H3 ロケットの海外衛星の交渉は水面下で進めているようだけど,
取り合えず,H-IIA/B の打ち上げ信頼性をさらにあげていくことと,
海外衛星の打ち上げ実績を積み重ねる必要があるな,
H-IIA 40 号機はその意味で大事な過程の一つ.
(成功連続で軽視しがちだけど)


それにしても,有人ソユーズロケットの失敗,やや驚いた.
(プロトンロケットとか,無人ソユーズロケットの失敗とか,前兆はあったので凄く驚くほどではない)

ところで
広報誌 JAXA's 074
http://fanfun.jaxa.jp/c/media/file/media_jaxas_jaxas074.pdf
では,8月の SRB-3 の燃焼試験について取り上げられている.

その中に.SRB-3 を使わない場合の H3 ロケットの静止軌道打ち上げ能力についての
言及があり,約2トンとのこと.
SRB-3 4本使った場合は 6.5トン

SRB-3 の実物大模型を使った分離試験は早ければ2018年度末,
認定モデルを使った地上燃焼試験を、2019年度に2回行う予定。