H-IIA/B,H3ロケット総合スレ part77
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究極に切り詰めれば、機密度と外国からの妨害が考えられる情報衛星だけを種子島の顧客にして、その他の全てをアリアンに発注しても構わないわけで、H3がSSO打上重視なのは当然である。 しかし、それでは次世代宇宙産業は育たないし、アメリカ国内ですら官需頼りのデルタとアトラスがFalcon9に喰われて四苦八苦している。 SSO重視・官需優先であっても、SSO専用機などは新規に作れません。 >>494 いや?通信技術の発達でむしろ需要が出ている ・山岳部でも電波強度が得られる ・静止衛星と違ってタイムラグがない ・タイムラグの少ない低高度衛星だと膨大な数が要る >>497 >>500 なら、JAXAの先見性を称賛したら? >>494 全然無価値になってないし、 人工衛星とくらべて、低空から地上を観測できたり、通信中継をできたりできる。 いまでもあちこちの国で研究をしてるよ。 どうやって長時間同じ場所で滞留できるかって所がネックで諦めてる。 https://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=219871 韓国の記事だけどご参考に、ちなみに気球なら簡単に上がれる。 >>494 >>495 >>497 >>500 >>501 >>502 板違い >>499 デルタは知らんが,アトラス5 はシグナス宇宙船や,OSIRIS Rex 小惑星探査機 InSight Mar 火星探査機など 上げているし,将来はCST-100, DreamChaser 宇宙船など, これらはいずれも H3-30S では上がらない. 惑星探査機なんて上げる機会日本じゃあんまり無いしな ギニアまでソユーズ持ってきて打ち上げたりしてるわけで、 30Sの需要が官需だけとは言いきれない そもそもSSO衛星の需要は日本だけではないし それから、電気推進系の進歩で衛星が小型化するのがトレンド化する可能性も一応念頭に置くべき >>499 前半,機密度では, 防衛省の通信衛星「きらめき」3機(静止軌道) IGS 用データ中継衛星(静止軌道),将来的には2機 どちらも H3-30S ロケットでは上がらない. 将来的に防衛省で早期警戒衛星を整備する可能性があるが, H3-30S ロケットの能力以下に収めるのは難しいだろう. >>506 ・火星探査機アル・アマル - 商業打ち上げアラブ首長国連邦(2020年度,H-IIA ロケット) 海外受注5件のうち1件が惑星探査機! (月探査機かぐや(2007),金星探査機あかつき(2010),小惑星探査機はやぶさ2(2014)の実績が評価されたんだろう) ・SLIM 月着陸機 (ひとみ代替機と一緒,2021年度,H-IIA) SLIM は H3-30S で上げられそうではあるけど,「ひとみ代替機」と一緒だとどうか? ・Destiny+, 小惑星 Phaethon のフライバイ,(2021年度,イプシロンロケット) ・火星衛星サンプルリターン MMX (2024年度,H3 ロケット) まあ,ソユーズロケットでも惑星探査機うち上げ実績あるので, H3-30S でも可能性はあるけど(2段目の構造質量等にもよる) >>506 日本の主力惑星探査機シリーズ PLANETゥェェ 最初の「すいせい」以来、40年近くの間に3回しか行われてない。(゚ω゚) 何にしても、50億円は魅力的だな。 探査機は、冗長性を重視して設計されるべき。 制限重量ありきではどこかに無理が来る。 H3-30型だと、惑星探査機は最大何トンくらい行けそう? MMXもそうだけど、惑星探査でも電気推進でちまちま加速するより 大きなロケットに化学推進系の探査機乗せてドーンと言った方が手っ取り早いよな 運用スタッフや設備にも限りあるんだし SRBのコストがわからないが、十分安ければあかつきクラスのバスに DESTINY絡みで開発中の軽量太陽パネルを大量につけて 木星圏に探査機を打ち出す案も出るかもしれない >>510 日本の惑星探査機はM-V時代のバスから大して進歩してない。H-IIA打ち上げに変わっても、過酷な重量制限が緩和された程度で、H-IIAの能力をフルに生かすような大型探査機なんか作る金も人員もない。 