プロ野球東北楽天の三木谷浩史オーナー兼総帥は6日、度重なる規約違反で千葉ロッテマリーンズを契約解除された清田育宏選手(35)を複数年契約で獲得する意向であることを明言しました。
清田選手は昨年9月の札幌遠征での新型コロナウイルス感染において虚偽の報告や既婚者でありながら複数の女性とホテルで密会するなど、度重なる規約違反や契約違反行為により今年5月28日に球団から契約を解除されフリーエージェントになっていました。
この契約解除については地位保全や損害賠償を千葉ロッテに求める訴訟を起こしています。
三木谷オーナー兼総帥は「反省して真摯に野球に取り組むのであれば、救済措置として清田選手を獲得してもいい。ただし、こちら側が提示する条件をすべてのんでもらう」とコメントしています。
条件については三木谷オーナー兼総帥から明らかな発言はありませんでしたが、関係者への取材によると@現在起こしている訴訟の棄却、A複数年契約(3年1億6500万円金額は推定)による拘束、B今後同様のトラブルを起こした場合即時契約解除並びに報酬の返納を行うこと、などが挙げられています。
清田選手側にも取材を申し入れましたがコメントは得られていません。