生後間もない娘を殺害 無職母親に懲役4年判決 広島地裁
10/8(金) 19:02

生後間もない娘を殺害した罪に問われていた母親に広島地裁は、8日、懲役4年の判決を言い渡しました。

無職・渡邉彩奈被告(26)は去年7月、広島市安佐北区のアパートで、生後14日の長女・陽葵(ひまり)ちゃんの首を手で絞めるなどして殺害したとして、殺人の罪に問われていました。

8日、広島地裁で行われた判決公判で杉本正則裁判長は、「実質的に一人で育児をしていた辛さなど、様々な思いを抱く中で、育児から解放されたい気持ちから衝動的に犯行に及んだ」などと指摘。
一方で、「妊娠した経緯などから周囲に相談しにくい心情にあったこと自体は理解できる」としつつも、「執行猶予を付すほど軽い事案であるとは言えない」として、法定刑の下限を下回る懲役4年の判決を言い渡しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e03f3313c842c556093d7edaa58743d79f89bf73