昭和

高橋「なんだろね…お化け屋敷の中身を話すつもりはないけれど、昭和の遺構とか怖いと感じる事があり」
松山「東成田もですか?」
高橋「え、怖くなかった?昭和の鉄道やモノレール写真、あれは不思議と無機質な幻覚が起きるの。よく言えばロマン」
松山「どういう事ですか?」
高橋「いや…漠然とした空虚みたいな。こんなとこにモノレールがあっただの、それは歴史探訪に間違いないのに、どうしても現在と重ね合わせれば、言われようのない不気味さもあるんだね」
松山「きっと変態だからですよ」
高橋「変態のが芸術は生まれるかもよ」
松山「ですが高橋さんは変態なんです」
高橋「松山さんは?」
松山「私は変態ではありませんけど、高橋さんは変態なんですよ」
高橋「www」