御嶽山噴火、行方不明者は43人に 長野県、2人救助で  朝日新聞デジタル 9月28日(日)11時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140928-00000017-asahi-soci

 御嶽山(おんたけさん)の噴火をめぐり、長野県の災害対策本部は28日、木曽広域消防本部の正午時点の情報として、
行方不明者が43人になったことを明らかにした。午前9時半現在で45人だったが、午前中に2人を救出した。




御嶽山噴火 「火山弾」直撃で火傷の男性、岐阜県側登山客ら26人、全員下山  産経新聞 9月28日(日)13時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140928-00000518-san-soci
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山小屋で一夜を過ごし、下山した登山客ら。中には子供の姿もあった=28日午前9時33分、岐阜県下呂市
(松永渉平撮影)  (写真:産経新聞)

 御嶽山(おんたけさん)山頂から北2キロの山小屋「五の池小屋」(標高2798メートル)で不安な一夜を過ごした登山客ら
26人が28日午前、地元の山岳救助隊員らとともに岐阜県側に下山した。重傷の女性(39)1人がヘリコプターで病院に
搬送され、残り25人は自力で歩いて下山した。同県下呂市の災害対策本部によると、岐阜県側にいた登山客は全て下山した。

 26人のうち、3人が高山赤十字病院(岐阜県高山市)に搬送された。このうち女性1人は鎖骨を折る重傷で出血もあり、
登山道から直接、岐阜県警のヘリコプターで搬送された。

 ほかに、左腕を骨折した男性と、28日朝に山頂近くの「二の池小屋」から合流した男性1人が火山弾の直撃を受けて
左半身にやけどなどを負ったが、自力歩行ができるため、山岳救助隊らとともにゆっくり下山した。

 小学生の男児ら子供2人を含む23人に大きなけがはなく、午前6時20分ごろから約3時間かけて下山。リュックや衣服は
火山灰で汚れ、疲労した様子だったが、しっかりとした足取りで登山口に到着すると安堵の表情を浮かべていた。

 23人は登山口からバスで「下呂市濁河(にごりご)温泉スポーツレクリエーションセンター」に移動し、休憩をとった。