの？」
穂乃果「はい。いろんなゲームや野球の応援歌とかできますよ！」
のぞえりありにこ「へー」 凛「ヘンリーが死んじゃった日なんだって！」
穂乃果「え！？…ヘンリーが？…どういうこと？」
海未「1509年4月21日、イングランド王ヘンリー7世が死去したといわれています」
穂乃果「そ、そうなんだ…でもヘンリーは王様にはならなかったんだよね？」
にこ「何でもいいから、さっさとヘンリー死去まで進めなさいよ」
花陽「死去確定なのぉ！？」
雪穂「ヘンリーといえば、“いいえ”を何回選んでも進まないやつって3が最初だっけ？」
希「カンダタとヘンリーは同類ってわけやな」
穂乃果「レヌール城の王様は悪い人じゃないよ！」
ことり「それだとヘンリーは悪い人って言ってるみたいだけど…」
にこ「あのクソガキのせいでパパスが死んだのに他人事みたいにペラペラ喋るデリカシーの無い奴なのは確かでしょ」
絵里「ラインハットの太后とゲマ一味が元凶とはいえ、確かに原因の一端とも取れるわね…」
穂乃果「ここの扉を開けておけばタダの宿屋に泊まり放題なんだよね」
凛「おやぶんゴーストたちはどこから入ったのかにゃ？」
海未「入ってからカギをかけたんじゃないですか？」
真姫「かりにもゴーストなのに実体があって扉を開けなきゃ入れないってこと？」
にこ「だってあれ“まほうつかい”と見た目は同じじゃない。仲間モンスターのマーリンも扉が閉まってたら通れないわよ」
希「でもヘンリーが捕まってた遺跡の牢屋の外に“まほうつかい”みたいな敵が急に出てくるやん？」
雪穂「おやぶんゴーストにもそれができるなら歩いてテラスへ逃げる必要はないんじゃ…？」
絵里「あれは結局逃げずに戦うし、逃げるつもりじゃなかったのかもしれないわね」
穂乃果「おばけキャンドルもやっつけたよ！」
花陽「そういえば、あの落とし穴の仕掛けってもともとあったのかな？」
希「あれもカンダタと同じパターンやんな」
海未「王族を守るための仕掛けならあり得なくもないですが、踏むだけで落ちるのでは危険ですね…」
にこ「さすがに人が普通にいた頃は無かったんじゃない？」
凛「おやぶんゴーストたちがわざわざ作ったってこと？」
真姫「古くてボロボロの城なら床が抜けても不思議じゃないわよ」
ことり「穴があいたのを利用したのかもね」 穂乃果「この壁のお面みたいなのを見ると、やっぱり3を思い出すなぁ…」
雪穂「ひきかえせ！ってやつ？」
絵里「“地球のへそ”ね」
亜里沙「へそ？」
雪穂「たぶん世界の真ん中あたりにある大きな洞窟だから…かな？」
凛「一番大きいのは下の世界に通じる穴だと思うけどにゃ」
希「オルテガもカンダタもあの穴から落ちたくらいやし」
海未「あれも不思議な話ですよね。穴が閉じて帰れなくなるなら、どこから光が射し込むのか…」
穂乃果「空の上に世界があるなら全部天井になってるのかなぁ？」
絵里「“ガンダム”に出てくるスペースコロニーみたいな感じ？」
ことほのうみのぞえりにこまきりんぱなゆきあり「うーん…？」 海未「ルカナンをかけましょう」
にこ「いや、まずはマヌーサでしょ」
穂乃果「マヌーサ、ルカナン、ルカナンでビアンカは3ターン。フミコはスカラを二人にかけて2ターンかあ…」
にこ「フミコはマホキテもあるわよ」
穂乃果「これ毎回思うんだけど、ボスにルカナン2回かけるの効率悪くない？ルカニがあれば済む話なのに」
ことり「ルカニって5にもあるんだっけ？」
雪穂「確かエリミネーターが使えると思うよ」
にこ「敵の守備力下げたいのなんてボス戦だけだからルカニだけあればいいのにね」
穂乃果「序盤はまだいいけどさ、頑張ってちまちま補助呪文かけても最後のほうは“いてつくはどう”で一瞬でパーだもん」
海未「確かに…かける呪文が多くなると今どれが残っているのか把握しては帳消し、の繰り返しになってしまいますね」
にこ「マホキテとかは今かかってるのが表示でわかるからいいけど」
雪穂「フバーハ、バイキルト、スカラとかは表示なし…」
穂乃果「おたけびでショックを受けたのが二人だったときの入れ替えも時々間違えるよ」
ことり「確かにちょっとわかりにくいね」 にこ「FFは割と昔から魔法かかってる状態がわかりやすくていいわよね」
海未「味方のキャラクターアイコンが戦闘中も表示されますからね。プロテスやシェルなどは色で判別できたり…」
穂乃果「そういえばロマサガはキャラクターアイコンが見えるのに術かかってるのはわかりにくいけど」
にこ「ロマサガの場合、敵の攻撃で味方が簡単に倒されるからいちいち術かけ直すのは効率悪いわよ」
海未「確かに…術の有無で大きく異なるもの以外は、かける価値があまり無いかもしれません」
雪穂「シャドウサーバントとか？」
穂乃果「シャドウサーバントは確実に先制攻撃できないと簡単に解けちゃって面倒くさいよ」
にこ「地相変えるには便利なんだけどね。一人で同じ術とか二回ずつ使うわけだから」
穂乃果「地層？」
亜里沙「ゴチソウですか？」
雪穂「ロマサガって地形の属性みたいなのあるじゃん。ようせいが風で回復したりロブスターが水で回復したりするやつ」
穂乃果「そういえばそんなのあったような…」
海未「特に3ではターン開始時に画面のエフェクトで表示されますからわかりすいですよ」
にこ「ウォーターポールやダンシングリーフなんかもあるでしょ。使ったことないの？」
穂乃果「3の術ってなんかショボいし…」
海未「序盤はソウルフリーズだけでも使えれば便利ですよ」
にこ「攻撃はショボいけど補助の術は便利なの多いわよ」
穂乃果「効率悪いって言ってなかった？」
にこ「…まあ、簡単に倒されると面倒くさいけどね」
亜里沙「ゴチソウで回復です♪」
ことり「ドラクエとかより、アトリエシリーズの回復が美味しそうで好きだな♪」
雪穂「アトリエは食べ物アイテム多いよね」
穂乃果「薬のほうが結局便利でも、やっぱり美味しそうな食べ物アイテムを使いたくなるよね♪」
亜里沙「ホムラさんは回復いっぱいです♪」
穂乃果「ゲレゲレも仲間になったし、お茶で休憩にしよっか」
にこ「高坂ん家にいると虫歯になりそう…」 穂乃果「とがったホネと、ておりのケープをゲレゲレに装備させて…」
雪穂「ビアンカの残りの装備は全部売却だね」
凛「別れる前に仲間の装備を全部剥ぎ取るのは基本だよねー」
にこ「あのゲマでさえ主人公の持ち物はゴールドオーブ以外残しておくのに」
花陽「プレイヤーのほうがひどい事してる！？」
穂乃果「だ、だって新しい装備買わなきゃいけないし」
絵里「次は妖精の国ね」
穂乃果「フィールドの敵くらいならパパスがいなくても楽勝だよ♪」
にこ「主人公とゲレゲレだけじゃラインハットでは苦戦するけどね」
凛「ビアンカと二人のときに幾らレベル上げてもゲレゲレは弱いままだもんにゃ」
穂乃果「ビアンカの呪文が増えないのと同じで、ゲレゲレもベビーパンサーのときは特技が何もないんだよね」
雪穂「命令どおりに動かないし単体攻撃しかできなくて防具もショボいし特技なし」
絵里「まあ…レベルが上がるだけマシなんじゃない？」
にこ「そういえば4にはレベルも固定で荷物すら持たないNPCがいたわね」
花陽「炎を吐くリス…だっけ？」
亜里沙「りす？」
穂乃果「4コマ漫画のネタだね」
にこ「こんな古い漫画まであるの？あんたの部屋」
穂乃果「漫画ならいろいろあるよ♪ゲームの攻略本は無いけど」
凛「一日中いても読みきれないにゃー」
にこ「お茶とお菓子も出てくるし、まるで無料の漫画喫茶ね」 穂乃果「ここにあるんだよね？いのちのきのみ」
絵里「あるけど今は取らないほうがいいわよ」
穂乃果「HPが一番低いのはレベルが上がらないベラだけど…NPCに使えるんだっけ？」
にこ「使おうと思ったことがないから知らないわよ」
雪穂「5くらい増えても変わらないと思うけど…」
穂乃果「そっか。そういえばベラのHPが残り1桁になったことなんて無かった気がする…」
ポワン「そうですか。残念ですが 仕方ありませんわね…」
穂乃果「一度は断っておかないとね！」
凛「足場が消えるのを見ておくのは基本にゃ」
にこ「性悪エルフね」
花陽「ま、まあ春が来ないと結局人間も困ることになるし…」 穂乃果「新しい装備も買ったし、出発だよっ！」
ことり「今回は簡単に全部揃ったんだね」
穂乃果「まあ、あれだけアルミラージ狩りに時間かけたらお金も貯まるし…」
海未「けがわのフードが出るまで、かなり戦闘回数を重ねましたね」
雪穂「主人公の武器は変わってないし、ゲレゲレの装備は安物だもんね」
真姫「っていうか、いしのキバってどういうこと？ベビーパンサーなら最初から牙があるんじゃないの？」
穂乃果「モンスターが口にくわえて使う武器らしいよ」
希「たぶん牙がないスライムに使わせるイメージで作ったんやないかな？」
真姫「つまり入れ歯ってこと？」
穂乃果「入れ歯…そ、そうなのかな？」
海未「まあ…ある意味、部分入れ歯と言えるかもしれません。目的はともかく」
雪穂「ベラは可愛いよね。キャラクターアイコンはモブだけど」
穂乃果「便宜上同じ顔のエルフたちも実際は一人ずつ違うのかなぁ…」
希「名前ついてる子も何人かいたね。ビアンカやフローラよりベラが好きな人も稀にいるみたいやし」
ことり「人間より長生きで見た目が若いままのエルフが相手だったら、いろいろ大変そうだけど…ちょっとロマンチックかも♪」
穂乃果「そういえば副会長さんはフローラ派なんですよね？」
希「そやね」
穂乃果「ちゃんと理由を聞いてなかったんですけど…」
希「うーん。幾つかあるけど…たとえば、ビアンカって小さい頃から主人公を強引に引っ張っていくような子やろ？」
海未「まあ、ビアンカは年上ですし…」
希「でもフローラは違う。自分に自信がなくて、守ってもらうようなタイプって言ってるよね」
ことり「確かにフローラはビアンカと比べると消極的な感じかなぁ？」
希「そういう子が、主人公と出会ったことで少しずつ変わっていくん。お城に魔物が侵入した時は子供たちを隠して命懸けで守る母親になってる」
穂乃果「それはビアンカでも同じ展開だけど…」
希「ビアンカはもともとそういうタイプやない？それに比べてフローラは頑張って追いついた感じがするんよ」
穂乃果「な、なるほど…」
海未「わかります！か弱く控えめなフローラが成長していく姿がまた魅力的なんですよ」
希「というわけでウチはフローラ派♪」
穂乃果「うぅ、悔しいけど説得力あるなあ…」
希(そういうのウチも身に覚えがあるっていうか、親近感がわくんだよね) 穂乃果「あ、あれぇ？進めないや…この洞窟こんな迷ったっけ？」
にこ「反対側に階段への通路があるでしょ。右側からは見えないようになってるだけ」
穂乃果「そっか。うまくできてるなぁ…」
真姫「そうでもないと思うわ。右ききの人間は一般的には左折しやすいようになってるのよ」
穂乃果「そうなの？」
絵里「つまり普通にやればすぐ先へ進めるように作ったのね」
雪穂「なのにわざわざ逆へ行ったんだ…」
にこ「氷の宮殿やラインハットの遺跡に比べたら、こんなのヌルいダンジョンじゃない。手こずってんじゃないわよ」
穂乃果「うぅ…そんなレッドイーターとブルーイーターみたいに集中攻撃しないでよー＞＜」
花陽「氷といえば、4月25日は世界ペンギンの日ですね」
穂乃果「ペンギンの日！？そんなのあるんだ？」
花陽「はい。南極大陸のアデリーペンギンが海へ移動するために基地を通過する日らしいですよ」
絵里「ずいぶんピンポイントね…」
にこ「南極基準なのに世界規模なの？」
真姫「南極の基地に滞在してると外界へ行く機会が無さそうだし、そこが世界の全てみたいな生活になるんじゃない？」
穂乃果「な、なるほど」
雪穂「今は新型コロナのせいで世界中の人々がそういう生活を強いられてる感じだね」
花陽「水族館のペンギンの動画に癒されます♪」
凛「可愛いよね。あのペンギン♪」
にこ「ほら、あんたもさっさと南極基地…じゃなくて氷の宮殿へ行きなさいよ」
穂乃果「カギの技法さえ手に入ったらすぐ行くよ！」
絵里「でも氷の宮殿って床が滑るから面倒なだけで、規模自体は大したことないわよね」
にこ「レヌール城なんかに比べたら小さいし、ボスの部屋が外から見えるくらいだからね」 雪穂「お茶どうぞ」
にこ「ありがと」
凛「お湯まだある？」
雪穂「ありますけど…」
穂乃果「カップめん？」
真姫「そんなのいつも持ち歩いてるの？」
凛「いつもじゃないけど、4月25日はカレーラーメンの日だからにゃ」
にこ「うわ、よりによってカレーヌードルなんか食べる気？」
穂乃果「カレーめんかぁ…“ゆるキャン”の1話が放送されたときは私も食べたくなったっけ」
凛「凛はリンたちより先に食べたよ♪」
花陽「凛ちゃん、いつも買い置きしてるもんね…」
雪穂「もし南極にいたらカレーヌードルが食べたくなりそうだね」
真姫「いや、行く機会ないでしょ？」
凛「どこでも食べたくなるにゃ♪」 真姫「このフィールドって村と同じ曲ね。…手抜き？」
希「まあ、妖精の国のフィールドは今しか歩き回れないから…大人になったらもう来ないし」
にこ「ロマサガにもあったわよ。専用曲が設定されてない場所は町や村も敵が出るフィールドでも同じ曲！」
絵里「1と3がそうだったわね。八人いる主人公ごとにテーマ曲が設定されてるから手抜きではないと思うけど…」
海未「サガフロンティアになるとほぼどこでも専用曲が設定されてキャラテーマは無くなりましたね」
凛「ロマサガ2が一番手抜きだったにゃ」
穂乃果「結局ここでは何も取れなかったなぁ…」
にこ「子供時代の敵ドロップなんて必要な装備以外は無駄でしょ」
絵里「そうそう、荷物が持ちきれなくなって結局は処分しないといけないし」
穂乃果「でも、たとえば“かしこさのたね”が山ほど取れたらゲレゲレが命令通りに動いてくれて戦闘中に“やくそう”や“まほうのせいすい”を使ってくれるでしょ？」
希「特技がない分、道具を使わせられたら確かに便利かもね」
花陽「もう使わなくなってからたくさん出るよね。かしこさのたね…」
海未「確かに…グランバニアへ続く洞窟で仲間モンスター、特にはぐれメタルを探しているとベロゴンロードがよく出て」
にこ「あー、あいつやたら落とすわね。一番欲しいのはそれじゃないんだけど」
絵里「ちからのたねとすばやさのたね以外は正直いらないわね…」
穂乃果「ドラクエ3では、かしこさのたねをたくさん使えばMPもいっぱい上がってよかったのに」
凛「このツルツル滑る氷の床ってここしかないんだよねー」
海未「少し勿体ない気がしますね。これがあるだけで難易度が上がりますし」
ことり「光が射さなくて寒い魔界なら氷のダンジョンくらいあっても良さそうな気はするね」
穂乃果「ブリザードマンやホークブリザードが出るところは氷なんかないもんね」
にこ「氷のダンジョンを出すのがちょっと早かったわね。冷気系モンスターは強すぎてほとんど使えなかったし」
絵里「ブリザードといえば、ドラクエ2には“ブリザード”がいたけど当時はヒャド系呪文が無かったから…」
希「なぜかザラキやったね。あれで散々な目に遭ったプレイヤーも多いやろな」
にこ「2のザラキのウザさは異常ね。ザオリクかけてもHP1だし」
凛「そもそも唯一ザオリク使えるサマルトリアの王子が真っ先に死ぬんだもんにゃ」
花陽「ホークブリザードもザラキ使ってくるけど…」
海未「あの時代の名残かもしれませんね。冷気系モンスターがなぜかザラキを使う…」 穂乃果「えーと…宝箱はこれで全部かなぁ？」
雪穂「あとはボスを倒さないと取れない2個だけだね」
にこ「あの宝箱、今更ブーメランなんか入ってるのよね。ここまで買わずに来る奴いないっての」
穂乃果「主人公の武器が“どうのつるぎ”だけじゃレヌール城でもつらいよね…」
絵里「レヌール城はビアンカの“いばらのムチ”があるからまだマシだけど、妖精の国でブーメラン無しはちょっと…」
希「ほかにブーメラン装備できる人もいないし売るしかないやん？」
海未「ここまで二つのダンジョンの宝箱を開けてきたら荷物がいっぱいになることくらいわかりそうなものですが…」
にこ「プレイヤーへの嫌がらせなんじゃない？」
花陽「あの宝箱はレヌール城の最初のほうに置いてほしかったね…」
真姫「そういえば入ってすぐのところに無駄な空き箱が置かれてたわね」
穂乃果「もしかして本来はそこに配置されてたのを誰かがいたずらで空き箱に入れ換えた！？」
絵里「難易度を上げるために後から入れ換えたっていうのはあるかもしれないわね」
凛「村のエルフより性悪だったにゃ」 穂乃果「…ロープ？」
ことり「うん。4月27日はロープデーなんだって」
雪穂「ドラクエでロープといえば…」
花陽「フックつきロープ？」
凛「でもボブの塔はまだまだずっと先だよねー？」
にこ「誰よボブって。ボブルの塔でしょ」
希「SFC版ではゲマと因縁の決着がある、あのボブルの塔やんな」
真姫「リメイク版では違うってこと？」
絵里「PS2版では魔界のエビルマウンテン、マーサがいる祭壇でようやくゲマとの決戦になるのよ」
穂乃果「ずいぶん出世したんだなぁ…イブールより先にやられるはずだったのに」
にこ「ネクロマンサーとかいうザコと見分けがつかないモブのくせにね」
凛「いのりのゆびわを落とすネクロマンサーに比べて何も持ってないゲマのほうが格下にゃ」
海未「プレイヤーの行動次第では手下のゴンズより先にやられることもありますね…」
穂乃果「でじこの目からビームで一発だもんね！」
花陽「そ、そのゲマは違うゲマだと思うけど…」
にこ「ゲーマーズの黄色い丸いやつね」
雪穂「でもフックつきロープを貰うのは天空城じゃなかったっけ？」
穂乃果「天空城だってまだまだずっと先だよ。氷の床でツルツル滑ってる段階だもん」
真姫「すぐそこにボスみたいなのが見えてるじゃない。早くしなさいよ」
希「みたいなのっていうかボスやね。あれが雪の女王やし」
絵里「先にザイル戦があって、そのあと雪の女王と連戦になるけどね」
にこ「ザイルって人間だと思ってたのにPS2版で仲間になるとモンスターだったわね」
花陽「キャラクターアイコンが普通の人間の子供だから見分けがつかないよね…」
凛「妖精の国にいるんだからせめてエルフか何かならよかったのにモンスターだもんにゃ」
ことり「カンダタとかは人間なのにザイルはモンスターなんだ…」 穂乃果「ザイルって何だっけ？」
ことゆきのぞえりにこまきりんぱな「えっ」
雪穂「どういう意味？」
亜里沙「そこにいるんじゃないんですか？」
穂乃果「いや、そのザイルじゃなくてさあ」
凛「EXILE？」
希「いやいや、それやったら“何だっけ？”って話にはならないやん？もうずいぶん昔からいるんやし…」
海未「登山に使うクライミングロープのことですか？」
真姫「それってロープが英語でザイルはドイツ語ってだけじゃないの？」
穂乃果「そうなの？」
海未「確かに単語はそうですが、商品としては別物ですよ。ザイルは複雑に編み込まれていて摩擦などの負荷に強く、簡単に切れにくいので登山者が命を預けられるんです」
ことほのゆきありえりにこまきりんぱな「へー」 亜里沙「ぞう？」
花陽「うん。4月28日は象の日なんだって」
穂乃果「じゃしんのぞう？」
海未「その像ではなく動物のゾウのことですよ。享保十四年(1729)四月廿八日、清の商人がベトナムから連れてきたゾウを中御門天皇に献上したといわれています」
ほのゆきありえりにこりん「へー」
雪穂「ドラクエのゾウといえばダークマンモス、パオーム、ガネーシャ？」
穂乃果「もうちょっと進めないと出てこないなぁ…」
凛「ゾウは大きくて強そうだから、ドラクエの世界でもやっぱり強いモンスターだよねー」
花陽「そうだね。現実の世界では絶滅危惧種だけど…」
亜里沙「ゾウさんをやっつけたらダメですよ！」
希「ロマサガならゾウは味方やんな」
にこ「ラシュクータにいるゾウ族ね」
穂乃果「でも、あのゾウたちって真逆のこと言ってるから結局人間なのか元々ゾウなのかわからないよね？」
絵里「そんなことないわよ。その話に関わる発言は二つあるけど…」
希「私達は魔王の呪いでこういう姿になってしまいました」
にこ「私達はゾウ族。昔からゾウです。」
凛「どっちかが嘘ついてるんじゃないのー？」
真姫「“昔から”とは言ってるけど、最初からゾウだったとは言ってない」
穂乃果「ホントだ！？」
凛「えー！？＞＜」
海未「なるほど。つまり昔、魔王の呪いでゾウの姿に変えられて以来、子孫もゾウの姿のままでゾウ族と呼ばれるに至った…とも考えられますね」
ことり「昔っていうのが“いつ”のことを示してるのかわからないから、それでも成立するね」
希「魔王がいた時代は作中でも聖王の時代より古くて、充分“昔”やからね」
穂乃果「そ、そんな複雑な事情が！？」
絵里「まあ、真相はゲームではわからないけどね」 にこ「ゾウは置いといて、さっさとドラクエを進めなさいよ」
穂乃果「ゆきのじょおうはやっつけたし、はるかぜのフルートを返してサンタローズに帰るだけだよ」
凛「ベラともお別れだね」
絵里「PS2版ならベラもパパスもずっと連れて行けるわよ。裏技で」
海未「ベラはともかく、死んだはずのパパスがずっといるのはどうなんでしょう…」
ことり「実は死んでなかったならそのほうがいいと思うけど…」
希「いや、死んだパパスが怨霊となって主人公に力を貸し、魔族どもに復讐するのだー！」
穂乃果「怖いよ！ドラクエってそんなだっけ！？」 ことり「昆虫学者？」
真姫「ええ。4月29日は湯浅八郎の誕生日らしいわ」
凛「へー。何の虫を研究した人なの？」
真姫「いや、知らないけど。私は医学が専門だし」
花陽「えぇ…」
穂乃果「本物の虫さんはちょっと苦手だけど、ドラクエにもそれっぽいのいるよね」
希「はさみくわがた、ラリホービートル、アイアンアント、ぐんたいアリ、ラリホーアント」
海未「5にもいますよ。せみもぐら、グリーンワームなどがそうですね」
にこ「厄介だったのは3のキラービーだけど…やっぱり虫のモンスターはレベル低いやつが多いわね」
絵里「そうね…終盤になると昆虫みたいなのは居ない気がするわ」
希「虫がメチャクチャ強いのはやっぱりロマサガシリーズやんな」
穂乃果「アリだー！！ってやつ？」
凛「タームは怖すぎるにゃ＞＜」
海未「アリに村が滅ぼされたり城の兵士までアリに入れ替わっているのは恐怖ですね…」
にこ「アリのくせに武器は持つわ終盤ではアースヒールやストーンシャワーまで使うわ」
絵里「3やサガフロンティアでも相変わらず虫系モンスターは強かったわね。バーサーカーにマンティスゴッド、コスモデバウアーにゼロディバイダーとか」
穂乃果「うーん…ゲームでもやっぱり虫さんは苦手かも」
希「まあ、ドラクエ5は虫が多いところは過ぎたんやない？」
海未「次はラインハットですね。しばらく主人公とベビーパンサーだけで戦うことになりますが」
にこ「どうせすぐ処分しなきゃならない高い装備を買っても苦戦するところね」
穂乃果「えーと…パパスが王様と話してる間にヘンリーの部屋に行くんだよね」
凛「そういえば、ラインハットへ行く前のサンタローズで大人になった主人公と話さなくてもゴールドオーブはすり替えられてるんだよねー？」
絵里「そうそう、あの矛盾を発生させるために大人主人公を毎回スルーは基本よね」
にこ「オーブを渡すどころか一度も話しかけなくてもしっかり過去を捏造されるからね」
希「すり替わってないなら本物のゴールドオーブを壊されたことになるけど…」
穂乃果「ま、まあ結局は過去に戻ってプレイヤーがすり替えないと話が進まないし」 真姫「これって宝箱のフタが勝手に閉まるの？」
花陽「自分で閉めてるんじゃないかな？どうせ中は空っぽだし…」
凛「そんなに距離がないのに都合よくヘンリーが見えなくなってるにゃ」
にこ「ぶっちゃけ隣の部屋の宝箱を開けるくらいヘンリーを見ながらでもできるわよね。扉もないし」
希「宝箱を開けるだけでもしっかり音がするのにヘンリーが音もなく地下室へ移動できるのも不思議やね」
絵里「宝箱の音と見せかけてヘンリーが地下室の入口を開閉する音なんじゃない？」
海未「パパスは全く気づかないのに賊はどうやってヘンリーの位置を把握したのでしょうか…」
雪穂「バルコニーに出たら舟と怪しい男が見えるんだからそこでパパスや国王に言えばよかったのに」
穂乃果「事件を未然に防いでパパスが生きてたらどうなったのかなあ？」
にこ「早い段階で王妃が魔物に入れ替わって国王暗殺とか？」
希「ゲマたちを倒しても、より強い魔族が刺客として追加されるだけやないかな？」
凛「何か卑怯な手を使って結局魔族が勝つんだよねー」
穂乃果「ダメかぁ…やっぱり主人公一家は散々な目に遭う宿命なんだね」
真姫「それより装備を買うんじゃなかったの？」
穂乃果「あ、そうだった。えーと、ゲレゲレの“てつのツメ”と…」 穂乃果「えっ。あの法隆寺！？」
亜里沙「空海さんがよく柿を食べに来るお寺ですか？」
雪穂「いや、空海は関係ないし…よく柿食う客は早口言葉。柿食えば鐘が鳴るのが法隆寺だよ」
凛「えーと…京都だっけ？」
花陽「違うよ。奈良県だよぉ…」
ことり「全焼ｼﾁｬｯﾀﾉｫ！？」
真姫「誰の真似よ…」
凛「全然似てないにゃ」
海未「それに法隆寺が落雷で全焼したのは670年の四月丗日です。飛鳥時代のことですから今の暦とは時期が違うと思いますが…」
穂乃果「落雷で全焼かあ…火災保険は適用されたのかな？」
希「落雷による火災は一般的な火災保険の基本補償に含まれるから大丈夫や。…って1350年前に火災保険なんかあるかーい！」
にこ「火災はともかく、ドラクエで雷といえばライデインやギガデインね」
絵里「らいじんのヤリと、ゲレゲレとかモンスターが使う“いなずま”もあるわよ」
凛「でも“いかずちのつえ”はベギラマだし“らいじんのけん”はベギラゴンの効果だよねー？」
ことり「やっぱり雷は火災につながるから火の呪文なのかなぁ？」
にこ「いや、単にデイン系呪文が無かった頃の名残じゃない？」
穂乃果「らいじんのけんが登場したときはライデインとギガデインもあったのに…」
希「ライデインでは弱いし、ギガデインは強すぎるからちょうどいい威力のベギラゴンにしたんやない？」
絵里「いなずまのけんは2でバギだったのが3でイオラになってるしね…属性は無視して威力がちょうどいいものを選んだのかも」
花陽「ところで…4月30日は図書館記念日だね」
海未「久美沙織氏の誕生日でもありますよ」
穂乃果「えーと…誰？」
凛「凛が知ってるわけないにゃ」
絵里「ドラクエ4、5、6と“精霊ルビス伝説”の小説の作者よ。知らないの？」
穂乃果「漫画はいっぱい読むけど小説は…なんか難しそうだし」
にこ「別に難しくないわよ。ドラクエの内容を文章にしただけでしょ」 真姫「小説もいいけど、肝心のドラクエはどうなったの？」
穂乃果「えーと、次は遺跡だね」
海未「あの忌まわしい遺跡へ行くのですね…」
希「宝箱はたくさんあるけど開けても結局ほとんど処分することになるあの遺跡やな」
にこ「ボートが消えるから残しておいても取れなくなるしね」
雪穂「お金なんか入ってても意味ないし…」
絵里「ラインハットに着いたとき装備を揃えるお金が足りなかったら、宝箱を全部開けて一度戻って買い物…みたいな想定かしらね」
凛「宝箱にお金入れておくならヘンリーの部屋の宝箱に入ってればよかったにゃ」
花陽「確かにそれならすぐ買い物できるけど、勝手に取っちゃっていいのかなぁ？」
にこ「取られたくなければ鍵かかってるバリア床の部屋にでも置いとけばいいのよ」
海未「まあ、空き箱だから扉もないところに放置しているのでしょうね」
穂乃果(お金があっても使えない、かぁ…遊ぶところは無いし買い物行くのも命がけみたいで嫌だなぁ。モンスターが出るドラクエの世界のほうが平和に思えてくるよ) 穂乃果「パパスがいる間にレベル上げておきたいような気もするけど…」
絵里「気持ちはわかるけど、主人公とゲレゲレだけ強くなっても意味がないわよ」
にこ「そうそう。さっさと馬車を手に入れて仲間を増やしてからレベル上げなきゃ」
穂乃果「やっぱりそうだよね…ちょっと気が重いけど」
海未「ヘンリーに会ったらパパスの運命は決まっていますし…」
凛「ヘンリーを見捨ててもラインハットの未来はあまり変わらないよねー？」
希「魔族に対抗する力という意味ではパパスを失うことのほうが大きな損失やんな」
雪穂「まあ、ヘンリーも殺されるわけじゃなさそうだし」
ことり「パパスが生きてたら…主人公は神殿の奴隷にはならないってこと？」
穂乃果「大人になるまで無駄にした時間でいろいろできそうだね」
海未「まあ…長い強制労働を経験しても主人公はゲマに負けた時から全く強くなっていないわけですが」
凛「その間自由に鍛えまくってたらパパスより強くなれるにゃ」
花陽「で、でもこのままじゃ話が進まないけど…」
真姫「たらればはいいから早く進めなさいよ」
にこ「パパスがいれば鍵のかかった鉄格子の扉も外せるから“さいごのカギ”が要らないわね」
絵里「でも3と違って、鍵がないと進めないところもあまり無かった気がするけど…」
希「クリア後のエスタークのダンジョンの奥に行けないだけ？」
海未「まほうのカギが手に入る段階になれば、さいごのカギも手に入るんですよね」
雪穂「一番いらないのは魔法の鍵なんだね」 亜里沙「怪しい人がいます！」
穂乃果「うわぁ、ゲマだ…無視して外に出たいなぁ」
絵里「いろいろな仕掛けがある古代遺跡なら、出口が他にあっても良さそうなのにね」
凛「パパスが子供たちを先に行かせなければよかったんだにゃ」
真姫「これは負けないと進まない戦闘ってこと？」
にこ「そ。何やっても絶対勝てない強制負け戦闘」
穂乃果「どうせ勝てないんだから戦闘に入らないで、ドバババーって一瞬で終わればいいのに」
希「ドバババーでパパスが殺られるんやからそれだと主人公も死んじゃうやん？」
海未「何ですかドバババーって…あれはメラミか何かじゃないんですか？」
凛「馬と犬が出てきたにゃ」
にこ「ラムポーンとグレンデル？だかのザコと見分けがつかないモブのくせにね」
穂乃果「ジャミは先にやられるくせにゴンズより目立ってるよね」
希「下っ端の割には妙に大物感出してたね。ゲマにはバリアみたいなの無かったのに」
ほのりん「ドバババー！＞＜」
絵里「本物のゴールドオーブが壊されたわね…」
にこ「天空城の台座に乗ってないと意味ないし、後で過去に戻ってすり替えるからどっちでも同じ事でしょ」
穂乃果「よーし、バギマがあるからムチおとこなんかやっつけちゃうもんね！」
にこ「私ならバギクロスで殺るわよ」
海未「バギクロスがあるなら、神殿のボス以外の敵は一掃できて簡単に脱出できそうな気もしますが…」
凛「どうせマリアを人質に取るとかセコい事してきて結局こっちが負けるんだにゃ」
希「そやね」 真姫「こんなタルに三人も入れるものなの？しかも一人は女の子なのに…」
希「んー？なんかエロいこと考えてない？」
真姫「考えてないわよ。あなたと一緒にしないで！」
穂乃果「え？…どういうこと？」
海未「穂乃果は考えなくていいですから」
希「タルを割ってみると中からベビ」
絵里「やめなさい」ﾁｮｯﾌﾟ
花陽(そんなに長い間タルの中にいたら死んじゃうと思うけど…)
凛「お金ほとんど残ってないにゃ」
にこ「装備なしド貧乏スタートね」
穂乃果「この間買った装備をまた買い直さなきゃ…」
ことり「荷物がいっぱいだよ」
花陽「先に預かり所へ行かないと買い物もできないね…」
絵里「まずは馬車が必要よ。夜になるまで適当に歩き回りましょう」
にこ「ドレイのふくを主人公に渡してヘンリーを先頭に並び替えっと」
希「殺る気満々やんな」
凛「モンスターを仲間にしてからでいいんじゃないかにゃ？」
にこ「それだとヘンリーに経験値が入ってレベルが上がっちゃうでしょ。全く役に立たずに棺桶行きってのが重要なのよ」
穂乃果「ひどいなぁ…」
海未「ヘンリーが死んでいるとラインハットに行けないのでは？」
にこ「昼間のアルカパで一度生き返らせて町の人の話を聞いたら宿に泊まって、セーブしてまっすぐ東へ。そこだけ戦闘は全部逃げて、関所を通ってラインハットに出たら最初の戦闘で再びヘンリーを謀殺」
花陽「そ、そこまでしなくても…」
にこ「ダメよ。パパスは死んだのにヘンリーだけタダで美人の嫁をもらうなんて図々しいわ」
穂乃果「サンタローズの洞窟やラインハット城の地下で苦労しそうだけど…」
絵里「二人で戦うならスライムナイトかドラゴンキッズが必要ね」
にこ「そこは主人公とイエティにやいばのブーメランを持たせるのよ」
希「なるほど。数が多くても通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃なら何とかなりそうやね」
ことり「どこかで聞いたような…？」
亜里沙「お母さんは好きですか？」
雪穂「それだ！」 穂乃果「やいばのブーメランと馬車も買ったし、スラリンとブラウンが仲間になったよ♪」
にこ「スライムはすぐ死ぬから今は馬車の中ね」
凛「ラインハットへ行っくにゃー♪」
絵里「ドラゴンキッズ、スライムナイト、イエティを一気に仲間に加えておきたいわね」
花陽「でもイエティってすぐ逃げちゃうよね…」
海未「ラインハット周辺のモンスターの中では仲間にするのが少し難しいですね」
希「先制攻撃で速やかに倒さないと“おたけび”を連発されて厄介やし」
雪穂「仲間にするために最後に倒そうとしても…」
ことり「イエティだけだとだいたい逃げるね」
にこ「地道に数をこなすしかないわね。仲間が揃ってくれば1ターンで片付きやすくなるし」
穂乃果「まだみんな弱いから全滅しないように気をつけなきゃ…」
海未「時々セーブしながら慎重にやりましょう。夜は城内に入れませんから」
凛「ドラゴンキッズは最初は言うこと聞かないんだよねー」
希「はがねのキバを装備してれば普通に攻撃したほうが強いのに“ひのいき”ばっかり使ったりするよね」
絵里「まあ、仲間の装備買えるほどお金がないけど…」
にこ「ラインハットの地下の宝箱に幾つか装備品が入ってるんじゃない？」
穂乃果「そういえば…何があるんだっけ？」
絵里「はがねのキバと“かいがらぼうし”よ。ドラゴンキッズに装備させるのにちょうどいい武器と防具ね」
凛「今ならスラリンが装備できるにゃ」
にこ「スライムに装備させても棺桶が増えるだけよ。もっと資金に余裕ができて防具が全部揃うまではヘタに馬車から出さないほうがいいんじゃない？」
絵里「そうね。城の地下へ行くなら棺桶を引きずって入ることになるから、強い仲間が加わるまでは無理しないほうがいいわ」
真姫「どうしてラインハットに入ると棺桶が勝手に出てくるの？」
海未「人間のキャラクターがいるときは強制的にモンスターより前に出るように並び替えられるんです」
にこ「この仕様いらないわよね。好きな並びで入らせろっての」
穂乃果「とりあえずダンスニードルが仲間になったけど…」
雪穂「ここ仲間になるモンスター多いのに、よりによってダンスニードル…」
海未「まあ…スライムよりはマシですね。馬車の外に出しましょう」 穂乃果「フミコ、ブラウン、ダニーっと」
真姫「これが今倒した敵なの？…こんな色じゃなかったと思うけど」
花陽「戦闘中の絵と移動中の小さいアイコンだと印象がずいぶん変わるね」
凛「あとは白と黄色と緑が必要にゃ」
ことり「イエティ、ドラゴンキッズ、スライムナイト？」
穂乃果「スライムが青でブラウニーが茶色。なんだかお弁当みたいにカラフルだね♪」
にこ「サンタローズ方面へ行けばピンクのばくだんベビーもいるわよ」
希「あれも戦闘中の絵は紫なのに移動中のアイコンは完全にピンクやんな」
真姫「移動中のキャラクターアイコンは使える色数が少ないってこと？」
絵里「そうかもしれないわね。ベビーパンサーやキラーマシンとかはだいたい合ってるけど…」
凛「ドラキーは水色になっちゃうし、はぐれメタルは白すぎるよねー」
にこ「デモンズタワーの敵なんかドラキーのふりしてホークマンだったりするわよ」
海未「ホークマンやガーゴイルは仲間にならないので専用のアイコンが無かったんですね…」
ことり「でもゲマは仲間にならないのにアイコンがあるけど…」
亜里沙「遺跡の出口にいた怪しい人ですね！」
雪穂「人じゃないけどね…」
穂乃果「それは…ドバババーのとき見た目が違うモンスターじゃカッコつかないから？」
花陽「もしゲマのアイコンが無かったら…何で代用するのかな？」
絵里「ゲマに似てるモンスターなんて…いたかしら？」
凛「まほうつかい？」
にこ「おやぶんゴーストと同じ？無理があるわよ」
希「じゃあ…ネーレウス？」
穂乃果「あれにパパスがやられるの？…嫌だなぁ」
海未「仲間になるのはネーレウスなのに、アイコンの色は“まほうじじい”ですよね…」
絵里「ホイミスライムとベホマスライム、キングスライムとスライムベホマズン、ばくだんいわとメガザルロックはちゃんと色分けしてるのに…」
凛「アンクルホーンとヘルバトラーも♪」
にこ「言われてみれば…ネーレウスの色くらい作れそうな気がするわね」
真姫「やっぱり手抜き？」
花陽「ど、どうかなぁ？」 穂乃果「エメラルド？」
ことり「うん。5月4日は“みどりの日”にちなんでエメラルドの日とか、植物園の日とかいろいろあるみたい」
真姫「そういえばエメラルドは五月の誕生石でもあるわね」
花陽「エメラルドといえば…」
絵里「宮廷魔術士？」
ことまきぱな「えっ」
希「ロマサガ2やんな」
にこ「男は星座で女は宝石の名前だったわね」
絵里「1月から順番に並んでるわけじゃなくて最初がエメラルドなのよね」
海未「ジェラールに火の術法ファイアボールを教えてくれる、あのエメラルドですね」
穂乃果「そっか。忘れてた…男の魔術士しか使ったことないや」
凛「男の宮廷魔術士は水の術法があるから回復できるもんにゃ」
にこ「火はリヴァイヴァが無いとあまり役に立たないし」
希「それもあるけど、ロマサガでエメラルドといえばあれやろ？」
のぞほのえりにこりん「ソコニナー！」
真姫「…何それ？」
海未「魔の島ですね。ミンストレルソングの…」
穂乃果「SFC版ではどうやっても逃げちゃうけど、リメイクのPS2版では戦ってエメラルドを奪えるんだよね！」
にこ「SFC版でも印象的なシーンだけど、CVがついて余計に濃いキャラになったわよね。あいつ…何だっけ」
絵里「ウェイ・クビンでしょ？」
凛「動きもせず死にもせず、ただ眠ったまま…植物園の日にゃ」
花陽「り、凛ちゃん」
希「1個しかない“のろわれたくつ”が強いから、エメラルドが取れなくても魔の島には行くよね」
海未「途中で引き返してうっかりセーブすると二度と行けないという…」
にこ「魔の島はマップに表示されないからね」
穂乃果「椅子に座ったゾンビが次々と襲ってくる恐怖…」 雪穂「ロマサガはわかったけど、ドラクエはどうなったの？」
穂乃果「スミスも仲間になったよ♪」
ことり「先にサンタローズの洞窟へ行ったんだね」
希「棺桶を引きずって頑張ったんやな」
穂乃果「やみのランプがあったほうが便利かなって。あと“てんくうのつるぎ”も取れるし」
絵里「“しゅうどういん”に泊まったあと、やみのランプを使って夜にすればラインハットに着く頃朝になるのよね」
海未「洞窟を攻略したなら資金も貯まったんじゃないですか？」
穂乃果「うん。イエティかスライムナイトが仲間になったら武器を買おうかな」
凛「ドラゴンキッズ用の“はがねのキバ”はラインハットの地下にあるもんにゃ」
穂乃果「フミコ、スミス、ブラウンに並び替えて…またラインハットへ行くよ！」 真姫「レゴ？」
凛「そう。5月5日はレゴの日なんだよねー」
亜里沙「レゴって誰ですか？」
花陽「え？…レゴが誰ってどういう…」
希「モールやんな」
ことまきぱな「えっ」
絵里「サバンナの地下に棲むモール族。タームの巣穴の奥のほうにいるモグラ人みたいな種族ね」
穂乃果「あー、いたいた！魔石の指輪や月光のクシを作ってくれるんですよね？」
にこ「仲間にもなるわよ。固定装備のアイアンウィルがあるから精神攻撃は一切効かない」
雪穂「初代がシエロで二代目がレゴだね」
穂乃果「仲間にした記憶がないけど…シエロとかレゴって名前の由来は何なの？」
