最近の報告においては,高蛋白・高脂質食摂取後の 高血糖に関して,
1 型糖尿病患者での CGM を用いた 検討がなされている.75 g の蛋白質摂取は 20 g の糖質 摂取と同等の血糖上昇をもたらすが,
その上昇は食後 100 分から認められて 5 時間でピークに達した
.100 kcal の蛋白質・脂質摂取が 10 g の糖質摂取と同等の インスリン分泌を惹起するとの報告もある.
1 型糖尿 病患者を対象とした過去の研究のレビューによると, 糖質摂取を一定とした場合,高蛋白・高脂質食は低蛋 白・低脂質食に比して血糖コントロールのための注射