2014年7月16日、スイスのチューリッヒにて死去。1944年生まれで少年時代から
ロックギタリストの先駆けとして大活躍。69年のウッドストックに出演。だが40代で
体調を崩し、一病息災の身で活躍を続けた。80年代末、『The Winter Of '88』(1988年)を経て、
『Let Me In』(1991年)など3枚の作品をリリースするが、徐々に体調が悪化し、演奏活動から
遠ざかっていく。一説によると愛用のギブソン・ファイヤーバードを自力で持ち上げられないほど
体力が弱ってしまったという。また視力も弱ってしまい、殆ど見えない状態といわれていた。
  2004年、実に12年ぶりとなるスタジオ・アルバム『I'm A Bluesman』をリリース。その「枯れた」
演奏に最後のアルバムかとの危惧の声もあったが、7年を経た2011年、ブルースのカバーを
新録した『Roots』をリリース。健在ぶりをアピールした。
 11年2月、公式サイトのスケジュールにて、2011年4月13〜15日の3日間にZepp Tokyoで初来日
ライブを行うことが発表された。その後、2011年3月11日に起こった東日本大震災の影響で多くの
海外アーティストの来日が中止となり開催が危ぶまれたが、2011年4月12日夜、日本の地を初めて踏んだ。
 翌日の2011年4月13日、Zepp Tokyoにおいて、初来日公演が実現。終演後、ジョニーは、「日本
のファンは大人しいと聞いてたけど、盛り上がってくれてびっくりしたよ。ロックン・ロールをわかって
るんだね。嬉しいよ!」と語った。
 その後、2012年5月、2014年4月に来日公演を行っている。2014年4月が最後の来日公演となった。