凛「凛は知らないよー」
海未「サラマンダーやネレイドはわかりますが、モールは…何でしたっけ？」
真姫「いや、私も知らないわよ」 ことり「それよりドラクエはどうなったの？」
穂乃果「これからラインハット周辺の仲間モンスターを集めるところだよ。スライムナイトやドラゴンキッズとか」
にこ「イエティもね」
希「イエティは逃げるから足止めする方法が欲しいところやな」
絵里「ドラゴンキッズを先に仲間にして育てれば“あまいいき”を覚えるわよ」
海未「すばやさが高いので敵が動く前に行動しやすいんですよね」
穂乃果「まずはドラゴンキッズかあ…でも、ラインハット周辺のどこに出やすいとかあるのかな？」
にこ「地形で変わるのはエンカウント率だけでしょ？出てくるモンスターの種類はランダムだと思うわ」
希「ドラゴンキッズ狙いなら神の塔の扉の前で戦うっていう手もあるよ。ホイミスライムも出るし」
絵里「ただ馬車の中の仲間に経験値が入らないのが難点ね」
穂乃果「ホイミンが仲間になるかもしれないけど、スラリンが育たない…それはちょっと困るかも」
雪穂「スライムナイトが起き上がったね」
穂乃果「最初はやっぱりピエールかあ…武器買いに行かなきゃ」
海未「防具はバリアの床の部屋にあると思いますが」
凛「棺桶を引きずってラインハットの地下へ行くにゃ！」
希「いや、ヘンリーが生きてないとデールがラインハットのカギをくれないんやない？」
絵里「先にオラクルベリーのカジノへ行きましょう。玉座の前で“せかいじゅのは”を使えばいいのよ」
にこ「帰りはすぐ出られるからヘンリーに経験値が入らなくて済むわね」
穂乃果「そ、そこまでやるんだ…でもカジノはちょっと楽しみかも」
にこ「コインは1枚だけ買って増やすのよ」
凛「ドケチにゃ」 穂乃果「コロコロ…って雑誌の？」
花陽「じゃなくて、お掃除に使うあれだと思います」
ことり「便利だよね。コロコロ」
雪穂「へー。コロコロの日なんてあるんだ…」
希「コロコロといえば、やっぱりあれやな」
にこ「コロコロムシ？」
絵里「ロマサガの虫系モンスターね。歴代RPGでも最弱といわれる…」
凛「最弱はドラクエのスライムじゃないんですかー？」
希「スライムは逃げる以外は必ず通常攻撃してくるやろ？」
にこ「当たれば1ずつ確実にHPを削られる。一度に8匹も出れば脅威になるわ」
絵里「でもコロコロムシは行動のほとんどがノーダメージの“いと”だし、逃げることもない」
海未「弱くて安全、確実に倒せる…確かにスライムより弱いモンスターかもしれません」
穂乃果「スライムは仲間になるとレベルも上がって強くなるし」
真姫「強くなったの？」
穂乃果「いや、まだ全然…」
にこ「カジノでコインを増やすのが先よ。目標、せかいじゅのは！」
凛「電源入れたらスライムレースだよねー」
希「2倍の3-4が高確率で来るから、コツコツ増やすにはちょうどいいね」
絵里「それ以外は格闘場がいいわね。倍率が高いモンスターでも結構勝てるし」 穂乃果「おおきづちに全部！」
海未「三回に一回の会心の一撃がドラキーに当たれば…」
凛「とげぼうずが勝ったにゃ」
にこ「はいリセット」ｶﾞﾁｬ
絵里「とげぼうずに賭けても負けるし、今のはおおきづちでいいと思うわ」
希「たまたま運が悪かっただけやんな」
穂乃果「近いようで遠いなぁ…せかいじゅのは」
凛「スロットは自分で止められないからつまんないし」
にこ「コインが少ないうちはスロットなんて無駄よ。スライムレースで大穴に賭けたほうがマシでしょ」
絵里「最初の1回は2倍の3-4でいいけど、続けてやるならコツがあるのよ」
亜里沙「コツ？」
絵里「もっとコインが貯まってから教えてあげる♪」
穂乃果「き、気になるなぁ…」 凛「おだんご美味しいにゃー♪」
花陽「ついつい食べちゃうよね…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ことり「そういえば5月7日は“粉の日”だね」
亜里沙「お餅につける粉ですか？」
雪穂「きな粉だね。あれは大豆の粉。団子はお米の粉で作るんだよ」
穂乃果「お饅頭は小麦粉だし、ほかにも葛粉やわらび粉、寒天とか…和菓子屋ではいろいろな粉をたくさん使うよ」
えりありりん「へー」
にこ「ドラクエで粉といえば“どくがのこな”ね」
穂乃果「メダパニの効果だっけ？私は全然使わなかったけど…」
絵里「あれ結構便利なのよ。たとえばメタルスライムが他のモンスターと一緒に現れたら、うまく混乱させればメタルスライムを倒してくれるし」
海未「メダパニを覚えるのは割と遅いですし、どくがのこななら誰でも使えますからね」
希「ガルナの塔は狙い目やんな。通常攻撃しかない“しびれあげは”ならメタルスライムを仕留めやすいよ」
にこ「そうそう。モンスターの攻撃ならなぜかメタルスライムに2以上のダメージが通るのよ」
凛「スカイドラゴンなら一撃にゃ」
穂乃果「そうなの！？知らなかった…」 雪穂「3なら“めざめのこな”もあったよね」
にこ「マタンゴ地獄の洞窟をわざわざ攻略しないと貰えないやつね」
凛「ノアニールの洞窟は無視して先に進んでもいいんだよねー」
穂乃果「マタンゴの“あまいいき”が怖すぎるもんね…私も一度ひどい目に遭った後は、充分強くなってから忘れた頃に行ったっけ」
絵里「マタンゴの群れをギガデインやイオナズンで倒すのが定番ね」
にこ「おうじゃのけんとらいじんのけんでしょ。あんなザコにMP使う気ないわよ」
希「昔散々やられた復讐やね」
海未「そこまでやりますか…まあ、パーティーが弱い時に行くのは得策ではありませんが」
真姫「何でもいいけど、ドラクエは進んでるの？」
穂乃果「まだカジノ。せかいじゅのは一枚分は貯まったよ」
海未「それならもう進めてもいいんじゃないですか？」
穂乃果「でも、せかいじゅのはを取った後コインが全然ないとまた増やすの大変でしょ？スライムレースに99枚賭けられるくらい残したいし」
にこ「電源入れて3-4に一回賭ければ貯まるじゃない」
穂乃果「その3-4に賭けて負けたところで一旦やめたんだけど…」
絵里「結構な確率で負けるのよね。10倍とかが来て…」
希「かといって最初から10倍とかに賭けても負けるし」
穂乃果「そうそう！」 穂乃果「すっごい増えたよ！」
雪穂「え？…何が？」
穂乃果「コインだよ。カジノのコイン！」
海未「まだ進めてなかったんですか？」
ことり「ずっとカジノにハマってたの？」
穂乃果「生徒会長さんに教えてもらった方法で賭けたら面白いようにコインが増えて…ほら、こんなに」
雪穂「うわ、2万枚以上あるじゃん」
真姫「何か特別な方法だったの？」
穂乃果「えーとね、スライムレースに1箇所99枚賭けるでしょ。倍率が高い順に賭けていって、儲けがギリギリあるところまで全部賭けるの。この組み合わせなら最低が8倍だから7箇所だよ」
凛「こんな高いのばっかり賭けて当たるのー？」
穂乃果「一点賭けだと負けばっかりなんだけど、こうやってたくさん賭けるとどれかは当たりやすいの。100倍くらいのも当たったんだよ！」
花陽「それでこんなに増えたんだ…」
穂乃果「せかいじゅのはどころか、キラーピアスが2個買えちゃうよ♪」
希「キラーピアス二つも要るん？」
穂乃果「いや、今のところ一個も買わないけど…」
にこ「メタルキングの剣が取れるまで増やしなさいよ」
穂乃果「そうだね。せっかくだからもうちょっと増やそう…」
絵里「カジノは一旦これくらいにして、そろそろラインハットへ行ったら？」
穂乃果「そっか。せっかくいい装備が手に入っても装備させたい仲間がいないですもんね」
希「まあ、増やし始めるときりがないよね。カジノのコイン」
凛「グリンガムのムチなんて高すぎるにゃ。装備できる人は少ないし実際に攻撃したら威力もショボいのに」
にこ「ムチを装備できるキャラの攻撃力が低いからね。せっかく強力な武器でも実際に使ってみると期待外れ」
穂乃果「えーと…ピエールの防具を取りに、棺桶を引きずって地下からラインハットのお城に入ればいいんだよね？」
海未「宝箱も忘れずに開けて、それからデール王のところへ行くのですよ」
雪穂(ヘンリー経験値0ルールが無ければこんなに苦労しないと思うけど…縛りプレイってやつかな)
凛「まだ防具がないのにピエールは守備力高いんだにゃ」
絵里「すばやさも高くてホイミもあるし敵の呪文も効きにくいとか、いろいろ便利ね」
穂乃果「無事にお城の中まで行けるかなぁ？」
にこ「一度戻ってドラゴンキッズかイエティを仲間にしてから来てもいいと思うけど」
希「そのまま行くなら、地下牢のおじいさんと太后の話も聞いておいたほうがいいかもね」 真姫「クックルーが起き上がったわ」
穂乃果「クックルかあ。武器は…やいばのブーメランかな？」
にこ「ブーメラン持たせるならイエティのほうがいいけどね」
絵里「そうね…同じ鳥系モンスターでもキメラに比べてあまり戦力にはならないかも」
希「補助呪文係やんな」
凛「フミコ、棺桶、ピエール、スラリン、スミス、ブラウン、ダニー、クックル。馬車もいっぱいになっちゃったにゃ」
海未「ドラゴンキッズとイエティを仲間にするなら、誰かをモンスターじいさんに預けることになりますが…」
にこ「一番いらないのは棺桶だけど、ニセ太后を倒すまでは外せないからね」
穂乃果「うーん。特技がないブラウンと、特技があまり役に立たないダニーかなあ…」
雪穂「ホイミスライムは仲間にしないの？」
穂乃果「ホイミンが入ったら…スミスと交代かな」
絵里「とりあえず修道院に泊まってラインハットに戻りましょう」 雪穂「お茶どうぞ」
花陽「ありがと。お菓子もあるね♪」
ことり「穂乃果ちゃんもどうぞ♪」
穂乃果「ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がうまいっ♪…ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
亜里沙「ゴクゴクの日です♪」
真姫「何それ？」
花陽「5月9日はゴクゴクの日…水資源に恵まれない地域でも水をゴクゴク飲めるよう水環境について考える日だって」
にこ「変なネーミングの割には深い理由があるのね」
凛「仲間モンスターのネーミングみたいだにゃ」
海未「ゲレゲレ、ボコボコ、ベホベホなどですね」
穂乃果「ベホベホって、ベホマスライム？」
絵里「ベホマン、べホック、ベホベホね」
希「そんなにベホマスライムを仲間にするのは難しそうやね」
にこ「“ひとしこのみ”必須でしょ」
海未「ええ。ひとしこのみを使って“まものつかい”にベホマスライムを呼ばせて、ベホマスライムを最後に倒すようにすれば瞬く間に三匹仲間になりますよ」
絵里「ホイミスライムも同じ方法でいけるわよ。さまようよろいか、わらいぶくろにホイミスライムを呼ばせて…」
穂乃果「同じモンスターがそんなにいたらパーティー編成が大変な気もするけど…」
にこ「まあ、どうせ今はまだ“ひとしこのみ”が使えないんだから考えなくていいわよ。それよりイエティとドラゴンキッズ！」 【矢澤家】
ここあ「きょうは“ははのひ”だよー♪」
こころ「いつもありがとうございます♪」
にこママ「ふふふ。こちらこそ…これは何？」
ここあ「エコバッグ！」
にこ(母の日は“袋物の日”で、ホームソーイングの日でもあるらしい。新型コロナの影響で一回に必要な買い出しの量が増えてるし…)
にこママ「にこが作ったの？」
ここあ「こころとここあもてつだったよ！」
こころ「お花の刺繍はカーネーションです」
にこ(本物が手に入らなかったんだけどね…)
にこママ「とっても上手ね。ありがとう♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
【高坂家】
穂乃果「母の日かあ…ドラクエだとお母さんたちも散々な目に遭ってるよね」
凛「えーと、あの緑色の人とか？」
真姫「髪が緑色でしょ？オープニングにちょっと出てきた、マーサとかいう…」
花陽「あのあと魔物にさらわれて、やっと再会できてもすぐ死んじゃうんだよね…」
ことり「ビアンカのお母さんも死んじゃってたよね」
にこ「名前すら出てこないけどね。娘は拾われた設定だから全然似てないし」 雪穂「ところで、5月10日は“コットンの日”らしいけど」
亜里沙「ドッスンの小さいの、可愛い♪」
絵里「それは“コトン”ね」
穂乃果「ど、どうして亜里沙ちゃんがそんなマニアックなキャラの名前を…」
にこ「ゲーマーの姉の影響でしょ」
絵里「そんなにマニアックでもないと思うけど…」
希「コットンといえば？」
絵里「生命科学研究所にいる仲間モンスターね！」
海未「サガフロンティアですね」
凛「プッチみたいなやつだっけ？」
絵里「あれはディディーよ。プッチよりだいぶ弱い、コットンの初期種族以外では出てこないモンスター」
花陽「やっぱり物凄くマニアックな気がする…」
ことり「でもコットンも可愛いよね♪」
亜里沙「キュキュキューって鳴きます♪」
希「モンスターだけどIRPOの刑事って設定やんな」
真姫「それよりドラクエの仲間モンスターは増えたの？」
穂乃果「コドランも仲間になったよ！“てつのむねあて”も買ったし」
凛「バリアの部屋の防具は結局主人公が装備したんだにゃ」
海未「スライムナイトのほうが“みのまもり”が高いですからね」
にこ「やっぱりイエティが残ったわね…出にくいし逃げるし仲間にもなりにくいから」
絵里「育てると強いんだけどね。火山までに“こごえるふぶき”があると助かるし」 穂乃果「ツーペアになっちゃった…」
真姫「相変わらずイエティは仲間にならないわね」
雪穂「ブラウン、ダニー、スミスを外したんだね」
にこ「今のパーティーはフミコ、棺桶、コドラン、ドラスケ、ピエール、アーサー、クックル、スラリンね」
海未「スライムナイトもドラゴンキッズも2匹ずついても充分役に立つモンスターですからね…」
凛「かえんのいき2発とかイオラ2発とかできるもんにゃ」
穂乃果「そうなんだよね。正直ヘタなモンスターを追加するより優秀なモンスターがダブってるほうが強いし」
ことり「イエティが仲間になったらどうするの？」
穂乃果「クックルかスラリンを外すことになるかなぁ…」
絵里「現状ではクックルーのほうが役に立つけど、後々のことを考えたらスライムも育てておきたいわね」
希「火山までにトラマナがあると便利やんな」
にこ「棺桶が邪魔だからもう塔へ行っちゃえば？」
穂乃果「うーん。でも塔にもドラゴンキッズとスライムナイトが出るよね…」
凛「イエティより先にスライムナイトとドラゴンキッズの三匹目が来そうだよねー」
希「そして今度はホイミスライムが仲間にならないパターンやな」
真姫「なかなか思い通りに編成できないものなのね」
穂乃果「もっとたくさん仲間を連れて行けたらいいのに」
絵里「でもPS2版ではパパス、ベラ、ビアンカ、フローラ、子供二人と主人公で、モンスターのスペースはもっと少ないわよ」
花陽「そ、それって裏技ですよね？」
亜里沙「お姉ちゃんはいつも裏技です♪」
にこ「あっちはアイテムも増やし放題だから種とか使いまくってベラもパパスも最強になるし」
希「誰でも数値はカンストやから仲間は特技と装備で強さが決まるね」
海未「まあ誰でも充分戦えますから結局は好みで選ぶことになりますが…」
穂乃果「イエティ出ないなぁ…」
真姫「さっきから同じところをずっと往復してるわね」
穂乃果「この山のところが一番エンカウント率高いでしょ。ここならイエティも出やすいかなって」
凛「ダンスニードルにアウルベアー、スライムナイトにドラゴンキッズ…」
穂乃果「イエティイエティー♪イーエーティー出てこーい♪」
雪穂「BGMにあわせて歌いだした…」
絵里「ドラクエあるあるね」 凛「チンゲン菜？」
真姫「違う。ナイチンゲール！5月12日はフローレンス・ナイチンゲールの誕生日よ」
花陽「ナイチンゲールといえば…」
絵里「火術要塞の宝箱に1本だけ入ってる、ナースヒールが使える小剣ね」
希「ロマサガ3やんな」
ことり「ナイチンゲールだから…ナース？」
凛「チンゲン菜なのにナスなのー？」
にこ「野菜から離れなさいよ」
穂乃果「攻撃力が低くて武器としては役に立たないけど…」
海未「そうでもありませんよ。フェイントやインプリズン、スネークショットなどを技欄にセットしておけば攻撃力が低くても役に立ちます」
穂乃果「フェイントかあ…極意を取るとき以外使ったことないや」
絵里「スタン技は効く敵と効かない敵を把握してないと使いづらいわよね」
凛「インプリズンは影ぬいと違ってカウンターを食らうから凛は使わないにゃ」
海未「まあ、小剣である必要のない技ですけどね…」
にこ「便利と言えるのはスネークショットだけね」
希「それすらクリスナーガの蛇剣があれば用済みやし」
雪穂「ナースヒールだけでも充分便利だからいいんじゃない？」
穂乃果「そうだね。万能薬をたくさん持つ必要もなくなるし…」
真姫「それよりドラクエry」
穂乃果「やっとイエッタが仲間になったよ！お金も貯まってたから装備も揃えたし」
にこ「それじゃ主人公とクックルで三人やいばのブーメラン…っていないし」
穂乃果「イエッタと入れ替えでクックルは預けちゃったよ」
希「スラリン…では攻撃力が低すぎるかぁ」
絵里「ドラゴンキッズのレベルを上げて“かえんのいき”を使ったほうがいいわね」
海未「いよいよ神の塔ですね」
雪穂「あの深夜アニメ？」
花陽「そっち！？」
穂乃果「いやいや、全然関係ないし…あの塔を登ってもラーのかがみが手に入らないじゃん」
にこ「帽子屋だか三月ウサギだかいう変な魔剣？みたいなのはあるけどね」
凛「マリアを連れて塔へ行っくにゃー！」 ことり「5月10日から16日まで“愛鳥週間”なんだよね」
亜里沙「あいちょう？」
絵里「鳥を愛すると書いて愛鳥ね」
花陽「でも5月13日は“愛犬の日”らしいけど…」
凛「鳥なの？犬なの？」
海未「この愛犬の日に関しては由来が不明ということですが…」
穂乃果「ドラクエで犬といえば…2と4かな？」
希「まあ、5にはこれといって出てこないね。猫はいたけど」
雪穂「2の犬って中身はムーンブルクの王女じゃないの？」
にこ「本物の犬もいたわよ。金の鍵か何かのイベントで」
穂乃果「愛鳥のほうは…クックルーとホークブリザードくらい？」
海未「鳥が最も活躍するドラクエは3かもしれませんね」
凛「ファミコンでは小さくて何だかよくわからないドット絵だけど…」
絵里「SFCのリメイク版ではラーミアもずいぶん鳥らしくなったわよね」
真姫「鳥でも犬でもいいけど、塔はどうなったの？」
穂乃果「この塔ってメタルスライムが出るんだよね…」
希「出るのはいいけど、馬車の仲間には経験値が入らないのが難点やんな」
にこ「そーね。メタルを狩るつもりで入るならクックルーとスライムに“どくばり”装備で行きたいところだけど…」
絵里「ホイミスライムも仲間になれば全員どくばりチームも一応できるわね」
海未「ただ、それでは戦力的にメタルスライム以外の敵に通用しないと思います。特にさまようよろいが大群で現れたら全滅必至ですよ」
穂乃果「そうなんだよね。フミコや強いモンスターはどくばり装備できないからメタルスライムを倒せる確率は低いし…」
凛「攻撃が当たらなくて、ほとんど逃げられるにゃ」
雪穂「サンタローズの洞窟にもいたけど、あっちは棺桶つきだもんね」
絵里「本格的にメタルスライムを狩るのはポートセルミに渡ってから、魔物のすみかや火山になるわね」
にこ「棺桶を外さないと何も始まらないってことね」 穂乃果「あ。ガンドフが仲間になったよ」
ことり「入れ替えるの？」
穂乃果「じゃあ、とりあえずスラリンを送り返そう…」
凛「馬車にいてもどうせ経験値は入らないもんにゃ」
穂乃果「うわっ、さまようよろい3体…」
海未「ホイミスライムが来たら先に倒してしまいましょう。仲間になる確率は低いですし、全滅したら意味がありませんよ」
穂乃果「そうだね。ちょっと勿体ないけど…」
凛「コドランとドラスケなら楽勝だよねー♪」
にこ「守備力はスライムナイトにだいぶ劣るけど、すばやさと攻撃力なら負けないわね」
雪穂「っていうか、フミコを置いてきて代わりにスライムナイトが入ればもっと強いんじゃない？」
穂乃果「そ、それは言わないお約束で…」 凛「温度計の日？」
真姫「ファーレンハイトでしょ」
穂乃果「ファーレンハイトだよっ！」
ことり「ファーレンハイトって人の名前なんだけど…」
穂乃果「お菓子、じゃなくて華氏の人だっけ？」
凛「そういえば聞いたことがある気がするにゃ」
海未「私も同じ話をした覚えがありますね…」
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/healing/1546102029/269
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/healing/1546102029/289
希「んー？」
絵里「まあ、それはともかく…」
にこ「温度といえば？」
花陽「えっ。えーと…すしおんど？」
雪穂「えぇ…」
亜里沙「スシ？の温度ですか？」
希「すしおんど…懐かしいなぁ」
穂乃果「すしおんどって無くなったんだっけ？」
にこ「確か2015年くらいに全滅したわよ」
花陽「元気寿司グループだから同じ内容の商品を提供するお店は今もあるけど…」
穂乃果「そうなんだ！？」
ことり「お寿司といえば…」
凛「ラーメン♪」
絵里「いや、ラーメンはお寿司じゃないし」
希「回転寿司のお店に全部ラーメンがあるわけやないと思うよ」 凛「えーと…じゃあ、エビとかイカとか」
花陽「凛ちゃん、お魚苦手だもんね」
穂乃果「イカならドラクエにも出てくるね」
海未「だいおうイカ、テンタクルス、クラーゴンですね」
にこ「クラーゴンは遭遇率も高いし強敵だけど、前の二つはぶっちゃけ印象薄いわよね」
絵里「そうね。海域に出てすぐ戦う敵としてはHPは高めに設定されてるけど、打たれ弱いしラリホーも効くし、苦戦した記憶はないわ」
希「上の世界の海域で一番厄介な敵は、陸にも出るガメゴンやし…」
凛「結局硬い敵が一番面倒くさいんだよねー」
海未「呪文も効きにくいですし、ガメゴンを倒すならやはり“どくばり”ですね」
真姫「どくばりは結局買わなかったの？」
穂乃果「うん。仲間が増えて出費もかさむし、どくばりは後回しかなぁ…」
雪穂「ラーのかがみは取れたんだから、もうニセたいこうを倒せるでしょ」
穂乃果「まだホイミンが仲間になってないよ」
にこ「棺桶は邪魔だけど、マリアと別れると塔の中を自由に歩き回れないのが難点ね」
絵里「PS2版なら裏技でry」 亜里沙「ホムラさんはお休みですよー？」
にこ「新型コロナの影響がここにも…」
真姫「何、とうとう潰れたの？この店…」
穂乃果「違うよ！今日はもともとお休みなの」
雪穂「お店が5月15日に休むのは理由があるんですよ」
絵里「日付に理由があるってこと？」
花陽「えーと、5月15日は…ヨーグルトの日？」
凛「ヨーグルトの日だと和菓子が売れないのー？」
ことり「それは関係ないと思うけど…」
海未「キーワードは“商人の祝日”です」
にこりんぱな「商人の祝日ー？」
穂乃果「テレビ朝日で深夜に見たようなやり取りだなあ…」
希「あれを見ないと木曜が終わる気がしないんだよね」
海未「ローマ神話の商業の神、メルクリウスの祝日ですよ」
真姫「ローマ神話と和菓子って関係あるの？」
希「っていうか、商業の神様の日に商業を休んだらアカンのと違う？」
ほのゆきうみ「…」 雪穂「ドラクエで商人といえば…トルネコ？」
海未「商人は1から常に登場しますが、仲間になるのは3が最初ですね」
穂乃果「3の商人は可愛いよね。あのピンクの髪の」
にこ「ファミコン版は開拓村で別れたら女の子だったはずの商人が太ったオジサンになるけど…」
希「それは言わないお約束や」
凛「手抜きにも程があるにゃ」
絵里「SFCのリメイク版があってよかったわね…」
海未「別れても最終的にはパーティーに復帰するようになりましたし」
雪穂「SFC版ではちゃんと女の子のままだよ」
にこ「ファミコン版の商人なんて開拓村に置いてくるためだけに作る使い捨てキャラだったけど、SFC版は何といっても“あなほり”があるからね！」
穂乃果「あなほり便利だよねぇ。貴重なアイテムも取れるし、お金も増やし放題だし」
絵里「いのりのゆびわも簡単に99個買えるわよ。SFC版は同じ店に便利な“ねむりのつえ”もあるし」
希「5には“あなほり”が無いからお金には苦労するね」
凛「SFC版は種とかのアイテムも全然足りないにゃ」
穂乃果「すごろくも無いからお金やアイテムが取り放題の場所が全然ないもんね…」
海未「地道にコツコツやるしかありませんね」 20年池袋部門別ランキング●
3月末部門ランキング
【女の子が働き易い店ランキング】
1位 フェアリーPOP
2位 池袋bigbang
3位 キャンクロ
最下位 パンキッシュ
【女の子が稼げる打率ランキング】
1位 フェアリーPOP
2位 JKMAX
3位 age8
最下位 パンキッシュ
【スタッフが真面目なランキング】
1位 フェアリーPOP
2位 池袋Bigbang
3位 キャンクロ
最下位 パンキッシュ
【パネマジ年齢詐称ペテン師ランキング】
1位 あわれ
2位 パンキッシュ
【自演ランキング】
1位 あわれ
2位 パンキッシュ
3位 オーデ 穂乃果「メルクリウスってモビルスーツも無かったっけ？」
にこ「プラネイトディフェンサーでしょ。それってメリクリウスじゃないの？」
真姫「たぶん同じ意味でしょ？読み方を微妙に変えてるだけで」
凛「赤いほうがメリクリウスだっけ？」
希「そやね。青いのがヴァイエイト」
穂乃果「ヴァイエイトのほうは、なんか地味だよね…」
海未「Wガンダムのバスターライフルのような主砲があるだけですからね」
絵里「変形しないWガンダムみたいな感じ？」
にこ「全然ガンダムじゃないけどね。似たような武器があるだけで」
雪穂「黄道十二宮で揃えてくるかと思ったら全然違ったっていう…」
海未「まあ、それを言ったらトールギスも関係ありませんし」
穂乃果「エアリーズ、トーラス、キャンサー、パイシーズ、ビルゴ、リーブラ？…なんか全然足りないけど」
希「ガンダムはガンダムがメインやからね。敵側の機体の名前はちょっとした言葉遊びやないかな？」
にこ「ロマサガ2の七英雄みたいな？」
海未「新宿、恵比寿、五反田、上野、大久保、池袋、品川ですね」
穂乃果「浅草とか居なかったっけ？」
凛「移動湖のモブの人にゃ」
絵里「ノエルの後ろにいた古代人ね」
穂乃果「あの人って移動湖に住んでるのかな？ノエルがいなくなっても居るけど…」
花陽「砂漠の真ん中じゃ、食べ物とか何も無さそう…」
ことり「見た目は普通の人と変わらないし、町へ買い出しに行ったりするんじゃないかな？」
にこ「ってことは、わざわざ砂漠を歩いていくわけ？ヘビや流砂を避けながら」
海未「ヘビは頑張れば避けきれるとして、鳥のモンスターくらいは撃退できる力が必要ですね」
凛「ノエルの仲間ならきっとそれなりに強いんだにゃ」
穂乃果「そんなに強いんだったら仲間になってくれればいいのに」
希「皇帝一行は七英雄を倒すのが目的やからね。古代人は仲間になってくれないと思うよ」
にこ「都民としては微妙よね。新宿や上野を退治って」
穂乃果「アハハ。確かにそうかも…」 ことり「5月16日は“旅の日”なんだって」
亜里沙「キモノのソックスですね！」
雪穂「いや、その足袋じゃなくてね…」
海未「松尾芭蕉が“奥のほそ道”の旅に出発した日ということらしいですよ」
穂乃果「旅の日かぁ。ドラクエにぴったりの日だね」
希「ホンマはゲームより現実世界を旅したいけど、今は東京から出ることもままならないもんなぁ」
真姫「塔の中をうろうろしてるだけで旅って言えるの？」
にこ「やっぱりホイミスライムは後回しにして棺桶…いや、ニセ太后を片付けたほうがいいんじゃない？」
穂乃果「この戦力で大丈夫かな？」
絵里「まあ、主人公も充分強くなってるし…コドランかピエール、イエッタと二人で勝てると思うわよ」
希「ホイミスライムを仲間にするのは“ひとしこのみ”が使えるようになってからやな」
穂乃果「旅の扉から入ればいいんだよね？」
にこ「棺桶を引きずって敵が出る地下から行くのは効率悪いからね」
海未「しゅうどういんに泊まってセーブしたら“やみのランプ”を使って旅の扉へ向かうといいですよ。着いたとき朝になりますから」
雪穂「そういえば夜は入れないんだっけ…」
凛「ラインハットは夜の城内を作ってないから塞いでおかないと都合が悪いんだよねー」
穂乃果「このリンゴって確かPS2版だと仲間になるよね？」
にこ「仲間になるモンスターやたら増えたわよね。意味があるのかわからない弱いのもたくさん」
絵里「せっかく増えたのに枠が少なすぎてほとんどモンスターを連れて行けないけどね…」
花陽「それって裏技でベラやパパスとか連れてるせいじゃ…」
穂乃果「うーん。でもやっぱりベラやパパスのほうが新参のモンスターより思い入れがあるもんね」
絵里「そうでしょう。ずっと居てくれたらいいのにと思ってた人たちを連れて行けるようになったんだから！」
真姫「このSFC版にはベラもパパスももう居ないでしょ？」 穂乃果「着いたよ。いよいよ決戦だー！」
ﾌﾞｰﾝ…
雪穂「時間かかるね」
にこ「旅の扉なんてどうせ二度と使わないし見納めでしょ」
海未「魔界へ行くときまではもうありませんね」
穂乃果「ラーのかがみを使って…」
亜里沙「面白い顔の人が出てきました！」
雪穂「それモンスターだけど…」
希「これの色違いはエンプーサとデビルダンサーだけやったっけ？」
絵里「塔でエンプーサを出さないほうがニセ太后のインパクトが際立ってよかったんじゃないかしら？」
にこ「確かに。さっきまで蹴散らしてたザコと見た目ほとんど変わらないボスってどうなのよ」
凛「あっさり終わっちゃったにゃ」
穂乃果「一人少なくてもあまり変わらないね…」
海未「一人なら苦戦すると思いますが、二人いればフミコが回復や補助呪文を使ってもコドランが攻撃に専念できますからね」
穂乃果「やっと旅に出られる♪」
絵里「仲間になるモンスターも増えるから、編成を考えておきましょう」
にこ「棺桶のスペースが空くからクックルを呼び戻せるわよ」
穂乃果「どくばり買ってから行こうかな？」 穂乃果「ふーん…まあ、苗字が変わらなくていいんじゃないかな？」
亜里沙「日本はスズキさんやサトウさんがいっぱいいます♪」
穂乃果「そうそう。だから珍しいことじゃないでしょ？」
真姫「いや、そっちの同姓じゃなくて…」
希「自由の国アメリカで苗字が同じだけで結婚できないわけないやん？」
ことり「アメリカどころか日本でも普通にできるし…」
凛「ってことは…」
希「2004年5月17日、マサチューセッツ州で同性結婚が法的に認められたんやって」
凛「16年前かぁ。凛たちと同い年くらいの子供がいてもおかしくないにゃ」
絵里「いや、できないでしょ子供…」
花陽「それって、つまりそういう…」
穂乃果「た、たとえば…主人公がヘンリーと結婚するみたいな話！？」
にこ「逆でしょ？なんで結婚相手が棺桶一択なのよ。せっかく嫁候補が二人いるのに」
凛「逆って？」
ことり「ドラクエって3や4は主人公の性別をプレイヤーが選べたよね」
雪穂「勇者のキャラデザも4なんかは最初から男女両方あったし」
穂乃果「そっか。主人公が女の子でもいいんだ…名前もフミコだもんね」
海未「フローラと結婚するんですか！？」
穂乃果「ビアンカだってば！」
絵里「まあ、それだと結婚しても勇者が生まれないような気がするけど…」
希「いやいや、魔法がある世界やし可能性はあるんやないかな！？」
にこ「ドラクエなら違和感ないわよね。男でも女でも同じ顔のドット絵だし」
花陽「2004年ならPS2の時代だけど…」
真姫「男じゃなくていいならそもそも主人公いらないんじゃない？マリアとかいるし」
穂乃果「マリアが主人公で、ビアンカと結婚するってこと？」
海未「それならやはりフローラがお似合いだと思いますよ」
穂乃果「ビアンカのほうがいいよ！二人とも金髪だし」
雪穂「それ関係あるの？」
亜里沙「お姉ちゃんと私みたいだね♪」
絵里「え！？」 海未「五月十八日は“ことばの日”ですよ」
亜里沙「コトバ？」
ことり「こと？」
穂乃果「ほの！」
海未「うみ」
ことり「こと」
穂乃果「ほの」
真姫「まき」
穂乃果「ことりちゃんとバルザックで“ことバ”の日！」
雪穂「いや、なんでバルザックなの？」
凛「ことり先輩VSバルザック！」
ことり「一人じゃ勝てないよぅ…」
にこ「5ならバルーンやバルバロッサとかいるわよ。ザコだけど」
希「ドラクエでバといえばバーバラやない？」
穂乃果「6かあ…じゃあ、ことりちゃんとバーバラで“ことバ”の日？」
絵里「バーバラもいいけど、強さでいえばヘルバトラーを連れていったほうが心強いんじゃないかしら？」
穂乃果「そっか。ことりちゃんとバトラーで“ことバ”の日♪」
花陽「強いけどちょっと怖いよね。ヘルバトラー」
凛「顔も怖いオジサンだし、ツノ生えてて下半身は獣だもんにゃ」
にこ「仲間ならまだいいけど、最初は敵として戦うのよ。あれが二体も同時に襲ってきて…」
穂乃果「うわぁ、確かに想像したら怖すぎる…ゲレゲレやゴレムスみたいな頼もしい仲間がいないと無理だよね」
海未「どうしてそんな話になるんですか…ことりと誰かではなく“言葉”にまつわる日に決まってるじゃないですか」
真姫「ボケ倒したまま終わるかと思ったわ」
希「海未ちゃんという良心がいてよかったね」 穂乃果「言葉…ホイミ、ギラ、ラリホーとか？」
凛「ベギラゴン、ギガデイン、ドラゴラム！」
にこ「ギガはまあわかるとして、ベギラゴンのゴンって何よ」
花陽「えーと…炎だから、ドラゴンのゴン…とか？」
穂乃果「ってことは…メラゾーマのゾーマは、あのゾーマ？」
真姫「知らないわよ。っていうか、それは言葉っていうより呪文でしょ？」
絵里「ちゃんとした意味があるんじゃなくて、何となく響きで決めたような感じね」
希「ドラクエで呪文といえば“ふっかつのじゅもん”もあるけど」
亜里沙「ふるいけや かわずとびこむ みずのおと ばしや」
絵里「“4ひえた”ね」
雪穂「ど、どうして亜里沙がそんな古くてマニアックなネタを…」
にこ「ゲーマーの姉の影響でしょ」
真姫(私はドラクエなんて復活の呪文の予言ネタしか知らなかったけどね。最初は…) 海未「り、凛！何というものを読んでいるんですか！？」
凛「何って、ドラクエの4コマ漫画だけど…」
ことり「穂乃果ちゃんの本棚にたくさんある漫画だね」
海未「これは…破廉恥です＞＜」
穂乃果「ああ、その作者そういうネタ多いよね」
希「“ぱふぱふ”からエッチな下着まで、ドラクエのお色気ネタは昔からの伝統やし」
にこ「ゲームのドット絵と違って、漫画家が描くと際どい感じになるわね…」
海未「まったく…五月十九日は1950年に岡山県で“図書による青少年育成条例”が可決された日だというのに」
穂乃果「なにそれ？」
希「いわゆるエロ本取締条例やんな」
絵里「そういえばSFC版ドラクエ3には“エッチなほん”があるけど」
にこ「使うとセクシーギャルになれる貴重なアイテムね」
花陽「ど、どんな本なんだろう…？」
希「おー？花陽ちゃん興味あるん？」
花陽「い、いえ。人の性格が変わるくらいの本って、どんな内容なのかと思って…」 にこ「ドラクエでしょ？鳥山明の描くムキムキの女に決まってるわよ」
凛「SFC版の女戦士は腹筋すごいもんにゃ」
穂乃果「それってセクシーとは違うような気もするけど…」
希「ドラクエといえば、やっぱりエリちみたいな金髪の美人さんやろ？」
絵里「どうして私なのよ…3の金髪って遊び人とかじゃないの？」
にこ「3じゃないけどマリアやビアンカとか、確かにドラクエに金髪は欠かせないって気がするわね」
真姫「で、そのビアンカはいつ出てくるの？」
穂乃果「もうちょっとだよ。まずはゲレゲレとの再会…いや、ルーラが先かな？」
海未「セーブしたら早めに酒場へ行って、すぐ“さんぞくウルフ”を退治したほうがいいですよ」
絵里「そうね。先に村へ行っちゃうと前金を貰えなくなるから」
穂乃果「そうなんですか？知らなかった…」
雪穂「今のパーティーはフミコ、コドラン、ドラスケ、イエッタ、ピエール、アーサー、スラリン、クックルだね」
凛「パーティーといえば、今日はかよちんの声に感謝する日だよー♪」
希「じゃあ、花陽ちゃんにとっておきのエロ本をプレゼントしないとね♪」
にこ「腹筋バキバキの女戦士？」
花陽「えぇ！？別にそういう本じゃなくていいです…っていうか、それじゃないほうが嬉しいような」
ことり「花陽ちゃんといえば…」
穂乃果「やっぱり美味しいもの、かな？」 花陽「5月20日は“森林の日”です」
穂乃果「フィールドの森は昔からあるけど、5ならやっぱり迷いの森かなぁ？」
にこ「ループがあるから、そこそこ面倒なダンジョンよね。敵もそれなりに強いし」
絵里「個人的には、敵が出なくても印象深い別の“迷いの森”を連想するけど…」
海未「シリルの大樹と魔女オウルですか？」
希「ロマンシングサガの迷いの森やんな」
亜里沙「くまさんが可愛いです♪」
穂乃果「クローディアのお供のブラウだね」
凛「サッパリ役に立たないシルベンもいるにゃ」
にこ「シルベンを使うなら術を覚えさせるしかないわね。スターソードとか」
絵里「いやしの水と力の水を覚えさせて回復や補助を担当させたほうがいいわよ」
穂乃果「スターソードってすぐ買えなくなっちゃうんだよね…」
海未「オウルがクローディアを呼び戻すようになったら一旦買えなくなりますね」
ことり「一旦？」
希「そこは進め方次第なん。皇帝の奇病イベントに関わらなければ自然に復活するよ」
穂乃果「でも町にモンスターが湧いたら買えないでしょ？」
にこ「戦闘回数が増えすぎてもダメね。奇病イベント終了を待つより序盤で全員に買ったほうが確実よ」
凛「森林の話じゃなかったのー？」
雪穂「ロマサガで森なら、2のサラマットとか？」
海未「あれは森林というよりジャングルですね」
亜里沙「木にヘビがいます！」
穂乃果「あー、そこらへんの木にヘビがへばりついてて近づくと襲ってくるんだよね」
にこ「ヘビより厄介なのは鳥じゃない？」
絵里「終盤になるとナイトフォークが出るから簡単に全滅するし…」
希「フォージウィルムが出るまで退却やな」
凛「ジャングルだったら3にもあるにゃ」
穂乃果「あっちはループするから、ある意味迷いの森だよね」
海未「火術要塞への行き方は教えてもらえますが、その情報を得るためには…」
にこ「妖精の村へ行くのはノーヒントだからね。覚えたら楽だけど」 真姫「で、ドラクエの迷いの森へはいつ行くの？」
穂乃果「それはまだまだ先だよ。ゲレゲレを仲間にする前にルーラを覚えに行こうかなぁ…」
海未「ルラフェンへ行くならパペットマンが出ますね」
絵里「パペックは見た目は可愛いけど、すばやさが低いのが残念な感じね」
希「可愛いといえば、この辺りからメタルライダーとミステリドールが出るけど」
にこ「メタルライダーはともかく、ミステリドールは可愛くないわよ」
凛「顔も色も不気味だもんにゃ」
希「スピリチュアルな感じで素敵やん？」
ことり(希先輩はちょっと変わったものが好きみたい…私は、やっぱり動物系のモンスターのほうがいいな♪) 花陽「5月21日は19世紀フランスの画家アンリ・ルソーの誕生日だね」
凛「ルソー？」
希「ルソーといえば“牛のいる風景”やんな」
穂乃果「牛かあ…牛っぽいモンスターならいたけど、ちゃんとした牛っていないような？」
にこ「ロマサガ2にはバファローやミノタウロスとかいるわよ」
絵里「仲間になるキャラにも牡牛座のタウラスがいるし」
穂乃果「タウラスって、トーラスだよね？」
真姫「そうね。読み方が違うだけで」
海未「モビルドールのトーラスですか？」
穂乃果「モビルドールより、ノインが乗ってた白いトーラスが好きだな♪」
雪穂「ガンダムW？」