結果として、H-IIAの能力を大きく持て余し、カウンターウェイトをしこたま積み込むことになる。 H-3標準型でも十分過ぎるだろ。 ロケットのコスト最小化より,衛星や地上系含めてのコスト最小化が意味あるわけで. SLIM 月着陸機も.当初案のイプシロンロケット打ち上げでは, キックモーターが必要ということと, 月着陸機にミッションペイロード余裕が無い(工学ミッション以外の科学機器が積めない)と いうのがあって,乗り換えた. 静止衛星の電気推進は,電気推進の開発費用と,ロケット側の費用と,軌道に載せるのに 必要な時間(半年ー1年)などのバランスで採用するかが決まるわけで, ロケットの打ち上げ費用削減だけで決まるわけではない. >>513 ・火星探査機アル・アマル(2020)は,1.5t なので,H3-30S ではまず上がらない. ・火星衛星サンプルリターン MMX (2024) は 3.4t で,H3-30S では無理, H3-22S でもやや大変. MMX 当初案では, >>511 のように探査機側を電気推進で加速する案があったが,時間がかかりすぎるので 探査機側を化学推進,ロケットに余裕もたせる案に変わった. >>514 日本の惑星探査機は、と言った。 はやぶさ2 600kg あかつき 518kg 初の1トン超えの惑星探査機打ち上げかー お客様がお金持ちなのは良いことだ(棒 MMXって調べてみたら殆どプロペラントとロケットなんだな 探査機本体ははやぶさより小さい150kg 全体構成だと史上最大クラスの火星探査機らしいがw >>516 フォボスグルントも、機体の半分以上が惑星間航行用の推進モジュールと燃料だったな。 >>512 検討段階だけど, ソーラー電力セイル探査機による外惑星領域探査 OKEANOS https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/bitstream/a-is/876325/1/SA6000118020.pdf 試算では 1.4t だけど,木星遷移軌道に投入となると,H3-30S では無理だろう. 20-30 年かかる計画なので,ロケット側で余裕持たせて時間短縮と言うのが 現実的にありそうだな. (キックモーター積むとか) >>515 MMX は無視ですか. つか、フォボス・グルントは帰還用燃料込みで13トンの巨大探査機じゃねーか。 MMX?化学推進で3トンとか、本当に帰ってこれるのか? >>516 >MMX >探査機本体ははやぶさより小さい150kg oh... >>515 ロケットの能力を自分から制限していては,お金持ちのお客さんも獲得できないわけで. (ソユーズロケットクラスではまず無理,プロトンは信頼性に疑問があったのだろう) 惑星探査機ではないけど,(地球ー太陽)ラグランジュ点での天文衛星 SPICA 質量 3.6t 見込みで,H3-30S では上がらない. (H3-22S/32L なら大丈夫か) >>519 でも,フォボス・グルントは失敗したんだよねえ. ソフトウエアの問題が原因らしいけど. まあ,日本もひとみ衛星でやらかしたことはあるけど >>519-520 ある意味では、正しく「M-Vでは実行不可能だったミッション」に初挑戦するわけやね。 全体の質量は3400kgで、そのうち往路モジュールが1900kg、 探査モジュールが150kg、帰還モジュールが1350kg とある。 往路モジュールは火星軌道に乗り、フォボスとランデブーする、 という複雑なミッションをする為の装置だから 応用すれば静止衛星を直接投入なんて方向にも転用できるんじゃないか というよりは、それ用の実証試験機という側面もあるのかな >>522 MMX は,化学推進では H-IIA 202 でも不可能だな. かぐや(2007)もヘビーだったけど(H-IIA 2022) M-V から切り替え数年は,探査機がロケットの能力を生かし切れなかったが, 10数年たつと,H3-30S の能力オーバーの探査機や観測衛星が出現するのも当然か. >>524 ソーラー電気セイル(木星圏探査機)構想も科学推進式に衣替えして H3 22s以上の仕様で打ち上げる話がそのうち出てくるんだろうな >>521 お客さんを獲得とか考えちゃう時点で日本の宇宙開発の独立性が揺らぐのだな。 特別なお客さんは無し。