人気のある13の癌の食事療法のレビュー。これは補完代替医療(Complementary and alternative medicine)でもある。Counseling Patients on Cancer Diets: A Review of the Literature and Recommendations for Clinical Practice

http://ar.iiarjournals.org/content/34/1/39.long


ローカーボとケトン食 炭水化物は総エネルギー摂取量の10%程度。
2011年にSchmidtらが論文発表した。炭水化物摂取は最大で70g/日。8週間で患者二人が死亡、3人は食事療法を拒否、3人は癌が進行。著者は末期癌患者だったという。副作用は疲労と便秘。
いくつか研究があるが、食事療法前の臨床データが曖昧である。この食事療法には注意が必要である。
試験管内や生体内実験では、癌細胞がその状況に適応し、突然変異して、幹細胞のようになる。
マウスでは食事療法を行った実験群で最初に癌の成長が遅くなるが、
その後、成長速度が増し、統制群よりも増長する。他の実験によると、癌の成長が小さくなるのは、体重が減るからで、食事療法とは関係なかった。