にこ「あのトーラスは別に牛っぽくはないけどね」 絵里「ミノタウロスなら2より1のほうが印象深いと思わない？」
海未「ミルザブールに現れるミノタウロスですね。テオドールがニセモノと入れ替わっていて…」
凛「帰ろうとしたら、階段のところにデッカイのがいるんだにゃ！」
希「あー、あれは確かにインパクト抜群やね」
穂乃果「でも、あのミノタウロスって牛っぽいのは顔だけのような…」
にこ「ロマサガだったら、フルフルのほうが牛っぽいかもね」
雪穂「フルフルって、ツノがある女の子？」
絵里「下半身が獣の、ケンタウロスみたいなモンスターね」
凛「アンクルホーンを女の子にしたような感じ？」
海未「見た目はともかく“ふぶき”の威力は凄まじいですよ」
希「ハヤブサ斬りキャンセル攻撃で、敵が動く前に倒さないと全滅やな」
穂乃果「うーん、でもやっぱりどれもちゃんとした牛のモンスターじゃないよね…」
亜里沙「ぷよぷよのミノタウロスが可愛いです♪」
ことり「あ、それなら私にもわかるよ♪」
にこ「ルルーの側近？みたいな、あのミノタウロスね」
絵里「終盤にならないと出てこないけど、その辺りになるとCOMのぷよぷよが雑になってくるのよね…」
花陽「確かに…ミノタウロスが強いってあまりないですよね」
海未「落下速度が上がっていて、緻密なプレイができなくなるんじゃないですか？」
真姫(ルソーの誕生日から入ったのに、芸術の要素が微塵もないような話になったわね…) 花陽「5月22日は国際生物多様性の日なんだって」
穂乃果「多様性だよ！多様性♪何はなくとも多様性だよね！？」
ことり「そんなに連呼されると…何だろう、このデジャヴュ」
希「それって方向性やなかったっけ？」
雪穂「で、何が多様性なの？」
穂乃果「ほら、今のパーティーってスライムナイトとドラゴンキッズが2匹ずついるでしょ？」
海未「つまりゲレゲレが仲間になったらどちらかを外すんですか？」
穂乃果「ううん。とりあえずゲレゲレはクックルと入れ替えの予定」
真姫「それだと多様性でも何でもないじゃない」
穂乃果「そこまではね。でも先へ進めばキメラも出てくるし…」
にこ「キメラが出るところまで行けば“まものつかい”が出るから、ベホマスライムも仲間にできるわね」
穂乃果「そうそう。そしたらメッキーとアーサー、ベホマンとドラスケを入れ替えられるよ♪」
絵里「アーサーはともかく、ドラスケを外すのは勿体ない気もするわね…現状主力でしょう？」
凛「“ひとしこのみ”がまだ無いからベホマスライムが仲間になるとは限らないにゃ」
雪穂「まあ、確率は低いよね」
希「でもホイミンがいないからベホマスライムは欲しいよね。っていうか戻ってホイミンでもいいけど」
にこ「いや、確か“まものつかい”が“わらいぶくろ”も呼ぶのよ。それでわらいぶくろにホイミスライムを呼ばせれば戻る必要ないはず」
穂乃果「とりあえずゲレゲレに会いに行こう！」
海未「あの洞窟には“ひとくいばこ”がありますから気をつけてください」
絵里「宝箱はあまり多くないから一つずつインパスを使っていけば大丈夫よ」 花陽「ね、ねえ。凛ちゃん」
凛「にゃ？」
花陽「私も魔物のすみか…じゃなくて行きたいところがあるんだけど」
ﾋｿﾋｿ
凛「えー！？だ、大丈夫？」
花陽「あまり大勢で行くのはマズいかなって思うけど…」
凛「なるほどにゃ。ダンジョンに入るときみたいに三人で入ればいいかも？」
花陽「三人？」
凛「そうだよ。いつものみんなの中から三人目の仲間を選んで一緒に行こう♪」
花陽「じゃ、じゃあ…生徒会長さんか副会長さん？」
凛「なんでー？」
花陽「生徒会の人なら許可を取りやすいかなって」
凛「そっか。…あれ？でも学校には生徒会長さんより偉い人がいるよねー？」
花陽「…あ」
ことり「え？」
花陽「よ、よろしくお願いします…」
凛「します♪」
ことり「う、うん。一応頼んでみるけど…」 【音ノ木坂・音楽室】
穂乃果「マックス・フランツの主教選任を祝すカンタータ！」
真姫「それもルケージの作曲といわれてるけど定かではないんじゃなかった？」
穂乃果「そうなの？じゃあ他には…」
真姫「サン・ゲレミアのモンテレグレ公爵の国葬のためのレクイエムね」
凛「二人が何の話をしてるのかサッパリわかんないにゃ」
真姫「ここは音楽室よ。音楽の話に決まってるでしょ」
穂乃果「アンドレア・ルケージっていう18世紀イタリアの作曲家だよ。誕生日が5月23日なんだって」
真姫「それに5月23日は1915年に東京フィルハーモニー管絃楽部が第1回演奏会を開催した日らしいわよ」
穂乃果「あと昨日、5月22日はリヒャルト・ワーグナーの誕生日だったよね！」
真姫「ワーグナーといえばポロネーズね」
凛「ボロネーゼ？」
真姫「いや、どこのリストランテよ…」
穂乃果「ポロネーズはピアノ独奏曲じゃん！オケの出番がないよー」
真姫「オケっていうけどあなたのトランペットだけでしょ。オケ曲やるには楽器が足りないわよ」
穂乃果「もっと仲間が欲しいよね！生徒会長さんにも声かけてみない？」
真姫「生徒会長って何か楽器やるの？」
穂乃果「わかんないけど、TVとかでくるみ割り人形の曲かかるとなんかソワソワしてるよ」
真姫「チャイコフスキーなんて一日中幾らでも聴くじゃない。CMとか」
穂乃果「ロシアの踊り、花のワルツとか多いよね。グレーテルのかまどの金平糖も好きだなぁ♪」
真姫「あなたが好きかどうかじゃなくて生徒会長でしょ」
穂乃果「でも曲に思い入れが無かったらBGMとか普通にスルーじゃない？あの反応は絶対同類だよ！」
真姫「まあ…ヴァイオリンとか似合いそうな感じはするわね」
凛「やっぱりよくわかんないにゃー」
ことり「凛ちゃん」
凛「あ。ことり先輩」
ｶﾞﾗﾗ ﾋﾟｼｬ
ことり「二人の邪魔しちゃダメ」
凛「えー？でも別にいちゃついてるわけじゃないと思うけどにゃ」 希「それはどうかなぁ？5月23日は恋文の日で、キスの日でもあるんよ♪」
凛「キス！？…西木野さんと穂乃果先輩が？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
ことり「それは無いと思うけど…とにかく、もう行こう」ｸﾞｲｸﾞｲ
希「ああっ、ウチにも健全な恋愛のスピリチュアルパワーを分けてほしい」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
凛「スピリチュアルは関係ないにゃ」
ことり「恋愛でもありません！」
【アルパカ小屋】
海未「ことり！いいところに…手を貸してください＞＜」
ことり「どうしたの？」
花陽「アルパカさんたちの毛刈りがまだなんです。早くしないと夏になっちゃう…」
凛「毛？」
花陽「そうだよ。ヒツジとかと一緒で、アルパカさんも毎年毛を刈らないといけないの。日本の夏は暑すぎるから、できるだけ早めに…」
希「そっか。年中モフモフやないんやね」
海未「人の髪でも難しいのに、私にはとても扱いきれませんよ…」
希「南さんは得意なん？」
ことり「やったことはないけど…(穂乃果ちゃんや海未ちゃんよりは向いてるかなぁ？)」
花陽「私が教えますから、手伝ってくれますか？」
アルパカ「ﾒﾞｪｰ」
凛(かよちんがアルパカさんのお世話をしたいって言い出して、みんなで学校に来たんだよねー。ことり先輩のおかげで理事長先生の許可も取れたし)
【生徒会室】
絵里「5月23日は“世界亀の日”なんですって」
にこ「何それ…っていうか何これ！？」
絵里「カメ」
にこ「いや、見ればわかるけど…こんなの生徒会室で飼ってたの？」
絵里「生物部があったでしょう。でも部員がいなくなって廃部になって…」
にこ「押しつけられたの？」
絵里「一時的に預かっただけよ。希の独断でね…」
にこ「んで、どーすんのよコレ」
絵里「どうしようかしら…」
カメ「？」ｶﾞｻｶﾞｻ 【アルパカ小屋】
穂乃果「な、何が起こったの！？」
真姫「…アルパカ？」
花陽「うん」
希「夏仕様や。スッキリしたやろ？」
アルパカ「ﾒﾞｪ♪」ﾄﾞﾔｧ
にこ「えらく痩せたわね…」
ことり「もともと体は細くて、毛のボリュームで太って見えるだけだと思うよ」
海未「でも今まではどうしていたんでしょう…毎年やっているはずですよね？」
花陽「たぶん…放置したらとんでもないことになっちゃうし、刈る前の毛の量を見たかぎり一年分だと思います」
絵里「全然知らなかったわ。二年以上いるのに…」
凛「またみんなでお世話に来るにゃー♪」
【正門前】
穂乃果「ところで、5月24日はエリトリア独立記念日なんだって」
ことえり「えっ」
凛「えり…とり？」
にこ「二人いたら独立じゃないでしょうよ」
真姫「いや、エリトリアって国名でしょ？」
海未「聞いたことはあっても、どんな国なのかは存じ上げませんが…」
希「アフリカ大陸の北東の隅っこにある小さな国や。紅海を挟んで対岸にはイエメンとサウジアラビアがあるん。国名のエリトリアはエリュトゥラー、紅海のことやんな」
ことほのうみえりにこりんぱな「へー」
穂乃果「トゥラーじゃ全然ことりちゃんっぽくないね」
ことり「アハハ。もともと全然関係ないし…」
希「日本でいう茶道みたいな、コーヒーセレモニーっていう儀式があるんやって。国民は伝統的にみんなコーヒーを飲むみたいやね」
海未「そうなんですか…茶道のようなものと聞くと少し共感はしますが…」
穂乃果「コーヒーかあ…飲めなくはないけど滅多に飲まないなぁ」
ことり「そうだね。紅茶に比べるとコーヒーのことは全然知らないし」
凛「コーヒーは苦いから、凛は飲むんだったらラーメンのスープでいいにゃ」
真姫「塩分が多くて体に悪いわよ。…まあ、コーヒーでも砂糖を大量に入れるのはどうかと思うけど」
穂乃果「じゃあ、帰ったら体にいい日本茶を雪穂に淹れてもらってティータイムにしよう♪」 雪穂「タオル？」
ことり「うん。5月25日はタオルの日なんだって」
花陽「タオル…といえば」
にこ「皇 帝 陛 下やまいにたおる！」
凛「山井にタオル？」
海未「“病に倒る”ですよ」
穂乃果「スターソードが買えなくなる、あの恐ろしいイベント…！」
絵里「序盤で戦闘回数が増えすぎると、時間経過ポイントを踏んだ途端に酒場の掲示板に一斉に文字が現れるのよね…」
希「そう、まるで呪いのように！」
にこ「実際、サルーインの神官だかミニオンだかが皇帝に呪いをかけて“奇病”になるわけだし」
真姫(呪いで病気？…ゲームとかフィクションならではの話ね)
凛「そんなことができるんだったらバファル皇帝よりもサルーインの脅威になりそうな相手を狙えばよかったんじゃないかにゃ？」
海未「それもそうですね…帝国を混乱に陥れたところで他国に付け入る隙を与えるだけのような気もします」
穂乃果「ローザリアのナイトハルトとか悪そうだもんね！」
希「ナイトハルトならサルーインの神官くらいの呪いじゃ効かなそうな感じやし」
絵里「ミニオンでも返り討ちに遭うんじゃない？」
にこ「邪神の手下より腹黒そうな人間ナンバーワンでしょ」
海未「あのイフリートでもナイトハルトになりすますのは困難でしょうね」
凛「そういえばナイトハルトはアクアマリンを欲しがってたよねー？」
穂乃果「まさか、イフリートの存在を知ってた！？」
希「あるいはトマエ火山のフレイムタイラントを狙ってたんやないかな？スカーブ山へ行ったならタイニィフェザーから話を聞いた可能性は高いやろ？」
絵里「フレイムタイラントを突破したなら、次は冥府のデス…」
海未「さすがにデスを倒すのは難しいでしょうし、そこは交渉するんじゃないですか？」
凛「死の剣と死の鎧が似合いすぎるにゃ」
にこ「事実ならとんでもない話ね」
穂乃果「やはり にんげんは しんじられん！」
雪穂「ゲッコ族の長だね」 穂乃果「ゲラハはいい人だよね♪」
希「確かに…ヘタな人間よりゲッコ族のほうが善良やんな」
にこ「でもトカゲよ。虫を食べたりするんじゃないの？」
穂乃果「うぐっ…そ、それはちょっと嫌かも」
亜里沙「インドネシアの大きなトカゲさんは牛さんのお肉を食べます♪」
花陽「コモドオオトカゲだね」
雪穂「Eテレのホットスポット？」
希「ヒトもトカゲも牛肉が好きってことやな♪」
真姫「全身に毒が回って死んだ牛の肉は食べないほうがいいと思うわ。私たちはね」
ことり(真姫ちゃんも意外とEテレとか見るんだね♪) 穂乃果「ふ↓ふ↑ふんふふふんふふふん♪」
花陽「ARIA？」
穂乃果「そう、5月26日は“ARIA”の天野こずえ先生の誕生日！」
凛「天野先生は埼玉県出身なんだよねー」
亜里沙「サイタマなのに海がキレイで不思議です♪」
雪穂「いや、漫画の舞台は埼玉じゃないよね…」
希「きっと埼玉生まれだからこそ海に憧れてARIAが誕生したんやないかな？」
ことり「ARIAの世界は私も好きだなぁ♪」
海未「ゴンドラを漕いでみたくなりますね！」
穂乃果「そうだね。難しそうだけど…」
にこ「確か最初はAQUAで、エニックス系の雑誌だったわよね」
真姫「エニックスって、あのドラクエの？」
穂乃果「そうそう。エニックスがスクエニになってからはマッグガーデンに移籍してARIAになったんだよね」
絵里「同じエニックス系でも、殺伐としたドラクエの世界とはずいぶん違うわね…」
凛「社長が猫だったりする、のんびりした世界だもんにゃ」
穂乃果「ドラクエみたいな世界だったら、ゴンドラを漕いでたらガーゴイルとかが襲ってきてオールで撃退する羽目になるんだろうなぁ」
希「アリシアさんとかがめっちゃ強いんやろな」
にこ「クラーゴンの群れに襲われても、レジェンド級のウンディーネなら1ターンで瞬殺よ」
花陽「お客さんも命がけだね…」
海未「そんな状況で観光に来る人もいないと思いますが…」
ことり「ネオヴェネツィアにドラクエのモンスターを連れてきちゃダメ＞＜」
穂乃果「じゃあ、私はドラクエの世界へモンスターを退治しに行こうっと」
海未「穂乃果。やり直しです」
穂乃果「その 魔物あふれる世界へ…命がけの素敵なひとときを、ご一緒しましょう♪」
真姫「綺麗な言い方しても全然癒される気がしないわね」 穂乃果「音量をできるだけ下げてARIAの曲をかけてドラクエすれば少しは…」
花陽「あ、CDあるんだ」
穂乃果「ほほーをーなでるー♪ やさーしーいかぜー♪」
希「次は魔物のすみか、ゲレゲレがいる洞窟やんな」
穂乃果「なみーおーとーにー、ゆーーられてー♪」
凛「水が無いから合わないにゃ」
にこ「サンタローズの洞窟か滝の洞窟あたりならよかったわね」
絵里「海の神殿を通ってエルヘブンや魔界へ行く時とか」
海未「ラインハットの地下も入口までは小舟で入りますが…」
ことり「全然ARIAっぽくないけど…」 ﾊﾟｯﾊﾟﾗｯﾊﾟﾊﾟﾊﾟ♪
雪穂「わざわざトランペットで再現しなくても…」
凛「かっこいいにゃ♪」
ことり「穂乃果ちゃん、昔からよくやってる曲だから上手だよね」
亜里沙「このゲーム機、なんだか小さくて可愛いです♪」
にこ「5月27日はドラゴンクエストの日だからね」
穂乃果「そう！ファミコンのドラゴンクエスト、伝説の幕開けともいうべき第1作が1986年に発売した日だよ♪」
真姫「じゃあ、これが例の復活の呪文とかのドラクエ？」
絵里「ええ。まさしくファミコン版ドラゴンクエストね」
真姫「ふーん…同じ曲みたいだけど前奏が違うわね」
海未「1から3までのロト伝説三部作はこちらの前奏で統一されているんです」
希「そのファンファーレの途中でトランペットを吹く兵士たちが全員ゾーマに撃たれて死ぬトラウマ曲でもあるけどね」
花陽「トランペットを吹いてただけなのに…ひどいよぉ」ｸｽﾝ
穂乃果「まあ、現実世界にゾーマはいないから私は安心して吹けるけど」 【沼地の洞窟】
希(そう…かつてアレフガルドを闇に閉ざした大魔王は去り、それを討った勇者がどこから来たのか…確かに存在したはずのもう一つの世界を、人々が完全に忘れてしまった時代)
真姫「…何？」
穂乃果「何？って…お姉さんこそ、どうしてこんなところに一人でいるんですか？」
穂乃果(なんだか薄汚れてるけど、美人だなぁ…一般人じゃないって気がするよ)
真姫「別に…あなたに話してもしょうがないし」
穂乃果「しょうがないって…そんなぁ。苦労してここまで来たのに」
真姫「苦労？…そういえば、あなたどうやって入ってきたのよ？ドラゴンがいて誰も近づけないはず…」
穂乃果「ドラゴンなら私がやっつけたよ！大変だったけど…」
真姫「ドラゴンを…やっつけた？」
穂乃果「はい。ちょっと危なかったけど、ラリホーが効いたおかげで何とか勝てました♪」
真姫「勝てましたって…まさか、あのドラゴンと戦ったとでもいうの？」
穂乃果「戦わなくて済むんだったらそのほうがいいけど、逃げ回っても先に進めないみたいだったし…頑張りました！」
真姫「ちょ、ちょっと待って。じゃあ、あなた一人が生き残って…他の人はみんなやられたってこと？」
穂乃果「他の人なんて最初からいませんけど…」
真姫「はあ！？冗談でしょ？あなたみたいな女の子が、たった一人でドラゴンを倒せるわけ…」
穂乃果「だって、ドラクエ1は一人旅だから仲間は連れて行けないし」
真姫「あ、あなた…何者なの？」
穂乃果「高坂穂乃果です！お姉さんは？」
真姫「真姫ローラ西木野・ラダトーム」
穂乃果「ローラ…ラダトーム？まさか、ローラ姫！？」
真姫「まあ…私をそう呼ぶ人もいるわね」
穂乃果「ローラ姫は竜王にさらわれたと思ってたけど…」
真姫「違うわよ。私は自分で竜王に会いに行ったんだから」
穂乃果「え！？…な、なんでまた…」
真姫「決まってるでしょ。光の玉を返せって直接言うためよ」
穂乃果「それで結局捕まっちゃったんだ…」
真姫「問答無用で戦えばよかったんだけど、あいつが変なこと言い出して…」
穂乃果「変なこと？」
真姫「世界の半分をやるとか何とか。だから世界なんていらないから光の玉を返せって言ったの」 【竜王の城】
海未「そうか。お前に世界は要らぬか。フフフ…ならば行くがよい。二度と世界を見ることもかなわぬ、閉ざされた闇へ！」
真姫「！？」
ｶﾞｼｬｰﾝ
海未「って、どうして私が竜王なんですか！？」
凛「一番ラスボスっぽいもんにゃ」
亜里沙「お姫さまは勇者さんと結婚して幸せに暮らしました。Хорошо♪」
穂乃果「わ、私が真姫ちゃんと結婚するの？」
真姫「なんでそうなるのよ。まだ竜王も倒してないのに」
希「ローラ姫を救出したらソッコー宿屋に泊まってお楽しみやからね♪」
にこ「何気に凄いわよね。初対面っぽいのに…」
絵里「まあ、古典の童話なんかではよくある展開かもしれないけど…」
ことり「お互い一目惚れだったんじゃないかな？」
真姫「別に…あなたが気に入ったのは私のピアノでしょ？」
穂乃果「そうだけど、真姫ちゃんのことも可愛いって思ったよ♪」
真姫「ヴェぇ…そ、それよりあの質問って、どっちを選んでも詰むの？」
絵里「いや、それじゃゲームが成立しないでしょう。ゲームでは取引に応じたら即座にバッドエンド。応じなければ竜王と戦闘になって勝てばエンディングよ」
穂乃果「もしローラ姫が真姫ちゃんだったら、黙ってさらわれるんじゃなくて竜王に戦いを挑もうとしたかもって」
海未「なるほど。つまり竜王は先にローラ姫に同じ交渉を持ちかけて、そのときは応じない場合が詰み。勇者のときは交渉に応じると詰み。二人の性格の違いで結果が変わるわけですか」
にこ「ま、正解の選択は竜王と戦うことになるんだからどのみち竜王は人間に何も譲る気は無いんだろうけど」
希「そやね」 穂乃果「ミカ！お誕生日おめでとう♪」
海未「おめでとうございます」
ことヒデフミ「はっぴーばーすでー♪」
ミカ「ありがと♪…これ、花火？」
穂乃果「うん。5月28日は花火の日なんだって」
凛「ちょっと早くないかにゃー？」
海未「亨保十八年五月廿八日、隅田川で水神祭りの川開きの際に花火を打ち上げたそうです。287年前は旧暦ですから五月といっても現在の暦では七月九日にあたります」
ことり「7月ならバッチリ花火シーズンだね♪」
雪穂「享保十八年だと穂むら初代の頃だね」
穂乃果「そうだねぇ…当時のうちの皆も花火を見に行ったのかな？」
えりありにこまきりんぱな「えっ」
絵里「ちょっと待って。享保って江戸時代よね？」
真姫「287年前の花火を誰が見に行ったのよ？」
穂乃果「行ったかどうかは知らないけど、穂むらは三百年前にはもうあったよ」
雪穂「まあ、当時はお店の品揃えも今とはだいぶ違うはずだけど…」
ほの母「昔からの江戸っ子でみんな花火やお祭りが大好きだし、たぶん見に行ったんじゃないかしら？」
穂乃果「だよねぇ♪」
にこ「三百年！？」
亜里沙「コバンでお買い物しますか！？」
希「いや、神田の町でおだんご食べる人は庶民やし小銭で買い物してたと思うよ。ほら、時代劇であるやろ？穴のあいた硬貨に紐を通して持ち歩いたり」
亜里沙「ゼニガタのオヤブンさんです♪」
海未「そうですね。神田明神下の平次親分ですから、ちょうどこの辺りが舞台ですし」
フミコ「そんな時代からあるお店なんだね…」
凛「すごいにゃ！」
花陽「穂むらのおだんご美味しいもんね」
穂乃果「今日はミカの誕生日だし、サービスしちゃうよ♪」
ほの母「そうね。好きなの食べてちょうだい♪」
ミカ「あ、ありがとうございます…」
亜里沙「おヌシもワルよのう♪」
希「悪くない悪くない。明神様が三百年も見守ってる由緒あるお店なんやから」 花陽「5月29日は高橋美佳子さんの誕生日…だけど」
にこ「高橋美佳子といえば？」
絵里「海賊シルバー！」
海未「ロマンシングサガ・ミンストレルソングですね」
穂乃果「シルバーって、SFC版では名前しか出てこないよね？」
希「そやね。シルバーの追加が最大の補強と言っていい、ミンストレルソングならではの魅力的なキャラクターやんな」
凛「アイシャやミリアムも可愛いよ！」
絵里「ファラが仲間になるのもポイント高いんじゃないかしら？」
雪穂「ミンストレルソングだとディアナも最後まで連れて行けるよね」
海未「アルベルト以外の主人公なら誰でもディアナを仲間にできるんですよね」
にこ「SFC版ではアルベルト以外の主人公では町とかでは会えるけど仲間にならないもんね。ディアナ」
穂乃果「カッコいいよね。強いし♪」
絵里「ただ、ミンストレルソングはパーティーが五人までになって…せっかく仲間になるキャラが増えても連れて行ける人数が減ったのは残念ね」
凛「アイシャ、ミリアム、ファラ、ディアナ、シルバー！」
穂乃果「クローディアも連れて行きたいなぁ…」
にこ「六人だったらそれでよかったんだけどね」
花陽「どうして五人になっちゃったのぉ！？」 海未「フロントメンバーが五人でも、サガフロンティアのように最大15人連れて行ければ…」
希「ホンマやね。そこはサガフロンティアの仕様を引き継いでほしかった」
絵里「でもサガフロンティアは入れ替えができないわよ。仲間になったキャラは一部を除いて別れられないし」
穂乃果「15人いたら…バーバラ、フリーレ、ラファエル、ゲラハ、ホーク、グレイ、ジャミル、エルマン、パトリックも連れて行けるよ！」
凛「誰か忘れてるにゃ」
にこ「詩人でしょ」
穂乃果「そっか。詩人さんも仲間になるんだっけ…」
希「うーん…エルマンとパトリックのかわりにモニカとコンスタンツが仲間になればよかった気がするよ」
絵里「ファラが仲間になるんだったら、確かにその二人を連れて行けてもおかしくないわよね」
海未「それができるならドラクエ5でマリアと結婚できる可能性も…」
ことり「海未ちゃんはフローラ派じゃなかったの？」
海未「もちろんです。でもリメイクで今まで居なかった人を急に追加するより、ある程度思い入れのある相手が候補にあがるほうが…」
穂乃果「興奮するよね！」
凛「ドキドキするにゃ♪」
真姫「どういう趣味よ。他人の嫁でしょ？」
希「NTRってやつやな」
亜里沙「ねと」
絵里「亜里沙に変なこと教えないで！＞＜」 にこ「1999年5月30日は、西村博之が匿名掲示板群“2ちゃんねる”を開設した日らしいわよ」
ことほのうみのぞえりまきりんぱなゆきあり「へー」
にこ「…反応うっすいわね」
凛「凛たちはそんな昔から使ってるわけじゃないし…」
希「今の西村氏はマスコミ向けの謎のコメンテーターみたいな感じで2chとはほとんど関係ない人やし」
穂乃果「きっと2chが無かったとしてもSNSとかで同じようなことやってるよね」
真姫「改行制限とか変な規制が多くてこんな使いづらい掲示板も珍しいわよ」
花陽「そういう仕様の細かいルールがあるならわかりやすいところに表示しておいてほしい…」
絵里「地球の重力に魂をひかれた人間たちじゃないけど、何となく居ついてしまって今更他へ行く気がない人の集まりかもしれないわね」
亜里沙「地球の重力？」
雪穂「“Zガンダム”でカミーユが言ってたあれだね」
穂乃果「カミーユといえば、どう見ても女の子じゃないのに女の子みたいな名前のモンスターがいるよね」
にこ「エリミネーターのエミリーとか？」
ことり「そもそも主人公に穂乃果ちゃんがつけた名前もフミコだし…」
穂乃果「アハハ。そういえばそうだね」 海未「子供たちにも名前をつけられますが、もう決めているんですか？」
穂乃果「うーん…フミコの子供だからヒデコとミカとか？」
雪穂「また友達の名前を勝手につけるの？」
穂乃果「ダメかなぁ？」
真姫「少しは考えなさいよ。勝手に親子にされるのも気の毒だし」
穂乃果「名前かあ…男の子は勇者だし見た目がスーパーサイヤ人みたいだからいろいろ思いつくんだけど」
海未「スーパーサイヤ人はビアンカと結婚した場合だけじゃないですか。主人公の妻はフローラですから関係ありませんよ」
穂乃果「ビアンカだから関係あるの！」
希「まあ、どちらにしても名前はつけないとアカンやろ？」
亜里沙「女の子は可愛い名前がいいですよ♪」
にこ「金髪だったらミカエルとモニカ」
絵里「ロマサガ3ね」
凛「でもミカエルとモニカは双子じゃないよねー？」
にこ「そうだけど…じゃああんたなら何て名前つけるのよ？」
凛「えーと…ナルトとメンマ？」
花陽「そ、それってラーメンのトッピング？」
ことり「金髪でナルトだと忍者みたいだけど…」
凛「えー？じゃあ、とんこつとトリガラ！」
穂乃果「美味しそうだけど、生まれたときから骨なの？」
にこ「臭そうな名前ね…」
絵里「そういえば4コマ漫画に“もりそば”って名前をつけられたネタがあったけど…」
希「ファミコン版では濁点が1文字分になるから実際につけられるのは“もりそは”やんな」
花陽「もりそは…」
雪穂「ただでさえひどいのに食べ物の名前にすらなってない…」
ことり「食べ物の名前だったら、タルトやエクレアみたいな可愛いのがいいなぁ」
穂乃果「ロマサガ3の放浪娘だね。それもいいかも♪」
海未「十代になったら家出しそうですけどね…」 ことり「おめでとう。お母さん♪」
理事長「ありがとう…これは？」
ことり「塩」
理事長「そう…」
ことり「あ、あのね。5月31日は、1961年まで英連邦の一部だった南アフリカが独立して南アフリカ共和国になった日なんだって」
理事長「南アフリカ共和国？」
ことり「うん。南アフリカ産の塩なの♪」
理事長(謎のこだわり…)
ことり「それから、これは南アフリカ産のルイボスティー♪」
理事長「そういえば有名だったわね。確か、ケープタウンの北にあるセダルバーグ山脈にだけルイボスが自生していて…」
ことり「他の地域で栽培してもうまくいかないんだよね」
【穂むら】
ほのうみのぞえりにこまきりんぱなゆきあり「へー」
絵里「でも、そんなことってあるのかしら？自生はわかるとして、他のあらゆる国と地域で栽培ができないなんて…」
真姫「読めたわ」
ことほのうみえりにこりんぱな「えっ」
亜里沙「どういうことですか？」
真姫「簡単よ。ルイボスはマメ科の植物で茶葉とは違うけど、未発酵のグリーンと発酵させたレッドがあるの」
海未「ルイボスティーにも緑茶と紅茶があるのですね」
ことり「それは知ってるけど、何が読めたの？」
真姫「ルイボスは放っておいても簡単に自然発酵が始まるのよ。管理が難しいからグリーンルイボスティーは希少で高価。日本では滅多に手に入らないわ」
希「つまり、栽培に成功してどこでもグリーンルイボスティーが手に入ったら…」
穂乃果「高く売れなくなる！？」
真姫「ええ。栽培できないんじゃなくて、できたら都合が悪いんじゃないかしら？」
にこりんぱな「な、なんだってー！！」
凛「大人って汚いにゃ」
にこ「貿易の闇を垣間見たわね」
花陽「そ、そうなのかなぁ？」
穂乃果「うーん。ルラフェンの南にしか生えないルラムーン草みたいな話かと思ったけど…」
雪穂「本当にルイボスがセダルバーグ山脈にしか生えないならちょっと不思議だよね」 凛「6月1日は麦茶の日なんだよねー」
にこ「世界牛乳の日でもあるけど」
雪穂「はい、お姉ちゃん」
穂乃果「ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も氷水が冷たいっ♪…ってこれ氷水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「氷が入ってて冷たくて美味しいよ♪」
穂乃果「おいしい…かなぁ？」
花陽「6月1日は防災用品点検の日…ですよね？」
穂乃果「また期限切れの水！？」
雪穂「いや、6月1日は氷の日でもあるんだよね。あと6月1日から6月7日まで水道週間」
穂乃果「水道？ってことは…」
雪穂「期限切れの水は麦茶作るのに使ったから。その氷水は浄水器の水」
穂乃果「なんかいつものより美味しくないと思ったらやっぱり！麦茶あるなら麦茶を持ってきてよ＞＜」
雪穂「でもお姉ちゃんはお客さんじゃないし…」
亜里沙「麦茶おいしいです♪」
花陽「牛乳も美味しいよ♪」
穂乃果「この扱いの差！」
希「ところでドラクエはどうなってるん？」
穂乃果「ゲレゲレが仲間になってクックルと入れ替えたよ。次はサラボナ」
絵里「パーティーはフミコ、ゲレゲレ、コドラン、ドラスケ、イエッタ、ピエール、アーサー、スラリンね」
海未「キメラを仲間に加えたいところですね」
にこ「ベホマスライムも出てくるわよ。まものつかいが出るたびに呼ばせて最後に倒せば、イエティより仲間にしやすいくらいじゃない？」
ことり「多様性って言ってたもんね」
穂乃果「んー。キメラもベホマスライムもホイミ系あるから、スライムナイトがいらないかも…」
凛「前衛の戦力はドラゴンキッズとゲレゲレ、イエッタで充分だもんにゃ」
絵里「しかも“まふうじのつえ”を取ればキメラが前衛で戦えるからね。すばやさも高くて強いし」
にこ「主人公、イエティとキメラでブーメラン三連投もできるし、こごえるふぶきならもっと強いわよ」 穂乃果「着いたよ。ほら、この子がフローラ」
海未「運命の出会いの瞬間ですよ！」
真姫「ふーん…」
穂乃果「…なんか反応薄くない？」
真姫「キービジュアルとかのイラストとずいぶん違うと思って…」
希「まあ、SFCの小さなドット絵やからね」
真姫「犬もよく見たらラインハットの中庭にいたドラゴンキッズと同じだし…」
海未「そこは想像力で補うのです！フローラは主人公の妻にふさわしい、素晴らしい女性ですよ」
真姫「はあ」
穂乃果「でもフミコと結婚するのはビアンカだからね！」
真姫(どっちでもいいけど…) 【音ノ木坂・音楽室】
真姫「6月2日は…」
ほのまき「エドワード・エルガー！」
真姫「…の誕生日ね」
穂乃果「知ってる♪エルガーといえば、やっぱりあれだよね。愛のあいさつ、Salut d'amour！」
真姫「まあ…でもそれは後から変更したタイトルらしいけど」
穂乃果「そうなの？」
真姫「ええ。エルガーがキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った曲で、そのときはドイツ語で同じ意味の“Liebesgruss”だったって話よ」
穂乃果「へー。でも恋人のために作った曲ってことに変わりはないよね？」
真姫「そうね。ちなみに当時アリスは39歳だったとか…」
穂乃果「えぇ！？そんなに年上の人だったの？」
真姫「エルガーも31歳で、そんなに若くはなかったけど」
穂乃果「でも8歳上かあ…私たちでいえば今24歳の人ってことだよね」
真姫「そうね」
穂乃果「真姫ちゃんはどう思う？」
真姫「別に…特別年上に興味はないけど。ただ、共通の趣味がある相手のほうが」
穂乃果「共通の趣味？」
真姫「たとえば…」
穂乃果「？」
真姫「い、いや、たとえばの話よ。別に今すぐあなたとどうこうってわけじゃ」
穂乃果「はあ。…え、私！？」
真姫「いや、だから共通の趣味をもった知り合いがあなたくらいしかいないって話で、別にそういう意味とかじゃなくて！」
穂乃果「真姫ちゃんと結婚かあ…」
真姫「だ、だから違うってば！」
穂乃果「さっき今すぐじゃないって言ってなかった？…それってそのうちどうこうって話」
真姫「違うから！」
穂乃果「私は、それでもいいんだけどな♪」
真姫「ヴェぇえ！？」 【廊下】
にこ「…またいちゃついてるわね」
花陽「お、音楽の話をしてるだけじゃないかな？」
凛「クラシックでよくそんなに盛り上がれるにゃ」
絵里「まあ、割とロマンチックな音楽が多いんじゃないかしら？」
希「ロマンシングといえば」
海未「言ってませんが…」
ことり「6月2日はローズの日なんだって」
凛「ローズといえば、タフィ・ローズ！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
にこ「いやいや、横浜のロバート・リチャード・ローズでしょ」
絵里「ロマンシングってことはロマサガじゃないの？植物のモンスターでポイズンローズがいたけど」
海未「終盤になると出現する真っ赤な薔薇のモンスターですね。“きけんなかおり”で即死させる…」
希「まあ、確率は低いから大して怖くないモンスターやな。そのレベルの他の敵よりは」
にこ「フレイムイーターやアンシリーコートなんかに比べればね」
凛「よく一緒に出るレブナントよりは危険だけどにゃ」
ｶﾞﾗ
穂乃果「なんでロマサガの話してるの？」
真姫「用が済んだなら帰りましょ」ﾋﾟｼｬ ほのにこりん「セーガー♪」
ことり「え？」
希「6月3日はセガの前身、日本娯楽物産株式会社が1960年に設立した日や」
にこ「セハガールの校歌よ」
海未「歌というほどの尺はありませんが…」
真姫「ただのジングルでしょ？」
花陽(にこ先輩って、セハガールのサターンにちょっとだけ似てる…)
絵里「まあ、セガの60周年の記念日ってことになるのかしら？」
雪穂「セガといえば…」
凛「ぷよぷよ♪」
にこ「ハードはセガだけど、ぷよぷよは元々コンパイルのゲームよ」
亜里沙「セガじゃないんですか？」
希「いろいろあって今はセガだけどね」
凛「ぷよぷよだったら負けないよー！」
海未「私も少々嗜みますが…」
亜里沙「お姉ちゃんはすごいゲーマーだよ♪」
絵里「まあ、それなりにやり込んだけど…」
にこ「絢瀬は異次元だけど他の連中には負けないわよ」
穂乃果「みんなそんなに上手いの？」
希「さすがにエリちが相手だと分が悪いけど、にこっちには勝てると思うよ」
にこ「フン。私を甘く見てると後悔するわよ！」 亜里沙「スケルトンTです♪」
花陽「じゃあ、私はルルーで…」
凛「意外な組み合わせにゃ」
花陽「ほら、ルルーが主人公でカレーの材料集めるゲームが好きだったから…」
絵里「“すーぱーなぞぷよ ルルーのルー”ね」
＼玉露ー！／
花陽「ま、間に合わなかった…」ｶﾞｸｯ
ことり「亜里沙ちゃん強いね…」
亜里沙「お姉ちゃんといっぱいゲームしました♪」
にこ「これが最強の遺伝子ってやつなの！？」
真姫「教え方が上手いんじゃない？」
絵里「亜里沙の実力よ♪」
亜里沙「えへへ」 亜里沙「6月4日は虫の日です♪」
穂乃果「また？虫のモンスターの話はこの間したけど…」
真姫「グリーンワームの色違いで炎を吐く赤いのがいたわね」
花陽「ラーバキングだね」
凛「妖精の国の洞窟にしか出ないから存在感が薄いにゃ」
にこ「イモムシなのに炎を吐くなんて生意気よ」
希「カジノではなぜかおばけキャンドルとの一騎討ち。ラーバキングは眠ってて負けることが多いね」
絵里「そうそう。おばけキャンドルに賭けてコインを増やすチャンスなのよね。ラーバキングに賭けても倍率が低くて儲からないし」
海未「イモムシなら3のキャタピラーやどくイモムシのほうが印象的なモンスターですね」
雪穂「キャタピラーのスクルト、どくイモムシのどくのいきが地味に厄介なんだよね…」
ことり「そういえば炎を吐くのも3が先だったよね？」
穂乃果「かえんムカデだね。どう見てもイモムシだけど…」
にこ「かしこさのたねを持ってるから狩りまくるわよ」
海未「あまり強くはないモンスターですね。砂漠からピラミッドにかけては厄介なモンスターが次々と出ますし…」
凛「キャットフライ、だいおうガマ、わらいぶくろ」
希「なんといっても“じごくのハサミ”やんな」
絵里「出たら逃げるかルーラね。まともに戦っても勝ち目がないし」
にこ「見たくもないわよ。あの緑色のカニの大群、苦労して倒しても何も得しないんだから」
穂乃果「硬いだけじゃなくHPも高めだから、メタルスライムより苦労するよね…経験値がたくさん入っても良さそうなのに」
凛「いいアイテムを持ってればまだいいけど、せいどうのたてだもんにゃ」
雪穂「キャットフライの“ぬいぐるみ”のほうが誰でも装備できて遥かに強いね」 穂乃果「そういえば…ドラゴンフライは虫だけどキャットフライは虫要素ないよね？」
希「そやね。ハエとかのフライやなくてフライングキャットやんな」
凛「エビフライ、イカフライ、キャットフライ？」
真姫「いや、そのフライでもないでしょ…」
にこ「ムササビやモモンガは可愛いのにキャットフライは全然可愛くないわね」
ことり「色違いのキャットバットと同じだから、コウモリみたいな翼ってことだよね」
雪穂「コウモリみたいに飛んで、暗い洞窟にいて…虫とか食べるのかな？」
穂乃果「えー？でも体は猫でしょ。獲物はネズミとかじゃないの？」
絵里「モンスターとしては出てこないけど、洞窟なら普通のネズミがいてもおかしくないわね」
凛「うーん…キャットバットだったらゲレゲレのほうが可愛いかもにゃ」
花陽「そうだね。特にベビーパンサーのときは…」 海未「六月五日は落語の日です」
花陽「落語といえば…」
凛「ラーメン！」
にこ「それって林家木久翁だけでしょ」
希「木久翁といえば…」
凛「ラーメン♪」
真姫「ラーメンはもういいから」
凛「えー！？＞＜」
絵里「待って。ラーメンといえばスープでしょう？」
海未「スープ…ですか？」
ことり「スープといえば…」
にこ「スープスープスープスープ十字砲火！」
穂乃果「サガフロンティア？」
希「銃は早撃ちがあるから十字スープスープスープスープレックスになるんやない？」
絵里「銃が弾切れになった状態…たとえば弾5発のリーサルドラグーンで1ターン目に十字砲火を撃って、2ターン目に残弾0で撃てばリロードがあるからディレイアクションになりやすいのよ」
のぞほのりん「へー」
海未「サガフロンティアは弓が無いのが少し残念です。刀はありますけど…」
穂乃果「刀といえば、のこぎりがたなを1本買っておけばいいんだよね？」
雪穂「ドラクエ5？」
にこ「“ひとしこのみ”ね。グランバニアで“しあわせのぼうし”を取れば使えるわよ」
凛「みかわしのふくは？」
穂乃果「イエッタの分をサラボナで買ったよ」
絵里「滝の洞窟でやすらぎのローブを取れば、みかわしのふくをひとしこのみ用に回せるわね」
希「でもキメラが仲間になったらもう一枚要るんやない？」
穂乃果「火山はボス戦があるから、メッキーが仲間になったらしばらくレベル上げかなぁ…」
にこ「そーね。先へ進むとビアンカが仲間になってモンスターを1匹減らさないといけないし」
海未「今のパーティーはフミコ、コドラン、ドラスケ、ゲレゲレ、イエッタ、ピエール、アーサー、スラリンですか…」
雪穂「キメラとベホマスライムが入ったらスライムナイト二匹と入れ替えでしょ。ビアンカの枠はどうするの？」
穂乃果「滝の洞窟ではトラマナは要らないし、ビアンカはスラリンと入れ替えかなぁ…」