H3はアリアンがトラブったり混雑した時のバックアップ程度で考えないと足元を掬われます。 歴史を振り返れば、1960年代にはYS-11の販売不振を日本社会党がネタに叩いて生産終了・会社解散というアカ豚の得意な妨害も成功している。 >>526 今ひとつ,文脈が分からない. 商業ユーザーの獲得が,「日本の宇宙開発の独立性」をどう揺るがすわけ? 仮に H3-30S の能力の限界でもって衛星や探査機をその枠内で収めるとしたら, 「日本の宇宙開発の独立性」が担保できるのか? >>527 521に書いているような、 外国顧客を当てにして、スペック厨が悦びそうな 大型ロケットを作る意味は無いのだよ。 日本ではその手の企画書は9割方落とされるけど、 間違って通すと「バカ査定」と囃されます。 >>528 では,大型ロケットの H-IIA 204 や H-IIB は不必要であると. 将来的には H3-30S 以上の能力が必要な HTV-X や MMX 計画も止めてしまえと なんか,むしろ,「日本の宇宙開発の独立性」を奪っているような. そもそも,火星周回軌道にアル・アマルのような1.5t の探査機を送るロケット能力は, 「スペック厨が悦びそうな大型ロケット」 と言うほどでもないようだが? (Soyuz ロケットクラスでは無理だけど) 火星軌道に 3.4t (MMX)ならば,結構なロケット能力を要求されるけど, あれは日本の計画だし, 「スペック厨が悦びそうな大型ロケット」なのだろうか? GTO 6.5t のロケットなら余裕. というか, >アリアンがトラブったり混雑した時のバックアップ には,せめてこの程度の能力が無いとダメ. 「スペック厨が悦びそうな大型ロケット」というと,Delta Heavy か Falcon Heavy クラスかな? >>519 フォボス・グルントはゼニットロケットで一旦LEO(207×347km)にのせて, 探査機側で火星遷移軌道に加速する予定だったから, 探査機の質量がやたらでかい. (探査機が LEO から火星遷移軌道への移行に失敗したけど) ロケットで直接火星遷移軌道に送り込むなら,探査機はずっと軽くて済む. 地球周回軌道にのった時点で13トンでも、 スラスタをふかして地球軌道を離脱して太陽周回軌道にのった時点で約半分になってるのかな。 火星付近で減速のために逆噴射すればさらに減ると。 難しいところだね。 値段が高すぎると顧客が付かない、安すぎると自社の利益や国内産業が先細る。 能力が低すぎると、需要に応えられず、外国に依存することになる。 能力が高すぎると、無駄に高コストになり、困ったことになる。 だが、H3は良い設計だと思うね。 ・30型は安い。政府も、国内研究機関も、海外顧客も嬉しい ・バリエーションが容易だ。コストダウンしたSRBを追加するだけで、ほとんどの需要に対応できる ・政府以外の顧客がいても、いなくても、コスパの良い機体が用意されている 攻(顧客獲得が期待できる)・守(政府需要にフィット)の揃った、スキのない設計だ。 需要を計算し尽くして能力を設計し、無駄を省いている。 昔ドレッドノートって戦艦があって イギリスが日本海海戦を分析して革新的な新鋭戦艦を急造したせいで 英国自身の戦艦を含め、世界中で建造中だった戦艦が完成前に旧式化したって事例があってなぁ ヴァルカンもH3もアリアン6も、なんかそれと同じになりはしないかって思いがな ヴァルカンが政府専用のゴミなのは誰もが知ってるだろう。 最小型でも1億ドル(初期計画)だぞ。 アリアン6がやらかしてしまったのも有名。 初期デザインが奇抜すぎたこともあるが、無難な現行デザインでも 「どーすんだよこれ・・、早く次の開発しろよ」みたいな感じ。 こちらも小さい方(A62)が1億ドルから。 H3-30型が50億円(4400万ドル)実現できれば、 何らかの需要はあるだろう。 ファルコン9は時々、各国の地球観測衛星を打ち上げる。 ファルコンには小さすぎる貨物だ。 そいつを頂こう。 Falcon9は増速量1800m/sで6.5tだろ? 高度化前のH2A204と変わらない。 上段の性能はクソだしな。 >>535 あっちは再使用がフル稼働すると、40億円でも採算取れそうだから、 その価格だと厳しいのでは…。 