アストラルとかエーテルとかコーザルとか神智学大要といった本などでしか目にする
ことがないようなパクチーのような言葉を書いてしまいましたが自慢ではありません。

はやく慣れて貰わないと、
はやくどれが何霊体かを教えて貰わないと
体調管理を自分で覚えられないのです。

そしてここに究極のジレンマがあります。
私が退治がてら、アストラル界の霊体を上の階層に上げてしまう事は、
アストラル界からの憑依を減らした事にはなりますが、同時にその霊の昇進を
決定づけてしまうものです。つまり、私は退治したと思った悪人にしか見えない霊
をまんまと尊敬される位置にまで押し上げてしまったのです。

それだけではありません。
私もおそらく、死後の世界はアストラル界に召集されます。
そしてそれから後、同じように小周天をやってくれる人が私に対して
現れない限り、私はずっとアストラル界の地縛霊かもしれません。

それを想像すると、今から恐ろしいです。

兎に角、自分が死んだ後は、階層が設けられている霊界に呼ばれるので、
幽界に降りるか、地上に退避するか、さもなくば、そのままアストラル界に
留まっていつの日か、階層を上げてもらう日を待つか、その予備知識は保身
の為、憶えておく方が無難かもしれません。

自分の身に何が起こったか把握しないまま、
感情的になったり、希薄になったりするよりか、幾分、
安心感が違うかと思われます。