凛「まだキメラも仲間になってないけどにゃ」 凛「6月6日はジェームズ・アレクサンダー・デブリンの誕生日なんだよねー」
花陽「で、デブリン？」
凛「凛はデブじゃないよー！＞＜」
にこ「デブリン…」
ことり「アイルランドの」
絵里「ダブリン？」
ミカ「ニュージェネの」
フミコ「しぶりん？」
亜里沙「ゴブリン♪」
穂乃果「ホブリン」
希「ホブゴブリンやろ？」
海未「人の名前で遊んではいけませんよ」
真姫「で、誰なの？そのデブリンって」
凛「19世紀に活躍したMLBの投手！ペンシルベニア州フィラデルフィア出身で、ナショナルリーグの初代奪三振王だったんだって」
にこ「MLBで最多奪三振か。超一流のピッチャーじゃない」
ことり「初めて聞いたけど…」
海未「後に八百長に関与した疑いで永久追放処分となっていますね…」
ヒデコ「名前を言ってはいけないあの人になっちゃったってことか…」
花陽「だからあまり知られてないんだね」
穂乃果「もったいないなぁ。凄いピッチャーだったんでしょ？」
希「まあ、さすがに全部八百長試合って事は無いやろね。やり過ぎたらシーズン途中でバレて試合に出られなくなるよ」
にこ「ゴロやフライにならないようにわざと球数を多く投げて三振を取ってたならスタミナは本物でしょ」
絵里「そうかもしれないわね…」
真姫「才能の無駄遣いね」 穂乃果「ゴブリンといえば、やっぱりFF？」
凛「ゴブリンパンチにゃ！」
海未「ロマンシングサガにもよく出てきますね」
にこ「1のゴブリンが一番厄介よ。武器が刃物だから」
絵里「ゴールドマインで9匹まとめて現れるゴブリンはかなりの強敵ね」
希「まだゴブリンを一撃で倒せない序盤であの数は脅威、いや狂気やんな」
穂乃果「2からは棍棒が定番になったよね」
凛「ライトボールで暗闇にしちゃえば楽勝にゃ」
にこ「剣を持ったホブリンも棍棒より弱いゴブリンソードだから全く脅威にはならないし」
海未「安物でも主人公たちと同じ武器を持っていた、あのゴブリンがやはり最強ですね」
絵里「技がなくても必ず通常攻撃をしてきて、しかもレイピアは命中率100％だからね」
希「2と3のゴブリンはすっかりやられ役やし」
穂乃果「3のゴブリンは珍しいアイテムも持ってないし…」
雪穂「ダンジョンではうまく避ければほとんど戦わなくて済むよね」
にこ「やり方によってはゴブリンと一度も戦わないこともあるわね。2に比べて存在感は薄れたかも」
真姫「まさしく忘れられたダブリンってわけね」
花陽「ひどい！？」 穂乃果「ヒデコ。お誕生日おめでとう！」
海未「おめでとうございます」
ことフミミカ「はっぴーばーすでー♪」
ヒデコ「ありがと。…缶詰？」
穂乃果「6月7日は19世紀フランスの画家ポール・ゴーギャンの誕生日でもあるんだって」
ヒデコ「この缶詰、どう見てもゴーギャンが描いたパッケージには見えないけど…」
真姫「ゴーギャンは海軍士官学校の試験に落ちて、商船に乗って世界中の海を巡ったらしいわ」
ゆきありにこりんヒフミ「へー」
希「それに6月7日はジェームズ・ジョゼフ・パチョレックの誕生日でもあるん」
にこ「大洋ホエールズで活躍して、後に阪神へ移籍したあのパチョレックね」
穂乃果「世界の海で大洋といえば、これでしょ？」
ヒデコ「クジラ肉の缶詰なんだね…」
絵里「ゴーギャン要素はほとんど無いような気もするけど…」
雪穂「ドラクエは世界中の海を巡れるようになった？」
穂乃果「まだだよ。メッキーは仲間になったけどベホマスライムがなかなか起き上がらなくて」
凛「まものつかいを探しに行くにゃ！」
穂乃果「うわっ、ばくだんいわだ…」
にこ「眠らせるのが一番よ。イエッタ、コドラン、ドラスケに入れ替えて！」
海未「あまいいき三連発ですね」
ﾌﾞｰﾝ…
花陽「すぐ起きちゃうね…」
絵里「全部眠ったままになるまで繰り返すしかないわね」
希「そやね。メガンテを絶対に食らわないためには」
穂乃果「こういうとき敵のグループ制って不便だね…」
凛「一匹ずつターゲットを指定できたらこんな余計な手間かからないもんにゃ」
にこ「しかも眠ってるのと起きてるのが常時見分けられないし」
絵里「これもドラクエあるあるね」 真姫「やっと片付いたわね」
穂乃果「ロッキーが起き上がったけど…」
海未「ピエールと入れ替えですか？」
穂乃果「そうだね。オラクルベリーに戻ってまた連れて来よう…」
ミカ「ポートセルミにもモンスターじいさんいるでしょ？」
穂乃果「そうだけど、ポートセルミはルーラが使えないからいちいち町の外へ出る手間があって不便なんだもん」
凛「最初に来たときすぐやみのランプを使われると話がおかしくなって都合が悪いんだにゃ」
希「さんぞくウルフが消えて損するのはプレイヤーだけやんな」
にこ「ややこしい仕掛けするくらいならやみのランプの入手自体をもっと後にすればいいのにね」
絵里「まあ、私はドラキーを使ってラナルータを覚えるまで粘るけど…」
ことり「結局どっちでも同じってこと…かなぁ？」 希「6月8日は世界海洋デーやんな」
真姫「海洋進出できるの？」
穂乃果「まだ火山です…」
雪穂「5の海域って分断されてるから、あまり長時間船で移動することって無いよね」
絵里「船上から始まるとはいえ、最初は来た船に乗るだけだし…」
にこ「サラボナから乗る船なんて滝の洞窟くらいしか行けないしね」
海未「石化が解けて初めて本格的な船の旅が始まりますね」
凛「すぐ魔法のじゅうたんが手に入って船いらなくなるけどにゃ」
花陽「そうだね。空ならモンスターも出ないし…」
絵里「ちょっと物足りないわね。ドラゴンはともかく、低空飛行の魔法のじゅうたんなら魔物に襲われてもおかしくないのに」
穂乃果「5で空にモンスターが出るとしたら…ホークマン、ガーゴイル、キメラやダックカイト？」
にこ「ひくいどり、ホークブリザード、れんごくちょう」
雪穂「へびこうもりとリントブルムは？」
海未「どうでしょう…ドラキーなどコウモリ系はあまり高く飛ばない気もしますが」
希「メイジキメラにバルーンか。そのままでも種類は足りそうやな」
絵里「空でエンカウントがあるなら過去のモンスターを追加してもいいんじゃないかしら？スターキメラやバピラス、ドラゴンライダー、リザードフライにマヒャドフライとか」
ことり「ガルーダ、ヘルコンドル、ごくらくちょう、ほうおう？」
凛「スカイドラゴン、スノードラゴン、サラマンダー！」
にこ「シャドー、ホロゴースト、まおうのかげなんかもいけそうね」
海未「3こそ空でエンカウントがあっても良さそうなラインナップですね…」 亜里沙「海洋デーじゃないんですか？」
穂乃果「5の海域のモンスターって種類が豊富な割には影が薄い気がするなぁ」
絵里「クラーゴンみたいな強敵がいないからね。仲間も人間だけの3よりモンスターがいて強いし」
凛「しんかいりゅうは強そうだけど、あんまり出てこないよねー」
にこ「見かけ倒しで勿体ないわよね。もっと強くしてもよかったのに」
希「しんかいりゅうとゆうれいせんちょうは二大強そうに見えて大したことないモンスターやんな」
海未「海域はエンカウント率自体が低いのですから、敵はもっと強いほうがよかったかもしれませんね」
雪穂「海で敵が強かったのは…神殿かな？エルヘブンまで船で通り抜けるとき」
穂乃果「そうだね。ダンジョンだからエンカウント率も少し高めだし…敵も海じゃなくても出るようなのが多いから」
絵里「ゾンビナイトにネクロマンサー、ブリザードマン。確かに海っぽくない敵のほうが強いわね」
にこ「海域を一番長くさまよって苦戦したのはやっぱり3でしょ」
希「アレフガルドとか、1と地形が変わってるから戸惑うんだよね。迷ってる時にクラーゴンなんか出たら…」
凛「戦闘が長引いてる間に今どこにいるのかわかんなくなるにゃ」
穂乃果「ラリホーで眠らせて逃げても回り込まれるんだよ。ひどくない！？」
海未「四人もいて眠っている敵から逃げられないというのは…意味がわかりませんね」
絵里「でも“まほうのビキニ”を全員分集めるために海域で粘ったわよね。キングマーマンを待ってるのにクラーゴンばかり出て、いつの間にか大量のいのちのきのみが」
にこ「いや、そこまでやるのあんただけでしょ…」 ことほのうみえりありゆきにこまきりんぱなヒフミ「はっぴーばーすでー！」
亜里沙「おめでとう。希さん♪」
希「ありがと。これは…マクドのナゲットやんな」
凛「6月9日は、1934年のアニメ映画でドナルドダックが初登場した日なんだよねー」
希「なるほど、それでマクドナルドかぁ…ってドナルド違いや！マクドのドナルドはアヒルやなくて謎のピエロやし」
花陽「ドナルドだからナゲットにしようってみんなで決めたんです」
希「そか。ドナルドつながりでアヒルの肉を…ってこれチキンやし！アヒルやなくてニワトリや！」
海未「朝マックにしようという案もあったのですが、穂乃果と凛が寝坊して…」
にこ「そうそう。6月9日はユリエスキ・グリエルの誕生日だからね」
希「ベイスターズに一瞬いた、あのダメ外人のグリエル？」
穂乃果「はい。だからマックグリエルがいいかなって」
希「それマックグリドル！グリエル関係ない！」
ことり「紫色の謎のマスコットが昔」
希「それグリマス！」
絵里「季節外れよね。12月じゃないんだから」
希「クリスマス！」
真姫「でも誕生日プレゼントがファーストフードのテイクアウトってどうなの？オマケのおもちゃもついてないし」
希「いや、別にハッピーセットのオマケで欲しいのも無いけど」 真姫「私はピアノを弾いてあげるわよ。はい、副会長歌って」
希「はっぴーばーすでーとぅー…ってウチ一人で歌うん！？一番アカンやつやん」
ミカ「鮮やかなノリツッコミ…」
フミコ「しかも全ツッコミだし…」
ヒデコ「さすが副会長…」
希「一応言っておくけどお笑い研究会やなくて生徒会の副会長やからね？」
絵里「あれも自粛、これも自粛でみんな退屈してたし…」
凛「プロ野球の開幕が決まってよかったにゃ♪」
希「野球に全部持っていかれた！？」
雪穂「これ…どうぞ」
希「お花？ありがと。スイートピーやね」
花陽「6月9日の誕生花なんです。花言葉は“門出”」
亜里沙「メジャーに行っても頑張ってください。グリエル選手！」
希「ウチは東條希！グリエルやないし！しかも何年前の話！？」
穂乃果「開幕楽しみだねー♪」
絵里「ほんとにね」 凛「キャラメル美味しいにゃー♪」
花陽「そういえば6月10日はミルクキャラメルの日なんだよね」
海未「1913年に森永製菓がミルクキャラメルを発売した日といわれていますが、キャラメル自体はそれ以前からあったんですよね。ミルクキャラメルと呼ばなかっただけで…」
穂乃果「商品名が変わっただけってこと？」
海未「おそらくは。復刻版のパッケージが大正時代のものということですから見た目も変わったと思いますが」
ことほのゆきありえりまきりんぱな「へー」
雪穂「東條先輩も、よかったらどうぞ」
希「い、いやウチは…」
ことり「副会長さんはキャラメル苦手なんですよね」
にこ「なんだ、あんたたちも知ってたの？」
花陽「まあ…」
凛「聞いたことあるよねー」
真姫「…ちょっと待って。そんな話いつどこで聞いたのよ？」
花陽「さ、さあ？」
凛「真姫ちゃんは知らなかったのー？」
真姫「いや、知ってるけど…それっておかしくない？」
花陽「そういえば…私たちは音ノ木坂へ行くまで面識が無かったし」
凛「いつ聞いたんだったかにゃ？」
まきりんぱな「んー？」 希「ま、まあキャラメルの話はいいやん？それより6月10日といえば“時の記念日”やんな」
花陽「ときの…」
にこ「そら」
穂乃果「ときのすな！」
海未「戻せるのは時の砂が最初ですが“時間が止まった”ならパルプンテの効果にもありますね」
にこ「過去へ行ったりできるのはドラクエなら5が最初ね」
絵里「ゴールドオーブのためだけに過去へ行くことになるけど、それ以外は何もできないのよね…」
希「まあ、あんまり好き勝手できたり時間遡行なんかを乱発すると何でもありの世界になって設定が破綻しちゃうし」
穂乃果「でも一つだけ何かできるってことなら本当はゴールドオーブよりパパスを助けたいよね…」
にこ「間抜けな天空人がゴールドオーブを落として城を水没させたために尻拭いをさせられたって感じね」
絵里「この歯がゆさが原因なのかSFC版の3ではオルテガを生き返らせることができるようになったけど…」
凛「シェンロンで復活、完全にドラゴンボールにゃ」 海未「6月11日は学校図書館の日です」
にこ「学校図書館ねえ…音ノ木坂の図書館で今更読みたい本も無さそうだけど」
真姫「まあ…公立高校の図書館にしては割としっかりした図書館じゃない？」
花陽「他校のことはわからないけど、中学校よりは蔵書も多いし…」
凛「図書館へ行かなくても、穂乃果先輩の部屋には面白い本がたくさんあるよー♪」
雪穂「漫画ばっかりだけど…」
穂乃果「ベホマンも仲間になったよ！」
絵里「だいぶレベルも上がったわね。ほのおのリングを取りに行くの？」
穂乃果「ようがんげんじん戦かあ…勝てるのかな？ベホマンはまだ戦力にならないけど」
希「パーティーはフミコ、コドラン、ドラスケ、イエッタ、ゲレゲレ、メッキー、スラリン、ベホマンやな」
海未「キメラのこごえるふぶきがまだありませんが、攻撃力は高いですしイエッタ以外は通常攻撃でいけると思いますよ」
穂乃果「じゃあ、戻ってセーブしたら行こうっと」
希「ドラクエといえば、6月11日はカメハメハ・デーやんな」
凛「かめはめ波はドラゴンボールでしょー？」
ことり「1810年、カメハメハ1世がハワイ諸島を統一した日…って書いてあるね」
にこ「ドラクエでハワイっぽいのは…メダル王の島？」
花陽「木が他の地域と違ってヤシの木なんですよね」
海未「敵がスライム系ばかりであまりハワイ感もありませんが…」
ことり「せっかくヤシの木があるんだから猿や鳥とか南国っぽいモンスターがいてもよかったかも？」 絵里「ハワイっぽいのはドラクエよりも、ロマサガ3のグレートアーチじゃない？」
穂乃果「グレートアーチとアケは南国感あるよね。ジャングルは妖精がいたりして完全にファンタジーだけど」
凛「アケの空き家はタダで泊まれるから毎回行くよねー？」
希「そやね。雪の町に到達したらだんろ倉庫があるからそっちに行くけど」
亜里沙「ゆきだるま可愛いです♪」
穂乃果「あのゆきだるまって何か制限があってたまに仲間にならないよね？」
にこ「ロマサガ3は誰をどういう順番で何人仲間にしたかによって仲間にならなかったりするわよ。メモしておかないと目当てのキャラを全員仲間にするのは難しいわね」
絵里「ぞう、レオニード、ヤンファンなど終盤の仲間キャラは引っかかりやすいのよね」
凛「装備を剥ぎ取ったり指輪やイルカ増殖のために、使わないキャラを無駄に仲間にしないほうがいいんだにゃ」
海未「でも陣形を揃えるために仲間にするということもありますよね？」
希「ノーラ、ロビン、ようせい、シャール、ハーマン、ボストンとか？」
にこ「ハーマン以外は強いキャラばかりだし使うでしょ？」
穂乃果「フルブライト！仲間としては全然使わないけど、鳳天舞の陣が便利なんだもん」 海未「昭和十二年六月十二日、川端康成の小説“雪國”が発刊されたそうですよ」
穂乃果「雪国どころか、火山の最深部を目指してるんだけど…」
真姫「最近暑いし、雪国でも行きたい気分ね」
凛「5だと妖精の国が一時的にそうなっただけで、ずっと寒い地域は無いよねー？」
花陽「魔界はいつも暗くて涼しそうだけど、雪は無いし…」
希「エスタークの周りは溶岩やし、むしろ暑いんやない？」
雪穂「ドラクエで寒冷地っぽいのは…グリンラッド、レイアムランド、ムオル辺り？」
穂乃果「ひょうがまじんやスノードラゴンはいるけど、雪が降ってるイメージは無いなぁ」
ことり「ムオルやスーの村の人たちも全然寒そうな服装じゃないもんね」
絵里「スーはグリンラッドに近いはずなのに、むしろ南米みたいな雰囲気ね…」
にこ「サマンオサとスーの配置を間違えたんじゃないの？」
希「RPGで雪国といえば、やっぱりロマンシングサガシリーズやんな」
亜里沙「ゆきだるま♪」
花陽「雪の町にオーロラ。氷銀河とか…北のほうは雪づくしだね」
穂乃果「ユーステルムやポドールイだけでも寒そうだもんね。町の人もちゃんと冬服だし」
絵里「2の大氷原やナゼール海峡もなかなかよ。北のほうは逆に暑いみたいだけど」
凛「ロマサガは2までは北が暑くて南は寒いんだよねー」
海未「そういえば3では逆になったんですね。寒冷地は北側に集中していますし…」
にこ「サガフロンティアにもムスペルニブルの雪山なんかがあったわね」
穂乃果「サガフロンティアの雪だるまは全然可愛くないけどね…」
希「中身は雪の精3体と霜の巨人やからね。どっちに当たっても地獄やんな」
凛「雪山のボスが朱雀なのも意味不明にゃ」
絵里「どう見ても炎のモンスターだものね…朱雀とはいうけど完全に火の鳥」
海未「ファイアーバリアに火炎、ヒートウェイヴですからね。あの朱雀はどうして雪山にいるのでしょうか…」
ことり「仲間になるほうの朱雀は小さくてちょっと可愛いかも♪」 にこ「まあ、何といっても一番寒そうなのはバルハラントじゃない？」
絵里「広いフィールドが一面雪景色で、デスティニーストーンも遺跡ごと凍ってるくらいだものね」
穂乃果「足跡つけて歩き回るのが楽しいんだよね♪」
希「リメイクのミンストレルソングでさらに広く、より寒そうになったんやない？」
凛「確かに…SFC版のバルハラントは明るいけど、PS2版は凍死しそうだもんにゃ」
雪穂「広いし迷うし敵多すぎ！」
穂乃果「あれに比べたらドラクエのダンジョンで迷うことなんてないよね…着いたよ」
真姫「やっとボスなの？」
希「ようがんげんじん3体や」
にこ「今こそイエッタのこごえるふぶきよ！」
穂乃果「いや、まだないけど…」
にこ「はぁ！？今まで何やってたのよ！？」
穂乃果「だってイエッタは仲間になるの遅かったし…メッキーが仲間になるまでどくばりもスラリンの1本だけで、メタルスライムもあまり倒せなかったもん」
海未「ツーペアを含む偏ったパーティー編成が響きましたね…ホイミンとクックルがいればとっくに毒針3本だったのですが」
絵里「まあ、みんな攻撃力は高いし主人公のベホマもあるから…落ち着いて戦えば負けることはないはずよ」
凛「トリプルやいばのブーメランでいっくにゃー！」
穂乃果「そっか。えーと、フミコ、イエッタ、メッキーで…」 凛「6月13日は鉄人の日なんだよねー」
希「衣笠さんやな」
海未「ええ。1987年に衣笠祥雄氏が2131試合連続出場となり世界記録を更新した日ですね」
穂乃果「てつじん…確かドラクエ3の性格にあったよね？」
にこ「SFC版ね。体力が高いくらいしか特徴が無かった気がするけど」
絵里「そうね。アリアハンの登録所でキャラクターメイキングのとき“たいりょく”ばかり上げると“てつじん”になりやすいわよ」
凛「でもタフガイより体力低いんじゃなかったかにゃ？」
絵里「突出して高いのはタフガイだけね。てつじんと同じくらいの体力なら他にもたくさんあるし…がんこものよりは優秀だけど、くろうにん、いっぴきおおかみ、ひっこみじあん、なまけものにまで総合的な性能で負けてるわ」
希「なまけもの以下…ひどいなぁ。ドラクエスタッフは衣笠さんへのリスペクトが足りてないんと違う？」
雪穂「どこかで聞いたような…？」
凛「眉村の娘みたいなセリフだにゃ」
穂乃果「それだｗ」
にこ「要するに総合的な性能で選ぶなら男はいっぴきおおかみ、女の子はセクシーギャルってことでしょ」
海未「私は“きれもの”を推します。ふしぎなきのみは手に入りにくいですからMPは最優先で上げておいたほうが有利なんですよ。他の数値は種で上げられますし」
絵里「セクシーギャルと違って、きれものは職業に関係なく誰でもなれるわね。かしこさを集中的に上げるだけでいいから」 真姫「それより6月13日は“はやぶさの日”でもあるわよ」
花陽「はやぶさ…って、昔ちょっと話題になった…えーと」
ことり「小惑星探査機だね」
真姫「そう。はやぶさが7年ぶりに帰還した記念日」
穂乃果「はやぶさ…といえば」
凛「ハヤブサ斬りキャンセル！」
海未「ロマンシングサガですね」
希「SFC版だけの裏技やんな」
にこ「あると無いでは大違いよね。特に終盤」
穂乃果「うずしお、ふぶき、ダークウェブとか先に撃たれたら勝ち目ないもんね…」
絵里「六人いても五人までしか使えないから、六人目には最初からすばやさが高いキャラを入れるのが基本ね。ジャミルとか」
希「それなら女の子五人とジャミルやな」
にこ「いやいや、主人公がアイシャなら裏技でシフを二人連れて行けるから全員女子パーティーも可能よ！」
穂乃果「えぇ…」
凛「シフは強いけどすばやさが低いんだよねー」
海未「アイシャは主人公ですから六番目には配置できませんし、そのパーティーならバーバラかクローディアが六番目ですかね」
希「PS2版みたいにファラやディアナやシルバーが仲間になったらよかったんだけどね」
凛「それだったらシフ外してファラとシルバーを連れて行くにゃ」
穂乃果「ディアナは？」
絵里「ディアナの両親はアルベルトと同じだから…SFC版ではすばやさが上がりにくいと思うわ」
穂乃果「そっかぁ…でも私はディアナ好きだから連れて行きたいな」
亜里沙「お姉ちゃんに似てます♪」
希「ふむふむ。穂乃果ちゃんは金髪のお姉さんが好きなんやね」
絵里「え！？」
真姫「…ふーん」
穂乃果「別に金髪だからってわけじゃないけど…」
花陽「きんいろモザイク？」
にこ「金髪マニアなの？」
穂乃果「ち、違うよー」 真姫「6月14日はシャルル＝オーギュスタン・ド・クーロンの誕生日ね」
凛「奥義スタンド！？」
ことり「シャルル・クーロン。クーロンの法則を発見した物理学者だね」
穂乃果「そうなんだ…クーロンって聞くと、もう頭の中にあの曲が流れてくるよ」
海未「サガフロンティアですか？」
にこ「絢瀬は特に死ぬほどやり込んだでしょ？」
絵里「そっちのクーロンね…確かに、ロマサガ2のアバロン、ドラクエ5のオラクルベリーくらい、サガフロンティアではクーロンにいる時間が長いとは思うけど」
希「香港がモデルなんかな？町の看板とか、ところどころ中国語っぽいのがあるよね」
亜里沙「キリル文字もありますよ」
ほのにこりん「キリル文字ー？」
絵里「ロシア語やウクライナ語、ブルガリア語、セルビア語などで使われる文字よ。この“Я”とか」
穂乃果「そっか。世界中いろんなところへ行ける町だから、ゲームの中でも国際都市なんだね」
真姫「ゲームとはいえ、わりと芸が細かいわね」
穂乃果「クーロンの曲なら吹けるよ♪」
ﾊﾟﾗﾗﾗｰﾊﾟﾗﾗｰ♪
花陽「穂乃果先輩のトランペットも多彩だよね…」
雪穂「ちょっとマニアックなクラシックの曲から野球の応援歌まで何でもありだし」 真姫「クラシックといえば、ドラクエはどうなったの？」
穂乃果「船に乗れるようになったところで止めてあるよ。ビアンカとの再会はぜひ真姫ちゃんに見せたいから！」
海未「ちょっと待ってください。それなら先にフローラの献身的な姿を見せるべきでしょう？」
穂乃果「えー？献身とかいうけど相手は主人公じゃなくてアンディじゃん」
海未「ちゃんと主人公のことも気遣っています。穂乃果は会いに行かないから忘れているんじゃないですか？」
真姫「別にどっちでもいいけど…」
穂乃果「じゃあ、しょうがないからちょっとだけ寄り道」
真姫「アルカパにいた詩人？」
凛「確かに同じ顔だけどにゃ」
にこ「火山にいたアンディよ」
真姫「ふーん…フローラの恋人なの？」
海未「断じて違います。アンディはただの幼馴染みですから」
穂乃果「でもビアンカを選んだらフローラはアンディとくっつくじゃん」
海未「それはフローラを選ばないプレイヤーが悪いんです。ここと最後の選択を見たらフローラにひかれるはずです」
『からかったのね。ひどい人！』
穂乃果「こんなので？」
にこ「可愛く見せるということをよくわかってるわね」
穂乃果「そうかなぁ…」
沖縄乱パ事件はあられ店員達が店の女の子を何人も連れて行って、
飲ませるだけ飲ませて、全員とセックスして盛り上がった事件だよ^-^;
これにより辞めた子は数知れず。
しかも女の子づたいに客にバレても店は謝罪もしないまま現在に至る。
いまでも店員はいつも店の女とセックス三昧
女も売って欲しいから、黙って股を開くんだ^-^;ｱｾｱｾ
ことり「6月15日は、1985年にスタジオジブリが設立した日なんだって」
ほのゆきありえりりん「へー」
花陽「ジブリといえば…」
亜里沙「トトロ♪」
にこ「トトロってトロルだかトロールだとか言ってるわよね？劇中で」
穂乃果「あのトトロが…ドラクエのトロルみたいなのだったら嫌だなぁ」
希「でもトロルって何気にレアなモンスターやない？ネクロゴンド地方の限られた範囲にしか出ないし」
絵里「まあ、しのびあしが使えるSFC版3では場合によっては全然戦わないまま終わることもあるわね」
凛「すごろくをやると結構よく出るけどにゃ」
海未「やはり圧倒的なインパクトを残したのはトロルよりボストロールでしょうね」
雪穂「サマンオサの一連の事件込みで印象深いシーンだよね」
穂乃果「ロマサガが真似したくらいだし」
にこ「ロマサガのほうはラーのかがみみたいなキーアイテムが無いけどね」
希「そのかわり敵の強さが段違いで、バッドエンドも用意されてるのがロマサガらしいと思うよ」
真姫「ジブリの話じゃなかったの？」
ことり「ドラクエとの共通点ってことなら、天空城は天空の城で動く城でもあるよね？」
穂乃果「ホントだ！？天空の動く城！」
海未「まあ、機械仕掛けで歩いたりバラバラになったりはしませんが…」
花陽「どこでもドアみたいなのも無いよね」
凛「自分で動かして現地へ行くんだもんにゃ」
絵里「飛ぶ速さもずいぶんゆっくりね。ラーミアと同じくらいかもしれないけど」 雪穂「ジブリで飛ぶといえば…」
亜里沙「魔女の宅急便♪」
穂乃果「パンが美味しそうだよね♪」
花陽「そこ！？」
にこ「ドラクエの魔女は全然可愛くないわよ。ただの空飛ぶBBAだし」
凛「トロル以上に全然遭わない敵だけどにゃ」
希「ホンマやね。よく出るのは魔法おばばのほうやし」
絵里「まほうおばばによく遭うのも実はすごろくで、フィールドを歩いて遭う機会はそんなに無いけどね。カザーブ付近で爆弾岩を狙う時以外は」
穂乃果「まほうおばばって、なんか顔色悪いよね…」
海未「紫色ですからね。ただのお婆さんではなく魔族か何かだと考えるのが自然かと」
にこ「5のまほうじじいは“じじい”なのに、まほうばばあじゃなくまほうおばばなのが謎のこだわりって気がするわね」
凛「人間じゃないから、おばけのばばあで略しておばば？」
希「その発想は無かった！」 雪穂「6月16日は和菓子の日だよ」
花陽「穂むらのおだんご美味しい♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
海未「饅頭も美味しいですよ」
にこ「今日はどら焼きの気分」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
真姫「水ようかんの季節じゃない？」
穂乃果「でも和菓子って、ゲームにはなかなか出てこないんだよね…」
雪穂「はい、お茶」
亜里沙「Хорошо」
ことり「穂乃果ちゃんにも」
穂乃果「ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がぬるいっ♪…ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
穂乃果「おいしい…かなぁ？なんかぬるいし」
希「六月は東京都水道ふれあい月間やんな」
穂乃果「やっぱりただの水道水じゃん！」
雪穂「浄水器の水だから直接よりはマシでしょ？」
穂乃果「私にもお茶持ってきてよー！＞＜」 ことり「アトリエの回復アイテムに“おまんじゅう”があったよね」
絵里「それとディスガイアのエトナが和スイーツ好き設定じゃなかった？」
にこ「そんなのあったっけ？」
凛「どっちもマイナーな設定にゃ」
花陽「おだんごくらいなら出てきそうな気もするけど…」
希「おだんごが出てくる…ゲーム？」
にこ「ディスガイアって言ってたじゃない」
絵里「それはちょっと今はさすがに…」
にこ「なんでよ。カルロピノとかに比べたらそこまででもないでしょ？」
花陽「木曽あずきじゃないんですか？」
にこ「そっちはダンゴムシね」
凛「ディスガイア…わかった、ケムシ団子だにゃ！」
ことほのうみ「…」
真姫「あまり聞きたくないけど何の話？」
絵里「えーと…ほら、回復アイテムではあるけど使い方は明言されてないし」
にこ「食べる以外でどう使ったら回復すんのよ？」
凛「きっと魔族だから食生活が普通の人とはちょっと違うんだにゃ」
海未「聞かなかったことにしましょう…」
ことり「そ、そうだね…」 海未「六月十七日は“砂漠化および旱魃と闘う国際デー”です」
亜里沙「カンバツ？」
凛「春の甲子園！」
にこ「それはセンバツ」
希「ブリ、シマアジ、ヒラマサなどに似た高級魚！お寿司屋さんで人気の」
花陽「それはカンパチ」
穂乃果「カンバツって何だっけ？」
真姫「旱魃でしょ。雨が降らなかったりして水不足の状態が長く続くこと」
ことり「日本では梅雨の時期だけどね」
絵里「つまり日本は例外だけど今の時期に旱魃に陥りやすい地域があって、それに合わせて6月17日に設定したってこと？」
亜里沙「トットリでは人が砂漠化します♪」
雪穂「そういえば砂丘に植物が生えたらわざわざ取り除いて砂漠を維持してるんだっけ…」
穂乃果「うーん。鳥取には行ったことないし砂漠なんてゲームの中でしか馴染みがないよ」
にこ「ドラクエ5の砂漠なんてテルパドール周辺だけでしょ。あんなに砂漠が少ない世界も珍しいわよ」
凛「天空の兜を取ったら用済みだもんにゃ」
海未「フローラと結婚していれば宝箱を一つ貰えますよ」
穂乃果「ビアンカの場合は子供が8歳になるまで行かなくてもいいんだよね…テルパドール」
絵里「まあ、3なんかに比べるとずいぶん砂漠の印象は薄いわね」
にこ「3はイシス周辺とドムドーラ周辺に割と広い砂漠があるからね」
凛「緑色のカニがいる砂漠はあんまり歩きたくないけどにゃ」
希「敵の強さでもイシス周辺の砂漠は印象的やんな」
海未「5の砂漠も運悪く合体スライムに不意打ちされれば、かなり印象的なシーンになるのですが…」
絵里「そうね。合体スライムを1ターンで倒し損ねれば初めてキングスライムと戦うことになる場所だから」
にこ「ドラゴンキッズやイエティ、キメラなんかを連れていつもこごえるふぶきやはげしいほのおを連発してると不意打ち食らわないかぎり1ターンで片付くから合体しないまま終わるわよ」
穂乃果「結局、隣のメダル王の島のほうが最初からキングスライムが三匹出たりして遥かに手強いんだよね」 凛「砂漠自体に苦労するのはやっぱりロマサガだよねー」
にこ「1と2は流砂が鬱陶しいわね。流砂に流されたところにまた厄介な敵が待ち構えてるし」
希「3で流砂が無くなったかと思えば山の部分が壁になって自由に歩けないから結局邪魔くさいし」
絵里「3は砂漠に鳥が出ないから敵を避けるのは簡単だけどね。結局1と2で一番邪魔なのは流砂よりも鳥だと思うわ」
穂乃果「でも1の砂漠って流砂の部分に足跡がつくし流されてるっていうより急に走り出したみたいに見える…」
海未「3もそうですが、あの速さで砂漠を走るのは難しいでしょうね。ゲームならではの表現だと思います」
花陽「砂漠の話を聞いてたら、きなこ餅が食べたくなっちゃった…」
にこ「なんでよｗ」
ことり「のどが渇くから？」
真姫「それって逆じゃないの？」
穂乃果「じゃあ穂むら特製きなこ餅を持ってくるよ♪」 海未「6月18日はブルーザー・ブロディの誕生日だそうですよ」
亜里沙「えーと…工事現場の」
希「それはブルドーザーやろ？」
ことり「私の戦闘力は53万です」ﾄﾞﾔｧ
凛「フリーザにゃ」
真姫「全然似てないわよ」
にこ「赤い小型のドラゴンみたいな、炎を吐くやつでしょ？ロマサガに出てくる」
絵里「ブレイザーね」
穂乃果「ロマサガ…にいたよね？ブルーザーって」
海未「2の格闘家の一人ですね。おそらくプロレスラーのブルーザー・ブロディから名前をとったのだと思います」
真姫「そのブルーザーとかの誕生日ってわけ？」
海未「ええ」
雪穂「ロマサガで誕生日といえば、6月18日は小林由美子さんの誕生日でもあるけど」
穂乃果「アイシャ！可愛いよね♪」
絵里「SFC版でもミンストレルソングでも最初に選んだ主人公だったわ」
にこ「馬に乗れるしシフは増やせるし裏技満載の主人公だからね」
海未「私は最初はクローディアでしたが…」
希「ウチはバーバラ」
凛「凛はキャプテンホークだよー♪」
穂乃果「最初ホークって大変じゃない？」
雪穂「古文書がタダで手に入らないね」
凛「こもんじょは買わなかったにゃ。ピラミッドに入らなくてもエンディングには行けるし…」
にこ「そーね。あのイベントは結局タダの古文書からガーラル防具をタダで貰うまでが目的だし」
絵里「古文書を買うお金を貯めるんだったら自力で防具を買ったほうが早いわね…」 花陽「おにぎり…」
ことほのうみのぞえりにこりんまきゆきあり「えっ」
花陽「6月18日は、おにぎりの日！」
穂乃果「そ、そうなの？」
雪穂「おにぎりはやっぱり梅干しが好きだなぁ」
穂乃果「断然ツナマヨ♪」
海未「焼鮭が好きです」
凛「凛はおかか♪」
希「肉巻きもいいけど、普通に海苔巻いて中身が焼肉も捨てがたい…」
真姫「明太子」
亜里沙「イクラおいしいです♪」
ことり「炊き込みごはんのおにぎりも美味しいよ♪」
にこ「塩むすびが最強よ」
花陽「生徒会長さんは？」
絵里「…赤飯？」
凛「意外なところいったにゃ」
真姫「それって…あれでしょ？」
ことうみまきりんぱな「海苔」
穂乃果「絶対に梅干しが入ってないから？」
絵里「…」
希「肉巻きおにぎりはエリちのためにあるようなものやな」
にこ「だったら単なる焼きおにぎりでもいいんじゃない？」
花陽(当たり前のように話してるけど…海苔と梅干しが苦手って話、いつ誰から聞いたんだっけ？) ことり「6月19日は“ロマンスの日”だって」
希「ロマンシングといえば」
海未「言ってませんが…」
にこ「またロマサガの話？」
真姫「いつも話してるけどどんなゲームなの？」
絵里「1と3は八人の主人公からプレイヤーキャラを選んで少しずつストーリーが変わるフリーシナリオRPGよ」
穂乃果「2はちょっと特殊だよね。最初の主人公は同じだけど、世代交代で任意のキャラクターに繋いでいく…」
凛「ゴールは同じだけど1や3より自由に進められる感じだよねー」
にこ「サガフロンティアもロマサガ1や3の形式で、より主人公ごとの個別のシナリオやシステムの違いが増えてるわね」
希「ロマサガがサガフロンティアに勝るところは何といっても裏技やんな」
真姫「ふーん…それでどういうロマンスがあるのよ？」
ほのゆきうみのぞえりにこりん「えっ」
花陽「ロマンスの日は、本当に大切な人と極上の1日を過ごす日…だそうですよ」
穂乃果「ロマンスってそんな意味なの？」
海未「まあ…歌詞などに出てくるときはそんな意味かもしれません」
絵里「ロマンシングサガは恋愛ゲームじゃないわよ」
にこ「そんな要素すらほとんどないわね。サガフロンティアの女主人公だけちょっとあるくらいじゃない？」
希「あとは3のユリアン絡みと…カタリナくらい？」
凛「1と2には全然ないよねー」
雪穂「2には人魚がいるけど」
穂乃果「あー、いたいた！バッドエンドだけど…」
海未「まあ、本編の目的からは外れてしまいますが世代交代でゲームは続きますし」
絵里「全く無いのは1だけね」
にこ「サブキャラのラファエルがコンスタンツと盛り上がってるじゃない」
希「進め方によっては完全スルーできるけどね」
真姫「要するに、どれも申し訳程度にあるだけってこと？」
穂乃果「そうだね…もともとそれがメインじゃないし」
凛「ひたすら戦って戦って鍛えるゲームだもんにゃ」 穂乃果「そっち方面はドラクエで！いよいよビアンカとの再会だよ♪」
にこ「ルーラで行けない山奥の村ね」
希「しばらく見ないうちに硬そうになって…3体もいるし」
絵里「いや、それメタルハンター」
凛「さっさとやっつけて村へ行くにゃー」
穂乃果「ほら、この子がビアンカだよ♪」
真姫「完全に無視されてるじゃない」
にこ「こんな近くにモンスターが2匹もいて気づかないってやばくない？」
穂乃果「そ、それは…集中力がすごいんだよ！」
亜里沙「コドランとゲレゲレはいい子です♪」
雪穂「わざわざゲレゲレに入れ替えたんだ？」
穂乃果「やっと感動の再会だよー♪」
真姫「ひと目でわからない程度には見た目が変わったわね」
穂乃果「性格も大人っぽくなってるでしょ？」
海未「強引について来るようなところは相変わらずですね」
穂乃果「来てほしいと思ってるんだからいいの！」
ことり「ふふふ」 花陽「6月20日はペパーミントの日です」
穂乃果「ペパーミント…ってことはハーブティー？」
凛「香りはいいんだけどにゃ」
ことり「茶葉にドライハーブを混ぜてフレーバーティーにしたから、だいぶ飲みやすいはずだけど…」
穂乃果「そっか。ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がぬるいっ♪…ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
穂乃果「おいしい…かなぁ？」
海未「承應三年六月廿日、玉川上水が完成したのですよ」
亜里沙「ジョオウ？」
海未「承應(じょうおう)です。新暦に換算すると1654年7月21日にあたります。江戸時代ですね」
雪穂「まだ穂むらも無かった頃だね」
真姫「悪くないわね。ペパーミントティー」
絵里「そうね」
穂乃果「私の分は！？」 にこ「それより、さっさと滝の洞窟へ行きなさいよ。水のリングさえ手に入れば結婚してグランバニアへ行けるんだから」
凛「ひとしこのみ解禁にゃ」
穂乃果「滝の洞窟かぁ…馬車が入れなくてちょっと面倒くさいなぁ」
真姫「ビアンカを連れて行くの？」
穂乃果「うーん。正直今のレベルじゃ厳しいからビアンカは留守番かな」
海未「賢明な判断ですね。ただでさえ馬車なしで戦力的に劣るのですから」
穂乃果「フミコ、イエッタ、メッキーで行こう！」
絵里「やいばのブーメラン三連発に“あまいいき”も使えてバランスのいいパーティーね」
穂乃果「もっとレベルを上げて早く“こごえるふぶき”を使いたいし…」
にこ「まあ、火山に比べたらヌルいダンジョンよね。宝箱だけ忘れずに全部取れば」
穂乃果「変なところに落とし穴があったりちょっとややこしいダンジョンじゃない？」
希「落とし穴っていうか、穴に落ちないと進めないところがあったりするんやったっけ？」
凛「ボスもいないし、みずのリングはあっさり取れるんだよねー？」
真姫「なんだか拍子抜けね。神の塔とかいうのもボスは居なかったし」
絵里「まあ…子供時代のダンジョンのほうがボスがいるところが多かった気がするわね」
海未「次にボスが出るのは…王家の証を取りに行く時ですか」
穂乃果「カンダタかぁ…今の戦力でも勝てそうな気がする」
にこ「カンダタはファミコンの3がピークだったわね」 真姫「…それは？」
穂乃果「ロマンシング サ・ガだよ」
凛「一番古いSFC版だね」
雪穂「アイシャで始めたの？」
穂乃果「ジャミルとバーバラも仲間になったし、騎士団領へ行こう！」
にこ「なんで急にロマサガ？」
穂乃果「ドラクエ5ではパパスはすぐ死んじゃうけど、ロマサガのテオドールはプレイヤーが頑張れば助かるし…」
海未「アルベルトの両親は死んでしまいますが…」
希「テオドールの娘はNPCのコンスタンツやんな」
穂乃果「そうだけど、一時的とはいえテオドールはパーティーメンバーで父親でもあるでしょ？最初から強いのも含めて似てるかなって」
花陽「そういえば今日、父の日だね」
穂乃果「頑張れば変えられる運命！これこそロマサガの醍醐味だよ♪」
