誰もが次世代のロケット・宇宙船はカーボン繊維だと思っていた
実際、スペースXも途中までカーボン繊維のタンクを開発していた

だがここでもスペースXは発想に革命を起こそうとする
「機体が最も安いステンレス鋼ではいけないなんて、誰が決めた?」

機体が安く、早く、屋外で、簡単に作れれば、
何度でも試作できるし、何度でも失敗できる
お得意のアジャイル開発のバージョンアップという発想だ
スターシップの型番にSN(シリアルナンバー)という呼称を使うのもこの発想からだ

「何度も使うから高価くてもいい」、じゃなくて、
「何度も使うし、しかも安い」ことで、
ロケットの設計だけじゃなくて、
その「製造方法」すら革命を起こそうとしている様子だ