人間ってナンだ?超AI入門 シーズン2 第1回「会話する」 

松尾「先ほどの2階建てっていう部分で言うと2階部分の技術がどんどんどんどん進展してるんですね今。
それによって人と同じぐらいあるいはちょっと超えるようなところまで来ていると。
ただこれからですね1階部分もちゃんと完成してきて1階と2階が連合して動くようになってきますからそうすると 人の意味理解言葉の扱いを大きく超えるような技術が僕は比較的近い将来に出てくるんじゃないかなというふうに思いますね。」

徳井「へえ〜…それって例えば季節の四季。四季は春 夏 秋 冬で構成されていて…。とかっていうことをまず理解してるっていう…。」

松尾「はい。それはどちらかというと2階部分ですよね。言葉の定義として四季っていうのは春 夏 秋 冬の4つから成るんだっていうのを定義として理解してるんですよね。」

徳井「人間よりも例えば機械の方が四季に対しての情報量が…。」

松尾「多いです。」

徳井「多いじゃないですか。その多さが人間を超えてくるっていう要素になって…。」

松尾「そうです。今ですね2階部分だけなのに人間と同じぐらいになってるのはまさにデータが多いからなんです。
1階部分がなくて春とは何か秋とは何かっていうの理解してないのにそれでも 言葉の処理として大体人間と同じぐらいになってるのはもうデータが人間が一生に扱うデータの数よりもよっぽど多いから。」

不明(徳井?)「夏の平均降雨量はこのぐらいでとかっていうのがもう機械は入れれますもんね。インターネット上にたくさん文章ありますし…。」

松尾「ところがそれが1階部分と結び付いてくると意味が分かった上に更にデータが多いってことになりますから圧倒的に人を超えるような意味処理っていうのを僕はいずれ可能になるんじゃないかなと…。」

へえ〜。
どうですか? どうなってくんだろう。