こての性能が高ければ温度降下は少なくなりますが,同じこてでもこて先の性能(熱伝導)が良ければ温度降下は大きくなります
gpptのこて先はHAKKOの物と比較して狭所での作業性を優先しているのか,同じ呼びサイズでも細身の物が多いですし,
耐久性を高めるために鉄メッキがかなり厚く,熱伝導では劣るように思われます (どちらが良いってものではありませんが)
そうした面でもかなり大きく条件が異なるので単純な比較は困難だと思います

https://pbs.twimg.com/media/Dh6OtTdV4AEO3p5.jpg (青/赤が933/FX-600 時間・温度軸はほぼ同一)
ただPX-501/601の(はんだ付け終了後の)温度回復が電源投入後の立ち上がりとかなり異なる特性を示しているのは
ヒーター(兼センサー)エレメント上の温度勾配に起因する(温度を高く見積もってしまう)問題なのではと思います

こて先温度を熱電対で取った限りでは,PX-501/601は電源投入後平衡温度に到達するまでの最後の20℃位でかなりもたつく印象だったのですが,
その辺はこのグラフには出ておらずFX-600/601とほとんど同じ綺麗な立ち上がりを示していますね (とは言えワット数1.5倍と考えると少し残念かな?)