>>189
臨床も最終的に体内で起こっていることは生化学的な反応です。
ケトジェニックで上手くいかない理由をだもーん君の言うように
グルコースが足りないからとするのが果たして正しいのか?と考えることが必要です。
上手くいかない理由はそれこそいくらでも考えられます。
生化学的に問題がないはずなのに問題が起こるとすればその経路の何処かに問題があるからだと考えてみればいいわけです。
カロリー不足、消化吸収能力、肝臓機能の低下。グルカゴンの分泌不足。
実際、糖質制限によるLT3が話題となっていますが、臨床的には長年の高糖質食からの切り替えで不具合がある人もいるでしょう。
で、高糖質食に戻したら不調がなくなった!やはりグルコースは必要!
って、そりゃその時の状態には戻るわな(笑)
いずれにせよ生化学的な理解が間違っていれば正しい結論に至ることも困難になることはイケチャンを見ればわかります。
糖負荷試験の血糖値M字の原因としてグルコースの逆流という生化学的にあり得ない現象を導き出してしまっていますから。
つまることろ臨床的に不調の原因を調べるに当たっても生化学的な整合性を考慮することは大切です。
少なくとも整合性がとれることを基準に考えることは妥当でしょう。
それがすべてとは言いませんが、臨床的には生化学的な整合性など考えなくてよい、というだもーん君の発想には同意できませんね。