https://www.youtube.com/watch?v=0IU41zpzWUE& ;feature=youtu.be&t=868 Falcon9は再使用だとH2A202程度、使い捨てだとH2A204程度の能力しかない。 http://fanfun.jaxa.jp/jaxatv/files/20151030_f29.pdf 普通に考えて、衛星側が増速量を増やすトレンドにはならんでしょう。 >>533 コアステージのクラスタ数が2機と3機で2種類併存してるのはモジュールロケットとしてスジが悪いのではと言う説はある。 >>535 アリアン6はH3と同様に半額が目標で登場時期もH3と同じくらいだから、 現状のアリアンV対H-IIAの状況が相対的にそのままだろう。 >>532 第一宇宙速度から第二宇宙速度への加速で,ヒドラジン系使うと, 元の質量の 1/2.7 13.5t/2.7=5t 火星遷移軌道に 5t で,MMX 3.4t はその7割だから見かけほど大きな違いではない. ゼニットロケットは.火星遷移軌道には直接投入できないのかな? パワーはあるけど,精度が不十分とか. Mars Express をソユーズロケットで打ち上げたときも, 200km の地球周回(パーキング)軌道に上げてから,次に火星遷移軌道. Mars 96 もパーキング軌道にのせてから,火星遷移軌道の予定だった パーキング軌道から火星遷移軌道への加速で失敗. >>540 コアがモジュールなのでは無く、 エンジン周りがモジュールと考えるべきでは。 タンクが全体の構成のベースとなり、 「エンジン数はどうします?」「SRBは付けますか?」って感じ。 アリアンにとって不利なのは、 ・A6は再び、デュアルでなければ競争力を持たない価格設定である ・デビュー時には、円熟期を迎えたファルコンが待ち受けている ・日本のロケットも、ついに国際標準の競争力を持った価格帯を出してくる 何より苦しいのは、「アリアン5の時代は、自分がチャンピオンだった」という点。 チャンピオンは、今までと同じように勝ち続けて、初めて現状維持となる。 少しでも客を取られたら、それは現状維持できていないことになる。 ほぼゼロからの上積みを目指すH3とでは、勝利条件が違う。 >>540 ESA は,アリアン5とべがロケットの他,ロシアからソユーズロケット購入して対応しているけど, アリアン6では整理がつくのかね? H-IIA と H-IIB は H3 ロケットでは 1シリーズで統合しているけど. それから,アリアン5では政府補助が結構な額で,アリアン6ではそれを無くすのが目標と 聞いているが,実行できそうかね? アリアン5での惑星探査探査機の打ち上げは案外少ない. 18号機,Rosetta 小惑星探査機 明日の BeppiColombo (水星) 地球ー太陽のラグランジュ点含めても 44号機,ハーシャル宇宙望遠鏡 >>537 OneWeb みたいに SpaceX 避けている会社もあるからなあ, インターネット衛星コンステレーションでライバル関係. SNC の Dream Chaser はそこまでの確執は無さそうだけど, Atlas 5 で打ち上げ(フェアリング容積の関係?) シグナス宇宙船も,アンタレス失敗の直後には Atlas 5 (3回)使ったしな もう1回,2020年にシグナス宇宙船は Atlas 5 で打ち上げ Arianeは6をコストダウン優先の保守的設計に押さえる一方で 既に6後継機の要素研究を色々と表に出していて 1〜4時代の開発サイクルに戻そうという明確な意図が見えるが、 協力の方向性を見るとH3も足並みを揃える方向になるんだろうか。 Ariane 5 の惑星探査機打ち上げ少ないけれども, もっと無いのは Falcon 9 H-IIA は39機打ち上げの内,金星探査機1,小惑星探査機1,月探査機1で実は結構多い. >>547 それでは,惑星探査機を上げている割合の多いロケットをどうぞ紹介してください. >>539 を完全スルーとは、余程都合が悪いらしい。 やたらと空行を使う人がいるけどコテハンつけてくれないかな 惑星探査機が国家のロケットを使いがちなのは、 ・探査機の保有者は、ほぼ全て国家だから ・構想や開発に長期間かかり、多くがF9が信頼を得る2017年以前からの計画 ・探査機開発の方がコストかかるので、ロケット代金の差額は誤差の範囲、むしろ信頼性が大事 ・国家ロケットの経営的保護 こんなところか。 