真姫「ずいぶん若い父親ね」
にこ「SFC版のテオドールはラファエルの色違いだからね…」
凛「手抜きにゃ」
希「それは言わないお約束や」 穂乃果「みんなまだ弱いけどテオドールだけめちゃくちゃ強いんだよ！」
海未「では弓を持たせましょう」
穂乃果「えぇ！？せっかくアイアンソードがあるのに」
絵里「弓だとレベル0のときはどんなに強いキャラでもほとんどダメージを与えられないのよね…」
海未「そのままではテオドールが強すぎて仲間が育たないじゃないですか」
にこ「そーね。どうしても真っ先に倒したい敵だけテオドールがアイアンソードで攻撃して、弱い敵には弓で充分よ」
ことり「弓が父の日のプレゼント？」
花陽「あ、それいいかも。コンスタンツがお父さんにあげたことにして…」
希「それなら喜んで使うやろな」
亜里沙「私は一緒に行けないけど、この弓で身を守ってください！って」
雪穂「へー。コンスタンツ優しいなあ」
真姫「それって捏造…まあ別に何でもいいけど」
海未「熟練の騎士として弓くらい使えなくては…ミンストレルソングのディアナは弓スキルが最初からありますし」
にこ「あれ結構意外よね。最初から弓持ってるシフはレベル0なのに、固定の剣しか持ってないディアナがレベル1で」
穂乃果「ミンストレルソングはスキルを先に覚えておかないと武器使ってもあまり意味ないんだよね…」
海未「純粋に鍛練で強くなっていくSFC版のロマンシングサガのほうが私は好きですね」
凛「凛も面倒くさいのは苦手だなー。ジュエルの計算もなんかややこしいし」
希「あれはあれで奥深くて面白いと思うよ。エリちには裏技が少なくて物足りないかもだけど」
絵里「そうでもないわよ。…まあ、SFC版ほど極端なのは無いけどね」 希「6月22日は“かにの日”やんな」
雪穂「かに？」
穂乃果「カニって、海とかにいるあのカニ？」
真姫「この時期にカニなんて食べるの？」
希「いや、別に食べなくてもいいけど」
にこ「ぐんたいガニ、ガニラス、キラークラブ…そして何といっても、あの忌まわしいじごくのハサミ！」
凛「聞き飽きたにゃーぁ」
絵里「それ以外で印象的なカニのモンスターは…やっぱりロマサガかしら？」
穂乃果「あ、そういえばロマサガ2でカニに乗った半魚人みたいなの出てきたよね？」
海未「クラブライダーですね。特別手強くもありませんが見た目は確かに少し風変わりかもしれません」
凛「カニのモンスターだけだと地味だもんにゃ」
希「確かにロマサガ2のカニは地味やね。半魚人が乗っててようやく目立つ」
にこ「カニのモンスターだけのやつなんて私も覚えてないわよ」
絵里「えーと…サベイジクラブと、色違いが…確か、グレートシザー？」
穂乃果「そんな地味なモンスターまで覚えてるなんて…」
海未「さすが生徒会長ですね」
真姫(…ただゲーマーなだけで生徒会長は関係ないと思うけど)
凛「カニだけだったら1のほうが強いよー。キャンサー、コーラルクラブ、クラムボンとか」
絵里「サンゴミサイルのコーラルクラブね。確かに見た目のインパクトでは圧勝かも」
ことり「1のカニさんは表情がわかってちょっと可愛いよね♪」
穂乃果「かわいい…かなぁ？」
花陽「キャンサーは色が茹でたカニみたいで美味しそう…」
にこ「言われてみれば…生きてるのに完全に茹でガニの色ね」
希「緑色のやつもいたやん？サソリみたいなしっぽが生えた」
絵里「アンキケンね。1の水棲では最高レベルの」
海未「あれは…カニ、なんでしょうか？」
凛「しっぽが生えただけで色違いモンスターだしカニでいいと思うけどにゃ」
穂乃果「あれクラーケンよりレベル高いのに弱いよね」
にこ「割のいい相手ね。能力や武器レベル上げに最適のカモ」
亜里沙「カニなのにカモ…」 雪穂「でも、サガでカニといえばやっぱり…」
穂乃果「カニが美味いんだ。カニがさ！」
凛「エビが美味いんだ。エビがさ！」
海未「オウミの店ですね。湖ですから海産ではなく淡水のカニとエビということになるのでしょうか…」
花陽「なんだか本当にカニが食べたくなっちゃうね…」
真姫「いや、別にならないけど」
ゆきありのぞにこりんぱな「かにたべたーい！」
ﾊﾟﾊﾟﾗﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟ♪
真姫(わざわざトランペットであの曲を吹いてる…)
穂乃果(カニといえばやっぱりコレだよね♪) 亜里沙「ときをこーえて♪」
穂乃果「きみを愛せるか♪」
凛「ほんとぉーにきみーを♪」
にこ「まーもれーるか♪」
希「いや、そっちの小田やないやろ？」
ことり「織田信長の誕生日らしいけど…」
雪穂「へー。6月23日なんだ？」
海未「天文三年五月十二日とされています。当時のユリウス暦で1534年6月23日にあたるそうですよ」
絵里「織田信長…といえば」
真姫「本能寺？」
希「もうひと声！」
花陽「本能寺は京都ですよね？」
穂乃果「京都…ってことは」 にこ「サガフロンティアのリージョンには“京”もあるわよ」
凛「掛軸の裏から敵の基地に入れるんだよねー？」
絵里「レッド編のメタルブラックね。メカのラビットも仲間になるし」
希「心術の修行場もあるパワースポットやんな」
穂乃果「おみやげ屋さんもあったよね？ラッキーコインや翼のお守りとか売ってる…」
雪穂「あー、あの駄菓子屋のおばあちゃんみたいな店員の」
海未「独特の雰囲気ですね。ドゥヴァンの神社やワカツもそうですが、サガフロンティアには和風の要素がかなり多いと思います。前作でほとんど無かった反動といいますか…」
穂乃果「そっか。ロマサガ2にはヤウダがあるけど3には日本っぽい地域が無かったね」
にこ「まあ、1とリメイクのミンストレルソングにも無いからむしろ2で急に日本出てきたって感じだけどね」
海未「“足ばらい”や“影ぬい”、“かまいたち”に“つばめがえし”など技の名前は日本的でしたが…」
絵里「刀が出てくるのも2からで、最初は無かったのよね」
凛「みね打ちもSFC版の1には無かったもんにゃ」
穂乃果「代わりに1にしか無い技もいろいろあったよ。ボーンクラッシュ、スタンニングブロウ、睡魔剣とか」
にこ「睡魔剣って敵が使ってくると厄介なのよね。自分で使っても大したことないのに」
希「敵は効かない攻撃がたくさんあるけど、味方は特殊な防具が無ければ何でも効くからね…」
雪穂「ボーンクラッシュって要するに骨砕きじゃないの？」
海未「そういえば…2と3では棍棒技でしたが、ミンストレルソングでは斧や刀でも骨砕きが使えるようになりましたね」
絵里「ボーンクラッシュは両手大剣だったし、確かに同じような技かもしれないわね」
にこ「ちょっと強い敵が出たら全員に片手斧や杖とか持たせてひたすら骨砕き骨砕き骨砕き！術使う敵には弓と槍でイドブレイク脳削りイドブレイク脳削り！」
穂乃果「ミンストレルソングだとそうなるよね。戦闘回数を増やせなくて仲間が強くならないなら敵を弱くして勝つしかないんだもん」 希「きみたち。科学で解明できないものは存在しないと思うかね？」
絵里「久しぶりに聞いたわね。それ…」
にこ「まーたオカルト研究なんとかの話？」
希「超常現象研究会や。6月24日はUFOの日やからね」
凛「そういえば、この間ニュースで言ってたよねー？」
ことり「謎の飛行物体…だっけ？」
海未「仙台市の上空で目撃されたというあれですか？」
真姫「あれって明らかに人の手で作られた物でしょ？ただどこの誰が飛ばしたのかわからないってだけで…」
希「でも確かな答えが出てない限り無限の可能性があるとも言えるやん？」
穂乃果「UFOってわけじゃなさそうだけど…」
亜里沙「濃厚ソースですか？」
雪穂「いや、そのUFOじゃなくてね…」
花陽「焼きそば食べたくなっちゃうよね。UFOのCM…」
凛「UFOが出てくるゲームもいろいろあるよねー？」
穂乃果「えーと…Zガンダムとか？」
にこ「それってあの黄色…いや、オレンジ色のやつ？」
希「いや、それアッシマーやん。正体がわかってたらUFOとは言えないよ」
海未「未確認飛行物体ですからね」
真姫「まあ…本来の意味では仙台上空のあれもUFO“だった”とは言えるのかもしれないけど」
凛「UFOも外装フィルムを剥いちゃえば白い容器だもんにゃ」ﾍﾞﾘｯ
花陽「お湯入れるからソースとかの袋は取り出してね」
穂乃果「いつの間に熱湯を！？」
海未「そもそもどうして持ってきてるんですか…」 絵里「トリニティ・ユニバースにはUFOも出てきたと思うけど」
希「リゼリアが乗ってたんやったっけ？」
ことり「トリニティ・ユニバース？」
にこ「ディスガイアのフロン、エトナ、プリニー、アトリエシリーズからヴィオラートとパメラが登場するRPGよ」
絵里「宇宙が舞台で、主要登場人物がUFOや宇宙戦艦に乗ってたりするのよ」
希「うーん。あれはUFOっていうより宇宙船かな？主人公が普通に使ってる乗り物やったら未確認飛行物体やないし」
にこ「誰から見て未確認って話じゃないの？宇宙の女神なんて地上の人間は知らないでしょうよ」
穂乃果「あのゲーム、周回引き継ぎの条件が複雑すぎて…」
凛「リゼリアで一回クリアしてやめちゃったにゃ」
希「やりこみ要素は多いしエリちは相当やりこんだんやない？」
絵里「いや、あれやってたらヴィオラートの演技が違うのが気になって…」
穂乃果「アトリエの時よりちょっとお姉さんな感じだね。何年後かのヴィオラートみたいな」
絵里「ついヴィオラートのアトリエを始めたらなかなかやめられなくて」
にこ「あー、あんまり長く脱線してると戻れなくなるわよね。ああいう手間のかかるゲームは」
絵里「そうそう。だから私も二周目の途中までしかやってないわよ。ヴィオラートの後はディスガイアだし」
花陽「そこまで！？」
希「エリちのことやからアイテム界に潜ってばかりで本編が進まなくなるんやろな」
絵里「アハハ。まあね…」 絵里「1910年6月25日、パリのオペラ座でストラヴィンスキーのバレエ『火の鳥』が初演を迎えたそうよ」
花陽「火の鳥といえば…」
穂乃果「イフリートで全滅！」
海未「やはりロマンシングサガですか…」
にこ「数ある術の中でも、ミンストレルソングまで残って、よりパワーアップしたのが火の鳥だからね」
希「SFC時代と違ってアクアマリンが簡単に取れなくなって、余計に火の鳥の恐ろしさが際立つのもあるしね」
凛「クソ改変にゃ」
穂乃果「SFC版ではいつでも自由に湖に入れて、ボスも弱かったよね」
絵里「その代わり耐熱の防具も増えたし、巨人の里へも簡単に行けるようになったからお金さえ貯まれば火神防御輪を全員に買い揃えるのも難しくないわよ」
海未「イフリートのイメージが強いですが、SFC版ではより恐ろしいのは火の精霊だと思いますよ」
雪穂「そういえば…イフリートにはアイスジャベリンが効くんだっけ」
にこ「セルフバーニングを使う前ならね。ハヤブサ斬りキャンセルで全員アイスジャベリンなら勝てるけど」
希「火の精霊はアイスジャベリンでクリティカルが入らないんやったね」
凛「でも火の精霊ってあんまり出てこないよねー？」
絵里「トマエ火山でフレイムタイラントと交渉すれば、ほとんど戦わなくて済むはずよ」
穂乃果「つまりフレイムタイラントをたたき殺すと…」
海未「フレイムタイラントより厄介な火の精霊を敵に回すことになるわけですね」
にこ「SFC版ではプレイヤーが使ってもショボい術なのに敵が使う火の鳥は強いのよね」
希「終盤の敵はザコでも5000近くのHPがあるけど味方は999までしか上がらないし、味方が全滅する程度の威力じゃ敵に使っても意味ないよ」
ことり「ドラクエは敵のほうがHPが低いから呪文も効くけど、ロマンシングサガは逆なんだね」
絵里「まあ、裏技で主人公のHPだけは65500くらいまで上げられるけど…」
にこ「あー、確か50未満でデスに会えれば可能なんだっけ？」
希「50未満のままガラハドがアイスソードを入手する段階まで進めれば、やろ？とんでもない手間やんな」 凛「アイスソードは、SFC版のほうが強かったよねー？」
海未「ふゆのあらしが強力でしたね。それこそ火の鳥とは桁違いの威力で…」
穂乃果「まともに戦いたくない強敵の大群が出たときは、ハヤブサ斬りキャンセルふゆのあらしだよね！」
絵里「一本買ってしまえば裏技で増やして全員にアイスソードを持たせるのは簡単だからね。ただ…」
にこ「ふゆのあらしを全員に使わせるまでレベル上げるのは苦労するわよ。上がらなくなると全く上がらないから」
希「偏ったランダム性のハマりに陥るのがSFC版の難点やな」
穂乃果「剣とかはまだいいけど、レベルが上がらないと弱い弓でその状態になると特につらいよね…」
雪穂「弓といえば、ミンストレルソングにはアイスソードと同じくらい高い武器が地上にもあるよね？」
海未「タルミッタで売られているクジャラート弓ですね。効率よくショップレベルを上げて資金も貯まれば序盤でも買えますが…」
凛「買ったときは強いけど、攻撃力は高ければ高いほど大きく下がるからにゃ」
真姫「下がる？」
絵里「武器の強度を上げたり、万能モードに調整するとそのぶん攻撃力が下がるのよ」
にこ「強度が低いと強力な技を撃つたびにEP(耐久値)を多く消費するし、モードが合ってないと技の威力が落ちるから、私は必ず万能モードにして強度も限界まで上げてるわよ」
穂乃果「そんな効果があったんだ？調整なんてしたことないや…」
雪穂「まあ、お姉ちゃんらしいけど」
穂乃果「それほどでも」
真姫「ほめてない」 希「6月26日は雷記念日やんな」
海未「確か菅原道真にまつわる逸話に因んだものですよね」
希「そうそう。まあ平安時代特有のスピリチュアルというか、迷信めいた話ではあるけど」
花陽「雷といえば…」
凛「らいじんのヤリ？」
真姫「ドラクエと雷の話は前にも聞いたわよ」
にこ「雷だったらドラクエよりFFでしょ」
穂乃果「サンダー、サンダラ、サンダガ、ラムウ。確かにドラクエより雷系魔法の歴史は長いね」
絵里「そうね。ドラクエより属性と弱点が重視されて、序盤から使う機会が多いし…」
ことり「ドラクエやFF以上にポケモンのイメージが強いけど…」
亜里沙「ピカチュウ♪」
希「必殺技が10万ボルトであることに変わりはないけど、ピカチュウも昔より技が増えて雷一辺倒ではなくなったんやない？」
にこ「サンダーでモンスターといえば…サガフロンティアにそんなのいたわよね？」
絵里「ヨークランドにいるオーガのサンダーね。リュートをアニキって呼んでる仲間モンスター」
穂乃果「いたいた、サンダー！確か誰でも仲間にできたよね？」
雪穂「ドラクエ5のゴーレムと同じ名前だね」
凛「ゴレムスの次はサンダーだったにゃ」
海未「サンダーは名前だけですが、ゴーレムはレベルを上げると“いなずま”が使えますし、サガフロンティアの仲間モンスターにも電撃系の技がたくさんありましたね」
にこ「電撃、放射電撃、サンダーバリア、落雷？」 希「最強の雷系は秘術の塔のカードや！」
花陽「タロットカードの塔？」
希「そ。大アルカナの16番！」
絵里「それなら伝説のオウガバトルが先じゃない？確か攻撃カードだったわよね？」
にこ「カードの効果はともかく、塔は引いたときにマイナスでしょ。セーブができればリセットよ」
海未「それに雷なら塔のカードよりハーミットのほうが強いですよね…」
穂乃果「塔は地震みたいなのじゃなかったっけ？」
凛「凛は使わないから知らないにゃ」
絵里「まあ、雷ならヴァルキリーやフレイアを後衛に置けば使い放題だけど」
希「サンダーフレアやな」
海未「FFもそうですが、オウガバトルにも雷属性の武器がいろいろありましたね」
絵里「ノトスやシグムンドは強力な武器だったわね。剣以外はあまり強くないけど」
穂乃果「FFと違って、ロマサガの雷系の術は弱かったけど…」
にこ「1はライトニングと雷幻術。コストの高さの割にプレイヤーが使う価値は皆無ね」
海未「術は残念ですが、その代わりウコムのほこがシリーズ最強と言っていい威力ですよ」
希「いなずまと雷撃衝か。確かに強力やったね」
凛「音は同じなのに術法と差がありすぎるにゃ」
絵里「アハハ。まあSEは使い回しだから…」 穂乃果「ああっ、逃げちゃった…」
亜里沙「大きいのに怖がりです」
にこ「ゴールドマンなんか狙っても効率悪いわよ。戦闘ならネクロゴンドでおどるほうせきを狙えばいいし」
希「そもそも戦わずに“あなほり”を連発したほうが、あっという間にお金は貯まるね」
絵里「すごろくでも結構な確率で大金が得られるわよ」
雪穂「あれ、でもゴールドマンって昔からこんなだっけ？逃げないやつもいたよね？」
海未「逃げないゴールドマンはゴーレムやストーンマンの色違いですね。最初の“ドラゴンクエスト”に登場します」
凛「持ってる金額は全然少ないけどにゃ」
にこ「3と違って物価が全然安いし、簡単に倒せるからすぐ貯まるわよ」
真姫「何だか、いつものドラクエと違うけど…これは？」
穂乃果「SFC版ドラクエ3だよ。すごろくやあなほりがあるから結構いろいろ楽しめるんだよね」
希「シェンロンが出てくる追加ダンジョンがあるドラクエ3やんな」
花陽「ずいぶんレベルが上がってるね」
海未「勇者“にこ”はMP以外すべての能力値が上限に達していますね」
にこ「昔やったデータがまだ残ってるのよ。5なんかに比べて意外と消えにくいわ」
ことり「こっちのゴールドマンは“ようがんまじん”や“ひょうがまじん”に似てるね」
凛「ようがんまじんは“せかいじゅのは”、ひょうがまじんは“ふしぎなぼうし”を持ってるんだよねー」
絵里「ドロップの確率は低いけど、グリンラッドで延々“あなほり”するだけで簡単に全員分ふしぎなぼうしを集められるし」
にこ「当然それくらいやってるわよ。ほら」
穂乃果「うわ、ふしぎなぼうし20個以上持ってる…」
海未「確かメイジキメラもふしぎなぼうしを持っていますから、塔で“あなほり”するとよく出ますね」
凛「そんなにあっても意味ないけどにゃ」 雪穂「そういえば…ゴールドマンも何か持ってるんだっけ？」
絵里「ゴールドマンのドロップは“おうごんのつめ”よ」
穂乃果「え、じゃあおうごんのつめも何個でも取れるんだ！？」
にこ「ファミコン版より攻撃力下がってるし高く売れないから意味ないけどね」
海未「武闘家用の武器もドラゴンクロウ、まじゅうのツメが追加されて最強ではなくなりましたし…」
穂乃果「そっか。残念…」
凛「それよりゴーレムとストーンマンがいるのに5にはゴールドマンが出てこないのが残念にゃ」
絵里「まあ、代わりにゴールデンゴーレムが出てくるけど…」
亜里沙「ゴールデンゴーレムはゴーレムと似てなくて、ゴールドマンはゴーレムじゃないのにゴーレムそっくり！」
雪穂「アハハ。ちょっとややこしいね…」 穂乃果「今日もパンがうまいっ♪」ﾊﾟｸ
ことり「今日はホットドッグ？」
亜里沙「ダックスフントのパンですね♪」
雪穂「“チコちゃんに叱られる”で言ってたね」
穂乃果「いてまえドッグじゃないけど美味しいよ♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
花陽「いてまえ？…って、確か近鉄の」
希「大阪ドーム名物、いてまえドッグやんな」
にこ「あー、そういえば6月28日は川口憲史の誕生日ね」
海未「近鉄の川口ですか？」
穂乃果「そうそう。川口さんはパン屋さんのオーナーでもあるんだよ！」
ことありまき「へー」
絵里「ホットドッグのルーツも野球場とはいえ、プロ野球選手とパン屋の組み合わせはちょっと珍しいわよね」
希「そやね。ラーメンや焼肉とかはよく聞くけど」 凛「川口といえば、6月28日は平野将光の誕生日でもあるよねー？」
真姫「…誰？」
亜里沙「ヤキューはヒラノさんがいっぱいです！」
絵里「確かに平野と聞いてすぐにピンとこないけど…たぶんピッチャー？」
凛「そう！元埼玉西武ライオンズの平野投手だよー」
真姫「川口といえば平野ってどういう意味よ？」
海未「平野将光は埼玉県川口市出身ですね」
雪穂「…なるほど」
穂乃果「地元埼玉出身でライオンズの選手だったんだね」
凛「そうそう、埼玉出身の期待の星！…だったんだけど」
にこ「五年前の2015年、まだ32歳のとき戦力外になってるわね」
希「先発でもリリーフでも成績は…散々のシーズンが多かったみたいやな」
海未「それでも投げられればマシなほうで、まったく一軍に上がれない年もあったようです…」
凛「2015年までいたのが奇跡だったにゃ」
穂乃果「奇跡かあ…あ、そうだ」
海未「？」
穂乃果「はい、海未ちゃんにもあげる！」
海未「私ですか？…別にお腹は空いていませんが」
穂乃果「でもほら、今日は海未ちゃんの声に感謝する日でもあるでしょ？」
海未「はあ。ありがとうございます…」
穂乃果「パンのある幸せ！」
雪穂「それは“趣味どきっ”だね」
絵里(今年は六月中旬まで開幕すらできなかったことを思えば、過去の不遇の選手たちも舞台があるだけ恵まれていたのかしらね…) ことり「気安いな…俗物が私に！」
希「それはハマーンやろ？」
凛「全然似てないにゃ」
絵里「ハマーンじゃなくてハーマンでしょ？」
花陽「お金が欲しいの？」
にこ「いや。わしも連れて行け」
雪穂「それってイルカ像の…」
海未「ロマンシングサガ3の海賊ハーマンですね」
真姫「ゲームキャラの話じゃないわよ。6月29日は、20世紀に活躍したニューヨーク出身の作曲家バーナード・ハーマンの誕生日」
穂乃果「えーと…嵐が丘？」
真姫「そう。映画じゃなくオペラ版ね」
絵里(…軍隊行進曲)
穂乃果「まだあるよ！6月29日はチェコ出身の指揮者、ラファエル・クーベリックの誕生日！」
真姫「ベドルジハ・スメタナの『わが祖国』。それと」
ほのまき「ドヴォルザークの」
真姫「交響曲第9番」
穂乃果「新世界より！」
穂乃果「さ、さすが真姫ちゃん…」
真姫「あなたこそ」ﾌｯ
雪穂「さすがについて行けない…」
凛「さっぱりわからんにゃ」 にこ「オイゲンシュタットの見習い騎士ならわかるわよ」
希「ロマンシングサガのラファエルやんな」
凛「いらっしゃいませぇ！お泊まりですかぁ？」
絵里「いや、たぶん同じ声だけどそれただの宿屋」
海未「全部同じ声ではなく何通りかいるのが芸が細かいですよね…」
にこ「ミンストレルソングのモブはなかなか個性的よね」
穂乃果「いらっしゃいませ。お泊まりですか？」ｷﾘｯ
凛「シブい感じの声の人と…」
穂乃果「いらっしゃいませ！お泊まりですか？」
花陽「爽やかな感じの人」
にこ「いらっしゃいませ。お泊まりですか？」
凛「おばあちゃん！」
希「…とまあ、全く同じセリフの宿屋でもいろいろや」
にこ「客か…」
亜里沙「スキルを教えてくれる人です♪」
絵里「修練所ね」
穂乃果「きゃーくかぁー。みたいな独特の節回しだよね。あの人」
雪穂「どこの町がどっちだったか覚えてないけど…」
凛「きゃーくかぁー。の人だとちょっとテンション上がるにゃ」
希「スキル屋本人は全然やる気なさそうな言い方やけどね」 穂乃果「雪穂ー。麦茶は？」
雪穂「はい」
穂乃果「ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がぬるいっ♪…ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
穂乃果「おいしい…かなぁ？」
花陽「6月30日の誕生花はヘリオトロープだそうですよ。花言葉は熱望、忠誠心、献身的な愛、永遠の愛…」
穂乃果「献身的な愛だったら最初から麦茶を持ってきてよ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
雪穂「いや、別に私お姉ちゃんに献身的な愛とか無いし」
希「ヘリオトロープの花言葉が“献身的な愛”になったんは、水の精にまつわる神話が元ネタやんな」
凛「ネタって言い切ったにゃ」
真姫「ヘリオトロープは水の精の化身って話でしょ？」
希「そうそう」
穂乃果「それで水かぁ…だったら私は麦茶の化身の花がいいな」
にこ「いや、麦茶の化身なら麦でしょ」
ことり「六条大麦、二条大麦、ハトムギとかだね」 亜里沙「術と技の力が回復しますか？」
真姫「回復？」
絵里「ロマサガ3のヘリオトロープね」
穂乃果「魔王殿のガイコツに生えてる花？」
海未「行く時期によりますが、近くに水の精も出ますね。レインやスプラッシュなど…」
希「ああ、あの全裸の女の子」
にこ「身も蓋もない言い方ね…」
穂乃果「精霊だから恥ずかしくないもん！」
花陽「どこかで聞いたような…」
凛「でもレインって聞くと違う人を思い出すよねー？」
真姫「人？」
希「必殺必中！」
海未「ライジング・アローっ！」
にこ「レイン・ミカムラね」
穂乃果(なぜかわからないけど海未ちゃんに似合いすぎる…) ことり「7月1日は鉄スクラップの日だよ」
亜里沙「鉄…」
雪穂「スクラップの日？」
ことり「うん。日本鉄リサイクル工業会の設立が1975年7月1日なんだって」
花陽「ことり先輩って、金属加工にも詳しいんですか…？」
ことり「そうでもないけど、いろいろな材料を使ったりするよ」
花陽(な、何に使ってるんだろう？)
穂乃果「スクラップといえば…」
希「3個で600クレジット。どんなクズも掘り出し物も1個は1個だよ」
にこ「何だてめえは。出て行け！」
凛「よその敷地に勝手に入るな！」
絵里「いいのよ。何も話さなくて」
海未「サガフロンティアですね。スクラップのジャンク屋、カバレロファクトリーと事務所、そして酒場のメイレン」
穂乃果「ジャンク屋以外は、特定の主人公じゃないとイベントが起こらない門前払いのセリフだね…」
真姫「どうしてそんな細かいところまで覚えてるのよ…」
凛「メイレンを仲間に誘いに行こーっと。ってスクラップまで行って」
穂乃果「この冷たい反応だから印象に残るんだよね。事務所とファクトリーもそう」
海未「仲間に加わればその場所からいなくなる人も、仲間にならなければいつもそこにいて毎回同じセリフを言いますからね」
真姫「…なるほど」
にこ「ジャンク漁りは死ぬほどやったわよね。主人公七人クリアするだけで最低七回やるわけだし」
絵里「そうそう。それも欲しい物が揃うまで100回以上やったりするし、さらにその七倍だから」
穂乃果「序盤でリーサルドラグーンが取れるとすごい威力だよね。技を一つでも覚えたらどんな敵にも負けないし」
希「でも地上掃射と反応射撃はぶっちゃけハズレやな。他の技ならいいけど」
凛「かすみ青眼や当て身投げは強いのに、反応射撃はサッパリ使えないにゃ」
にこ「パッシブじゃないカウンターなんて役に立たないわよ。ロマサガと違って陣形が無くて、狙われやすいポジションに配置とかできないんだから」 絵里「ジャンク屋といえば、7月1日はクレジットの日でもあるみたいね」
穂乃果「ジャンク屋で大量に取れた剣やリジッドレザー、インスタントキットを売ってネルソンで金を買って…」
凛「クーロンで金を売ってお金を増やすんだよねー」
にこ「で、貯めた資金でクーロン裏通りの重火器やゼロソード、ルーンソード、パワードスーツなんかを買って」
希「術法も忘れたらアカンよ。特に秘術！」
にこ「あんたはそればっかりね。ゲームに出てくるタロットなんて全然種類が少ないじゃない」
希「そうだけど、小アルカナの剣、杯、金貨まであってなぜか四つめが盾って斬新やない？」
花陽「そういえば…普通のタロットではワンドですよね？」
希「うん。ワンドの代わりに盾が入るのはサガフロンティア以外ではウチも見たことないよ」
海未「集中力を上限まで高めた妖魔に使わせると非常に強いんですよね。盾のカードの防御効果は」
希「盾のカードで守りを固めて、塔のカードで一気に蹂躙！そして裏技で増やしたお金で大量の術酒を買っておけば使い放題や！」
雪穂(先制して塔のカードで倒しちゃえば盾は要らないような気もするけど…) 凛「ロマサガ2のホーリーオーダー？」
海未「ホーリーオーダーのクリストフですか。確かに居ましたね」
にこ「それより有名なのはあれでしょ。ネオグランゾン」
希「魔装機神のシュウ・シラカワやんな」
穂乃果「じゃなくて、7月2日はクリストフ・ヴィリバルト・グルックの誕生日だよ。18世紀ドイツの作曲家！」
真姫「ドイツ出身ではあるけど、主にオーストリアやフランスで活動した作曲家でしょ？オルフェオとエウリディーチェの」
ほのまき「精霊たちの踊り！」
花陽「精霊たちの踊り…」
亜里沙「ふしぎなおどり♪」ｸﾈｸﾈ
凛「さそうおどり！」ｸﾙｸﾙ
ことり「それって精霊じゃなくてモンスターの踊りだよね…」
雪穂「精霊といえば…」
にこ「火の鳥！」
海未「うずしお」
絵里「ふぶき」
希「ストーンスタチュー」
穂乃果「ロマサガ1の四精霊って怪しいオジサンだよね…」
雪穂「その精霊たちの踊りはあんまり見たくないなぁ」 にこ「ロマサガ2の精霊たちは謎のマッチョになったわよ。3にもいるけど」
凛「飛んでるときは可愛いのにマッチョの集団が出てくるんだにゃ」
希「詐欺やん」
穂乃果「水の精霊と風の精霊は女の子だよ！」
海未「風の術ミサイルガードでも風の精霊が出てきますね」
希「全裸の女の子たちが踊るわけやな！」
絵里「身も蓋もない言い方しないの。水や風でうまく隠れるから大丈夫よ」
希「でも水って本当は透明やし」
凛「風なんて何もないにゃ」
穂乃果「マッチョと女の子はともかく、3のアースとマグマって完全にドラクエのようがんまじん」
海未「それは言わないお約束です」
亜里沙「7月2日ってタコの日でもあるんですよ♪」
雪穂「たこ…」
凛「タコ踊り！？」
にこ「アパホテルのCMの謎の女？」
穂乃果「あのCM踊らなくなっちゃったよね…」
真姫「どこが精霊たちの踊りよ！」 にこ「オーンブルにいる影だけが喋る妖魔？」
凛「ハンドブラスターを持ってるんだよねー」
穂乃果「サイレンスを先に仲間にしちゃうとメサルティムが仲間にならないんだっけ」
絵里「オーンブルで話しかけて脱出したら任意のタイミングで仲間に加えられるからそのまま放置、先にメサルティムを仲間にするのが正解ね」
真姫「いや、サイレンスじゃなくてサイエンス！ちょうど140年前の7月3日に創刊したアメリカの学術雑誌よ」
雪穂「学術…」
海未「帝国学術士は2術合成、ローザリア術法士は3術合成が使えます」
希「ミニオン・ワイル戦は全員帝国学術士にして、サイコブラスト合成サンライトアローで敵のINTを下げまくれば楽勝やんな」
穂乃果「全員にサイコブラスト買うのお金かかるけど…」
にこ「術の厄介なところはそれね。SFC版と違って金が貯まりにくいし」
凛「武器はタダの古刀で何とかなるから術を買ったほうがいいにゃ」
海未「古刀自体はタダでも強化する適材を自力で採取できないと結局お金はかかりますが…」
雪穂「買っておかないと売り切れになるし、持ってないときは全然出ないのに買ってから採掘やアイテム交渉で手に入ったり」
穂乃果「あるある！」
ことり「ちなみに七月は採石災害防止月間。7月1日から7日まで全国鉱山保安週間だよ」
のぞほのゆきありえりうみにこまきりんぱな「へー」
にこ「SFC版では売り切れなんてアイスソードだけだったのに、ミンストレルソングは何でもかんでも売り切れになるのか面倒くさいわね」
凛「サガフロンティアにも何か売り切れがあったよねー？」
絵里「指輪ね。あれは最初から店には無くて必ず売り切れ」
海未「実際に手に入るのはクーンが主人公のときだけですね」
希「ドゥヴァンの神社のおみくじも」
亜里沙「売り切れじゃ」
穂乃果(零姫は雪穂にちょっと似てる…)
花陽「売り切れといえば、7月3日はソフトクリームの日だよ♪」
雪穂「売り切れといえばソフトクリーム？」
希「にこっちが夏休みにバイトするんやろ？」
にこ「はぁ？なんで私だけバイトなのよ」
凛「真姫ちゃんが買いに来るんだにゃ」
真姫「何の話？」
穂乃果「それってどこかで読んだような…」 真姫「城島…凛？」
凛「凛じゃなくて、ジョージ・マリン！」
希「George Joseph Mullin…オハイオ州出身の投手やんな。デトロイト・タイガースで活躍したみたいやね」
花陽「そのマリン投手の誕生日が7月4日なんだね」
絵里「1880年生まれだから140年前だけど…」
にこ「ルーキーの年に13勝して翌年は開幕投手。MLBのエースならかなりの実力ね」
穂乃果「マリンって聞くとビキニ姿の金髪ポニーテールを連想しちゃうけど」
雪穂「いや、ビキニでマウンドには上がれないでしょ…ビーチバレーじゃないんだから」
ことり「マリンといえば…」
亜里沙「まほうつかい？」
絵里「それはマーリンね」
凛「海上に現れて集団でスクルト！」
海未「マリンスライムですね」
にこ「同じスクルトでも緑色のカニに比べたら大したことないわよね」
穂乃果「そういえば…カニより後に出てくる割には弱いね」
希「色違いのスライムつむりはスクルトなんか使わなくても凶悪やん？」
絵里「数値自体がスライムつむりのほうが圧倒的に強いし、ラリホーやホイミを使う上に呪文も効きにくいからね…」
凛「マリンスライムなら、いかづちのつえで楽勝にゃ」
雪穂「ロマサガにもいなかったっけ？マリンスライムみたいなの」
穂乃果「え？…貝殻のついたスライムなんていたっけ？」
雪穂「いや、貝殻とかじゃなくてさ」 にこ「マリンムースのことじゃない？」
海未「中盤になると出てくる水色のスライムですね」
絵里「モンスターレベルの割に極端に弱い、あのマリンムースね」
希「先に出てくる凶悪なファンダム軍団に比べてずいぶん弱いマリンムースやな」
穂乃果「グリーンスライムやイエロージェルと同じで、ほとんど攻撃してこないもんね」
雪穂「そうそう。火のファンダムは集団で火の術法使ってくるから厄介だけど」
凛「マリンムース自体は弱いけど、他の敵が強かったりするよねー？」
にこ「一番多いのはリッチでしょ？大したことないわよ」
海未「まれに悪魔のガープがいて、前衛に出ていれば少し脅威になる程度ですね」
穂乃果「ハサミでトリプルアタックのやつ？」
絵里「それなら知力が高いキャラに“せいはい”を装備させて使えば一撃で倒せるわよ」
希「まあ、SFC版はその聖杯も時々1ダメージになるからあんまりアテにならないけどね」
凛「ロマサガはバグが多すぎるにゃ」 ことり「7月5日はビキニの日だよ♪」
穂乃果「ビキニの女の子の話なら昨日したけど…」
にこ「マリン？」
希「そやね」
雪穂「ビキニといえば、やっぱり…」
凛「キングマーマン！」
花陽「た、確かに持ってるけど…」
海未「4コマ漫画のネタにもなっていましたが、なぜ持っているのか謎ですね…」
にこ「そりゃ海にいるんだから、人を襲って奪ったんでしょ？」
絵里「ただの水着ならまだわかるとして、まほうのビキニを装備してるような人がそんなにいたの？」
希「それにアレフガルドの海って真っ暗やんな」
ことり「魔物も出るし、泳ぎに行ける感じじゃないよね…」
穂乃果「っていうかさ、3の女戦士は最初からビキニみたいなかっこうだよね」
真姫「フィクション特有のあれね」
にこ「あんなんで魔物と戦えるかってやつ？」
絵里「まあ、確かに…わざわざ腹筋を見せびらかす必要があるのかっていう」
凛「普通に革の鎧でも着てたほうがマシだもんにゃ」
希「どう考えてもお色気枠やな」
海未「海といえば、七月五日は大塚周夫さんの誕生日ですが…」
花陽「2015年に亡くなった大塚さんですね」
にこ「あの大塚明夫の父で同業の大先輩でもある…」
ことり「このあらいを作ったのは誰だあっ！！」
凛「全然似てないにゃ」
穂乃果「あー、海といえば海原雄山！」
海未「大塚氏が演じたキャラクターの中でも圧倒的な個性とインパクトがありますからね」
希「俺だよワリオだよ！」
絵里「それも懐かしいわね…」
凛「悪役が似合いすぎるにゃ」 にこ「新井といえば、7月5日はリチャード・ランセロッティの誕生日でもあるわよ」
穂乃果「新井関係ないｗ」
海未「カープの伝説の助っ人、ランスですね」
雪穂「ランスといえば…」
凛「ホーリーランス？」
亜里沙「エレンとハリードがいます」
絵里「確かにランスね」
海未「王家の指輪、聖王のかぶと、聖王ブーツ…」
希「ヨハンネスとアンナもいる、あのランスやね」
にこ「ヤーマスとファルスに配達のバイトして野盗から金を巻き上げるのもランスの店から出発よ」
穂乃果「一人だけアジトの情報聞き出したらあとはお金しか取る物ないもんね」
凛「セーブしておいて金額が安かったらリセットにゃ」 穂乃果「アグリッピナ…って、ロマサガ2にいたような」
希「アマゾネスやんな」
絵里「斧と槍が得意で、それぞれの技能レベルも最初から高いわね」
にこ「ま、腕力は低いから完全に趣味で選ぶキャラって感じだけど」
亜里沙「サラマットのアマゾネスがアマゾンストライクで、ジャングルのようせいがスペキュレイション」
海未「名前こそ違いますが同じ陣形ですね」
凛「ラピッドストリームがない3ではスペキュレイションが最強だよねー？」
穂乃果「私は鳳天舞の陣が好きだけど…」
にこ「意外ね。単純なあんたなら攻撃力を上げてガンガンいくタイプかと思ったけど」
穂乃果「そんなことないよー。私だっていろいろ考えてるんだから！」
雪穂「鳳天舞の陣にすると守りが楽だよね。真ん中さえ無事ならほとんどの攻撃はしのげる」
穂乃果「そうそう。素早さが低いウォードを置いてあらかじめ集気法とか使わせてさ」
海未「無形の位や無刀取り、切り落としでもいいと思います」
穂乃果「で、後ろの二人は抜刀ツバメ返し！」
希「そこはスペキュレイションでも一緒やな」
凛「守りといえば、7月6日は岡田幸文の誕生日にゃ」
ことり「えーと、確か栃木県出身の」
花陽「千葉ロッテの外野手？」
海未「岡田の守備は素晴らしかったですね。打力重視のオーダーでは出場機会に恵まれず残念でしたが…」
穂乃果「センターに守備が上手い人を置くのは基本だよね。鳳天舞の陣みたいなもの…かなぁ？」
にこ「いや、外野守備は足も重要でしょ。鳳天舞の陣の真ん中は速さを犠牲にして守りを固めるから違うんじゃない？」
絵里「どちらかといえばピッチャーね」
穂乃果「そっか。真ん中はマウンドで、周りの四人が内野手！」
海未「コマンダーモードで後ろに控えるのが捕手だとするとピッタリはまりますね」 希「ロッテといえば、7月6日は高濱卓也の誕生日やんな」
穂乃果「あれ？高濱って最初からロッテだっけ？」
希「いや、入団したときは阪神や」
にこ「とっくに辞めたと思ってたわ。育成契約になってたのね」
凛「弟もいて兄弟そろって育成選手だよねー」
真姫「どういう家系よ…一軍に上がれない呪いか何か？」
海未「ただの偶然だと思いますが…まあ、頑張ってほしいですね」
亜里沙「ファイトだよっ♪」
穂乃果「ああっ、先に言われた！？」ｶﾞｰﾝ
希「このように若手に先を越されるのであった」
穂乃果「やめてよー＞＜」 穂乃果「やっときたか。この日が…」
希「サルーインは置いといて、何の日なん？」
海未「七夕の日付を確認する日ですね」
雪穂「今年は8月25日だって」
亜里沙「今日はタナバタじゃないの？」
雪穂「穂むらは三百年前からあるでしょ。七夕も本来は旧暦七月七日の行事なの」
真姫「グレゴリオ暦の7月7日は日本では梅雨にあたることが多いから、星を見る行事には向いてないわよ」
穂乃果「というわけで、うちでは毎年旧暦七月七日に七夕するんだ」
ありえりにこりんぱな「へー」
花陽「7月7日は“竹の日”でもあるみたいだけど…」
海未「竹といえば…」
ことり「パンダ♪」
絵里「たけざお、たけのやり…意外とゲームにはあまり出てこないわね」
穂乃果「ちくタン！」
にこ「びんちょうタンの？また懐かしいところ持ってくるわね」
凛「穂乃果先輩の本棚に漫画あるもんにゃ」
花陽「妹の“ちくリン”もいたね」 亜里沙「7月7日はポニーテールの日♪」
雪穂「ポニーテール？」
にこ「FF6のティナとか」
穂乃果「ロマサガ3のエレン！」
海未「またエレンですか？」
亜里沙「エレンはお姉ちゃんだから好き♪」
雪穂「うちのお姉ちゃんはエレンみたいにしっかりしてないけどね」
穂乃果「えー！？＞＜」
ことり「髪形をポニーテールにしてみるとか？」
