広島 バティスタ ドーピング検査で陽性反応 登録抹消

プロ野球・広島は今シーズン26本のホームランを打っているサビエル・バティスタ選手が、
NPB=日本野球機構からドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したと通知を受け、17日、バティスタ選手の1軍の出場選手登録を抹消しました。

NPBによりますと、バティスタ選手はことし6月に受けたドーピング検査で、禁止薬物に陽性反応を示したことから16日夜、球団に通知したということです。

これを受けて球団は17日、バティスタ選手の1軍の出場選手登録を抹消しました。

バティスタ選手は事情を説明することを希望しているということで、NPBは弁明の機会をもったうえで、
調査裁定委員会を開いて処分を検討することにしています。

プロ野球のドーピング検査による違反は、ことし6月に処分を受けたオリックスのジョーイ・メネセス選手以来7人目となります。

NPBの井原敦事務局長は「ドーピング違反が出たことは大変残念だ。
とくに外国選手が続いており、今後の啓発活動の課題として認識している」と話しています。