今後注目なのは、NASAの「エウロパランダー」。 SLSを使う予定だが、FHに乗り換えれば1000億円以上のコスト削減になる。 これはエンケラドゥスへの探査機計画を追加できるくらいの差額だ。 >>550 コテハンつけてくれたら、どうするの? Falcon9がいくら円熟しても、客は見向きもしない訳だが。 >>543 ソユーズロケットの代わりにしようとしているのが、A62だよな。 しかし能力的・価格帯的には、1段上のランクになる。 むしろソユーズロケットに匹敵するのが、H3-30型か。 A64は1.2億ドル、A62は1億ドルと言われているから、 A64をデュアルで使う分には何とか競争力を保てるだろうけど、 A62はキツいかもね。H3-22型とか32型の射程範囲にもなるし。 A6はかつて、シングルローンチで”トリプル7”の構想だった。 開発期間7年、価格7000万ユーロ、GTOに7トン、だったかな。 これだと能力的・価格的に、H3のライバルという感じだったが。 現行A6案は、デュアルロンチ能力を温存するために、少し高価格帯にシフトしたか。 >>545 アリアン6ってコストダウンって言うけど、メインエンジンはアリアン5のヴァルカンの改良型で 基本的にブースターを巨大化して能力を上げるって感じみたいだから 大幅なコストダウンは難しい気がするけど プロメテウスとかいう開発中のメタンエンジンが完成してからが本番じゃないかな >>552 毎月商業衛星打ち上げてるニュース入ってきてるがアレは夢か幻か?? >>555 コスト? > 衛星寿命 じゃないですか? >>539 についてコメントどーぞ。 2020年以降はH3とアリアン6が就役し、低コストかつ増速量1500m/sが基準になる。 >>556 同じ時期に1発700万ドルでBFRが打ち上げられたらどーすんだ >>557 最近、必死にBFRBFRと連呼してるのは>>539 が原因ですね。 >>557 そもそも,OenWeb 社みたいに SpaceX を避ける大口顧客が存在する. (インターネット衛星コンステレーションで競合,ソユーズ,アリアン6,New Glenn で打ち上げ予定) DreamChaser も Atlas 5 打ち上げ予定で,SpaceX を避けているように見える. フェアリングサイズの問題かもしれないが,後者なら SpaceX 社は顧客の細かい 要望に応じてない. あと,裸の運用コストはともかく,巨額の開発費はどうやって回収するんだろう? Falcon 9 も裸の運用コストは下がっているのかもしれないが, 開発費カバーのためか事前に宣伝していたほどには顧客にたいし下げてない. >>539 コーニグスマンは同じ講演の中で、従前どおりのLEO能力(22.8トン)も提示しており、 そのときの表にはLEOとTMIの記載はあるが、GTOの数字が抜けている。 一方で、GTOに関してはその直後の表で、 以前(GTOに8.3トン)よりも大幅に小さな数字(6.5トン)を図示している。 その時に、「それ以上(使い捨てで6.5トン以上)飛ばしたこともあるけど」と発言しているようだね。 なぜGTOとそれ以外で使い方を変えるのかは知らないけど。 なぜ敢えて能力を落としたのか、その理由は講演では説明されてないようだけど、以前俺が推測したように、 ・10回再利用するために、エンジンは極力無理をさせない、安全運転で使う ・エンジンを傷めないよう、無茶な急速逆噴射(以前、自殺マニューバと呼んでいた方法)は控える (切り離し後の超音速逆噴射が、一番エンジンを痛めているそうだ) ・回収失敗しないよう、燃料も十分に残して切り離す こんな感じかと。 あと、使い捨てで能力低下に関しては、 ・10回再利用した後の、最後の1回を使い捨てに利用するので、やはり無茶はできない ・そもそも使い捨ては嬉しくない。あまり注文しないでくれ、それよりFH-8000を使ってくれ こんな感じの意図があるのではないかしら? どちらにしても、今後の10回再利用に本腰を入れた変更だろうから、 さらに安い価格を提示可能なんだろう(実際に値引きするとは言ってない) それでもH3が対抗できる可能性はあるが、H2Aでは話にならんだろう。 先日の契約で、FHを使って静止軌道に直接投入する契約も結んだようだから、 顧客が希望すれば、儼=1500/sの提供も可能かと。 (そうなると更に能力低下するので、H3にも勝機はある?) >>559 そりゃ、既に受注も満杯で、ライバル社が60億円までしか下げられないのがバレてるなら、 仮に30億円まで下げられるとしても59億円の値段付けて当然だろう。 俺も本当の価格を知りたいが、現状でSpaceXが自分から言うわけないんだよなぁ。 (バレたら、客からもっと値引きしろよ!って言われるから。) >>560 いくらエンジン寿命を気にしても、衛星に1800m/sの増速を要求することは変わらない。 >>562 そこが問題になるのは衛星が基本的にアリアンVでの打ち上げを前提に作られてるから 商業打ち上げのディファクトスタンダードがファルコンになれば、 その性能に合わせた設計の衛星が一般化する 日本の官需の衛星が基本ΔV1800m\s仕様なのと同じになるよ で、H2Aは官需衛星は高度化機体を使ってない あと、再使用を軸に擁護したくてウズウズしてるのがバレバレ。 https://spacenews.com/nasa-investigation-linked-2015-falcon-9-failure-to-design-error/ 単純にNASAに設計ミスを指摘され、強度アップ=ドライ増量にせざるを得なかっただけだろう。 NASAの指摘に従わなかったら、射場を使えず保険にも入れない。 「エンジンに無理をさせない」はLoad-And-Goと矛盾する。 酸素リッチに振って推力を稼がないと、持ち上がらんのだろう。 BepiColombo 打ち上げおめでとう. >>546 今後,2020年に火星探査機アルアマル打ち上げもある. (過去の H-IIA 探査機打ち上げ実績が評価された一面も) >>551 Falcon 9/Heavy はフェアリング容積が不十分と言う制限もある. とくに打ち上げ質量の大きくなった FH で目立つ. DreamChaser の他,Bigelow Aerospace の B330 が Atlss5/Vulcan ロケット打ち上げ. 後者は FH のフェアリングに入らない. この他, Falcon 9 は GTO 以遠での,航法精度に問題あるかもしれない GPS と慣性航法装置の組み合わせでアビオニクスのコストダウンを図っているようだが, GTO より先では GPS が使えず,精度が落ちる. Europa Lander (NASA) については,質量だけでなく,結構かさばりそう (探査機本体他,木星周回軌道に入るための固体ロケットや着陸のスカイクレーン含む) まあ,それぞれ技術開発すれば,済む話だけど,フェアリングについては SpaceX は大型化より回収再使用にこだわっているからな(あれ,成功したんだっけ?) >>566 Falcon 9 第1段回収再使用はやっている. フェアリング回収は出きるんだけど,海水に漬かって再使用が難しいみたい. それはそうと,Falcon 9/Haezy のフェアリング大型化の予定ってあるんだろうか? でないと容積制限で打ち上げられないものが結構あることになる. まあ,アメリカ国内でも他のロケットがあるから困らんけど. >>562 必要増速度は、衛星設計段階で顧客が決めること。 F9は、通常のGTO以上の軌道に投入(衛星側の負担減)したこともあれば、 重量級の衛星を、GTOに少し足りない軌道に投入(衛星側の負担増)したこともある。 日本はアリアンに対抗するため、敢えて数字を下げてでも1500m/sを使う。 当然、1800で構わないなら、能力は上がる。 >>564 Block-5は既に、GTOへ5.8トン投入して、洋上回収に成功してる。 Block-4までの能力(同条件で5.4トン程度)を超えている。 >「エンジンに無理をさせない」はLoad-And-Goと矛盾する。 何も矛盾しない。 Load-And-Go(=過冷却) の目的は、搭載推進剤の絶対量を増やすこと。 同じ容積のタンクに、より多くの(重量の)推進剤を搭載することで能力を上げる。 その分、エンジン圧力を下げる余裕ができる。 また、ターボポンプやCOPVなど、NASAの指摘内容に沿った改良・設計変更は実施している。 だから書類審査の最終段階まで進んでいるし、夏には(一部の委員を除き)ASAPから極めて高い評価を受けた。 >>568 擁護がgdgdですね。 >日本はアリアンに対抗するため、敢えて数字を下げてでも1500m/sを使う。 