真姫「いや、髪形の問題じゃないでしょ？」
にこ「そういうことなら私がやってあげるわよ」
穂乃果「お、お願いします…」
亜里沙「雪穂は髪のばさないの？」
雪穂「うーん。マスカレイドを手に入れても急に髪が伸びたりはしないからね」
絵里「ロマサガ3のカタリナね」
凛「一瞬で髪が伸びるわけないにゃ」
海未「でもマスカレイドは短剣が一瞬で大剣になりますからね。その持ち主にも何らかの影響があるのかもしれません」
希「なるほどなぁ」 希「1497年7月8日、ヴァスコ・ダ・ガマがリスボンを出発したんやって」
穂乃果「ガマ…って、武装商船団？」
凛「くさりがま！」
にこ「だいおうガマ」
絵里「くさりがまってほとんど使った記憶がないわね…買うならもっと強い武器が欲しいし、安物でいいなら初期装備の“どうのつるぎ”で頑張ったほうがいいし」
海未「だいおうガマのラリホーには苦しめられましたね。呪文も効きにくいですし、ファミコン版はブーメランなどもありませんから」
雪穂「アルミラージが出なくなって安心してたら結局またラリホーだもんね」
凛「くさりがまとチェーンクロスって見た目はちょっと似てるけど、くさりがまは複数攻撃ができないんだよねー」
穂乃果「いや、鎌でもカエルでもなく武装商船団だってば」
にこ「ラピッドストリームのために一度は皇帝にするけどね」
希「斧が得意なキャラならアマゾネスのほうが好みやし」
花陽「私はノーマッドの女の子がいいかなぁ」
絵里「ノーマッドは技能レベルがあっても斧の閃き適性が無いのよ。男のほうはあるけど」
花陽「そ、そうなんですか…」
海未「フリーファイターのほうがまだ向いているくらいですね」
雪穂「でも見た目は可愛いよね。ノーマッド女子」
穂乃果「そうだね。弓使いのキャラでは一番好き」
ことり「私はイーリスがいいな♪」
凛「リスボン…イーリス…」
真姫「いいリス？」 穂乃果「そういえば、リスみたいなモンスターもいたよね？」
にこ「マイザーとリンクスでしょ」
海未「これといった特徴もなく弱いモンスターですね」
希「特殊攻撃祭りのロマサガ2では貴重な存在やんな」
絵里「ちょっと地味ね。FFのナッツイーターなんかに比べると…」
凛「どくろイーター！」
穂乃果「あー、あの増えるやつ！？」
雪穂「メタルスライムみたいな色のリスだね」
にこ「見た目は弱そうなのに攻撃力が異常に高いのよね」
希「魔法も効かないし…」
海未「増やしてから、かとん・すいとん・らいじん等で一気に倒すのが基本ですね」
凛「FFは通常攻撃が効かない、魔法が効かない、攻撃が当たらないとか変な設定のモンスターが多すぎるにゃ」
真姫「ドラクエならメタル何とかくらいなのにね」 真姫「また野球の話？」
穂乃果「いや、そのダイヤモンドじゃなくて…」
亜里沙「ダイヤモンドって、野球で使うの？」
雪穂「ホームから見てグラウンドの手前側に内野の四角形があるでしょ。それをダイヤモンドって言うの」
亜里沙「Хорошо」
希「ダイヤモンドといえば、光のデスティニーストーンやんな」
海未「SFC版では手に入らない、失われたデスティニーストーンの一つですね」
にこ「一応、あのシェリルが持ってる設定は当時からあったけどね」
絵里「ブラックダイヤは破壊されて消失っていう設定だったのに、ミンストレルソングではダイヤモンドより遥かに簡単に手に入るようになったわね」
凛「ダイヤモンド取るのは面倒くさいから凛は取れなかったにゃ」
穂乃果「確か、シェリルと世界中の各地の酒場で会うんだよね？」
海未「ええ。一周ではクリアできず二周目に引き継がれる特殊なイベントです」 花陽「今ではすっかり当たり前になった周回引き継ぎ要素だけど…」
希「スクウェアのゲームではバハムート・ラグーンが最初やったかな？」
ことり「確か、ドラゴンを育てて一緒に戦うゲーム？」
ほのえりうみにこりん「…」
穂乃果「金髪…」
絵里「え！？」
にこ「妹のほうが似てるんじゃない？」
絵里「亜里沙はそんな子じゃないわよ！」
凛「レオパレスとかいう奴が悪いんだにゃ」
穂乃果「パルシステムじゃなかったっけ？」
にこ「パッパルデッレでしょ？」
真姫「パッパルデッレって、きしめんみたいな幅広の帯状のロングパスタよ」
海未「あのゲームのヒロインはフレデリカですよ」
凛「同じ僧侶のジョイの色違いだけどにゃ」
希「それは言わないお約束や」
にこ「ミスト、ルキア、ジャンヌとかいるじゃない」
絵里「私はエカテリーナを推すわよ」
凛「ネルボのry」
穂乃果「ディアナがいいよ。ディアナ！」
凛「凛はメロディア！」
雪穂「そんなに人数いないのに2Pカラーって必要だったのかな？」
希「キャラクターデザインのネタ切れだったんやない？」
海未「あるいは容量の都合ですかね…」
凛「レオパレスを削ればよかったんだにゃ」
にこ「クソビ王女も要らないわよ」
亜里沙「くそび？」
絵里「覚えなくていい言葉もあるのよ亜里沙」
亜里沙「Хорошо…」 亜里沙「りゅーせんじ？」
希「そう。龍の泉に寺と書いて龍泉寺や」
花陽「それって、確か奈良県にある…」
希「うん。奈良県天川村の大峰山龍泉寺。1300年間、女人禁制だった境内を開放したのがちょうど60年前、1960年の7月10日だったんやって」
ことほのゆきありえりにこまきりんぱな「へー」
穂乃果「そんなに長い間、男の人しか入れなかったんだ…」
海未「広島の宮島と同じですね。千年以上前には日本中にそういった場所が幾つもあったのでしょう…」
にこ「男だけとか考えられないわね」
絵里「そうね…ゲームでも野球やサッカー、格闘技などスポーツのジャンルくらいじゃない？」
真姫「男女を分けるのに科学的根拠を伴う意味があるものだけね」
凛「女の子禁止だったら…主人公はジャミルかホークで、ゲラハ、グレイ、ジャンかラファエルのパーティーで決まりだにゃ」
穂乃果「うーん。まあそうなるよね…エルマン、パトリック、ガラハド、テオドールや詩人とかいるけど」
にこ「テオドールは裏技でしか連れて行けないし、詩人はいちいちパーティーから抜けて面倒くさいからね。他の三人は見た目で論外」
海未「パトリックに詩人ということはミンストレルソングですね。SFC版では一人増えますけど…」
絵里「ジャミルの場合はダウドと別れない。グレイとホークはアルベルトも入れて六人でしょ？」
穂乃果「ロマサガ2は男のキャラのほうが強いから攻略自体は楽になるね」
にこ「裏技で魔石の指輪を増やさないとロックブーケで苦労するけどね」
絵里「霧隠れを使えばいけるんじゃない？」
海未「最初は帝国兵だけで人数は足りますが…三代目以降はどうします？」
希「武装商船団はなるべく早く欲しいところやな。フリーファイターや格闘家、フリーメイジで繋ぎつつ、ホーリーオーダーや軍師、ノーマッドを加えていく。最終的にはイーストガードやインペリアルガードも」
にこ「サラマンダーもありでしょ。不明になってるけどゲラハと似たようなものだし」
ことり「でも、やっぱり女の子がいないと寂しいよね」
穂乃果「そうだねぇ。選べるんだったら絶対女の子がいたほうがいいよ」
にこ「当たり前よ。よっぽど必要なキャラ以外は全員女子でいいくらいだし」
海未「さすがにサガフロンティアは15人全員埋まりませんけどね…」
凛「せっかくロマサガ3より人数が増えたのに、仲間になる女の子が少ないんだよねー」
絵里「主人公二人とアニー、ライザ、ドール、メイレン、艦長、それに妖魔がメサルティム、白薔薇、零ね。誰でも仲間になるのはエミリアとアニーだけ」
希「どの主人公でも簡単に仲間になるキャラは男とモンスターばっかりやんな」
雪穂「3ならミカエルとユリアンを仲間にするのがちょっと難しいから…ハリード、ロビン、トーマス、ウォード。序盤の仲間集めに苦労するね」
にこ「主人公がハリードかトーマスなら頭数合わせに詩人でも入れるしかないわね。まあ、そこまでして男だけのパーティーなんか作りたくないけど」 雪穂「コンビニでいろいろ買ってきたよ」
希「7月11日はセブンイレブンの日やんな」
凛「毎月11日は“めんの日”でもあるんだよねー」
海未「そば、うどん、冷し中華など冷たい麺の季節ですね」
ことり「はい、穂乃果ちゃん」
穂乃果「ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がうまいっ♪ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
真姫「7月11日はアルカリイオン水の日でもあるらしいわ」
穂乃果「アルカリイオン水？」
絵里「キリンのペットボトルね」
にこ「要するにミネラルウォーターでしょ？」
花陽「乳児用のミルクにも使える軟水ってことだから、めんつゆを薄めるのにそのまま使ってもいいんじゃないかな」
穂乃果「へー」
凛「水といえば、7月11日は水田章雄の誕生日にゃ」
亜里沙「ドラえもん♪」
雪穂「それは水田わさび」
穂乃果「えーと…大阪桐蔭→プリンスホテル→西武→阪神→中日→ヤクルト」
希「それは水田圭介や。内野手のほうの水田やね。同じ大阪府出身ではあるけど」
海未「水田章雄のほうが世代が上ですね。ダイエーホークス時代の投手です」
にこ「あー、いたわね。ダイエーの水田」 花陽「水田でセブンイレブンといえば、やっぱりおにぎり♪」
絵里「それってミズタじゃなくて水田(すいでん)？」
真姫「水田→稲→米→ごはん→おにぎりね」
海未「投手で米といえば、7月11日は石川直也の誕生日でもありますが」
凛「日本ハムの石川だよねー？」
にこ「米といえば石川？」
絵里「確か山形県出身で…」
希「庄内町やな」
穂乃果「そっか、山形で庄内といえばお米！」
雪穂「身長191cm…たくさん食べそうな気はするね」
花陽「おいしいお米で育ったんだね♪」 亜里沙「ひかわ？」
希「そう。1984年7月12日、島根県斐川町の荒神谷で弥生時代の銅剣が358本も発見されたん」
穂乃果「どうのつるぎが358本…1本100Gでも35800G分かあ」
海未「まあ、銅剣といってもブロンズナイフくらいの小さな物が多いと思いますが…」
真姫「銅は鉄より重いから当然ね。ゲームみたいに大きすぎる物は現実では扱いに困るだけだと思うわ」
ことり「人の体格も昔の人のほうが小さいっていうもんね」
凛「ブロンズナイフといえば、7月12日はナイフの日だよねー？」
絵里「FFとかに比べるとドラクエはナイフ系の武器は少ないわね」
雪穂「せいなるナイフ、どくがのナイフ、くだものナイフ、ブロンズナイフ…」
にこ「サガシリーズも少ないでしょ？小型剣っていう分類ができたのはミンストレルソングからだし」
穂乃果「ボーイーナイフ、レーザーナイフ…あと何があったっけ？」
希「マスカレイドやな」
凛「FFにはいっぱいあるよー♪」
絵里「ナイフ、ダガー、ミスリルナイフ、メイジマッシャー、オリハルコン、エアナイフ、マインゴーシュ、ダンシングダガー、アサシンダガー、バリアントナイフ、チキンナイフ？」
穂乃果「マンイーターにソードブレイカーは？」
海未「あれはナイフと言っていいのでしょうか…」
凛「アサシンダガーはドラクエがパクってたにゃ」
にこ「ホーリーランスもあったわね。ドラクエのはクソ弱いけど」
希「聖なる属性やホーリーがないのにホーリーランスとか言っても名前だけやし」
絵里「せいなるナイフは昔からあるけど特別な効果は何もないものね」 真姫「あとは…7月12日はアメデオ・モディリアーニの誕生日だけど」
ことり「モディリアーニって、20世紀イタリアの画家だよね？」
花陽「モディリアーニでナイフ…彫刻刀とか？」
希「そういえばモディリアーニは彫刻家でもあったんやな」
穂乃果「彫刻刀で木彫りのヒトデを作ってプレゼント！」
にこ「CLANNADね」
雪穂「ヒトデなんて貰っても…」
凛「7月12日は石井義人と平良拳太郎の誕生日だからにゃ」
穂乃果「石井と平良…巨人？」
亜里沙「ベイスターズです♪」
海未「なるほど。それでヒトデですか」
ことり「それくらいなら今日じゅうにできそうだね」
絵里「プレゼントって…誰にあげるつもりなの？」
ほのありりん「内緒♪」
希(エリちの声に感謝する日やからね) 希「きみたち。科学で解明できないものは存在」
にこ「はいはい。オカルト記念日でしょ」
海未「それとお盆の迎え火ですね。基本的には来月になる地域が多いですけど」
穂乃果「七夕と一緒で旧暦でやったり月遅れになったりするんだよね」
希「むう…」
真姫「もう一つあるじゃない。それっぽいのが」
ことり「錬金術師で占星術師でもあったっていう…」
希「そか。7月13日はジョン・ディーの誕生日やんな」
凛「錬金術って、ゲームの話？」
希「いや、ジョン・ディーはロンドン生まれの数学者で実在した人物らしいよ」
穂乃果「そうなんだ…大釜をぐるぐるかき混ぜてパンを作ったりしたのかな？」
絵里「煮パンはないと思うけど…たぶん本来は錬金術のカテゴリじゃないし」
希「真偽はともかく、オカルトを語る上で欠かせない人物であることは確かやな」
真姫「ま、日本の歴史だってフィクションか現実かハッキリしないような話は多いし」
雪穂「卑弥呼や聖徳太子、仁徳天皇とか？」
海未「忍城の甲斐姫なども微妙なところですね…」
亜里沙「錬金術師のディーさんも居ないんですか？」
希「居ない現実があるとしても、別の世界線には存在したかもしれない。ウチはそう考えてるよ」
にこ「平行世界みたいな話？」
穂乃果「ゲームにありがちな…」
凛「スーパーロボット大戦にあったにゃ」
絵里「世界Aでは死んでしまった人を世界Bから連れてくる、みたいな話だったわね」
海未「でもAとBでは違う出来事があって、同じに見える人も関係が異なっているんですよね…」
亜里沙「ドラクエで見たことある！」
雪穂「あー、6がそんなだっけ？」
希「ドラクエよりゼルダの伝説やない？」
にこ「FF5みたいなのはまだいいけど、似たような世界が二つあって何度も行き来したりすると混乱するわよ」
穂乃果「片方の世界もまだよくわからないうちに別の世界に行っちゃうとわけわかんないよね。ドラクエ6がまさにそれ」 絵里「そう考えると…一つの世界で最後までいけるロマサガシリーズが一番王道なのかしら？」
海未「冥府やアビス、2にも七英雄が飛ばされた世界などがあって微妙なところではありますが…」
雪穂「サガフロンティアにもオーンブルや地獄とかあるよね」
希「規模の差こそあれ、異世界が存在するのは定番やね」
花陽「宇宙…」
ほのにこりん「えっ」
花陽「現実世界でも、遠くの惑星とかには行けないじゃないですか。あるけど行けない世界って異世界みたいなものかなって」
真姫「なるほど。確かに現実的に生きてたどり着けない場所って直接確認できないわね」
穂乃果「宇宙かぁ…行ってみたいような、そうでもないような」
ことり「そうでもないの？」
穂乃果「音が聴こえないとつまんないかなって」
真姫「あー、わかる気がするわ。せっかく広い空間があるのに」
穂乃果「思う存分歌ったり演奏できないもんね！」 亜里沙「ゼリー？」
花陽「うん。7月14日はゼリーの日なんだって」
穂乃果「ゼリーは確かロマサガの青いスライム？」
凛「術さえ使えれば楽勝にゃ」
にこ「ロマサガ1にはビーナスジェリーってのもいたわね」
希「ポルクスに触手が生えたクラゲみたいなやつやな」
絵里「ちなみにSFC版ではゲルショッカーだったのがアプリ版などでは名前がショッカージェリーに変更されてたのよね」
海未「アフマド→ドマファ、ハルーン→ルーハンのような微妙な変更ですね」
雪穂「ミンストレルソングでは地名もオービル→ヨービル、ウロ→ウソ、アロン島→ワロン島に変更されたね」
穂乃果「あれって何のために変えたのかなぁ？」
にこ「何か問題があったとか？…まあ、本当にそれが全部変えなきゃいけないほど問題だったとも思えないけど」
穂乃果「問題かぁ…そういえば、原作では高校生で飲酒や喫煙をしてた“苺ましまろ”の伊藤伸恵がアニメでは成人に変更されて一気に四つも歳をとったとかあったね」
希「成人で性格がアレだとますますアカン人って気もしなくもないけど」
凛「精神年齢はそのままだもんにゃ」
にこ「見た目も変わってないし、世間の目を欺くために詐称してるだけでしょ」
ことり「ところで7月14日はゼラチンの日でもあるけど」
真姫「ゼリーもゼラチンも似たような物だから？」
穂乃果「でもゼリーとゼラチナスマターなら全然違うよ。強さが」
希「ゼラチナスマターは3ではほとんど戦わなくて済むけど、2は序盤で倒す必要があるから苦労するよね」
凛「電撃で全滅しないためにフリーファイトで戦うんだよねー」
にこ「2の電撃は地味で全然強そうじゃないのに威力は凶悪だからね」
海未「ゼラチナスマター自体も2のほうが手強かった気がしますね。まともにダメージが通る攻撃手段が少なくて…」
絵里「再生する上に、あまりダメージを与えられず味方は必ずやられる。回復に手間を取られてさらに火力が落ちるという悪循環ね」
穂乃果「確か3と同じでキャンディリングを持ってるんだよね。2では取れたことないけど…」
にこ「2は裏技で出せば取り放題よ。わざわざまともにゼラチナスマター狩りなんてしてらんないわ」
海未「基本的には無機質系はうまみのない敵ですよね…狩るなら、もっと強力な武器や防具を落とすモンスターを狙ったほうが効率がいいですし」
希「無機質を狩るんやったら終盤、技術点目当てでゴールドバウムの群れやろな。残像剣やファイアストーム、ギャラクシィとかで」
絵里「私はそれより沈んだ塔で水龍を狩りまくったわよ。技術点の高さは言うまでもないし、効く攻撃もゴールドバウムより多いし」
真姫「塔といえば、東京スカイツリーの着工が2008年7月14日だったらしいわ」
ことほのうみのぞえりにこりんぱなゆきあり「へー」 真姫「ファミコンの日？」
絵里「ええ。1983年に任天堂がファミリーコンピュータを発売した7月15日よ」
凛「古すぎてあんまり知らないけどにゃ」
雪穂「ドラクエの1から4までがファミコンで出てたのは知ってるけど…」
希「スーパーロボット大戦も“第2次”がファミコンやったね」
にこ「こんなのもあるわよ」
花陽「これは…？」
ことり「ドラクエにちょっと似てる…」
亜里沙「画面が真っ黒じゃないです」
穂乃果「ホントだ。申し訳程度に背景があるね」
凛「ガンダム、アムロ、セイラ、ネモ？…これって」
絵里「“ナイトガンダム物語”ね」
にこ「そう。同名の“カードダス”シリーズを原作とする異色のRPG、ナイトガンダム物語よ！」
穂乃果「ストーンズサに、スパイダーディアス…敵もみんなモビルスーツなの？」
絵里「モンスターや戦士など、敵はMSやMAのパロディ。ガンダムシリーズの登場人物も人間のキャラクターとして登場するのよ」
希「魔法もあるんやね」
にこ「このパーティーにはいないけど僧侶ガンタンクは魔法は何でも使える、攻撃力のない賢者みたいなキャラよ」
絵里「セイラも攻撃力は低めで魔法のほうが得意な感じね」
凛「ネモだけMPが無いんだにゃ」
にこ「ネモは武闘家だからね」
絵里「魔法は使えないけど、素早くてクリティカルが出やすいのはドラクエと同じね」 穂乃果「ミディア…って、あの輸送機みたいなの？」
希「マチルダさんが乗ってたやつやな」
にこ「ミディアは回復魔法。ベホイミみたいなものよ」
絵里「ミディ、ミディア、ミディアムね」
真姫「ミディアム？…半分くらい回復？」
にこ「いや、ミディアムがベホマ」
絵里「まあ、意味的に変だけどね」
凛「ソーラっていうのは攻撃魔法なんだにゃ」
穂乃果「あ、さっきのと音が違う！？」
希「へー。魔法の種類で音も変わるん？」
にこ「違うのはソーラ系だけよ。他は同じ」
凛「どれがどんな魔法なのかわかんないけど、たくさんあるにゃー」
穂乃果「効果を覚えるのが大変そうだね…」
絵里「基本的には回復と攻撃だけ知ってれば何とかなるわよ」
にこ「あと重要なのはミノフスキーね。FFのミュートやドラクエの“くろいきり”みたいな効果」
花陽「魔法が何も使えなくなる…？」
絵里「そうそう。魔法が厄介な相手にはそれを使うのが一番手っ取り早いわ。こっちは全員力押しの編成でも勝てるし」
にこ「ミノフスキー使う前提ならセイラを外してガンキャノンを入れたほうがいいけどね」
海未(これも相当古いゲームのはずですが、先輩方はどこで知ったのでしょう…？) 亜里沙「7月16日は虹の日です♪」
花陽「に、にじさんじ？」
にこ「22/7もナナニジっていうわよ」
凛「この人たち何言ってんのかわかんないにゃ」
ことり(アイドルに関する話なんだろうなって想像はつくけど…)
真姫「いや、虹の日って普通に七色の虹のことでしょ？」
穂乃果「ドラクエで虹といえば“にじのしずく”だね」
にこ「あれ1をやってないほうが3では簡単に手に入ると思わない？」
希「ホンマやね。1と同じつもりでいると雨のほこらは無いし、ロトのしるしも無いし」
絵里「一番簡単な太陽の石でさえ1と同じ隠し部屋を用意してミスリードしつつ別の場所に隠してあるしね」
凛「性格悪いにゃ」
雪穂「まあ、ぎんのたてごとと交換だったあまぐものつえが全然違う場所で何も出さなくてもタダで貰えるっていうのは拍子抜けかも」
にこ「雨のほこらが見つからなくて散々探し回ったわよ。地形が変わってて無くなってるとは思わないし」
穂乃果「全部変わってるわけじゃなく、ほとんどの場所はそのままだから騙されるんだよね」
希「塔も二段構えがややこしいよね。ひかりのよろいに先にたどり着いた人はルビスの像、せいなるまもりを先に取れた人は鎧があることに気づかない」
海未「それまでの塔はすべて重要アイテムは一つだけですからね。とうぞくのかぎ、きんのかんむり、さとりのしょ、やまびこのふえ」
凛「やまびこのふえは取らなくても問題ないけどにゃ」
絵里「さとりのしょも要らないけどね。どうせ賢者にするのは遊び人だけだし」
穂乃果「それを言っちゃあおしまいよ」
雪穂「にじのしずく以外だと思いつかないなぁ」
希「オーブは6色やから一つ足りないね」 海未「“虹”と言及はしていませんがそれらしい色を使った演出ならありますよ。プリズムライトや勝利の詩など…」
にこ「あー、ロマサガね。地味な術とかばっかりだけど」
絵里「地味でいいならFFにも“にじいろのかぜ”とかあったわね」
凛「にじいろのかぜ…って何だっけ？」
希「たぶん敵が使ってくる特殊攻撃やない？」
穂乃果「虹かあ…他に何かあったかな？」
にこ「あれがあるじゃない。泡みたいなのが弾けて虹が出る、黄色の神武！」
絵里「アイリスの通常攻撃ね」
海未「サクラ大戦ですか。言われてみればありましたね」
希「2では無かったことにされてる高性能霊子甲冑、あの神武やな」
穂乃果「なんで2で光武に戻っちゃったんだろ？」
にこ「2でも天武が造られたけど結局光武が最強って話でしょ？」
絵里「つまり神武にも何か問題があって使われなくなったのかしらね…作中では何も明かされないけど」
海未(まあ、2で無かったことにされたのはそれだけではありませんが…) 亜里沙「シレトコ？」
海未「ええ。ちょうど十五年前の2005年、知床半島が世界自然遺産に登録されたのが七月十七日です」
雪穂「知床といえば…」
花陽「エゾシカ？」
真姫「シャチ」
ことり「ふくろう♪」
穂乃果「なんといってもヒグマ！…だよね？」
希「確かに知床のヒグマは有名やんな」
絵里「迷いの森のブラウ？」
にこ「ジパングのごうけつぐまのほうが近いんじゃない？」
凛「日本のクマさんだもんにゃ」
亜里沙「クマさんをやっつけちゃダメですよ＞＜」
雪穂「ちからのたねが取れるんだけど…」
穂乃果「SFC版なら“あなほり”するだけで幾らでも取れるからいいんじゃない？」
希「カザーブの東で“ばくだんいわ”狩りをしてると先にグリズリーに遭ってたりするから…」
海未「それに比べてごうけつぐまは随分弱いですよね。ジパングへ行ける頃には海域の魔物と戦ってレベルも上がっていますし」
絵里「いきなりやまたのおろちと戦うことはないから、それ以外で大したアイテムが無いジパングは大抵後回しになるわね」
にこ「そーね。いかずちのつえ、きえさりそう、かわきのつぼ、さいごのかぎ、やみのランプ、グリーンオーブ。最低限これくらいは取ってからでしょ」
凛「SFC版ならオルテガのかぶとも取ってから行くよねー」
穂乃果「レッドオーブも取ってからでいいんじゃないかな？」
雪穂「グリズリーとダースリカントは色が違うし…」 絵里「やっぱり一番強いのはブラウじゃない？」
海未「仲間として戦ってくれるのは主人公がクローディアのときだけですが…」
希「パンチがあるからシルベンよりずっと強いけど、防具が使えないのが難点やね」
にこ「パンチ自体の威力は大したことないし、強力な武器も装備できないし…」
凛「防具が無いけど後列から攻撃できなくて前衛に置くしかないにゃ」
穂乃果「シルベンとブラウをずっと連れてたら終盤で打たれ弱さに悩まされるんだよね…」
絵里「まあ、そうね…結局は人間のキャラのほうが強いけど」
雪穂「一番つらいのは、すばやさが低い上にハヤブサ斬りが使えないことじゃないかな？」
海未「そうかもしれません…両親が戦士と女戦士の組み合わせのキャラは多いんですよね」
花陽「野生の獣より人間のほうが素早いなんて…」
希「シルベンとブラウは両親の設定に関係なく素早さを高くしてほしかったような気もするね」
にこ「ま、素早さが高くなってもたぶんケモノは使わないけど」
穂乃果「それを言っちゃあおしまいよ」 花陽「フィッシュマン？」
ことり「漁師とか、魚釣りをする人？」
絵里「いや、そうじゃなくて頭が魚の魚人」
にこ「ネクロスの要塞でしょ」
希「えらい懐かしいところ持ってきたね」
海未「弓矢を持ってるんですよね」
にこ「フォークみたいなやつじゃないの？」
絵里「フィッシュマンが右手に持ってるのがフォークみたいな武器。弓矢はフィッシュマンのアイテムカードよ」
希「あー、そうそう。キャラクターカードとアイテムか魔法のカードがセットになってるんやったね」
穂乃果「ロマサガ2の魚人にもちょっと似てるね」
凛「頭だけ魚で体はほとんど人間だよねー？」
真姫「強そうには見えないわね」
雪穂「確かに…これだったら普通に人間より大きい魚とかのほうが強敵かも」
海未「ロマンシングサガの魚系モンスターですか？」
絵里「かせきうおからアームフィッシュくらいまでが手強いのよね。それ以外は…」
にこ「普通のザコはスカーフェイスまでしか進化しないからただのカモね。最高レベルがいないからあまり効率のいい敵じゃないけど」
花陽「でもオルカはシャチだから魚じゃないよね…」
希「ホワイトシャークとスカーフェイスはその色違いやからね。サメっていうよりイルカやシャチみたいな姿やんな」
穂乃果「そっか。じゃあ、ちゃんとした魚だけで強いのは…キラーフィッシュやグラスフィッシュ？」
凛「最後の試練にリバイアサンがいるにゃ」
絵里「FFのリヴァイアサンと違って、ツノがあるだけで体は魚っぽいわね」
にこ「見た目はかせきうおとアームフィッシュの色違いね」
海未「やはりスクウェアとしてはリバイアサンをザコモンスターとして出すわけにはいかなかったのでしょうか…」
雪穂「そうなのかな？…でも、ボスとして使うならそれとは別にザコの魚系の最高レベルモンスターを追加すればよかった気もするけど」 希「魚が強いのは何といっても2やな。サメより強いアルビオン、巨大魚に兵士が乗ったトリトーン」
穂乃果「サメが弱すぎたんじゃない？」
にこ「一番強いサメが人面ザメで、攻撃が術法だから全然サメらしい迫力がないのよね」
絵里「トリトーン…それだわ！」
ことほのゆきありうみのぞにこまきりんぱな「えっ」
絵里「たとえばドラゴンフォースに出てくる騎兵、馬に乗った兵士はホースマンって言うでしょう？」
にこ「そーね」
希「なるほど。馬に乗った兵士がホースマンなら、魚に乗った兵士はフィッシュマン？」
亜里沙「Хорошо」 穂乃果「ギデオン！？」
希「ダメだ。ゲージが上がらん」
海未「それはイデオンですね」
亜里沙「マイコさんがいるんですよね♪」
花陽「それは祇園だね」
凛「ギデオンとグレイスのギデオンだよねー？」
にこ「一応グレイスは人間のふりをしてるのにギデオンは化ける気なさすぎｗ」
絵里「どう見ても人間には見えないわよね…」
穂乃果「ファントム…っていうんだっけ？」
希「そやね。リスキーマやサターナと同じ、アンデッドみたいな魔族や」
海未「ファンダリアはギデオンとグレイスが敵のスパイなので、それらが離反すると戦力が大きく削がれてしまいます」
凛「ギデオンとグレイスには褒美を与えても損だし、最初から使わないのが正解にゃ」
絵里「カルハザードとリリアに、途中から仲間になるタイレルやセルジオが主力ね。君主のゴルダーク自身も充分強いし」
にこ「エリーヌとミレーヌもいるわよ」
穂乃果「同じ魔族でもトラッドノアのジャロムは美形なのに…」
希「ジャロムやハイムとそれ以外、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い」
ことり「ウリルさんやセーラも美人だったよね」
雪穂「さん？」
海未「セーラはそのままでウリルだけ“さん”なのですか？」
ことり「えっ。まあ…エヘヘ」
ほのゆきうみ「？」 海未「それより七月十九日は北壁の日ですよ。1967年、日本人女性二人がマッターホルンの北壁からの登頂に成功しています。女性だけのパーティーでは世界初の快挙です」
凛「まったりホルン？」
穂乃果「そんな楽器あったっけ？」
真姫「いや、楽器じゃなくて山でしょ？」
希「登山の話やね」
にこ「女だけのパーティーだと魔法使いばっかりで弱いのよね。ドラゴンフォースは」
絵里「そうね。一応ユイカ、ユニ、シルビー、スティア、セルピアで戦士系だけのパーティーも作れるけど」
凛「ジュノーンとサヤカも強いよ！」
穂乃果「くのいちならシオンもいるね」
にこ「その辺りに魔法使いでも強いソフィー、マニ、ミュリア、ウリル、ライオーネなんかを加えれば強い女パーティーが二つはできるわね」
絵里「ジュノーン、ユイカ、サヤカ、ソフィー、ミュリア。マニ、ユニ、シルビー、スティア、セルピアってところかしら？」
海未「ティリスを使わないんですか？」
にこ「仮にムーンパレスで始めたとすると、君主のレベルを上げすぎると敵が強すぎて詰むのよ」
海未「…なるほど」 鹿児島県薩摩川内市出身
川内高校卒業
熊本県熊本市の健軍駐屯地の自衛官(28歳)は妻を中絶強要させました。
【離婚裁判までの概要】
もともと子どもを前提に結婚
結婚しいざ妊娠したらまさかの中絶強要！
その後、一年間婚姻生活をおくるも、
二股を掛けて交際していた事を知らず、大量の肉便器ＳＭハメ撮りと共に一年間過ごした事を知る
夫反省のはずがまさかの親に妻の悪口で大喧嘩
夫の散々の裏切りを反省したとの事で、今後は子どもが出来たら産みやり直す約束をする
仲直りで中出しセックスされる
次の日子どもはいらないと吐き捨てられ、大喧嘩
その後離婚を迫られ、虚偽で警察に突き出される
次の日、夫からレイプされる
やり直す前提で冷却期間を設ける事になる
まさかの裏でセックスフレンド不倫
しかも、夫が離婚希望、傷付けた私をポイ捨てしたいそう。
今は熊本家庭裁判所にて夫の希望で離婚裁判中です。
あまりにも最低な事をされた上で、上記の経緯をされました。
反省も無く傷付け続けられました。
夫は被害者として警察に妻を突き出しながらも、次の日にはレイプする、あまりにも身勝手で人を傷付けた事に気付かないならば、
別にこれらを誰かに知られても何が問題なのですか？
事実を誰かに知られてまずい事があるなら、なぜあなたはしたのですか？
末永力は犯罪指示加担者（川内駐屯地）
末永康子も犯罪指示加担者
末永和也も犯罪指示加担者（福岡駐屯地）
西美侑は公然猥褻犯罪者 （鹿児島市立病院）
伊藤は自衛隊法違反加担者
私が逮捕されても周りも犯罪者だらけだね 英玲奈「7月19日か…ジョニーが亡くなった日らしいな」
あんじゅ「え？誰よジョニーって。外国人？」
ツバサ「ジョニー・デップなら生きてるはずだけど」
英玲奈「それくらい知っている。外国人じゃない」
あんじゅ「外国人じゃないのにジョニー？」
ツバサ「わかった！あれでしょ？サザンオールスターズ！」
あんじゅ「波乗りジョニーね。でも亡くなったって話なら違うんじゃないの？」
英玲奈「当たり前だ。不謹慎だぞ」
ツバサ「えー？じゃあ誰よ？ジョニーなんて他には…」
英玲奈「知らないのか？ジョニーは甲子園の──」
あんじゅ「野球選手ってこと？高校野球？」
ツバサ「野球でジョニー！それならわかるわよ。千葉ロッテで活躍した黒木知宏！」
あんじゅ「黒木…ともひろ？どこにもジョニー要素ないじゃない」
ツバサ「理由は知らないけどジョニーって呼ばれてたのよ」
あんじゅ「ふーん…アメリカ人とのハーフとか？」
英玲奈「黒木投手も存命だから違う。私が言ってるのは」
ツバサ「じゃあ、あれでしょ？真紅の稲妻！」
あんじゅ「今度は何の話？何かの曲名？」
英玲奈「高機動型ザクか？」
ツバサ「そう、ジョニー・ライデン少佐！」
あんじゅ「聞いたことないわね。少佐ってことは軍人なの？」
英玲奈「ライデン少佐は最終決戦で行方不明になったとあるが亡くなったとは明言されていないぞ」
ツバサ「そうだっけ？」 英玲奈「何にせよ違う。7月19日に亡くなったジョニーとはレオポンのことだ」
あんツバ「れおぽん？」
英玲奈「ああ。1985年まで甲子園阪神パークで飼育されていた、ライオンとヒョウの雑種だそうだ。それがレオポンのジョニーだ」
あんじゅ「へー。そんなの初めて聞いたわ」
ツバサ「ライオンとヒョウで子供が生まれるのね？」
英玲奈「そこまではな。だがレオポンには子供ができないといわれている。ジョニーは日本最後のレオポンだったそうだ」
ツバサ「それでいなくなっちゃったんだ？」
あんじゅ「英玲奈はどうしてそんなこと知ってたの？1985年じゃ私たち生まれてないじゃない」
英玲奈「この歳になると、役に立たない事ばかり知っているものさ…」ﾌｯ
ツバサ「いや、この歳って英玲奈も私たちと同い年よね？」
絵里(それカール3世がアイシャに言ったセリフ！)ｳｽﾞｳｽﾞ←ツッコミたい 穂乃果「エアスラッシュ、セルフバーニング、ファイアウォール、リヴァイヴァ？」
絵里「ハードファイアとバードソングもあるわよ」
にこ「まあ…3の術って一度も使わないようなのが多いわよね」
海未「太陽と月は二択ですからどちらかは使うとしても、四系統あって一つしか持てない四神の術は…」
凛「回復なら玄武、攻撃で蒼龍があれば他はいらないにゃ」
希「2でもリヴァイヴァ使うくらいなら水の術でクイックタイムやし」
絵里「せっかく他と被らない命術になったサガフロンティアでも主人公がブルーじゃないと使えないのよね…」
にこ「1でさえ火より水のほうが遥かに便利だったわよ」
希「ミンストレルソングでセルフバーニングが圧倒的に強化されて、初めて火が優勢になった感じやな」
海未「とはいえ片手用武器に限るという制限つきですから…他の行動をさせるならやはり水の術法が必要です」
雪穂「1とミンストレルソングは水の術でも攻撃用があるんだよね」
穂乃果「3の玄武にもサンダークラップがあるから、攻撃の術がないのは2だけだね」
希「そのかわり合成術にポイゾナスブロウ、サイクロンスクィーズ、ダイヤモンドダスト、召雷があるやん？」
花陽「水といえば…海の日って今年だけ変更になったんだっけ？」
海未「私ですか？」
ことり「海未ちゃんじゃなくて海の日」
亜里沙「トーキョーオリンピックの前日の7月23日になったんですよね？」
凛「その東京五輪はどっか行っちゃったのに海の日は元に戻さないのー？」
穂乃果「本来なら夏休みに入って浮かれてる頃なのに…」
真姫「今年の夏休みはだいぶ減らされたわね」
にこ「別にサボってたわけじゃないのにきっついペナルティね」
凛「新型コロナは凛たちの夏休みまで奪っていったんだにゃ」 希「ところで、7月20日はアダチ龍光の誕生日やんな」
穂乃果「えーと…誰？」
にこ「妖刀龍光ならわかるけど」
絵里「退魔神剣？」
海未「3では開発できるようになったんですよね」
雪穂「2のほうが強かった気がする…」
穂乃果「2では普通にやったら手に入る数が少ないから、あるだけ全部装備してもいいけど」
にこ「量産して全員に持たせられるとなったら逆に要らないわよね」
絵里「そうね…それなら全員にカナリアの弓を持たせて、魅了と影ぬいを使えるようにしたほうがいいし」
海未「イビルアイにクリスナーガ、生命の杖に仕込み杖。もっと有用な固有技がある補助武器だらけですからね…」
亜里沙「お供えあれば嬉しいな♪です」
雪穂「備えあれば憂いなし、かな？」
希「短い夏休みだからこそ、計画が重要かもね」
凛「いっぱい遊ぶにゃー！」 穂乃果「波みたいなのが画面全体を飛び回って…」
凛「トゥクトゥクトゥクン！って感じのSEが独特だよねー」
希「アンデッドにだけ効く“気”の攻撃術やな。聖杯があれば必要ないけど」
絵里「聖杯はレベルを上げておけば奇跡の水も使えるし、どう考えても聖杯のほうが便利なのよね」
にこ「聖杯を裏技で増やして全員に持たせたら確かに気の術なんていらないわね」
穂乃果「体術の活殺破邪法は強かったけど…3だけだったかな？」
雪穂「2にもあったんじゃない？強かったのは3だけかも？」
海未「破邪法ではなく、七月廿一日は破防法公布記念日ですけどね…」
真姫「破壊活動防止法ね」
凛「波動砲！？」
希「FF5のソルカノンやんな」
にこ「破亡の舞ってのもあったわよ」
絵里「ファーランドストーリーね」
ことり「7月21日といえば、1954年のトールキンの『指輪物語』第一部の発売日だったみたいだけど…」
亜里沙「ライトニングカウント！」
海未「それはトールギスです」
穂乃果「あの全然喋らない人が乗ってるんだよね？確か名前は…」
花陽「シカログ？」
絵里「それはドルーキンね」
希「指輪物語に出てくるいろいろなファンタジーの設定はその後様々な作品にパクら…影響を与えたんやったね」
にこ「サガフロンティアとか？」
凛「指輪の力に魅了されてメイレンが魔物になるんだにゃ」
穂乃果「クーン編だけイレギュラー感あるよね」
海未「ロマンシングサガ3のサラも終盤離脱しますが、敵になるパターンは特殊でしたね…」
希「しかもラスボスやからね」
絵里「でもサガフロンティアのシナリオは割と特殊な感じの主人公が多いわよ。ブルー、レッド、T260もそれぞれイレギュラーじゃない？」
雪穂「アセルスもそうかも…」
凛「いきなりディスペアから始まるエミリアも！」
にこ「すぐラスボスに行けるリュートも逆に特殊でしょ」
穂乃果「普通なんて無かった！？」 ヒデコ「舟を待ちな」
穂乃果「って、ガイコツの船頭さんがヒデコなの！？」
ヒデコ「サガフロンティアは15人制だからね…誰かが残ることになるでしょ」
フミコ「ってことは私たちはワカツへ行くんだ…」
海未「アンデッドだらけのワカツへ行きたくないだけなのでは…？」
ミカ「私だって行きたくないんだけど！？」
ヒデコ「頑張ってくれたまえ」
凛「バンガードの町長になってるにゃ」
ヒデコ「私が町長です」
にこ「そっちはキドラントの町長ね」
真姫「いや、さっきは船頭だったわよね？」
ここあ「ふね、ボロくて小さいよー？」
こころ「これで15人も乗れるんですか…？」
希「確かにそこはちょっと疑問やな…キドラントやアケへ行く小舟に六人、船頭含めて七人乗れるかどうかも怪しいくらいやし」
絵里「同じ一人でも“ぞう”と“ようせい”じゃ大きな差があるけど」
ことり「ゾウが乗ったら一人でも沈みそう…」
【ワカツ】
絵里「ここは上手く敵を避ければ一回も戦わなくて済むわ。全部避けて行きましょう」
希「全部避けるにはそれなりの腕が求められるんやない？」
にこ「それくらい私でもできるわよ。ゲーマーの絢瀬なら問題ないでしょ」
花陽「あっ！？＞＜」ｺｹｯ
真姫「花陽！？こんなときに何やって──」
雪穂「メカが来るよ！」
ﾊﾞｰﾝ!
