「子宮筋腫はもんだら治る」と称し、医師免許がないのに患者に医療行為をしたとして、
警視庁生活環境課などは15日、医師法違反容疑で、千葉県船橋市本中山、
元整体治療院名誉院長小松忠義容疑者(67)ら4人を逮捕した。
容疑を大筋で認めている。
 同容疑者は1998年2月から、「東洋理学治療センター小松理学院」(市川市)
など2治療院を経営。300人以上を診察し、多いときで年約5000万円を得たとみられる。
 調べによると、小松容疑者らは昨年6月から12月にかけ、小松理学院などで
、医師免許がないのに、子宮筋腫の女性患者(23)ら9人に対し、
問診や触診、聴診などの医療行為をした疑い。
 同容疑者は大学教授と称し、「子宮筋腫が手で小さくなる」
などの8冊を自費出版。
患者には「手術しなくても、もんだら治る。病院に行っては駄目」と言い、
初診料3万円、施術料5000円で腹部を指圧するなどしていた。
時事ドットコム 
(2008/10/15-12:34)