化粧品企業がでっちあげた「紫外線はシミ老化の原因」という嘘
http://www.ark-medical.com/kensyu/kensyu31.html

昨今、日光浴の功は無視して日光浴をしてちょっとでも紫外線を
浴びて日焼けをすると肌の老化が進み、シミ、シワ、皮膚癌の原因
になるという類の話を鵜呑みにして、日光浴を避ける人がいます。
何故、日光浴をして紫外線を浴びるのが“お肌の大敵”になったのか、
“美白”がそんなに大切なのか、そこには化粧品による皮膚トラブル
と日光浴の関わりに危機感を持った化粧品メーカーの販売戦略が
関わっていると考えています。ここでその経緯を振り返って見ます。

【化粧品の化学成分が日光に反応していた事がシミの原因だった】

日本人女性が化粧をするようになったのは第二次世界大戦後です。その結果、
化粧品の使用量の増加に比例して皮膚トラブルで悩む人が増え、昭和40年代
にシミの患者は戦前の40〜50倍に激増したと言われています。そのため化粧品
による皮膚トラブルが社会問題になり化粧品公害と言われるようになったので
すが、その代表的な病気が女子顔面黒皮症です。
女子顔面黒皮症はリール黒皮症とも言いますが、化粧品に含まれた粗悪な油脂
や香料などが原因になって、顔面、特に前額部、頬骨部に対側性に黒褐色ないし
黒紫色の網目状の色素沈着を生じる病気ですが、日光にさらされると悪化します。
美しくなるために使う化粧品で顔にシミができたのですから、訴えを起こす人が
出て当然でしょう。実際、昭和52年に化粧品による女子顔面黒皮症などの皮膚
トラブルに苦しむ各地の主婦ら18人が原因は化粧品にあるとしてメーカー7社に
対して損害賠償を求める訴訟を起こしました。巷間、化粧品公害訴訟と言われた
裁判ですが、4年半にわたる法廷での争いの結果、昭和56年12月にメーカー側が
化粧品アレルギーによる色素沈着症が原因と責任を認め、補償に応じたのです。

Aへつづく