三つ目はタッグリーグ戦でニックが見せた右腕で首を取り左腕で相手の右腕をハーフネルソンに決めてブリッジするやり方。
これはフロントネックチャンスリーとダブルアームスープレックスを合わせたようなスープレックスだったけど猪木がやってるモノクロ画像を見たような気がするが上記二種のような確信はない。
しかし自分が81年頃のプロレスごっこで「フロントネックチャンスリードロップ」と称してこのやり方で相手を投げていたのは確かだから画像を見たんじゃなかろうか。

若い頃の猪木は体も大きくてパワーもありブリッジも柔軟だったので両腕で首を決めて投げることができたのだろう。
しかしこのスレでは話題にならないけど昔はバレンタイン戦でのフロントネックチャンスリー連発で腰を痛めてできなくなったとよく書かれていた。
事実、日プロ時代はフロントネックチャンスリーはやっていない。

それでもパワーと柔軟性で日プロ時代まではブリッジができてジャーマンスープレックスとかはできたんだが新日を立ち上げてしばらく経った頃にはご存じのようにまともなジャーマンはできなくなっていた。

こうして見るとバレンタイン戦で腰を痛めたのが原因でブリッジの最中に力が入らなくなるとかの障害が残って加齢と共にスープレックス系がうまくできなくなったんじゃないかと考えられるんだな。