アホですか? 衛星の推進剤を節約し、その分他の機能に振り分ける。 1800m/sを要求するということは、その分機能を捨てろと要求する意味。 >Load-And-Go(=過冷却) の目的は、搭載推進剤の絶対量を増やすこと。 >同じ容積のタンクに、より多くの(重量の)推進剤を搭載することで能力を上げる。 >その分、エンジン圧力を下げる余裕ができる。 矛盾しまくりでワロタ 推進剤を多く搭載して何の能力が上がるの? お前は錘を背負うと50m走のタイムが改善するのかね? >>568 最後,改良型 COPV はまだでは? というか,そろそろ技術的詳細になりすぎるので,SpaceX スレに移った方が良いかな? 1800で衛星側で自力で行ってもらう方が効率良い。 だからひまわりシリーズとか今でもそうしてる。 上段高度化でがっつりロケットの性能を落とすくらいなら、その重量分だけ衛星側に余計に燃料を積んだ方がマシだからな。 いくらマークしても、Falcon9から客が逃げるのは不可避でっせ >>569 ツィオルコフスキーの公式を知らないんだね この例えだと燃料を積まない場合が一番速くなるんだがなんでおかしいと気づかなかったんだろうか 日本は種子島の地理的条件(1800)のせいでアリアンVに負けたって主張だったけど、 スペースXは似たような地理的条件なのにバンバン受注してるのが現状。 いったいどこに顧客がファルコン9から逃げてる現実がある? >>575 過冷却って酸素の分子量まで減っちゃうのか。 イーロンの酸素絡みの魔法は凄いね。 Σmv 一定だから 酸素量が増える→全質量が増える→分離質量を増やすor分離速度を上げる しか、重くなったロケット全体を加速できんはずだがな。 過冷却してまでタンクに押し込んだ酸素を、燃焼に寄与させずに垂れ流すの? バカじゃね? >>576 今回の発表見て、客は違約金を請求するかもね。 話が違うってな。 >>577 ウェット状態とドライ状態の質量の差が大きくなれば儼は増えるはずだが >>554 機体設計よりその他の影響が大きいな。 資本関係や調達ルールを改革してCNESとエアバスの主導権を強化した体制で開発する最初の機種になるし、 射場構造も近年の低コスト化策を取り入れて一新される。 それと、Soyuzの能力帯の下側は VegaC(1段Ariane6シナジー化・2段強化) →VegaE(固体3段とAVUMを液水上段に変更) で代替するつもりだろう。 >>578 契約を結んだ後に、一方的に衛星側をダイエットしろって言ってくるなら話が違うって怒るだろうけどな。 そういうやり取りがあったと言う事実は無いから、ただの妄想でしかない。 >>579 差は減ってるんじゃないですかねぇ(棒) ドライ重量…強度アップを要求され、構造物が肉厚に ウェット重量…過冷却で液酸をぎゅうぎゅう押し込む。 離床する瞬間はドライ/ウェットは関係ない。 構造体・液酸で増えた質量を同様に加速するには 分離質量を増やすor分離速度を上げるの2択しかない。 わざわざ液酸を増やしたんだから、酸素リッチにして燃焼温度・燃焼圧を上げ ガスの分離速度を上げると考えるのが普通じゃないかね? >>582 その分離質量を増やすための方法が過冷却で搭載する酸素を増やすことだろ >>581 客が全員、Falcon9廃棄前提の衛星設計になっているとは考えない訳? 全顧客が燃料を全て使いつくさないと軌道に投入できない場合、SpaceXはどうやって安価なFalcon9を調達するの? 使いまわそうにも、その機体が全部海に沈む。 アリアン以上に、いつまで経っても打ち上がらないんじゃないかな。 >>583 つまり増やした酸素を燃焼に寄与させないということか? 酸素を供給しつつ、その酸素と燃料が接近しないようにする。 凄い魔法だね。 >>584 最初から打ち上げ可能な条件で儲けが出る値段で契約を結ぶだろ。 詐欺じゃないんだから。 これだけ実績を積んだ状態で、いまさら何を言ってる? >>569 >衛星の推進剤を節約し、その分他の機能に振り分ける。 > 1800m/sを要求するということは、その分機能を捨てろと要求する意味 繰り返しになるが、それを決めるのは、「設計段階の顧客」。 機器を増やさずに推進剤を増やし、軌道上での「寿命」を延ばすことに使う顧客もいる。 「イオン推進だからロケット上段より燃費はいい。