私たちはこの時代を歓迎するのでもなく、悲観するのでもなく、”適応”していくだろう。
ただし、その適応にはコンピュータ時代の人間性を考えていく必要がある。

計算機以後の人間性はより仏教のような哲学体系に近い形で現れるのではないかと考えている。
計算機以後の人間性では、「個人の個人らしさ」や「同一性」という問題は計算機進歩によって置き換わっていく。

──落合陽一