亜里沙「ロボットがいっぱいです」
海未「スカイアームがいますね。催眠フラッシュに気をつけてください」
絵里「メカドビーは後回しでいいわ。スカイアームに集中攻撃！」
ここあ「すいか？」
こころ「カニみたいなロボットがスカイアームですよ」 凛「短勁にゃ！」ｽﾞｷｭｰﾝ
海未「燕返し！」ｽﾞﾊﾞｰ
希「剣のカードや！」ﾄﾞｽｯ
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
穂乃果「撃ってきた！？」
にこ「でたらめランチャーなんてどうせ当たらないわよ」
穂乃果「よ、よーし。フラッシュファイア！」
ｺﾞｰｯ
真姫「あっという間に片付いたわね」
フミコ「15人も来る必要なかった気もする…」
絵里「まあ、五人いれば問題ないけど…強い人は強い人で固めて強敵にそなえて、敵が弱いときはあまり育ってないキャラ中心のパーティーで戦って育てるのが基本ね」
海未「ヒューマンばかりいても意味はありませんが、メカや妖魔などバランスよく仲間を育てていればどんな敵にも対応できます」
にこ「それはいいけどワカツなんかに何しに来たのよ？流星刀はゲンがいないと取れないんだけど」
希「そもそもゲンさんがいないとワカツへは来られないんやけどね」
穂乃果「えーと…じゃあ海未ちゃんがゲンさんで！」
海未「どうして私なんですか。私は酔っ払いではありませんよ」
ことり「剣術が得意そうだから？」
ここあ「ここあも徳井！」
こころ「その徳井じゃないと思います」
雪穂「媒体によってはお姉ちゃんも剣道やるけど」
穂乃果「サガフロンティアは剣って地味なんだもん。私は術士♪」
凛「流星刀さえ取れれば、ミリオンダラーは派手だよねー？」
海未「無月散水にロザリオインペール、雲身払車剣など奥義クラスの技は充分派手ですよ」
にこ「ま、スカイアームやメカドビーが出る段階じゃ無理だけどね」
絵里「ここは壁に沿って進みましょう。敵が来る前に、あの溝を一気に跳び越えるのよ！」
にこ「こっち側に来たってことは、やっぱり流星刀？」 凛「大丈夫にゃ！」ﾋﾟｮｰﾝ
穂乃果「あった。あれだよ！」
海未「鉄下駄ですね」
花陽「ど、どうぞ。にこ先輩」
にこ「はぁ？…なんで私？」
ここあ「おねえちゃんのたんじょうび！」
こころ「おめでとうございます♪」
にこ「あ、ありがと…って、なんでプレゼントが鉄下駄なのよ！」
亜里沙「7月22日はゲタの日♪」
希「というわけで鉄下駄を取りに来たん」
にこ「そんな理由！？」
海未「装備するだけで丈夫さが上がりますし、毎回戦闘で一度だけ鉄下駄シュートが使えますよ」
にこ「いや、確かに強いけどこんな重いの履いてらんないわよ。あんたじゃあるまいし…」
絵里「まあ、ヒューマンより妖魔向けの装備ではあるけどね」
真姫「妖魔みたいなものでしょ？」
にこ「そうそう、妖魔の私にぴったりの…って私も人間なんだけど！？」
こころあ「はっぴばーすでーとぅーゆー♪」 にこ「いいえ私はCカップ」
凛「どう見てもペッタンコにゃ」
にこ「あんたにだけは言われたくないわ」
穂乃果「意味がわからないクリアカード編？」
ことり「危険な発言はやめよう。穂乃果ちゃん」
希「今すぐ私にチューして♪」
うみまき「お断りします」
雪穂「IWCって捕鯨がどうのこうのってやつじゃなかったっけ？」
真姫「まあ、日本はとっくに脱退したわけだからどうのこうの程度に覚えてれば充分ね」
亜里沙「クジラさんを見に行くの？」
絵里「うーん…海の日とはいっても、どこの海でも簡単に遭えるわけじゃないからね」
穂乃果「今日はことりちゃんの声に感謝する日でしょ？ことりちゃんに決めてもらおうよ」
ことり「え、私？」
にこ「いいけど、どこへ行くってのよ？」
凛「群馬県には海がないにゃ」
海未「埼玉にもありませんけどね…」
花陽「海の日っていうけど、本来23日は海の日じゃなかったんだよね…」
真姫「そうね。東京五輪があるからとか言って強引に日付を変えられただけ」
にこ「余計なことしなくてよかったのに」
海未「こういった傾向は本来の祝日の意義というものを蔑ろにしているようで残念ですね…」
ことり「じゃあ海じゃなくてもいいんじゃないかな？7月は河川愛護月間で、21日から“森と湖に親しむ旬間”と“自然に親しむ運動月間”だよ」
絵里「森と湖と、河川？」
穂乃果「よーし。まずは河川！」 ｻﾞｧｧｧ…
真姫「いや、何なのここ。森どころか岩ばっかりで…」
希「植物ならいるやん？…ほら、そこに」
花陽「植物が…いる？」
亜里沙「おっきな口です！」
ことり「どう見ても普通の植物じゃないけど…」
絵里「サンディーヌだわ。1体だけでも手強いのが3体」
にこ「東へ行くための最初の難関ね。弱いと戻れなくなって詰むから、これを軽く撃破できるようじゃないと行かないほうがいい」
凛「ここって乾いた大河！？」
穂乃果「うん。河川といったらここかなって」
海未「愛護するような河川には見えませんが…」
雪穂「河川より命を大事にしようよ…」
絵里「ヘタに進むとしばらく帰れないし、他へ行ったほうがいいと思うわ」
にこ「河川はもういいわよ。湖にクジラといったら…」
凛「ボートがあるにゃ」
花陽「水はきれいだね。魚が見える…」
真姫「静かな湖畔…にそぐわない暗い曲が聴こえるけど」
海未「ワイリンガ湖ですね。ボートに乗ると魚に襲われます」
ことり「魔物が出るところはやめようよ…」
穂乃果「ダメかなぁ？これ、ことりちゃんにあげようと思ったんだけど」
ことり「貝殻？…湖のじゃないよね？」
希「サイゴ族の村で買える海風貝やな。1個1000クラウン」
穂乃果「これを持ってれば洞窟の海の主と話せるよ！」
ことり「ありがと…海の主？」
雪穂「それって橋を壊されたときしか使いみち無いんじゃ？」
にこ「肝心の橋が架かってないと何の意味も無いわね」
真姫「ゲームばかりやってないで、現実の自然に親しみなさいよ」
穂乃果「アハハ。ごもっとも…」 凛「凛はジ・Ｏだよ！」
真姫「サザビー」
花陽「わ、私はクィン・マンサ…」
にこ「キュベレイよ！」
希「サイコガンダムmk2や」
穂乃果「ゲーマルク！」
海未「メッサーラです」
穂乃果「ことりちゃんはやっぱり主役機だよね？」
ことり「うん。じゃあ、とりあえず…ガンダムmk2かな？」
絵里「よし。行くわよ！」
にこ「って、なんであんたはそれなのよ」
希「カプールやんな」
絵里「そうよ。ここから先は水陸両用じゃないと進めないじゃない」
真姫「わざわざ河川に入る必要ある？」
雪穂「岸の岩場から降りずに進めたっけ？」
穂乃果「確か一旦降りないとダメだよ。途中でどこかから上がることはできたと思うけど」
海未「というより7月24日はキャラクターデザインの北爪宏幸氏の誕生日ですから、モビルスーツは関係ないような…」
凛「普通に戦って倒すのは大変だからモビルスーツで攻撃してやっつけるにゃ！」
雪穂「そんなのあり？」
亜里沙「頑張って。お姉ちゃん♪」
穂乃果「まずはファンネルを飛ばすよ！」ｶﾞｺﾝ
にこ「ゲーマルクは派手でいいわね…」ｼｭﾊﾞｯ
真姫「行けっ！」ｼｭﾊﾟﾊﾟﾊﾟ
花陽「わ、私も…！」ﾋｭﾋｭﾋｭﾝ
希「凛ちゃん、デュアルビームガンを！」
凛「いっくにゃー！」ﾄﾞﾊﾞｰ
希「リフレクタービットや！」ｼｭﾝｯ 雪穂「ファンネルの攻撃だけで片付きそうだけど…」
亜里沙「サンディーヌの触手が来ます！」
ことり「真姫ちゃん」
真姫「まかせて！」
雪穂(mk2とサザビーがシールドで触手を弾いて…)
ことり「散弾バズーカ！」ｽﾞﾊﾞﾝ
絵里「ミサイルをお見舞いするわ！」ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾝ
海未「拡散ビームです！」ｼｭﾜｰ
穂乃果「やった！？」
にこ「モビルスーツなら楽勝ね」
花陽「な、なんだか反則って気がするけど…」
海未「ビームサーベルだけでも勝てたかもしれませんね」
希「さ、水陸両用に乗り換えて川下りやな」
凛「二度手間だよねー＞＜」
亜里沙「お姉ちゃんはそのままだね」
絵里「こっちに亜里沙も一緒に乗る？」
亜里沙「うん♪」 絵里「水が濁ってて視界が悪いわ…みんな気をつけて」
亜里沙(ゴッグ、ハイゴッグ、ズゴック、アッガイなど水陸両用モビルスーツに乗り換えて乾いた大河を南へ航行中。私はお姉ちゃんのカプールに乗せてもらったよ♪)
希「川底に砂漠の砂が堆積してるみたいや。いっぺんにモビルスーツがこんなに飛び込んだら、こうなるのも当然やんな」
花陽「コイやブラックバスが水底の泥を巻き上げるような感じ…かなぁ」
凛「何も見えないにゃー＞＜」
にこ「今、敵に襲われたらヤバいわね…」
真姫「敵って、いったい何が…ヴェぇえ！？」
凛「少佐！何事でありますか！？」
真姫「誰が少佐よ。何か変なものがぶつかってきて…何なの？」
穂乃果「真姫ちゃんのシャア専用ズゴックに？」
雪穂「お姉ちゃん！前、前！」
穂乃果「わぁ！？」
海未「穂乃果！？何事です？」
穂乃果「水の中に何かいるよ！」
雪穂「あれって…巨大な魚？」
凛「ドリルが飛んできたにゃ！」ｶﾞｼｯ
花陽「つ、捕まえたの！？」
凛「逃げられたけど…なんか変な生き物！？」
海未「魔物でしょうね。乾いた大河にいるのですから、おそらく魚系の…」
希「ドリル…ってことは」
絵里「ダーティーランスね！」
にこ「こっち来た！？…このっ！」ﾄﾞｶ
穂乃果「確か殴っても効きにくいよね？」
雪穂「カエルやタコみたいな軟体モンスターだったっけ？」
希「ダーティーランス程度なら大した敵やないし、軽く蹴散らして──」
真姫「なんか他にもいるんじゃない？もっと大きいわよ！」
にこ「どわぁ！？は、反撃してきた＞＜」
海未「飛んだ！？…あ、あれは…もしや」 絵里「デスパイザーだわ！」
花陽「巨大なエイのモンスターですね…」
穂乃果「凝視とか使ってきたっけ？…モビルスーツに乗ってれば平気？」
雪穂「さあ…けど特殊攻撃の種類によっては効くんじゃない？こっちは中身は人間なんだし」
凛「ダーティーランスが邪魔でデスパイザーに攻撃が届かないよー！＞＜」
海未「魚雷を撃っても味方機に当たってしまいます。ここは──」
ことり「みんな、潜って！」
ほのうみのぞえりにこまきりんぱなゆきあり「えっ」
ことり「ディバイダーっ！！」ﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
にこ「ちょっ、危ないでしょ！？」
穂乃果「ことりちゃんのガンダム…いつの間に！？」
雪穂(一人だけ岸の岩場に待機してたみたい。水上に飛び上がったデスパイザーをディバイダーのビームが撃ち抜いた)
ことり「ガンダムXディバイダーに乗り換えてみました♪」
花陽「そういえば7月25日はガロード役の高木渉さんの誕生日だね」
絵里「よし、残りの敵も片付けましょう！」
海未「この程度なら…」
凛「クローだけで大丈夫にゃ！」
ことり「ハイパービームサーベル！」ｽﾞﾊﾞｰ
真姫「やっぱり河川に飛び込む必要なかったんじゃない？」
穂乃果「今日はことりちゃんがMVPだね」
ことり「えへへ♪」 ｺﾞｰｯ…
雪穂「死の砂漠…の上空を飛んでるんだね」
ことり「飛ばねぇ豚はただの豚だ」ｷﾘｯ
真姫「全然似てないわよ」
希「7月26日はポルコ・ロッソ役の森山周一郎さんの誕生日やんな」
亜里沙「ブタさんみたいな可愛い艦です♪」
穂乃果「言われてみれば、ぷっくり膨れたフォルムが何となく太った生き物っぽいよね。この艦」
にこ「つーか、ガウ攻撃空母なんてどうやって調達したのよ？」
海未「あれだけモビルスーツを投入しておいて今更という気もしますが…」
花陽「で、でもこのまま砂漠を飛び越えて行っちゃっていいのかな？」
凛「魔物はともかく、この世界の人間に見つかったら大騒ぎになりそうだよねー」
絵里「そうね…村や町が見えてくる前にどこかで降りましょうか」
希「フフフ…きみたち。科学で解明できないものは存在しないと思うかね？」
にこ「何よ。今度はサイバスターかグランゾンでも持ち出そうっての？」
希「いや、7月26日といえば“幽霊の日”でもあるやろ？」
真姫「モビルスーツや戦艦とはずいぶんかけ離れた話ね」
雪穂「そういえば紅の豚には幽霊みたいなのが出てくるシーンがあったけど」
海未「死んだ仲間の機体が次々と現れるあのシーンですね」
希「そう、ここは死の砂漠。人が誰もいない、水晶の廃墟もある」
絵里「そういえば…明らかにあれだけ人が造った建物っぽいわね」
穂乃果「人間じゃないけどサイクロプスか何かがいたよね？地下に」
雪穂「人間に化けてる女妖魔もいるね」
希「というわけで、水晶の廃墟へ行ってみない？」
にこ「はぁ？あんなとこ入ってどうするつもりよ？」
凛「精霊やスライムとか、あんまり戦いたくない敵が多いんだよねー」
絵里「いいアイテムを何も持ってない敵が多いから…水晶の廃墟は宝箱さえ取れば二度と行くこともないわね」 花陽「じゃあ宝箱を取りに行くんですか？」
希「まあ、そやね。村や町へ行かないんやったらそれくらいしかないやん？」
真姫「艦やモビルスーツだけ置いて徒歩で村へ行けばいいんじゃないの？」
海未「水晶の廃墟は…サイクロプスがいるくらいですからモビルスーツでも入れるかもしれませんね」
ことり「モビルスーツで静かに入るのは無理だから、すぐ魔物が集まってきそうだけど…」
希「モビルスーツなら魔物も撃退できるから大丈夫や。入口付近に水晶龍やサイクロプスみたいな大きな魔物はいないし」
にこ「気はすすまないけど…じゃあ、留守番と降下部隊の二手に分かれるってのはどう？」
凛「賛成！凛はメタスかズサで行こうかなー」
亜里沙「ジ・Ｏは使わないんですか？」
海未「遺跡は大きいとはいえ、室内ですからね。あまり大きすぎる機体では入りづらいと思います」
花陽「クィン・マンサはもっと大きいし、私はガルスJかボリノーク・サマーンかなぁ」
凛「かよちんがガルスJなら凛はズサにしよーっと♪」
にこ「そういえばセットで運用する前提で開発された機体だっけ」
真姫「なら私はRジャジャね」
希「ウチのサイコ2もアカンやろな。代わりの機体はバイアランや」
海未「メッサーラもダメですかね。私はケンプファーで行きます」
にこ「絢瀬は？まさかカプールで行くつもりじゃないわよね？」
絵里「私は今回はディジェにするわ」
穂乃果「私はバウで行くよ！」
にこ「何、結局みんな行くわけ？」
ことり「私もmk2で出るつもりだけど…」
雪穂「んー。私は留守番でいいけど」
穂乃果「ことりちゃんの代わりに整備してくれる人が必要だもんね」
亜里沙「私もディジェに乗ったら狭いよね？」
絵里「亜里沙が一緒に来たいなら私は構わないわよ？」
亜里沙「ううん。大丈夫。雪穂と待ってるから」
絵里「そう？じゃあ艦をお願いね」
にこ(水晶の廃墟か…あまり行きたくないけど。どうしようかな) 花陽「じゃあ、水晶の廃墟の手前で降りるよ」
真姫「ちょ、ちょっと待って！」
凛「にゃ？」
ことり「どうしたの真姫ちゃん？」
にこ「あんた、今更ビビってんの？」
真姫「違うわよ。なんで花陽が当たり前のように戦艦の操舵なんてできるのか聞きたいんだけど」
花陽「えーと…なんでだっけ？」
凛「凛にわかるわけないにゃ」
穂乃果「花陽ちゃんであり、りんちゃんでもある？」
花陽「あまり近づきすぎてもいけないし…ここでいいよね？」
海未「ええ。お願いします」
ｺﾞｰｯ…
希「ほな、ウチらはMSデッキへ行こか」
絵里「ちょっと待って。何か変よ」
にこ「また？今度は何よ」
雪穂「そういえば…水晶の廃墟の手前の、この辺りって」
穂乃果「あ。思い出した…ここで月下美人や月白のローブなんかを集めるよね？」
凛「ってことは…」
亜里沙「外に女の人がいます！」
にこ「そうだった…ここ女妖魔系がいるポイントじゃない！」
絵里「完全に気付かれたわね…」
穂乃果「ど、どうしよう！？」
凛「ズサのミサイルで蹴散らすにゃ！」
海未「艦砲射撃でいいんじゃないですか？まずは弾幕を」
花陽「で、でも…ちょっとかわいそうかも」
希「うーん。確かに生身の女の子に火器は抵抗あるよね」
にこ「んなこと言ってる場合？向こうは本気で殺りにくるわよ！」
ことり「そういうことなら、私に任せてくれないかな？」
ほのうみのぞえりにこまきりんぱなゆきあり「えっ」 【死の砂漠】
雪穂「ハッチ開きます！」
ｶﾞｰｯ
にこ「いるいる。レベルは上がりきってないわね」
希「リリスにミニティ。全裸の女の子たちやな」
海未「わざわざ破廉恥な言い方をしないでください…」
ことり「ウンディーネ！」
ｻﾞｧｰ
穂乃果「よし、今のうちに出よう！」
【水晶の廃墟】
ことり「精霊魔法が効いてよかったぁ…」ﾎｯ
真姫「あんな術どこで覚えたの？」
花陽「そういえば、7月26日は那須めぐみさんの誕生日だね」
凛「ドラゴンフォースのティリス！」
穂乃果「それでウンディーネかあ…雪穂たち大丈夫かな？」
海未「竜や巨人など怪力タイプの魔物はこの辺りにはいませんから問題ないかと」
希「全裸の女の子が戦艦を外からこじ開けるのは無理やろな」
絵里「じゃあ、速やかに宝箱を回収して戻りましょう」
にこ(結局行く羽目になった…まあいいけど) 雪穂「7月28日は地名の日らしいよ」
亜里沙「トーキョー！」
雪穂「そうだね。私たちが住んでるのは東京」
亜里沙「トーキョーディズニーランドはトーキョーじゃないんだよね？」
雪穂「まあ…千葉県だね」
亜里沙「トーキョードイツ村は」
雪穂「それも千葉県だね」
亜里沙「地名って何なのかな。雪穂」
雪穂「う、うーん…」
【水晶の廃墟】
希「確か入口付近の魔物は植物ばっかりやんな」
海未「植物は聴覚感知タイプですから…モビルスーツの音には気付いているかもしれません」
凛「植物のモンスターくらいだったらモビルスーツが無くても勝てるよねー？」
にこ「ダメよ。植物系は状態異常を多く使ってくるでしょ」
絵里「毒や暗闇、混乱などにかかったら厄介だからね。このまま行きましょう」
穂乃果「左右から来るよ！」
真姫「4機と5機に分かれて迎撃よ！」
花陽「えーと、ウェットルビーにブリュンヒルド、キノコ人間？」
凛「いっくにゃー！」ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾝ
真姫「効いてない？…いや、シールドだわ！」
花陽「フィンガーランチャーで…」
にこ「それじゃミサイルと同じよ！ここはビームでしょ」ｽﾞﾋﾞｰﾑ 穂乃果「サンフラワーだ…なんでこんなレベル上がってるの！？」
海未「わかりませんが…やるしかありません」
ことり「散弾…いや、ハイパーバズーカで！」ｺｰﾝ
希「メガ粒子砲や！」ﾄﾞﾊﾞｰ
絵里「ツインビームソード！」ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
海未「反撃が来ます！」
穂乃果「わぁ！？こ、これ…ヒートウェイヴ！？」
ことり「シールドで防ぎきれない！＞＜」
海未「チェーンマイン！」ｼｭﾊﾞｯ
穂乃果「壊れてないよね？…いっけぇーっ！」ﾄﾞﾊﾞｰ
希「さすがにサンフラワーは硬いね」
凛「こっちは片付いたよー」
ことり「フライングアーマーに乗って…と」ｶﾞｼｬ
穂乃果「ことりちゃん！」
ことり「魂をひかれた人間たちだ！」ｽﾞﾊﾞｰ
真姫「全然似てないわよ」
にこ「フライングアーマー突撃だと極端に攻撃力が上がる…」
絵里「PS2以降のスーパーロボット大戦の仕様ね」
希「ここの宝箱は大した物は無さそうやな」
海未「貴重な装備品などがあるのは地下ですね。敵もサイクロプスや水晶龍が出ますが…」 【死の砂漠・ガウ攻撃空母】
雪穂「サボテン…」
亜里沙「え？」
雪穂「7月29日の誕生花らしいよ。サボテン」
亜里沙「Ага(へー)」
雪穂「ロマサガの砂漠ってサボテンすら生えてないね」
亜里沙「ヤシの木みたいなのあったよ」
雪穂「カクラム砂漠？」
亜里沙「うん」
雪穂「そっか。…でもここ何もないよね」
亜里沙「そうだね…」
【水晶の廃墟】
真姫「今度はカエルがいるけど…」
希「接触するとリザードマンだったりバシリスクだったり恐竜みたいなのだったりするから要注意や」
真姫「ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ」
凛「戦ってみればわかるにゃ」
にこ「1は逆にリザードマンに接触すると中身はヘビやカエルや半魚人だったりするわよ」
真姫「適当すぎない？」
海未「まあ…昔から爬虫類と両生類のモンスターは一緒にされがちですね」
絵里「2からは蛇だけが分離されたけどね」
ﾊﾞｰﾝ! 花陽「やっぱりカエルだったね…」
にこ「カエル兵士にカエル術士。クリスナーガでも持って来ればモビルスーツ使うより楽だったわね」
凛「また盾持ってるにゃ」
真姫「ビームライフルなら回避できないでしょ！」ｽﾞﾋﾞｰﾑ
絵里「こっちはラプトルの群れだわ！」
穂乃果「眠らせて逃げよう！」
希「普通に戦っても楽勝やない？」
穂乃果「だって、恐竜を攻撃したくないし…」
海未「あれは恐竜なんでしょうか…？」
ことり「ナップ！」ﾌﾜｰ
絵里「氷の瞳！」
海未「仕方ありませんね…影ぬい！」
穂乃果「みね打ち！」ｽｺﾝ
希「向こうも片付いたみたいやな」
真姫「なんで生身で戦ってたの？」
穂乃果「よし、今のうちに地下へ降りよう！」
凛「二階の宝箱はー？」
にこ「上はどうせ大した物ないわよ。さっさと降りましょ」 【水晶の廃墟B1】
真姫「…またカエル」
ことり「奥に女の人が見える…けど」
希「見え透いたトラップやんな」
海未「あれも魔物ですから近づくと襲いかかってきますよ」
にこ「面倒だから一気に突破するわよ。ファンネル！」ｼｭﾊﾞｯ
凛「ハマーン様に続けー！」ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾝ
花陽「く、くらえー！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
にこ「誰がハマーン様よ」
穂乃果「そういえば7月30日はマシュマー・セロ役の堀内賢雄さんの誕生日だっけ」
絵里「ガルスJとズサはマシュマーの機体だったわね」
海未「階段はすぐそこです。今のうちに地下へ！」
ｶﾞｼｬｶﾞｼｬﾝ
希「サイクロプスなんかがいるだけあって頑丈な建物やね」
凛「あれだけミサイル撃ちまくっても壊れないもんにゃ」
海未「敵に当たっているので直接建物への衝撃が少ないだけじゃないですか？」
真姫「ほどほどにしなさいよ。崩落したら二度と地上へ出られなくなるわ」 ことほのうみのぞえりにこまきりんぱな「…」
ことり「ものすごく大きいのが二匹もいるね…」
にこ「モビルアーマーくらいのサイズ感ね。ガンダムに対してビグロみたいな」
花陽「あ、あれが…」
絵里「水晶龍よ。倒しても得る物は無いけど…」
希「ここのお宝を取って先へ進むためには、避けては通れそうにないね」
穂乃果「水晶龍が大きすぎて部屋が狭く感じる…」
真姫「モビルスーツ9機が多すぎるだけじゃないの？」
凛「ここで最強の敵だよねー？まともに攻撃くらったらモビルスーツでも壊されそうにゃ」
にこ「南のmk2なんかヤバいんじゃないの？」
絵里「装甲材質がチタン合金セラミック複合材。1世代前の素材ね」
海未「私のケンプファーも同じですけどね…」
穂乃果「そっか。ケンプファーのほうが見た目のデザインは新しいけど、作中の時代は古いんだっけ」
ことり「私はシールドがあるから大丈夫。扱いにも慣れてきたし、直撃を受けないように気をつければ…」
穂乃果「さすがことりちゃん！」
希「ガンダム乗りにふさわしい主役の風格やな」
海未「なるべくビームサーベルで攻撃したほうがいいかもしれません」
絵里「Gジェネなんかはビームサーベルのほうが強いのよね」
ことり「宝箱を壊さないように？」
希「ディスガイアとかは宝箱を壊して中身を取るけどね」
にこ「ファンネルなら誤爆はないでしょ！」ｼｭﾊﾞｯ
花陽「しっかり狙えば、これでも…！」ﾄﾞﾊﾞｰ
花陽(当たった！…けど)
ｷﾞｮｴｰ!
海未「来ます！」
絵里「みんな油断しないで。今までの敵とは違うわ！」
花陽(か、勝てるよね？九人もいるんだし…) 【水晶の廃墟B2】
凛「にゃぁ！？＞＜」ｶﾞｺﾝ
真姫「凛！…このっ！」ｽﾞﾋﾞｰﾑ
花陽「び、ビームが効いてないの…？」
ことり「蛇みたいに細長い体だから、しっぽに当たっても効果が薄いんじゃないかな？」
海未「頭を狙うか、ビームサーベルで斬ってしまえばいいと思います」ｽﾞﾊﾟﾝ
絵里「白兵戦なら私の出番ね！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
穂乃果「ツインビームソードいいなぁ」
にこ「使いにくいだけでしょ？」
穂乃果「でも一本で刃が二つ出るんだよ。強そう」
希「あれをビームナギナタと呼ぶのが謎やな。なぎなたってツインランサー要素ないのに」
絵里「斬って！」ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
絵里「クレイバズーカ！」ｺｰﾝ
絵里「バルカンもあるわよ！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
希「エリち、今日は張り切ってるなぁ」
にこ「機体がディジェだからでしょ。7月31日はアムロ・レイ役でおなじみ古谷徹の誕生日だし」
ことり「フライングアーマー」ｶﾞｼｬ
真姫「負けてられないわ！」ｽﾞﾊﾞｰ
海未「反撃も爪だけではありませんよ。尾や体当たりにも気をつけてください」
ことり「えーい！」ｽﾞﾊﾞｰ
穂乃果「撃つよ！」
ことり「ひょいっと」ｻｯ
穂乃果「メガ粒子砲！」ﾄﾞﾊﾞｰ
希「こっちもお見舞いするよ！」ﾄﾞﾊﾞｰ
海未「刃が一枚でも、二刀流なら同じ事です！」ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
花陽「こ、これなら…」ｽﾞﾊﾞｰ
凛「これでトドメにゃ！」ｽﾞﾊﾞｰ にこ「や、やったの！？」
絵里「勝ったわね。みんな、機体の損傷はどう？」
凛「空のミサイルポッドが壊れただけにゃ」
花陽「左肩のアーマーが少し欠けたくらいです」
ことり「シールドはもうダメかも…」
希「メガ粒子砲の撃ちすぎでパワーダウン気味や」
海未「だいぶ苦戦しましたね…まだ水晶の廃墟の中盤といったところですが」
真姫「宝はここにあるんだから、回収して脱出でいいんじゃない？」
にこ「あとはサイクロプスがいるフロアにタイタンスーツがあるくらいだからね」
穂乃果「じゃあ早速宝箱を…」
ことり「待って。この中身ってゲームの通りなのかな？」
ほのうみのぞえりにこまきりんぱな「えっ」 穂乃果「やっぱり家が落ち着くなぁ…雪穂ー！麦茶！」
雪穂「はいはい」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がうまいっ♪…ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
絵里「8月1日は水の日。“水の週間”の初日でもあるわね」
真姫「機械週間も同じ8月1日から7日までだけど」
にこ「モビルスーツはもういいわよ。コクピットなんて密室だし疲れるわ」
凛「それより8月1日から7日はスターウィーク！」
のぞほのにこ「サマーウィーｗｗｗｗ」
凛「サマーウイングじゃなくてスターウィーク！星空に親しむ週間だよ！」
亜里沙「何をする日なんですか？」
花陽「星空…ってことは凛ちゃん？」
穂乃果「凛ちゃんに親しむ週間！？」
真姫「…いや、星空って夜空の星を見ようって話じゃないの？」
希「ちょうど月遅れ七夕くらいまでの日程やんな」
凛「昨日まではことり先輩が主役だったけど、今週は凛が主役だよ！」
にこ「つーか、夏休みが始まる前の一週間ってことになるんじゃないの？」
海未「何かやりたいことがあるのですか？」
絵里「ちょっと待って。何か忘れてない？凛」
凛「えー？何ですか？生徒会長さ…ん」
絵里「それ。禁止って言ったでしょ？」
亜里沙「どういうこと？」
希「水晶の廃墟からの帰りに決めたん。先輩禁止って」
絵里「モビルスーツで混戦になったとき、先輩後輩とか気にしてちゃダメだから」
真姫「言うほどモビルスーツで戦う機会なんてある？」
にこ「何もない今のうちに慣れておこうって話でしょ？」
絵里「そういうこと♪」 凛「じゃ、じゃあ…えーと…う、海未ちゃん！」
海未「はい♪」
ことり「海未ちゃんは呼ばないの？」
海未「え？…ことり」
穂乃果「そうじゃないでしょ。先輩を」
海未「わ、私もですか？…では…ふk」
希「役職名は禁止や。それやったら今までと変わらないやん？」
にこ「素直に最初から私を呼べばいいのよ」
凛「役なしだもんにゃ」
雪穂「そういえば8月1日は麻雀の日だっけ」
にこ「誰が役なしよ！いいから呼ぶ！」
海未「に、にこ」
ことり「にこちゃん」
穂乃果「にこちゃん！」
凛「にこちゃん♪」
花陽「に、にこちゃん」
亜里沙「にこ！」
にこ「あんたは“さん”をつけなさい！」
亜里沙「Хорошо…」 凛「もう二度と僕を許さないでしょう♪あーなたは僕を見はーなすでっしょー、みーらーいーえいごーぉ！」
希「どぎつーい快感に魅かれるだけ あーんたぃな日々を続けられなーぁい！つーみーぶーかぁき、わがしょうたーい♪」
花陽「アラクレぇ、もだえてぇー♪腹くくれぇ、前を向けぇー！ まーっっかな心臓ぉーは、理性を越えて鳴るぅーよ♪」
にこ「火をくぐれぇー凍えてー♪てーぶらでぇーげろんにょうぇーい！ みーはてぬせーかい、だけーが僕を呼ぶぅー♪」
のぞにこりんぱな「とーーろーーける♪ たーーまーぁしぃー！」
真姫「…何の歌？」
海未「B'zの『アラクレ』ですね」
ことり「8月2日はビーズの日なんだって」
絵里「それって、そのB'zで合ってる？」 【キッチン】
穂乃果「雪穂。お茶なら手伝うよ」
雪穂「いや、別にいいよ。それよりちょっと」
穂乃果「え？…なに？」
雪穂「はい、これ」
穂乃果「お菓子？」
雪穂「違うよ。お茶とは関係なくて、お姉ちゃんにだけあげるの」
穂乃果「プレゼント？…誕生日ならまだだけど」
雪穂「いや、別に他の人に先を越されないようにとかじゃないからね。誕生日とは別」
穂乃果「そうなの？」
雪穂「そうなの。8月2日はパンツの日なんだってさ」
穂乃果「ぱ、パンツ？」
雪穂「女性が本命の相手にこっそりパンツを贈る日らしいよ」
穂乃果「へーそうなんだ…って、これパンツじゃん！？」
雪穂「だからそう言ってるでしょ…」
穂乃果「本命の相手が私なの？」
雪穂「他にいないからとりあえずお姉ちゃんにあげるの」
穂乃果「ま、まあいいけど…ありがと雪穂」
希「こっそりエッチなしたぎをプレゼントするとは、なかなかやるなぁ」
穂乃果「希ちゃん！？…いつの間に」
雪穂「別にエッチな下着じゃなくて普通のですよ」
穂乃果「そ、そうだよ。普通だよ！」
希「お茶もそれくらい熱々のを頼むよ♪」
雪穂「はあ」
穂乃果「それくらい？」
雪穂「お姉ちゃん。そっち持ってきてくれる？」
穂乃果「あ、うん」
雪穂「パンツはしまって」
穂乃果「わ、わかってるよー」 凛「さーりゆくーなつーのーひ♪おもいーをよせて」
花陽「つどうーバールーコニー♪」
にこ「また懐かしいところ持ってきたわね。ARIAだっけ？」
穂乃果「灯里が歌ってるほうの2期エンディング“Smile Again”だね」
花陽「8月3日は灯里役の葉月絵理乃さんの誕生日なんだよね」
穂乃果「ん？…あれ、今日って」
海未「それだけではありませんよ。野球日本代表監督、稲葉篤紀の誕生日も八月三日です」
穂乃果「い、いやそれより」
ヒデコ「稲葉といえばヤクルト、ヤクルトといえば青木…」
ミカ「そうそう、蒼樹うめ先生の誕生日も8月3日だよね」
フミコ「ひだまりスケッチの？」
希「そういえばARIAの二期と三期の間くらいにひだまりスケッチのアニメ1期が始まったんやったね」
絵里「まだあるわよ。8月3日は、あの悪名高いボブ・デービッドソンの誕生日！」
真姫「聞いたような名前だけど…誰だっけ？」
凛「誤審で有名なMLBの審判だよねー？」
海未「WBCの日本戦でも誤審で日本から大ブーイングの的になっていますからね…それが確か2006年で」
にこ「稲葉が日本ハムに移籍した頃だっけ？」
希「26本塁打でブレイクしたのが2006年やったね」
ことり「ARIAのアニメで一番長かった2期も2006年」
雪穂「で、ひだまりスケッチが2007年だね」
亜里沙「2006年から2007年に活躍した人たちの誕生日がいっぱいです♪」
穂乃果「そりゃ私は2006年も2007年も活躍してないけどさ…」ｼｭﾝ 花陽「あ。そういえば今日って…」
穂乃果「花陽ちゃん！花陽ちゃんは覚えててくれたんだね！？」
花陽「102年前の1918年、富山県西水橋町で漁師の妻ら三百人が米屋などに押し掛けたそうです。これが新聞で報道され、米騒動が全国に飛び火したんですよね！」
穂乃果「こ、米騒動！？」
花陽「というわけで、これをどうぞ！」ｽﾞｯｼﾘ
穂乃果「これって…お米？」
花陽「富山県産“てんこもり”。おすすめのお米です！」
穂乃果「あ、ありがと…」
希「じゃあ、ウチからはコレやな！」
穂乃果「えーと…謎の鳥の置物？」
希「ジャマイカの木彫りや。8月の第1月曜はジャマイカ独立記念日なん」
穂乃果「そ、そうなんだ？ジャマイカ…ありがと」
真姫「どこで手に入れたのよ。そんな物…」
海未「二人とも知ってたんですね？」
凛「凛たちも知ってるよー。穂乃果ちゃんの誕生日でしょ？」
穂乃果「知っててボブ・デービッドソンとか言ってたの？」
絵里「ま、まあ…サプライズ的なね？」
にこ「ケーキもあるわよ」
ことり「紅茶も淹れたし♪」
穂乃果「ありがと…よかったぁ」ﾎﾛﾘ
真姫「ピアノはないけど、キーボードでね」ﾀﾝﾀﾀﾝﾀﾝﾀﾝﾀﾝ♪
ことうみのぞえりにこまきりんぱなゆきありヒフミ「はっぴばーすでーとぅーゆー♪」 亜里沙「8月4日は橋の日です♪」
雪穂「川や海に架けるほうの橋？」
凛「リスが渡る専用の橋♪」
ことり「あの歌かわいいよね♪」
花陽「リス以外にもいろんな生き物が出てくるんだよね」
穂乃果「橋といえば…やっぱり虹のしずく？」
希「に代表されるアーチ型のイメージやんな。ドラクエの橋は」
海未「1では必ず横向きに架かっているんでしたっけ？」
にこ「縦にしなければ全部コピペだけで済むからね」
絵里「2からは同じ形のまま縦向きに配置するようになって…」
真姫「要するに縦に架けるなら形を変えなきゃいけないからと思ってたのが、縦でも使い回しでいいって開き直ったってこと？」
凛「ドラクエの橋なんて一瞬で通過するだけだもんにゃ」
海未「1では橋を渡った先は敵が強くなる、エリアの境界の目安という役割もありましたが…」
にこ「橋と聞いて思い出すのはやっぱりビッグブリッジでしょ」
穂乃果「イベントに絡めて橋の上で戦うのは燃えるよね！」
希「日本でも平安時代からの伝統やからね」
海未「ギルガメッシュが源氏の防具を持っているのもそのあたりを意識しているんでしょうね」
絵里「あとは…ロマサガ2のレオンブリッジとか？」
凛「すぐ壊されちゃうけどにゃ」
にこ「橋が架かる前の風景も見せておいて、大金を費やしてプレイヤー自ら発注して作らせる。開閉する橋のギミックとインパクト…そして」
希「壊されるアクシデントを経て修理完了まで、記憶に残る印象的な橋やったね」
穂乃果「橋を見に行くためだけにわざわざ橋の向こうの町から船に乗るくらいだもんね」
海未「橋もそうですが、海峡を渡って航路を開拓するイベントや迷路水路、人魚に沈没船、凍ったナゼール海峡を歩いて渡るなどとにかく海に関する描写が豊富になりましたよね」
絵里「1では主人公がホークのときのサンゴ海と、あとはアルベルトでイナーシーの嵐くらい？」
凛「海はお金払って渡るだけで、ドラクエみたいに自由に旅したりできなかったんだよねー」
にこ「2で一気に増えた海関連イベントは3にも受け継がれたわね」
希「バンガードと海底宮、最果ての島に二人の海賊やな。2に比べると海自体の重要度は減ったけど」 花陽「橋もいいけど、8月4日はお箸のほうの箸の日でもあるよ」
穂乃果「箸…が出てくるゲームはあんまり無さそうだね」
絵里「Kanon…とか？」
海未「沢渡真琴ですか？」
希「徐々に箸の扱いが下手になっていって…」
凛「手が人間みたいに使えなくなるんだにゃ」
にこ「あんたたち…それを出してくるのは卑怯よ！」ｽﾞﾋﾞｰ
真姫「いや、なんで泣いてるのよ…」
穂乃果「詳細はゲームかアニメでチェックしよう！」
海未「何の宣伝ですか…」 亜里沙「8月5日はハコの日です♪」
雪穂「箱の日？」
穂乃果「ゲームの箱と説明書っていつの間にか無くなってるんだよね…」
花陽「ゲームの箱…って、ゲーム機の箱なら大きくて目立つけど」
凛「ソフトの箱って意味だよねー？」
真姫「いつの時代の話よ？」
希「ファミコンやスーパーファミコンやな。プレステ以降はディスクやから箱がついたソフトは少ないし」
絵里「紙の箱に透明のプラ製トレー。そして説明書」
にこ「SFCソフトの箱は無駄に大きかったわよね」
穂乃果「あれ、あんなに大きくする必要あったのかな？」
凛「たくさん持ってると嵩張って場所取るんだよねー」
ことり「カートリッジがギリギリ入るサイズでも良さそうな気がするね」
海未「ゲームの箱より、やはりゲームの醍醐味でもある宝箱に心ひかれるものがありますね」
雪穂「ドラクエなら、ぼごっ。て感じの低い音で」
穂乃果「宝箱を開ける音かぁ…FFはパカッって感じだったっけ？」
希「金属製の箱っぽい音やったね」
にこ「ロマサガは、チャラリーン♪みたいな音で」
凛「金が もちきれません！」
絵里「…のときは音がしないのよね」
海未「2や3では宝箱の音も変わりましたが…」
穂乃果「パカッ＋チャリーンみたいなのだっけ？」 希「サガフロンティアは、バタンバタンバタンバーン！」
にこ「それミミックじゃない。武王の古墳の」
絵里「普通の宝箱はフルドの工房なんかにわずかに残っただけで、あとは敵が入ってるのよね」
凛「サガフロンティアの普通のお宝は箱じゃなくなったんだにゃ」
真姫「ミミックってドラクエだけじゃないのね？」
穂乃果「ロマサガ2にも出てくるよ。ソーモンのクジンシーの館の隠し部屋にしかないけど」
にこ「クッソ強いのに倒しても何も得るものはない、あのミミックね」
海未「何かアイテムを持っていませんでしたっけ？」
凛「月下美人？」
希「それはサガフロンティアのミミックやんな」
絵里「星くずのローブよ。まあ実際にミミックから取ったことはないから、真偽はわからないけど…」
にこ「ゲーマーの絢瀬にも取れない物があるとはね」
絵里「誤解しないで。ミミックから取る必要がないだけで、星くずのローブは水棲系のディープワンからちゃんと五枚集めたわよ」
亜里沙「さすが、お姉ちゃん♪」
ほのゆき「Хорошо…」 穂乃果「今日もパンがうまいっ♪」ﾊﾟｸ
花陽「ランチパックのハム＆マヨネーズだね」
亜里沙「8月6日はハムの日です♪」
穂乃果「雪穂ー。紅茶は？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
雪穂「はいはい」
穂乃果「ありがと」
ｺﾞｸｺﾞｸ…
穂乃果「ぷはー。今日も水がうまいっ♪…ってこれ水じゃん」
海未「水ですね」
ことり「お水おいしいよ♪」
希「8月6日は雨水の日やんな」
穂乃果「これ雨水なの！？」
雪穂「いや、それは普通に買った水」
穂乃果「な、なんだ…変なこと言わないでよー」
真姫「雨水を有効活用しようっていうキャンペーンでしょ？」 海未「東京では1964年の異常渇水で、八月六日から九月下旬まで一日十五時間もの断水が行われたそうですよ」
にこ「うわ…15時間も水が出ないのが二ヶ月近く続いたらストレスで死ねるわ」
凛「水が出るときにたくさん貯めておかなきゃならないもんにゃ」
絵里「そうならないように水を大切に使おうってことね」
穂乃果「雨かあ…あまぐもの腕輪みたいにいつでもタダで雨を降らせることができたら便利だよね」
真姫「雨なんか降らせてどうするつもり？」
凛「雨水を飲むんだにゃ！」
穂乃果「いや、飲まないけどさ…ほら、水の法力も上がるし」
海未「法力が上がっても水の術法を使えなければ意味は無いと思いますが…」
にこ「ミンストレルソングなら法力じゃなくBP制だから無限に使えるじゃない。待ってるだけで使えるようになるんだから」
希「まあミンストレルソングにはレインコールが無くて雨を降らせることはできなくなったけど」
絵里「2にも雨は無かったけど、3で玄武術のスコールとして術士のウンディーネは消費0で何度でも使えるようになったわね」
ことり「ミンストレルソングの水の術法は魚が出てきてちょっと可愛いかも♪」
花陽「癒しの水とウォーターガンが魚のエフェクトだね」
凛「凛はお魚よりラーメンの効果がいいなー♪」
穂乃果「ラーメンの水って…スープ？」
雪穂「しょっぱそう…」
花陽「熱いスープを浴びたらヤケドしちゃうよ」
にこ「冷めても脂っこいわよ」
真姫「体に悪そう」
凛「えー！？＞＜」 ことり「8月7日はオクラの日だね」
絵里「オクラ…そうなの？」
希「月遅れ七夕にちなんだ由来やったね」
花陽「オクラの切り口が星形に見えるから、だよね」
ほのゆきありえりりん「へー」
海未「オクラの花言葉は“恋の病”でしたね」
ことほのゆきありのぞえりにこまきりんぱな「えっ」
海未「な、何ですか？」
凛「海未ちゃんが…恋の病！？」
亜里沙「好きな人がいるんですか？」
海未「ち、違います。オクラの花言葉がそうだというだけで私とは関係ありませんよ…」
希「ホンマ？」
にこ「怪しいわね」
海未「怪しくありません！…まったく」
海未(…まあ、居ないこともありませんけど)ﾁﾗ
穂乃果「？」
花陽「花といえば、8月7日は“花の日”でもあるよね」
真姫「鼻の日でしょ？」
花陽「そっちもあるけど、フラワーのほうの花の日」
真姫「あ、そう」 雪穂「花といえば…」
絵里「植物のモンスターね」
にこ「クローディア？」
海未「ミンストレルソングですね。敵の編成に植物系が含まれるときのクローディアの台詞」
穂乃果「決まった条件で誰かが喋ったりするのが面白いよね。連携やピンチとか、誰かがやられた時とか」
にこ「花で印象が強いのはミンストレルソングよりSFC版じゃない？」
絵里「マンイーター、ナルシッサ、カルパタル、ベラドンナ、ポイズンローズ…確かに花のモンスターは派手でインパクトがあるわね」
凛「パックンフラワーみたいなのもいたよねー？」
希「バージンブラッドとマルガリータやんな」
穂乃果「マルガリータって人間みたいな形の…」
海未「それは2のマルガリータですね。女性のように見えますが植物の属性しか無いので女性キャラでも魅了が効きます」
雪穂「2は花みたいなのはずいぶん減ったね」
凛「木とか根っこ、キノコとかだもんにゃ」
絵里「花はクリーパー、ナスティペタル、ナイトヘッドくらいね」
穂乃果「3のほうが多いよね。水晶の廃墟にいたサンフラワーとか」
にこ「スパイダーローズ、ブリュンヒルド、ムーンフラワーでしょ。サンとムーンは大きくてインパクトあるけど数は大差ないわよ」
希「水中花は見た目は花だけど水棲モンスターやし」
絵里「キノコがさらに増えたわね。厳密には植物じゃないはずだけど…」
凛「サガフロンティアではサンフラワーしかいなくなっちゃったにゃ」
海未「サンフラワーといえば向日葵のイメージですけど…」