儼は気にするな、それより重量級衛星を頼むぜ!」 ってな感じでね。 (例えば、Block-5での打ち上げで、7トン超えの衛星を、遠地点18000kmで放出した。 通常よりも儼がかかるが、それよりも7トンを上げたい、という顧客の要望だ) >お前は錘を背負うと50m走のタイムが改善するのかね? ワロタw 君、おもしろいね。 マスク氏に答えてもらおう >"We sub-cool the oxygen and methane to densify it, >so compared to... propellants normally used close to their boiling point in most rockets, >in our case we actually load the propellants close to their freezing point, >and that can result in a density improvement of up to around 10 to 12 percent, >which makes an enormous difference in the actual results of the rocket." 我々は酸素やメタンを凝縮するために過冷却する。 通常のロケットでは、液体燃料の沸点近くに設定しておくが、 我々は、凝固点(氷点)近くまで冷却するんだよ。 それにより、密度は10〜12%近く向上する。 これはロケットの実際の性能に、巨大な影響を与えるんだ。 一般論でいえば,SpaceX は商業打ち上げ市場を独占できない,理由は 1. OneWeb 社などとの競合. 2. フェアリング容積など,客の細かい要望に応じてない. 3. 裸の運用コストは低下しているのかもしれないが,開発費の負担のためか, 今のところライバルメーカーが無いためか,以前広報していたほどには 顧客向け価格を下げてない. 4. 自社の StarLink (インターネット衛星コンステレーション)の展開で,かなりのリソースが食われる H3 ロケットのライバルとしては,アリアン6と New Glenn かな. 両者は上記 1,2 の制約が無い >>577 >>581-586 技術的詳細になりすぎなので,SpaceX スレに移った方が良いかと 書けば書くほどキムチ臭くなる犬朝鮮の自称識者である てか、そもそも、 スペースXが一部の反対を無視してまで 断固として推進剤の過冷却(ゆえに Load-And-Go が必要)をしているのか。 まさか本当に理由がわかって無かったのか・・? >>585 そんなことは一言も言ってないのだが…… で、それがどう儼が減少することに繋がるのかな? これに対するレスはSpaceXスレでしてくれ >>586 最初から>>539 を提示できていれば、その言い訳も通じるのだが… >>588 エンジンの燃焼現象一般の話なので、SpaceXだけに留まらんぞ。 https://www.nicovideo.jp/watch/sm31729695 LE-5B-3の燃焼試験 >>583 の言い分だと、炎が赤いのは酸素が発光していることになる。 当然違うわな。 燃料である水素を燃やさずに、高速で捨てている。 水素スペクトルのバルマー系列は紫・青・水色・赤なので 見やすい赤だけが強調されて炎が赤くなる。 ちなみに、酸素だけじゃなくてケロシンもだ。 ケロシンは、通常のロケットでは常温で充填するところを、 ファルコン9では、冷却して充填している。 理由は同じ。たくさん積むためだ。 >>592 過冷却液酸の話をしてるんだからSpaceXスレが適切だと思うのだが >>595 その話もSpaceXスレの範疇だよ 少なくともこのスレでやることではない なぜ頑なにこのスレに拘るのか >>596 >なぜ頑なにこのスレに拘るのか え? 欠陥品の話をすぐに投下してくるのはお前だろうに。 つーか、運動量保存則の使い方を知らん癖に、よくツィオルコフスキーの公式を引き合いに出したな。 こっちまで恥ずかしくなる。 >>597 お前が珍妙な理論を披露したからツッコミを入れたまでだ そしてどこで運動量保存則を理解していないと判断したんだよ 具体的に説明してくれ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる