NTT東西地域会社が,電話基本料金の値下げを本格的に検討していることが明らかになった。
固定電話を巡っては,8月末に日本テレコム/ソフトバンクBBのソフトバンク連合,
9月9日にはKDDIの参入が明らかになった。どちらも東西NTTからメタル線を借り,
そのメタル線を自社の電話網につなぎこむことで固定電話のサービスを展開する。
ソフトバンク連合は12月,KDDIは来年春に開始する見通し。

ユーザーが東西NTTからどちらかの固定電話サービスに乗り換えると,
都市部では毎月1750円支払っている加入電話の基本料金を200円程度引き下げられる。
日本テレコムやKDDIはユーザーから毎月1500円程度の基本料金を徴収。
このうち毎月1300円前後をメタル線の利用料金として,東西NTTに支払う。


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