軽乗用車内で1歳女児死亡 熱中症か、母親聴取
2021/7/22 21:21

22日午前10時40分ごろ、千葉県八千代市大和田新田のマンション駐車場で、軽乗用車の中にいた大越三桜音ちゃん(1)の意識がないと、母親(25)から119番通報があった。地元消防によると、熱中症とみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。県警八千代署は、死因を調べるとともに、保護責任者遺棄致死容疑なども視野に母親から事情を聴いている。

署によると、母親は長女(3)と三桜音ちゃんと3人暮らし。深夜営業の飲食店に勤務しており、知人宅に預けていた娘2人を引き取って、この日朝に車で帰宅した。長女だけを先に降ろしてマンションの自室に入らせたが、三桜音ちゃんらの詳しい状況は「よく覚えていない」と母親は話しているという。

地元消防によると、母親は当初、帰宅後に車内で3時間ほど居眠りし、目を覚ました際に三桜音ちゃんが息をしていないことに気付いたと説明。エアコンをつけていたとも話した。

https://www.sankei.com/article/20210722-X3F2K7DXJJJM7B46QUBGWQTJ2M/