http://saitokarami.com/kodomo-no-toshitsuseigen-wo-yameta-riyu1/
>この論文の最後では、ケトン食の食餌療法を受けている子ども達の身長が伸びなくなる事例を説明する理由にもなる、とまとめています。

彼も、代謝、生化学、生理学を知っていればこんな結論を鵜呑みにすることはなかったわけですよ。
グルコースを取り込めないように遺伝子操作したら骨が形成されないのは当たり前ですし、
生化学的には骨芽細胞のグルコースの取り込みがGLUT4ではなくGLUT1ということにも注意しなければなりません。
高インスリンが必ずしも必要ではないのです。
生理学的には骨折すると高血糖になることが知られています。
これは糖新生によって骨の修復に必要なグルコースを供給していると考えればよいわけですから
経口のグルコースが必要ではないことが理解できます。
もし、この論文のとおりだとすれば食後しか骨が修復できないことになってしまいますね。
ケトン食で身長が伸びないのはタンパク質不足です。
身長の伸びにグルコースが必要なら高糖質食だった日本人の身長が低く、戦後伸びたのはなぜなのでしょうか?
本当に足りなかったものはなにか?考えてみれば簡単な話です。