コカコーラゼロを毎日飲むと早死のリスクが激増! WHO研究機関の16年に及ぶ追跡調査で判明

フランス・リヨンに本部を構える『国際がん研究機関(IARC)』が、16年に及ぶ追跡調査の結果を発表。コカコーラゼロに代表される“ダイエット飲料”に関する恐ろしいデータが出ています。
IARCは欧州10ヵ国・45万人を対象に「人工甘味料を使用するダイエット飲料と死亡リスクの関係」を明らかにしました。
研究によれば1日に250mlのダイエット飲料を2缶以上飲む人々は、そうでない人と比べて、以降16年以内の死亡率が26%も増加。さらに心血管疾患で亡くなる確率は52%増加したことが判明。
一方で、通常の砂糖が使われたソフトドリンクを同量飲んでいた人の16年以内の死亡率は8%増と約3分の1に留まっています。
これまでの類似の研究では、「そもそも日常的にダイエット飲料を常飲するような人たちは、最初から不健康だったのではないか?」という疑惑がありました。
そのため今回の研究では、標準的な体重の人のみが調査対象に選ばれたようです。
なぜダイエット飲料の常飲によって死亡率が増加するかは、未だ明らかになってはいないものの、研究リーダーのニール・マーフィー氏は「血糖値の上昇によって、糖尿病予備軍のような状態になるのでは」と推測。ただし因果関係があるとの結論は出ていません。