SP-10Dのダイオードなのですが、年代によって違うものが使われている可能性があります。

特にACの低電圧測定で、ダイオードの順方向電圧の影響を受けるのだけど、AC10Vレンジの目盛りが
発売当初のもののカタログ写真(メーター面のSANWAロゴが斜体)を見ると、1V以下も割と等間隔なのに対し、
比較的最近のものは同じ4000Ω/VのCP-7Dとほ同じような目のつまり方をしているようです。

CP-7Dは手元にあるのですが、SOT23でC3と刻印されたデュアルダイオード。たぶんシリコンです。
でも、もしかしたら、初期のものは順方向電圧が小さいゲルマダイオードを使っていたのかもしれません。

AC10Vレンジの目盛りの、1V以下が目が詰まっているようなら、シリコンダイオードで良いように思います。
(というか、そうでないと目盛りと一致しなくなるかも)