>>7
日本でも、割と最近までソフトウェアのコピーが大きい企業でも横行してたんじゃないですかね。
って、実際、俺自身見聞きしてきました。(とても具体的には言えません)
もう少し遡れば、ソフトウェアのレンタルショップがあって、コピーツールも一緒に並べられていたものです。

もし、「コピーのおかげでたくさんの人が、良いツールを使うことで技術が上がる」ということが事実であるなら
今の俺たちが、いっときでも電子立国なんていって先端の(つもりで)いられて、未だその資産でやっていけているのも
先輩たちがコピーしまくったからかもしれません。直接、加担していない若者たちも恩恵を受けてるわけですし、
他国がコピーしている、かなわんなあ、というのもいまいちみっともないように思います。

それに、今なお中国は平均的にもトップを見ても、日本より豊かでない、と考えている人が少なくありませんが、
都市部同士で比べればけして日本が豊かってわけでもありません。
中国によく行く人に聞いたところでは、ソフトウェアのコピー品が店頭に並んでいたり、頼めば裏からいろいろ出てきたのも今は昔の話だと。
正規品を買うのに躊躇するのは、いつの間にか日本の企業の方になっていたりして。

日本がソフトをコピーしまくっていた時代と現代の大きい違いは、フリーや、無料のソフトが充実してきていることです。
中国はイリーガルなコピーで力をつけてると思えば、何かと安心はできますが、単純に能力で負けてるだけかもしれません。

高度なツールを使うことで力がつくのだ、という仮定が正しいのだとすると、
その高度なツールを作る側にまわらないと、技術の向上という点では、従属的な立場から逃れられません。
本当にそうなのだったら、日本はもっとツールを世界に向けて作るべきってことになりませんか?