◆貧血を予防するための日常の注意 ◆

日頃の食生活で、鉄分の多く含まれた食べ物を摂るように心がけることが大切です。鉄分の多い食べ物としては、◆レバー、◆豚肉、◆牛肉がよく知られていますが( ←貧血が酷い時はこの食材から)、
その他にも手に入りやすい食材としては、◆うなぎ、◆カキ、◆サバ、◆いわし、◆海藻類、◆貝類、◆ほうれんそう、◆小松菜、◆大豆などがあります。
ただし、食品中の鉄分には体内で吸収されやすいヘム鉄と、逆に吸収されにくい非ヘム鉄がありますので、なるべく◆ヘム鉄( 赤身の肉など)を多く含有する食べ物を摂ることをお勧めします。
また食事では鉄分だけでなく、◆タンパク質不足にならないように気をつけます。タンパク質は赤血球を造る力を助けます。

なお、鉄分の吸収を助ける補助栄養素として、◆ビタミンC、B6、B12、葉酸などがありますので、それらを含んだ食べ物を積極的に摂るとよいでしょう。
貧血は再発しやすい症状のため、体内に蓄える鉄分を補充するためにも、しばらく鉄剤の服用を続ける必要があります。個人の判断で服用を途中でやめると再発してしまいます。また、定期検診で血液検査を受け、貧血気味になっていないかチェックすることも大事です。

貧血が酷い時は↓のヘム鉄から
◆レバー、◆豚肉、◆牛肉 ( 赤身の肉はヘム鉄)

◆うなぎ、◆カキ、◆サバ、◆いわし、◆海藻類、◆貝類、◆ほうれんそう、◆小松菜、◆大豆