にこ「サガのサンフラワーは全くヒマワリ感ないわね」
花陽「やっぱりモンスターより本物の花がいいな」
真姫「そうね」 【ウエストエンド】
亜里沙「somedayいーつーのーーひかー♪」ｸﾙｸﾙ
雪穂「亜里沙。そろそろ行こう」
亜里沙「雪穂。…大きな帽子！」
雪穂「あー、うん。なんか帽子は共通らしい…」
亜里沙「メガネ…と、えーと」
雪穂「これ？そろばんだよ。8月8日は“そろばんの日”なんだって」
亜里沙「スターウォーズの」
雪穂「それはハン・ソロ」
亜里沙「かわいい看板のお店♪」
雪穂「世界中の町で同じ看板が使われてるみたいだね」
亜里沙「たのもー！」
雪穂「あ、亜里沙」
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
亜里沙「広いね！ここ何のお店？」
雪穂「酒場兼食堂みたいなところだと思う。あとは冒険者を雇ったりとか…」
亜里沙「ここにいる人を連れて行けるの？」
雪穂「いや、見た感じ仲間になる人は今は誰もいないね」
亜里沙「楽器！」
雪穂「ああ、あの人は詩人だね」
亜里沙「海未さん？」
雪穂「じゃなくて、楽器を弾いて歌う人」
ヒデコ「かがーみのーみなーもを、よーこーぎるぅー♪」
亜里沙「こんにちは！」
ヒデコ「仲間から外したい人がいるんじゃないですか？」
亜里沙「仲間は雪穂だけです！」
雪穂「間に合ってます」
ヒデコ「では一曲弾くので踊ってくれませんか」
亜里沙「μ'sの曲なら何でも！」 ヒデコ「わたーしたーちのおもーいが♪」
ﾏｰﾀﾞﾏﾀﾞﾏﾀﾞﾏﾀﾞｺﾚｶﾗ♪
ヒデコ「素晴らしい！感動しました。このアメジストの首飾りを差し上げましょう」
亜里沙「もらっちゃった♪」
雪穂「これは…もしや、デスティニーストーン？」
亜里沙「世界中のどこかに10種類ある、あのデスティニーストーン？」
雪穂「たぶん…本物なら身につけてるとアゴニイなんかを防ぐ効果があるはず。それにミンストレルソングではパラメータも上がるし」
亜里沙「前より動きがよくなった気がする！」ｸﾙｸﾙ
雪穂「器用さ、素早さ、体力なんかも上がるからね」
希「きみたち。科学で解明できないものは存在しないと思うかね？」
亜里沙「希さん！」
雪穂「いったいどこにいたんですか…」
希「デスティニーストーン、幻のアメジストを手に入れた者にはウチの加護があるん。8月8日はバーバラ役の篠原恵美さんの誕生日やからね」
雪穂「はあ」
亜里沙「ニューロードを東へ旅します！一緒に行きませんか？」
希「そういうことなら…そろばん貸してくれる？」
雪穂「いいですけど…」
希「これでウチがエルマンや！」
亜里沙「雪穂は？」
雪穂「SFC版にはナタリーがいたけど…」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
雪穂「緑色のモンスターがいたら近くに馬車を停めて降りるんだよ。轢き殺さないように」
希「先に周りの黒いのを全部轢き殺してから緑色と交渉すれば安全やんな」
亜里沙「パックンフラワーみたいな」
雪穂「植物のモンスターだね」
ミカ「何を交換してほしいの？」
希「“欠片”っていうのが高く売れるよ」
雪穂「じゃあそれください。こっちはソックスか赤い草です」
ミカ「赤い草もらうよ！」
希「自分も植物なのに草をもらっていくんやね」 亜里沙「これ何？種みたいなの」
雪穂「魔草の種子。たぶん滅多に使いみちは無いから次の町で売っちゃおう」
希「道の両脇によく薬草が生えてるから全部摘んでいこう」
亜里沙「旅芸人」
希「旅商」
雪穂「あ、あれ？私が薬草摘み？」
亜里沙「歌い手のクラスは無いし…」
希「ナタリーのイラストは両手に花を持ってたやろ」
ｶﾞｻｶﾞｻ…
雪穂「青い草、緑の草、黄色い草が採れたよ」
希「どこかの町で薬草摘みのレベルを上げたほうが良さそうやね」
雪穂「旅商を先に上げませんか？交渉できるモンスターが少なすぎるし相手の品物もわからないし」
真姫ママ「あら。あなたたち…」
雪穂「急に現れた！？」
希「マップアビリティ表示を薬草採取からアイテム交渉に戻して」
亜里沙「緑色になったね」
雪穂「よ、よかった…」
希「魔族は瞬間移動できるけど、こっちが動かなければぶつかりにくいよ」
真姫ママ「何が欲しいの？」
希「欠片は無いみたいや。鉱石があるね」
亜里沙「鉱石ください♪」
雪穂「こっちはソックスと黄色い草です」
真姫ママ「黄色い草をいただくわ」
希「デッドストーン…これはハズレやな」
雪穂「魔草の種子と一緒に売ろう。安いけど…」
亜里沙「馬車に乗って出発です♪」 穂乃果「フミコ！お誕生日おめでとう♪」
フミコ「ありがと穂乃果ちゃん。…これは？」
穂乃果「赤い薬草、黄色い薬草、緑の薬草、青い薬草だよ♪」
ことり「8月9日は薬草の日なんだよね」
フミコ「は、はあ。薬草…」
穂乃果「フロンティアのおみやげだって雪穂が」
花陽「フロンティア？」
雪穂「フロンティアっていうか、ニューロードにたくさん生えてるんです。薬草」
にこ「道が東西に長いから、特にたくさん採れるのよね。ニューロード」
絵里「他にはガレサステップ、バルハラント、リガウ島の草原なんかで採れるけど…」
希「やっぱり薬草が一番豊富なのはニューロードやんな」
フミコ「薬草…これってどうやって使う物なの？」
穂乃果「えーと、確か赤はマヒ治療、黄色は解毒効果で、緑と青は…何だっけ？」
海未「傷の治療に使ったり疲労回復効果もあるらしいですよ。山菜のように食べられます」
真姫「本当にそんな効果があるの…？」
ミカ「私も赤い草なら持ってるよ。フミコにあげる！」
フミコ「赤い草って…薬草じゃなくてただの草！？」
凛「赤い草と赤い薬草って同じだよねー？」
雪穂「薬草摘みのレベルが上がると見分けられるようになるんです。レベルが低いときは赤い草で、4くらいに上がってから同じ草を摘むと赤い薬草になります」
絵里「赤い草でもマヒ治療の効果はあるから、基本的には同じ物よ」
フミコ「そうなんですか…よくわからないけど」 ヒデコ「じゃあ、私からはこれね」
フミコ「えーと…何これ？」
ヒデコ「スチールブレード。三日月刀を三段階強化した武器だよ」
フミコ「武器！？」
亜里沙「8月9日は形状記憶合金の日です♪」
フミコ「形状記憶合金なの？」
ヒデコ「うーん？最終段階の強化材が鋼糸(こうし)だから、部分的にはそうかも」
フミコ「包丁…にしては大きすぎるね。刃の形も独特だし」
ヒデコ「頑丈で錆びにくいから長く使えると思うよ」
フミコ「はあ。ありがと…」
穂乃果「薬草いっぱいあるから、お茶や料理もあるからね！」
フミコ(謎のプレゼントだけど…賑やかな誕生日になったのは穂乃果ちゃんのおかげかな？) 雪穂「デスティニーストーン…」
亜里沙「え？」
雪穂「いや、この世界でμ'sの誰かに会うためにはデスティニーストーンが必要なのかなって」
亜里沙「そういえば、アメジストを貰ったら希さんに会えたね」
希「ウチのパワーソースは幻。アメジストは紫色やからね」
雪穂「つまりデスティニーストーンがそれぞれμ'sの誰かに対応してるんですよね？」
希「どうやろな？占ってあげようか？」
亜里沙「ほかのデスティニーストーンがどこにあるのか、わかりますか？」
雪穂「占わなくてもわかるでしょ。ここから一番近い場所にあるのは、たぶんアクアマリンだね」
希「そやね。ただクリスタルレイクに入れるかどうかで難易度は大きく変わると思うよ」
雪穂(アクアマリンは…たぶん絵里さんかな。お姉ちゃんはトパーズ？)
亜里沙「えーと、ミンストレルソングならローザリア兵がいるんですよね」
希「うん。もし警備兵がいるならアクアマリンは後回しにしたほうがいいね。うまく侵入できても強いボスがいて三人では厳しいし」
雪穂「とにかくクリスタルレイクへ行ってみましょう」
亜里沙「ニューロードをこのまま東へ進むの？」
雪穂「うん。エスタミルに着いたら北のローザリアへ渡って、そこからクリスタルレイク」
希「そういえば8月10日は道の日やんな」
亜里沙「雪穂の帽子も♪」
雪穂「あー、8月10日は帽子の日でもあるね」
希「宿にはどこで泊まるん？」
雪穂「ここまで特に消耗してないですから、クリスタルシティまで行きましょう」
亜里沙「8月10日は宿の日だね♪」 【南エスタミル】
雪穂「さて…魔草の種子とか売ったお金で船には乗れるけど」
希「エスタミル下水を通って北へ行けばタダやね」
亜里沙「でも下水はモンスターが出るよ」
雪穂「そうなんだよね。ステルスと忍び足のスキルを買うにはお金が…」
亜里沙「じゃあ、やっぱり船に──」
ヒデコ「金出せ。ケガするぜ」
のぞゆきあり「えっ」
雪穂「あなたは…確か、お姉ちゃんの友達の」
亜里沙「ウエストエンドにいた詩人さん！」
ヒデコ「いや、私は名も無き強盗だよ」
雪穂「はあ。…強盗！？」
ヒデコ「そう。国内で強盗すると今なら相手の所持金を35％奪えるんだよ。上限は一人二万円まで」
雪穂「上限あるんだ…」
ヒデコ「知らないの？強盗トラブルキャンペーンって流行ってるのに」
のぞゆきあり「強盗トラブルキャンペーン？」
ヒデコ「そういうことだから、金を置いていけよ。ケガしないで済むぜ！」
希「南エスタミルの町をうろつく強盗そのままのセリフやな」
雪穂「やっつけちゃっていいのかな…見覚えのある顔だけど」
亜里沙「3対1ならバクショウです♪」
雪穂「楽勝ね」 のぞゆきあり「前回のラブライブ！」
希「デスティニーストーン、幻のアメジストを手に入れてウエストエンドを旅立ったウチら三人」
亜里沙「大きな帽子！」
雪穂「間に合ってます」
希「襲い来る魔物たちを馬車で轢き殺しながらニューロードを東へ爆走！」
ミカ「赤い草もらうよ！」
亜里沙「鉱石ください♪」
希「たどり着いた南エスタミル。しかし、世界一治安の悪いこの街では──」
ヒデコ「金出せ。ケガするぜ」
のぞゆきあり「強盗トラブルキャンペーン？」
希「強盗に襲われ大ピンチ！無事にローザリアへ行けるのか！？」
亜里沙「お金は無いけど、これあげます！」
ヒデコ「何？」
亜里沙「お姉ちゃんの大好きなお菓子なの♪」
希「たけのこの里やな」
ヒデコ「悪いけど私、きのこの山派なんだ」
雪穂「そういえば8月11日は“きのこの山の日”だね」
希「きのこ派、たけのこ派は長年の争いが今も絶えることなく続いてる相容れない存在やからね」
亜里沙「Хорошо…」
ヒデコ「そういうことだから、覚悟しなよ！」ﾌﾞﾝ
希「ディフレクトや！」ｶﾞｷﾝ
雪穂「手斧！」ｺｰﾝ
ヒデコ「おっと」ﾋｮｲ
雪穂「外した！？」
希「斧はミスしやすいのが欠点やね」 亜里沙「エナジーボルト！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
ヒデコ「ふぎゃ＞＜」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ
雪穂「そっか、ミンストレルソングのバーバラは最初から術法が使えるんだっけ」
希「シングルソード！」ﾊﾞｻｯ
雪穂「今度こそ…当たれっ！」ｺｰﾝ
ヒデコ「さ、三人がかりとは…卑怯…」ｶﾞｸｯ
希「わかってて襲ってきたんやないの？」
雪穂「南エスタミルの強盗って四人もいるのに一人ずつしか来ないから弱いんだよね」
亜里沙「この人、お金ほとんど持ってないよ」
希「まあ、お金持ちなら強盗トラブルキャンペーンなんて要らないもんね」
雪穂「5金…無いよりマシか。もらっておこう」
亜里沙「じゃあ、船で北エスタミルへ行こう♪」 【スカーブ山】
雪穂「あのー。デスティニーストーンを集めようって話でしたよね？」
希「そやね」
亜里沙「ここ、クリスタルレイクじゃないよね？」
希「スカーブ山やんな」
雪穂「なんで山に登るんですか。山の日は一昨日でしょ？」
亜里沙「8月11日じゃないの？」
雪穂「ありもしない東京五輪特別日程とかで今年は変更になったんだよ。平年より一日早い8月10日が山の日」
亜里沙「Хорошо」
希「8月12日は阿澄佳奈さんの誕生日や」
雪穂「まさか、ヤマノススメで山とかいう話？」
希「ご名答♪」
雪穂「ご名答じゃないですよ。今タイニィフェザーに会ったって勝ち目ないし、交渉するなら先にマラル湖へ行かないと二度手間だし。帰ろう亜里沙」
亜里沙「クリスタルレイクへ行くの？」
雪穂「そうだよ」
希「せっかくスピリチュアルなパワースポットに来たのに…」
雪穂「私たちに必要なのはスピリチュアルじゃなくてデスティニーストーンのパワーです」
【クリスタルレイク】
希「お。船が無いね」
雪穂「ってことは、ここはSFC版なんだ…」
亜里沙「どうするの？」
雪穂「歩いて入るしか…いや、確かアイシャの馬でも入れたよね」
希「そやね。岸近くの見えない壁を馬ずらしテクで越えれば馬を持ち込める」
雪穂「洞窟に入ると馬が出られなくなるから、洞窟の前で降りてから入ればいいけど…」
亜里沙「私たちの馬車はローザリアに渡れないんだよね？」
希「ミンストレルソングではニューロード、SFC版でも南エスタミルまでやからね」
雪穂「歩いて入るしかないか…」 ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
亜里沙「お魚がいっぱい、ついて来るよ！」
希「馬なら余裕で振り切れるけど、徒歩で全部避けるのは至難の技やんな」
雪穂「後ろは構わないで、正面の敵だけ突破しよう！」
ﾊﾞﾗﾗﾗ
希「ピラニア、アロワナ、ホワイトシャークや」
雪穂「亜里沙。ホワイトシャークだけ狙ってくれる？」
亜里沙「まかせて！」
希「一番強いホワイトシャークが後列…運がよかったね」
雪穂「アロワナの触手に気をつけて、こっちも片付けましょう！」
亜里沙「エナジーボルト！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
雪穂「アクス！」ｺﾞﾘｯ
希「アイアンソード！」ﾊﾞｻｯ
ｸﾞﾙｸﾞﾙ
希「いたっ＞＜」
雪穂「二回に一回は中列から触手が来る…」
亜里沙「えーい！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
希「お返しや！」ﾊﾞｻｯ
雪穂「勝った…大丈夫ですか？」
希「ウチは二人より体力あるからね。最低限の防具があればザコの攻撃ならダメージ1で済むよ」
亜里沙「後ろのお魚が来るよ！」
雪穂「そうだった…急ごう」 【クリスタルレイク・洞窟】
希「…うーん」
雪穂「どうしたんですか？剣を左手に持ったりして…」
希「8月13日は左利きの日なん」
亜里沙「ひだりききのひ？」
希「そう。レフトハンドソードってあるやろ？」
雪穂「ピラニアなんかが出る段階じゃ手に入りませんよ」
希「まあね」
亜里沙「レフトハンドソードは、左利きの人じゃないと強くないんだっけ？」
雪穂「性能を最大限発揮するのは左利きの人だけだね」
希「ウチらの中には使いこなせる人はいないね」
亜里沙「μ'sは左利きの人がいないんですか？」
希「んー。…あれ？いたような、いなかったような…？」
雪穂「それもデスティニーストーンを集めて確かめればいいんじゃないですか？」
希「そやね」
亜里沙「ここの洞窟は、洞窟っぽい曲じゃないんだね」
雪穂「ああ、SFC版は主人公のテーマ曲でそのまま入るんだっけ…」
希「つまり何の曲でもいいってわけやな！」 雪穂「そういえば8月13日は畑亜貴さんの誕生日だけど」
亜里沙「ハターキ？」
希「海未ちゃんの作詞に影響を与えたといわれる伝説の作詞家やんな」
亜里沙「Хорошо」
雪穂「海未ちゃんの作詞か。それならやっぱりμ'sの──」
亜里沙「みんーなはーなにをきーきたーい♪」
希「おったーよりーくーだっさっいー♪」
雪穂「それ！？…今一人もいないけど」
希「亜里沙ちゃん、にこりんぱなが好きなん？」
亜里沙「μ'sはみんな好き♪でも8月13日だから…」
雪穂「にこりんぱなの誰かと8月13日って？」
亜里沙「昔、ベイスターズにちょっとだけいたギャラードっていうピッチャーの誕生日なの」
希「ああ、中日の守護神エディ・ギャラードやな。後に横浜へ移籍した…」
雪穂「ギャラードとにこりんぱな？…サッパリわかんないや」
亜里沙「あのね、ギャラード投手はニュージャージー州出身なんだって」
希「ニュージャージー…」
雪穂「ニュー…ジャージ！？」
亜里沙「うん。ジャージといえば、にこりんぱな♪」
雪穂「強引すぎ！＞＜」
希「アハハ。でも面白い選曲やんな」
亜里沙「行きはオープニングで、帰りはエンディングにしよう♪」
のぞゆきあり「あそぼーはっじーめまーしてのハッピチュン♪」 【クリスタルレイク・洞窟】
雪穂「うたまる？」
希「そ。8月14日は桂歌丸の誕生日やんな」
亜里沙「着物が緑色の人♪」
雪穂「ああ、笑点ね。もう何だか懐かしい…」
希「ナイツとコラボして漫才やったりもしてたね」
雪穂「緑色といえば花陽さんか…パワーソースは入手困難な魔のエメラルドってことになるけど」
希「SFC版ではそもそも入手不可能やし」
亜里沙「緑色の人！」
希「そやね。歌丸師匠と同じ緑色で…」
亜里沙「緑色の人が来ます！＞＜」
のぞゆき「えっ」
雪穂「って、ゲッコ族！？」
希「いや、ただの爬虫類モンスターや！」
ﾊﾞﾗﾗﾗ 雪穂「リザードマン、きょだいがえる、ブラッディウーズか」
希「弱そうな敵でよかったね。術なしで勝てそうやな」
雪穂「きょだいがえるの攻撃だけ気をつけて、各個撃破！」
亜里沙「レイピア！」ﾌﾟｽ
雪穂「アクス！」ｺﾞﾘｯ
希「アイアンソード！」ﾊﾞｻｯ
ｸﾞﾙｸﾞﾙ
希「またウチ！？＞＜」
雪穂「きょだいがえるは中列から“した”が届くけど、キックに比べて威力は大したことないんだよね」
亜里沙「えーい！」ﾌﾟｽ
雪穂「これで…」ｺﾞﾘｯ
希「トドメや！」ﾊﾞｻｯ
ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾊﾟｰﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟｰ♪
亜里沙「きようさがアップ！」
雪穂「腕力がアップ！」
希「アイアンソードがレベルアップ！」
雪穂(エメラルドに、アクアマリン…デスティニーストーンは10種類だけど、μ'sは九人か。全部揃うとどうなるのかな？) 【クリスタルレイク・洞窟】
ﾁｬﾗﾘｰﾝ
亜里沙「お金がちょっぴりです」
雪穂「ここの宝箱、中身は小銭ばっかりだね」
希「序盤で来ることを想定したダンジョンやんな」
ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
亜里沙「お魚さんが来ちゃった…」
雪穂「軽くさばいてやりますか」
希「そういえば8月15日は刺身の日やね」
亜里沙「あのお魚、食べられるの？」
雪穂「いや、どう見ても普通の魚じゃなくて魔物だけど…」
希「まあ、あんまり大きい魚にはシガテラ毒があったりして食べられないことが多いって聞いたけど」
雪穂「聞いた？」
希「たぶん真姫ちゃんやないかな？」
亜里沙「私も誰かから聞いたような…？」
雪穂「来るよ！」
ﾊﾞﾗﾗﾗ
雪穂「うわ、後列に半魚人がいる…」
希「南エスタミルでアイスジャベリンを覚えてから来ればよかったね」
雪穂「あ、私使えます」
希「そか。まあ最初のターンは半魚人は攻撃してこないから」
亜里沙「私たちはピラニアさんを攻撃だね！」
希「アイアンソード！」ﾊﾞｻｯ
亜里沙「レイピア！」ﾌﾟｽ
雪穂「アイスジャベリン！」
希「おおっ、一発クリティカルや！」
亜里沙「雪穂すごい♪」
雪穂「運が良かったね…」
希「じゃあ早速ピラニアをお刺身に」
雪穂「いや、それはやめたほうが…火を通さないと食べられる気がしない」 亜里沙「てつのつめ？」
真姫「またドラクエの話？」
海未「いいえ。8月16日はフリッツ・フォン・エリックの誕生日なのです」
雪穂「フリッツ…ってどこかで聞いたような」
花陽「グリコの」ﾊﾟﾘﾎﾟﾘ
ことり「それはプリッツ」
にこ「潮干狩りの名所でしょ？千葉県の」
希「それは富津(ふっつ)やんな」
絵里「ロマサガ2の格闘家よね？カールの赤い部分を青に変えただけのような姿の二代目」
海未「ええ。そのフリッツの由来になった伝説のプロレスラーがフリッツ・フォン・エリックです」
穂乃果「そのフリッツと鉄の爪って何か関係あるの？」
凛「わかった！鉄の爪みたいな武器を使って凶器攻撃するプロレスラーだったんだにゃ」
にこ「それってウォーズマンみたいね。キン肉マンの」
海未「違います。フリッツの武器は本物の鉄の爪ではなく、素手で相手の顔面をつかんで絞め落とすアイアン・クローと呼ばれる必殺技だったんですよ」
穂乃果「アイアンクローかぁ…聞いたことはあるけど」
希「FFか何かに居なかったっけ？」
絵里「いたわね。爆発するカルナック城から脱出するとき最後に邪魔してくる、デスクローを使うボス」
にこ「わざわざデスクローをラーニングするか、変身する前にさっさと倒すか悩むところね」 凛「脱出といえば、8月16日はダルビッシュ有の誕生日だよねー」
真姫「脱出といえばダルビッシュ？」
希「日本を脱出してMLBへ行っちゃったから？」
海未「まあ…挫折を経験しても簡単に日本へ帰ってくるようなことが無いのは潔いかもしれません」
にこ「田なんとか投手に聞かせてやりたいわね」
穂乃果「え？田中将大も帰ってきてないよね？」
雪穂「田中のことじゃないんじゃないかな」
凛「田中だったら田中って言うもんにゃ」
希「日本ハムにいた野手の田中は二年くらい行方不明になってたけど」
絵里「あったわね。そんな事も…」
花陽「田なんとか…中日の田島投手？」
ことり「巨人の田口投手とか」
にこ「あんたたち…わかっててボケてるでしょ？」
凛「独立リーグをプロ野球と見なさないとしたら、田なんとかさんは元プロ野球選手だもんにゃ」
希「辛辣やなあ…」 凛「パイナップル美味しいにゃー♪」
花陽「よく冷えてて甘くて…」
海未「生のパイナップルは缶詰には無い味わいがありますね」
ことり「そういえば8月17日はパイナップルの日だよね」
真姫「安くなってたから買ってみたのよ。なんと1個1000円！」
穂乃果「安い…かなぁ？」
希「高級なパイナップルはもっとお高いやろな」
海未「千円といえば、昭和廿年(1945年)八月十七日に初めて千円札が発行されたそうですよ」
ほのゆきありえりにこりんぱな「へー」
亜里沙「ノグチさんですか？」
凛「昔はソーセキだって聞いたにゃ」
雪穂「お母さんが伊藤博文の千円札持ってるよ」
にこ「最初は聖徳太子とかじゃない？」
絵里「聖徳太子は一万円札じゃなかったっけ？」
海未「確かに聖徳太子の千円札も存在しますが、最初の千円札は日本武尊です」
凛「やまと？」
亜里沙「卓球の黒猫さんですか？」
希「それは卓球やなくて、宅急便のヤマト運輸やんな」
花陽「前髪で右目を隠して頭にキノコが生えた、年中クールビズの」
にこ「それヤマトイオリ」
亜里沙「ベイスターズにもいます♪ショートだったり外野だったり、阪神にいたときはスイッチヒッターで」
雪穂「それは前田大和だね」 穂乃果「外野といえば、8月17日は堂林翔太の誕生日なんだって」
希「自動アウトから今年急に覚醒して打ちまくってるカープの堂林やね」
凛「突然変異にゃ」
にこ「天変地異の前兆ね」
希「それと8月17日は我らがオリックスのエース、山本由伸の誕生日や！」
絵里「日本代表にも欠かせない、先発もリリーフもできる頼もしい投手ね」
亜里沙「ヤマトじゃなくてヤマモトさん？」
フミコ「え？」
海未「いえ、最初の千円札は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)です。日本の神話に登場する人物ですよ」
凛「そんな昔の人なのに、千円札に載せる写真はどうやって撮ったのー？」
真姫「いや、写真じゃないでしょ…聖徳太子と同じよ」
穂乃果「絵じゃん」
ミカ「私たちがそれを言っちゃっていいのかなぁ…」
ヒデコ「うーん。ノーコメント」 【クリスタルレイク・洞窟】
希「科学で解明できないものは存在しないと思うかね？」
雪穂「はあ。…科学？」
亜里沙「マルディアスにはたくさんあります♪」
雪穂「むしろ科学らしきものがあまり見当たらないっていうか…」
亜里沙「ガーラル！」
雪穂「ああ、そうそう。ヴェルニーは錬金術士が作った素材で、ガーラルは科学の力で作られた新素材って話だったね」
希「タイでは8月18日は科学の日なん」
雪穂「た、タイ？」
亜里沙「お魚はいっぱいいるけど、タイはいません」
希「いや、そのタイやなくて」
雪穂「タイでも科学でもいいけど、早くアクアマリンを取って脱出しましょう」
亜里沙「お花が咲いてる！」
希「あれはナルシッサ。ここの宝箱を守るボスやな」
雪穂「眠らされないように気をつけて！」
ﾊﾞﾗﾗﾗ
雪穂「アクス！」ｺﾞﾘｯ
ﾌｫｰﾝ…
雪穂「うっ＞＜」
亜里沙「雪穂！…ヘルファイア！」ｺﾞｰｯ
希「アイアンソード！」ﾊﾞｻｯ
亜里沙「雪穂、起きて！」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ
雪穂「あ、亜里沙…」
希「“かおり”と“かふん”以外の攻撃は滅多にこないけど、かなり打たれ強いね」
亜里沙「火の術法でやっつけるよ！ヘルファイア！」ｺﾞｰｯ
希「アイアンソードや！」ﾊﾞｻｯ
雪穂「今度こそ…これで決める！」ｺﾞﾘｯ 亜里沙「やった♪」
希「これで宝箱をいただきやな」
ﾁｬﾗﾘｰﾝ
雪穂「こ、これがアクアマリン…水のデスティニーストーン」
亜里沙「首飾りじゃないの？」
希「アクアマリンは頭に装備する物や」
雪穂「私は帽子があるから、亜里沙がつけてよ」
亜里沙「うん」
ｷﾗｷﾗ
絵里「ハラショー！」
亜里沙「お姉ちゃん！」
雪穂「あ、やっぱりアクアマリンは絵里さんなんだ」
希「エリちとウチが揃えば無敵やね」
絵里「あら、希もいたの？」
希「ウチのパワーソースはアメジストやからね。一番最初に手に入るデスティニーストーンやんな」
亜里沙「デスティニーストーンを集めてμ'sのみんなに会いたいな♪」
絵里「なら、次はトパーズね。砂漠の地下へ行きましょう」
雪穂(トパーズか…多分お姉ちゃんだよね。他のデスティニーストーンは誰に対応してるのかな？) 凛「作新が 春夏連覇した日だにゃ」
海未「1962年の八月十九日ですね」
ことほのゆきありえりにこまきぱな「へー」
穂乃果「作新で 有名なのは萩野でしょ？」
亜里沙「はぎの？」
真姫「競泳の萩野公介ね。スランプというかイップス気味みたいだけど…」
雪穂「お姉ちゃん。それだと季語が無いよ」
穂乃果「でも萩野の萩は秋の七草じゃん」
海未「明らかに人の苗字を指しているのですからそれを季語と言うのは無理がありますよ」
絵里「ちょっと待って、何の話？」
希「もしかして、俳句を詠んでるん？」
凛「そうだよー。8月19日は俳句の日だからにゃ」
花陽「凛ちゃんのも俳句なのぉ！？」
凛「うん。凛は穂乃果ちゃんと違って季語もちゃんと入ってるでしょ？」
ことり「でも春夏連覇じゃ春と夏が両方入っちゃうけど…」
海未「先にセンバツで優勝したことを踏まえて八月に達成ですから、夏の甲子園の話と見ていいと思います。夏の句ですね」
にこ「春夏はともかく俳句に“にゃ”ってありなの？」
真姫「まあ、名前を書かなくても凛のだってわかるけど」 花陽「萩野より おはぎのほうが気になるよ」
穂乃果「おおっ、ちゃんと秋の季語が入ってる！」
絵里「え？…どれが季語なの？」
希「ぼたもちは牡丹で春、おはぎは萩やから秋の物やったね。季語かどうかは知らんけど」
亜里沙「お盆もオハギ食べますか？」
穂乃果「んー。立秋を過ぎた月遅れ盆ならおはぎもありかな？」
雪穂「そうだね。七月なら夏で夜船になるけど」
海未「まあ、呼び方が変わるだけで同じ物ですけどね…」
凛「タイロンの 誕生日でもあるんだにゃ」
にこ「タイロン・ウッズね。季語が無いわよ」
凛「タイロン・ウッズの誕生日は8月19日だから夏の句！」
真姫「立秋を過ぎてるなら秋だって言ってなかった？」
希「でも、それだと作新の春夏連覇が秋になっちゃうやん？」
絵里「夏の甲子園と呼んでいるのに秋の句というのは変ね…」
海未「まあ…今の八月は基本的には夏だといわれる季節ですし、夏でいいんじゃないですか？」
ことり(相変わらず“にゃ”なのはツッコまなくていいのかなぁ？) にこ「8月20日は“蚊の日”ね」
希「蚊に刺されたん？」
にこ「別に今日刺されたわけじゃないわよ」
ことり「蚊が多い季節だもんね」
真姫「世界で最も多く人を殺しているのは蚊だといわれてるわ」
穂乃果「それって、蚊に刺された人が何とか熱みたいな病気になるから？」
花陽「デング熱やジカ熱のことかな？」
真姫「それ以外にも蚊は様々な病気を媒介するのよ。まずは刺されないこと、蚊がいる場所へ行かないことが大事」
海未「とはいえ、例のウイルスが東京に蔓延している今、蚊を気にしている余裕も無いような…」
凛「熱があったら真っ先に新型コロナを疑われるもんにゃ」
絵里「そうね。蚊が媒介する病気を軽視するわけじゃないけど…」
希「おれたちゃ か…」
にこ「それは蚊じゃなくて海賊でしょ」
穂乃果「メルビル下水の開かない扉？」
絵里「海賊の侵攻イベントが進むと無理やり開けることができるようになる、あの扉ね」
海未「普通に開くようになったら手遅れなんでしたっけ？」
凛「ブッチャーと戦っても何も貰えないから早めに開けちゃったほうがいいんだにゃ」
希「そうそう、帝国軍に報告すると港が閉鎖されるんやったね」 雪穂「ハエのモンスターはよくいるけど蚊は珍しいのかな？」
絵里「ロマサガ3のサンドフラッパーが蚊という設定だったわね」
凛「レインビーの色違いだけどにゃ」
亜里沙「蚊があんなに大きかったら…簡単にやっつけちゃいます！」
にこ「言われてみれば…蚊は小さいからこそ厄介って気もするわね」
穂乃果「でも大きい蚊なんて不気味だよ。実在してほしくないなぁ」
真姫「居ないわよ。ゲームに出てくるような巨大昆虫、まして巨大蚊なんて」
花陽「そうだね。恐竜より古い時代には今より大きい昆虫は居たっていうけど」
希「今でも海外の秘境には凄いのがたくさんいるけどね」
穂乃果「うーん。海外旅行できるようになってもそういうところにはあんまり行きたくないかも」
真姫「海外は日本以上に蚊の媒介する病気も多いし、蚊とは関係なく危険な病気も多いわよ」
海未「新型コロナウイルスより遥かに致死率の高い病気もありますからね…」
亜里沙「でも旅行はできるようになってほしいな」
絵里「そうね…今のままだと気軽にロシアへも行けないし」
ことり(東京は今後どうなっていくのかな？…早くウイルスが無くなればいいけど) 【アイドル研究部・部室】
絵里「地区予選があるってことは…私たち、A-RISEとぶつかるってことじゃない？」
凛「いっそのこと、全員で転校しよう！」
海未「できるわけないでしょう？」
花陽「でき…ないかなぁ？」
海未「花陽まで…何を言っているかわかってるんですか！？」
花陽「だ、だって…」
穂乃果「えーと…みんな何の話をしてるの？」
にこ「だから、ラブライブに出るために転校するって話よ」
穂乃果「いち」
ことり「に」
海未「さん」
真姫「4」凛「5」花陽「6」
にこ「7…って違う！点呼じゃなくて転校！」
凛「凛たち、東京以外の学校へ行けばA-RISEと予選で当たらなくて済むでしょ？」
ことり「東京以外って…」
絵里「私は今更、音ノ木坂以外の学校なんて行く気は無いわよ」
穂乃果「そ、そうだよ。せっかく廃校を阻止したのに…」
にこ「これが最後のチャンスなのよ。予選でA-RISEに負けて終了なんて冗談じゃない…ただでさえ前回大会は出られるはずだったのに、なんでダメになったんだっけ？」
穂乃果「うぐっ」
海未「それを蒸し返すのはずるいですよ！」
凛「でも海未ちゃん、最低です！とか言ってたよねー？」
海未「そ、それは…」 真姫「希！何とか言ってやってよ。暢気にカードなんか切ってないで…」
希「小アルカナ、剣のカード…10の逆位置」ﾊﾟﾀ
真姫「はぁ？」
希「このカードの意味は…“脱出”」ｽｯ
ことほのうみ「えっ」
希「小アルカナ、杯のカード…5の逆位置。“再出発”」
にこりんぱな「んん？」
希「大アルカナの4番、皇帝のカード…正位置。“決断力”」
絵里「ちょっと希。いったい何を…」
希「そして最後は…小アルカナ、杯のカード。4の逆位置…“行動開始”！」
ことほのうみえりにこまきりんぱな「えぇ！？」
花陽「脱出、再出発、決断力、行動開始…」
にこ「転校しろってこと！？」
真姫「なに言ってるのよ。そんな占いで…」
希「カードの数字は出た順に10、5、4、4や」
穂乃果「10、5、4、4？」
凛「10(テン)5(ご)4(し)4(よ)…転校しよう！？」
ほのえりうみ「な、なんだってー！！」 真姫「まったく、バカバカしい…」
ことり「でも転校って、いったいどこへ行くつもりなの？」
海未「ことり！そんなこと聞いてどうするんですか…」
絵里「そういえば、9月23日はサウジアラビアの建国記念日らしいわ」
花陽「サウジアラビア！？」
絵里「ええ」
穂乃果「ポルノグラフィティだっけ？」
にこ「それはサウダージ」
真姫「瞬間的に発生する異常電圧から電子機器を保護するための部品ね」
ことり「それはサージアブソーバー」
凛「大阪府出身。阪神タイガースで活躍したリリーフ右腕。大阪桐蔭では岩田稔や中村剛也の1学年上の先輩。8年目に阪神を戦力外になってトライアウトで埼玉西武に来たけど、ライオンズでは一軍登板が無いまま引退」
希「それは桟原(さじきはら)やな」
穂乃果「サウジアラビアって…どこ？」
ことり「アラビア半島ってあるでしょ。アジアとアフリカ大陸の間に…ほら、ここ」
凛「アフリカの右肩のところに魚の切り身みたいなのがついてるにゃ」
希「焼肉用の肉の切り方もこんな感じやない？」
花陽「アハハ。言われてみればちょっと似てるかも…」
海未「イラクとイエメンの間の、この部分がサウジアラビアですね」
穂乃果「へー。こんなに広いんだ…アラビア半島ってほとんどサウジアラビアだね」
希「そやね」
にこ「って、サウジアラビアに転校してどーすんのよ。中東でラブライブの予選があるわけないし！」
絵里「知らないわよ。どのみち私は転校なんてする気は無いんだから」
凛「凛は、もっと涼しそうなところがいいにゃ」
花陽「そ、そうだね…ちょっと暑そうかも」
海未「まだ転校するつもりなんですか！？」 凛「わあー！すっごいにゃ！」
真姫「あのショップにあった缶バッジ？」
ことり「バッグにつけてるんだね。カラフルで楽しいかも♪」
穂乃果「へー。こんなに種類があるんだ…あれ？でも同じやつも何個もあるけど」
にこ「お気に入りを何個も買うのは常識よ。花陽ならわかるでしょ？」
花陽「う、うん。何度もつけ替えると生地がボロボロになっちゃうし、同じ物を別のところにつけたりできるから…」
絵里「ふーん…それなりに意味があるものなのね(あまり理解できない趣味だけど)」
希「9月24日は“みどりの窓口記念日”というわけで、ウチらも列車で移動中や」
海未「何を撮ってるんです？」
希「車窓の風景。旅の思い出になるやろ？」
にこ「遊びに行くわけじゃないわよ。私たちの運命の鍵を握る転校先を決める旅なんだから」
海未「まだ転校すると決まったわけでは…」
絵里「そうよ。どういう学校があってどんな環境なのか見に行くだけって話だったじゃない」
凛「楽しみだよねー♪」
花陽「でも、すごいなぁ…まだ行ったことがない真姫ちゃんの別荘もあるなんて」
真姫「別に私のってわけじゃ…まあ、許可は取ってあるから自由に使えるけど」
穂乃果「そういえば…」
凛「バッジといえば、カリフォルニア州オークランド出身のドン・バッジが1938年9月24日に史上初の年間グランドスラムを達成したんだよねー」
花陽「ドンバッジ？」
にこ「口の中でパチパチ弾けるやつね」
希「それはドンパッチや」
ことり「もしかして…オークランドへ行くの？」
海未「ドン・バッジが優勝した9月の全米オープンはニューヨークだったのでは？」
真姫「オークランドもニューヨークも行かないわよ。アメリカへ行くなら新幹線に乗る理由が無いし」
花陽「えーと…ラブライブの予選はアメリカでもあるのかな？」
にこ「知らないけど…多分ないでしょ？」 穂乃果「そ、それで私たち一体どこへ向k」
真姫「それより9月24日といえば、1970年に史上初めて無人探査機が月の土を地球に持ち帰った記念すべき日よ！」
凛「月の…つち？」
ことり「なんだか調合に使えそうな材料みたいな…」
絵里「Луна-16ね。Советの」
真姫「そう。月の石や土を採取したルナ16号が地球に帰還した日」
穂乃果「えーと…まさか、とは思うけど」
ことり「穂乃果ちゃん？」
海未「何の話です？」
穂乃果(い、いや。まさか…ね。新幹線でアメリカへは行けないけど、月にだって行けないもんね)
凛「お菓子でも持って来ればよかったにゃ」
穂乃果「あ、お菓子なら持って来たよ」
にこ「さすが和菓子屋ね」
穂乃果「月といえば、この間は十五夜だったでしょ」
海未「三日前の九月廿一日が中秋でしたね」
穂乃果「お月見といえば、やっぱりコレ！」
花陽「おだんご♪」
穂乃果「ちなみに材料のお米は岩手県産！」
のぞまきえり「へー」
りんぱな「いただきます♪」
海未「岩手…そういえば九月廿一日は宮沢賢治の命日でもありましたね」
凛「カローラ2に乗って買い物に出かける人？」
花陽「それは小沢健二」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
穂乃果「さいたまスーパーアリーナのライブをドタキャンした人？」
真姫「それは沢田研二」
絵里「2013年に逮捕された、日本ハムの元投手？」
希「それは宮本賢やんな」
にこ「危険な話題はやめなさいよ。宮沢賢治といえば、クラムボンは殺されたやつでしょ」
海未「“やまなし”ですね」 希「にこっちが文学に興味があるなんて意外やね」
にこ「死ぬほど聴いたわよ。Vtuberの朗読をね。木曽あずきとか」
凛「あー、思い出したにゃ。かよちんも聴いてたよねー？」
花陽「う、うん。Vtuberの“やまなし”朗読は定番だから…いろんな人が動画上げてたし」
希「アイドル部って…アイドルなん？」
にこ「いや、アイドルを目指す女子たちの部活動って設定」
花陽「結局アイドルになる前にほとんどいなくなっちゃったけど…」
にこ「まあ、実際はアイドルと呼んでいいくらいの人気はあったんじゃない？部内格差は否めないけど」
希「どの業界も世知辛い現実は一緒やな」ｼﾐｼﾞﾐ
穂乃果(宮沢賢治…銀河鉄道…月？)
海未「…」ｽﾔｽﾔ
穂乃果(アハハ。そんなわけないか…普通の新幹線だよね)
凛「海未ちゃん寝ちゃったにゃ」
ことり「しーっ。起こさないであげて」
にこ「北上双葉が羊を数えるだけの動画もあるわよ」
花陽「な、懐かしい…」
凛「こうやって美味しいおだんごを食べると、やっぱり日本はいいにゃーって思うよね」
希「凛ちゃんはラーメンやないの？」
凛「それもあるけどにゃ。エヘヘ」
花陽「転校するとしても、やっぱり海外より日本がいいな」
にこ「当たり前よ。あくまで目的はラブライブに出ることなんだから」
真姫「転校なんかしなくて済めばそれが一番だと思うけど」
絵里「ほんとにね」 【ドナウ河畔】
にこ「…いや、どこよここ」
絵里「България」
うみにこりんぱな「ブルガリア！？」
凛「えーと…杉内俊哉？」
希「城島健司やろ？」
絵里「いや、そのブルガリアじゃなくて」
花陽「ヨーグルトで有名な、あのブルガリア？」
凛「碧山！」
海未「元大関・琴欧洲の鳴戸親方もいますね」
絵里「1396年9月25日、ここで“ニコポリスの戦い”があったのよ」
凛「にこポリス！？」
希「にこっちが警察に追いかけられたん？」
花陽「ポテトを返せーって？」
にこ「んなわけないでしょ！」
凛「ポテト…」
『買って返してよ！』
凛「…あれ？」
ことり「？」
凛「んー？」
ことり「どうかした？」
凛「何か、足りてない気がしないかにゃ？」
ことり「忘れ物？」
凛「忘れ物じゃないけど…」
にこ「ちょっと待ちなさいよ！おかしいでしょ！？」
真姫「何なの？大声出して…」
にこ「新幹線に乗ったはずなのにどうして海外にいるのよ！？」
真姫「うちの別荘に行くって話だったでしょ」
希「ブルガリアにも別荘があるんやね」
にこ「転校の下見に来たはずなのに！」 凛「久しぶりの海外！楽しみだにゃー♪」
花陽「そうだね」
にこ「あんたらねぇ…海未も何とか言いなさいよ！」
海未「前からバルカン山脈に挑戦したいと思っていたんです。早速行きましょう！」
絵里「い、いや長旅を終えたばかりだし、とりあえず今日はゆっくり休んで明日出かけましょう」
ことり「山もいいけど、町を見に行きたいなぁ。…ね、穂乃果ちゃん？」
海未「そういえば…穂乃果は？」
のぞえりにこまきりんぱな「あ」
【？？？】
穂乃果「あ、あれぇ？…みんな…いないや」
穂乃果(いつの間にか寝ちゃってたみたい…ここ、どこの駅なのかな？)
穂乃果「ドア…どっちも閉まってる」
英玲奈「君。そのままでは降りられないぞ」
穂乃果「え。…ど、どうしてですか！？」
英玲奈「降りるならこれを着るんだ」
穂乃果「はあ」
ｺﾞｿｺﾞｿ…
穂乃果「って、なんですか！？これ…」ｺﾂｺﾂ
英玲奈「宇宙服に決まっているだろう？月面に降りるならこういう装備が必要だ」
穂乃果「げつめん？(聞いたことない駅名だなぁ)」
【再びブルガリア】
海未「…繋がりませんね」
絵里「まさか、まだ新幹線の中！？」
花陽「ど、どうしよう…穂乃果ちゃんを置いてきちゃうなんて」
希「まあ、車内にいたならとりあえず迷子にはならないやろ」
真姫「で、どうするの？…戻る？」
ことうみのぞえりにこぱな「うーん…」 【日本・千代田区】
『おめでとう！ミカ♪』
ミカ「あ、ありがと…」
『遅くなっちゃうけど、おみやげ持って帰るからね！』
ミカ「うん。それはいいんだけど…」
『どうしたの？』
ミカ「いや…穂乃果、今どこから電話してるのかなって」
『どこって…月？』
ミカ「つき？」
『うん。月の裏側に穂むらの支店があるでしょ？』
ミカ「あるでしょって…え、月って空に見えるあの月！？」
『だからそう言ってるじゃん！…まあ、穂むらはちょうど地球からは見えない位置にあるんだけどさ』
ミカ「先輩たちと一緒じゃなかったの？」
『うーん。なんか私だけ寝過ごしちゃって、気づいたら月面にいたんだよね』
ミカ「どう間違えたら新幹線で月へ行けるのか聞きたいんだけど…」
『アハハ。まあそこは私も不思議なんだけど、来ちゃったものはしょうがないし』
ミカ(気楽というか、ポジティブというか…どこにいても穂乃果は穂乃果だね)
【ブルガリア】
絵里「なんとか連絡は取れてよかったわね…」
海未「よく電波が通じましたね…」
ことり「高性能の衛星回線を使ってるんだって」
凛「月にも学校ってあるのかにゃ？」
花陽「そ、それはさすがに無いと思うけど…人いないし」
にこ「穂むらの支店があるのもおかしな話でしょ…誰が和菓子買いに来るのよ？」
真姫「そんなことより、これからどうするの？」
希「そやね…やっぱり、ここはひとつ」ﾊﾟﾗﾗﾗ
絵里「って、また占いなの？」
希「まさかブルガリアに転校するわけにもいかないやろ？」
ことり「穂乃果ちゃんは月にいるから、すぐには地球へ帰って来られないし…」
海未「そうですね…今回は別行動になってしまいますが」 
