また,ヒトを対象とした18年に わたる観察結果では,タンパク摂 取量と血中の insulin-like growth factor-1(IGF-I)濃 度 が 相 関 し て い ることを示し,高タンパク食が IGF-I を上昇させてがんのリスク を上げているとするシナリオが提 案されている.2) ただし
,65歳以 上になるとがんの罹患や死亡率は むしろ減少し,また,糖尿病患者 においては全年齢を通じて死亡率 が高かった.