Cell Metabolism, Volume 19, Issue 3, 418-430, 4 March 2014
The Ratio of Macronutrients, Not Caloric Intake, Dictates Cardiometabolic Health, Aging, and Longevity in Ad Libitum-Fed Mice

858匹のネズミを用いて、
食事のエネルギー量、栄養素構成、及び寿命の関連性を調べた。
タンパク質または炭水化物を減らすと代償的に食事量が増える。
脂質ではこのような影響はない。
栄養素のバランスが長寿に影響する:炭水化物に対してタンパク質の摂取比率を大きくすると死亡のハザード比が高まる。
長寿と健康は、タンパク質を炭水化物に置き換えて、
タンパク質の代償的/補完的な食事を制限したときに最適化する。
高タンパク質は肝臓のmTOR活性化とミトコンドリア機能に関連する。
アミノ酸(特にBCAA)はインスリン分泌とmTOR活性化の主要なシグナルである。
カロリー制限しても高タンパク質では寿命には有益な効果はない。
寿命はmTOR活性化を阻害する主要栄養素の比率を操作することによって延ばすことが出来る。